2026年1月27日の世界の金融市場振り返り
(日本時間:1/27 8:00 ~ 1/28 7:00)
FOMCを控え、株は選別・為替はドル安、金は最高値圏
2026年1月27日の世界の金融市場は、米FOMCを直前に控えた様子見ムードの中で、
「株式は地域・セクターで明暗」「為替はドル安基調」「金は史上最高値圏で推移」という一日となりました。
米国では S&P500とナスダックが最高値圏を更新する一方、
ダウはヘルスケア株安を背景に下落。
ドル安が進行する中で、金は5,180ドル付近まで上昇し、安全資産選好の強さが改めて意識されました。
株式市場
🇯🇵 日本株式市場
東京市場では、日経平均株価が53,333.54円(前日比 +0.85%) と上昇。
前日の為替急変動を受けた警戒感は残るものの、ドル円の落ち着きと米株高を背景に、
輸出関連株や半導体株が買い戻される展開となりました。
🌏 アジア株式市場(日本除く)
アジア市場は総じて堅調でした。
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上海総合指数:4,139.90(+0.18%)
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香港ハンセン指数:27,126.95(+1.35%)
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韓国KOSPI:5,084.85(+2.73%)
特に香港・韓国市場では、テクノロジー関連株への資金流入が目立ち、
米ハイテク株高の流れを素直に反映しました。
🇪🇺 ヨーロッパ株式市場
欧州市場も底堅い動き。
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ドイツ DAX:25,008.03(+0.30%)
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フランス CAC40:8,142.73(+0.14%)
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英国 FTSE100:10,148.98(±0.00%)
EUとインドのFTA合意が好材料となり、
景気減速懸念がある中でも投資家心理を下支えしました。
🇺🇸 米国株式市場
米国市場は指数ごとに方向感が分かれました。
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ダウ工業株30種平均:49,003.41(-0.83%)
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S&P500:6,978.60(+0.41%)
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ナスダック総合指数:23,817.10(+0.91%)
S&P500とナスダックは、大型テック株主導で上昇。
一方、ダウはヘルスケア株の急落が重荷となり下落しました。
「指数は強いが中身は選別」という、FOMC前らしい相場です。
為替市場
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ドル円:152.21円(-1.28%)
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ユーロ円:183.29円(+0.07%)
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DXY(ドル指数):下落基調
ドルは主要通貨に対して全面安。
FOMCを前に「利下げ時期が想定より早まるのでは」という思惑が、
ドル売り・円高圧力につながりました。
金利・債券市場
🇯🇵 日本国債
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10年国債利回り:2.27%付近
日銀の政策修正観測はあるものの、
この日は大きな材料に乏しく 小動き にとどまりました。
🇺🇸 米国債
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米10年債利回り:4.22%付近
FOMCを控え、債券市場も方向感に欠ける展開。
短期金利・長期金利ともに 様子見姿勢 が強まりました。
コモディティ市場
🪙 貴金属
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金(先物):5,180ドル付近
ドル安と地政学・政治リスクを背景に、
金は史上最高値圏での推移が続いています。
「利下げ前でも金は売られない」という市場心理が鮮明です。
🛢 原油
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WTI原油:62ドル台
需給は緩めながらも、寒波や地政学リスクを意識し 底堅い動き。
市場心理・主要テーマ
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FOMC待ちの様子見
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ドル安トレンドの継続
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株式市場は指数より中身(セクター)重視
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金への安全資産マネー流入
「リスクオンでも完全には踏み込めない」
そんな 宙ぶらりんの市場心理 が一日を通して支配しました。
全体まとめ
1月27日の市場は、
株は高値圏でも慎重、為替はドル安、金は最高値圏 という構図。
FOMCを通過するまでは、
✔ 株は選別
✔ 為替は神経質
✔ 金は押し目待ちの買い
という流れが続きそうです。
イベント通過後にどの資産が「本命」になるのか、
市場はその答えを待っています。
執筆者:pablo
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