🌍 2026年1月13日 世界の金融市場マーケットレビュー
🧮 経済指標ハイライト:米消費者物価指数(CPI)
| 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 総合 CPI(前月比) | — | 0.3% | 0.3% |
| 総合 CPI(前年比) | 2.7% | 2.7% | 2.7% |
| コア CPI(前月比) | — | 0.3% | 0.2% |
| コア CPI(前年比) | 2.6% | 2.7% | 2.6% |
米12月CPIは総合が予想通り、前年比2.7%・前月比0.3%、**コアは予想をわずかに下回る前年比2.6%・前月比0.2%**となり、インフレ圧力がやや鈍化する形に。FRBの利下げ観測を再燃させたものの、依然として目標2%は超過しており、短期の政策変更は慎重な見方が優勢です。
📈 株式市場
🇨🇳 アジア株式
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日本:日経平均は前日に急騰し、CPI発表前の期待感から大幅高。海外勢のリスクオン姿勢と政治リスク後退が支援。
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他アジア:インド市場は下落するなど地域内で明暗分かれる展開。
🇪🇺 欧州株式
欧州市場はほぼ横ばい〜弱含み。DAX、FTSEなど主要指数は小幅な動きにとどまり、銀行決算と米CPIを警戒するムードが継続しました。
🇺🇸 米国株式
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主要3指数はまちまち〜軟調な動き。特に金融株が下落し、ダウ平均は大幅安となる場面も見られました。
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JPMorganの決算が重荷となり、テック以外のセクターに弱さが。Modernaなど一部銘柄は上昇。
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S&P500・ナスダックはCPI発表を受けてリスク資産全般が調整色強め。
総括:世界の株式市場はCPI前の警戒感→発表後は利下げ期待と地政学リスクが交錯する展開でした。
💱 為替市場
💹 DXY(ドル指数)
米インフレの数字が予想並み〜やや低めのコアであったため、ドルは一時反応薄め。短期では利下げ期待を織り込む動きが先行しています。
💴 USD/JPY(ドル円)
ドル円は158円台後半〜159円超と円安基調。米金利観測と日本の政治・選挙リスクが円売り圧力を強めました。
💶 EUR/USD・EUR/JPY
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ユーロドルは一時上昇後反落。
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ユーロ円は185円台で推移。
総括:ドルはやや軟化傾向ながら、円売り基調が顕著。クロス円は方向感が混在しました。
🛢️ 商品市場
🪙 貴金属(金・銀)
金価格は前日の上昇が継続し、ボラティリティ高い中でも高値圏維持。政治的・中央銀行リスクがリスクオフ性格の資産を下支えしています。
🛢️ 原油
原油は短期的な上昇トレンド。イラン関連の国際リスクや予想外の需給改善観測が価格を押し上げています。
📊 金利・債券
🇺🇸 米国債
米CPIがやや鈍化の結果を受け、短期債を中心に利回り低下。市場はFRBが年内利下げへ動く可能性を織り込み直し。長短金利差に注意。
🇯🇵 日本国債
日銀の超緩和継続観測からJGB利回りは低位にとどまり、日米金利差拡大が為替や株式のリスク資産動向に影響。
🧠 市場心理・主要テーマ
✅ 市場センチメント
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警戒感 → 一部安心感へ:CPI後は利下げ期待が高まる反面、高止まりインフレの懸念は残存。
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リスクオン vs リスクオフ:地政学・政治リスクが断続的にリスクオフ圧力に。
🌐 主要テーマ
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FRBとトランプ政権の緊張:パウエル議長に対する国務省の捜査報道が市場心理を揺さぶる場面も。
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インフレ持続と金融政策:CPI鈍化兆候→利下げ期待、だが高インフレの継続感は依然。
- エネルギー・地政学:原油や防衛株の上昇背景に中東リスク。
✍️ まとめ
2026年1月13日は、米CPI発表を巡る情勢が世界市場の主軸となった一日でした。
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株式は調整色強まるが、セクター差顕著
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為替はドル堅調・円安優位
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商品はリスクオフ・地政学テーマが影響
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債券利回りは低下、政策期待織り込み進行
さらなる展望として、今後のFRBの政策判断と欧州・アジアの金融政策動向が鍵を握るでしょう。


