【2026年2月17日:金融市場振り返り】米国休場で静かな動き、ドルは底堅く推移
おはようございます。本日は2026年2月17日(火)です。 昨晩(2/16)の金融市場の動きを振り返ります。
★本日のポイント 2月16日は米国市場が「プレジデント・デー」のため休場となりました。市場参加者が限られる中、為替市場ではドルが緩やかに買われ、ドル円は153円台半ばへ上昇。一方で、金(ゴールド)などの貴金属は利益確定売りに押される展開となりました。
1. 主要ニュース・市場テーマ
昨日の市場センチメントを左右した主なポイントは以下の3点です。
米国・中国・韓国市場の休場
米国(プレジデント・デー)、中国(春節関連または振替休日)、韓国といった主要市場が休場でした。これによりグローバルな流動性は低下し、欧州株や為替市場も特定の材料に反応しにくい「様子見ムード」が支配的でした。
ドル買い・貴金属売りのフロー
明確な新規材料には欠けましたが、為替市場ではドルインデックスが小幅に上昇し、ドル円も153円台で底堅く推移しました。対照的に、安全資産とされる金(ゴールド)は50ドル超の下落となり、直近の上昇に対する調整(利益確定)が入った形です。
原油価格の反発
WTI原油先物は63ドル台後半へ上昇しました。市場の商いは薄いものの、供給懸念や地政学的なリスクプレミアムが意識され、下値を切り上げる動きが見られました。
2. 2/16発表の経済指標
主要国の多くが休場または指標発表の谷間となり、市場を動かす決定的な数値発表はありませんでした。
米国:休場のため発表なし
欧州・アジア:特段のサプライズとなる主要指標発表なし(待機中)
3. 株式市場
アジア・欧州ともにまちまちの展開でした。日本株は売り優勢、欧州株は小動きとなっています。
① 日本(大引け)
日経225:56,806.41(-135.56 / -0.24%)
TOPIX:3,787.38(-63.31 / -1.64%)
日本市場は利益確定売りに押され反落。特にTOPIXの下落率が大きく、主力株を中心に調整色が見られました。
② アジア
ハンセン指数:26,705.94(+138.82 / +0.52%)
香港市場は堅調に推移し、プラス圏で引けました。
上海総合指数:休場
KOSPI(韓国):休場
③ 欧州(NYクローズ時点)
FTSE100(英):10,473.69(+27.34 / +0.26%)
DAX30(独):24,800.91(-113.97 / -0.46%)
CAC40(仏):8,316.50(+4.76 / +0.06%)
区々(まちまち)の展開でした。独DAXは軟調でしたが、英FTSEと仏CACは小幅ながらプラスを維持しました。
④ 米国(NYクローズ)
NYダウ:休場
NASDAQ100:休場
S&P500:休場
| 指数名 | 終値 | 前日比 | 騰落率 (%) |
| 日経225 | 56,806.41 | -135.56 | -0.24% |
| TOPIX | 3,787.38 | -63.31 | -1.64% |
| ハンセン指数 | 26,705.94 | +138.82 | +0.52% |
| 上海総合指数 | 休場 | - | - |
| KOSPI | 休場 | - | - |
| FTSE 100 | 10,473.69 | +27.34 | +0.26% |
| DAX 30 | 24,800.91 | -113.97 | -0.46% |
| CAC 40 | 8,316.50 | +4.76 | +0.06% |
| NYダウ | 休場 | - | - |
| NASDAQ100 | 休場 | - | - |
| S&P500 | 休場 | - | - |
4. 為替市場(NYクローズ時点)
全体的にドルが小幅に買われる展開となりました。
ドル円 (USD/JPY):153.42(+0.74 / +0.48%)
ドル買い優勢となり、153円台前半から半ばへ水準を切り上げました。
ユーロドル (EUR/USD):1.1850(-0.0017 / -0.14%)
小幅にユーロ安・ドル高となりました。
ドルインデックス (DXY):97.10(+0.13 / +0.13%)
主要通貨に対してドルは底堅く推移しました。
| 通貨ペア | レート | 前日比 | 騰落率 (%) |
| USD/JPY (ドル円) | 153.42 | +0.74 | +0.48% |
| EUR/USD (ユーロドル) | 1.1850 | -0.0017 | -0.14% |
| DXY (ドル指数) | 97.10 | +0.13 | +0.13% |
5. 金利・債券
日本10年債利回り (JGB10Y):2.1930%(-0.0210 / -0.95%)
国内債券市場では買いが優勢となり、利回りは低下(価格は上昇)しました。
米国10年債利回り (US10Y):休場
| 国債 (10年利回り) | 利回り (%) | 前日比 | 騰落率 (%) |
| JGB 10Y (日本) | 2.1930 | -0.0210 | -0.95% |
| US 10Y (米国) | 休場 | - | - |
6. コモディティ(NYクローズ時点)
エネルギーと貴金属で明暗が分かれました。
WTI原油先物:63.74(+0.89 / +1.42%)
約1.4%の上昇を見せ、63ドル台後半へ。需給バランスへの思惑から買いが入りました。
金スポット (XAU/USD):4,990.83(-50.58 / -1.00%)
節目となる5000ドルを割り込み、1%の下落。ドル高やポジション調整の売りに押されました。
シルバースポット (XAG/USD):76.618(-0.838 / -1.08%)
金と同様に軟調な展開となり、1%を超える下落を記録しました。
| 商品名 | 価格 | 前日比 | 騰落率 (%) |
| WTI原油先物 | 63.74 | +0.89 | +1.42% |
| Gold (XAU/USD) | 4,990.83 | -50.58 | -1.00% |
| Silver (XAG/USD) | 76.618 | -0.838 | -1.08% |
7. 市場心理・主要テーマ
市場センチメント:「様子見(Wait and See)」
米国市場が休場で大きなフローが出にくい中、投資家の判断は翌日以降に持ち越されました。VIX指数(恐怖指数)などの変動も限定的と見られます。
リスク選好度:ニュートラル~ややリスクオフ
日本株の調整や貴金属の下落が見られましたが、欧州株の一部や原油は上昇しており、一方的なリスク回避(パニック)の動きではありません。ポジション調整の域を出ない動きと言えます。
全体まとめ
2026年2月16日は、米国・中国などの主要市場が休場となる中、限定的な取引となりました。 特徴的だったのは**「日本株(特にTOPIX)の調整」と「貴金属(金・銀)の反落」、そして「原油の堅調さ」**です。為替は小幅なドル高で推移しており、本日から再開する米国市場がこの流れ(ドル高・金安・原油高)を引き継ぐかが焦点となります。
情報ソース
ユーザー提供データ、Investing.com、各市場カレンダー
執筆者:pablo 世界の金融市場・経済指標を中心に、事実に基づき中立的な立場で整理・解説しています。
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