【2026年04月14日】経済ニュース振り返り

2026年4月15日水曜日

金融市場振り返り

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【2026年04月14日】経済ニュース振り返り

対象時間:日本時間 4月14日 7:00 ~ 4月15日 6:00(アジアオープン〜NYクローズ)

📰 ニュース見出し(時系列)

🌏 アジア時間 7:00〜16:00

7:00頃 前日深夜のトランプ楽観発言・交渉継続示唆を受け、日経225大幅反発——米・イラン停戦継続期待で海外勢が先物買い
9:30 日本・2月機械受注 前月比+13.6%——2ヶ月ぶり増加、基調判断「持ち直し」維持
午前 トランプ「イランから連絡あり。取引を望んでいる」——第2ラウンド交渉への前向き姿勢を示す
午前 米海上封鎖(ガルフ・オブ・オマーン)2日目へ——当局者「ホルムズ海峡そのものは通過可能」と説明
午前 CNN・衛星画像:イランがミサイル基地坑道入口の瓦礫撤去作業を開始——軍事能力の再建を示唆
午後 東証大引け——日経225大幅反発。米・イラン停戦継続期待で海外勢が先物買い(+2%超)
午後 中国・王毅外相、パキスタン外相と電話——「停戦は極めて脆弱。停戦維持が急務」と強調
午後 パキスタン、第2ラウンド米・イラン協議の仲介に向けた動き——複数メディア報道

🌍 ロンドン時間 16:00〜21:30

16:00頃 欧州株反発。停戦継続・交渉再開期待がリスクオンを後押し
16:00頃 マクロン仏大統領「トランプ大統領・ペゼシュキアン・イラン大統領と電話。イスラマバード協議の再開を要請」
16:30頃 IMF世界経済見通し(WEO)発表——2026年世界成長率を3.1%に下方修正(1月時点3.3%)。イラン戦争・エネルギー価格高騰が主因
17:00頃 WTI原油、協議再開期待で下落基調——100ドル割れ方向へ
夕方 米国務長官ルビオ、ワシントンでイスラエル・レバノン直接外交協議に立会い——「直接交渉の開始」で合意。1993年以来初
夕方 ヴァンス副大統領(ジョージア州演説)「イラン人交渉者は取引を望んでいた。引き続き"グランドバーゲン"を追求」

🗽 ニューヨーク時間 21:30〜翌6:00

21:30前後 JPモルガン・シティ・ウェルズファーゴ 1Q2026決算——JPM・C が大幅上振れ、WFC は売上ミス
21:30頃 NYオープン——株式先物上昇、決算好調と協議再開期待がリスクオンを後押し
深夜 Bloomberg「米・イラン、停戦期限(4/21)前に第2回直接協議を検討——イランはホルムズ経由船舶を一時停止する案も模索」
深夜 トランプ、NYポスト取材「今後2日以内にイスラマバードで協議の可能性。そこにいるべきだ」
深夜 米政府高官「イスラマバード協議でイランに"20年間のウラン濃縮停止"を提案→イランが拒否。イランの対案は"一桁年数"」——核問題が決裂の主因と判明
深夜 ヴァンス副大統領(ジョージア州演説)「トランプは小さな取引ではなくグランドバーゲンを望んでいる。イランが核を放棄すれば経済的繁栄と世界経済への復帰を提供する」
深夜 IEA「需要破壊が広がる——供給不足と高値環境が継続」と見通し発表、原油は下げ渋る
引け 米株続伸——S&P500 +1.18%(6,967.38)、ナスダック +1.96%(23,639.08)、ダウ +0.66%(48,535.99)
引け WTI原油 $90.65(▲0.7%)、金スポット $4,760付近——協議再開期待で原油安・株高・金は小幅反発

🎙️ 要人発言

人物 要旨
トランプ大統領
NYポスト取材ほか
「イランから連絡があった。取引をしたいと」「2日以内にイスラマバード協議の可能性」「イランは核問題で合意すると考えている」
ヴァンス副大統領
ジョージア州演説
「トランプは小さな取引ではなくグランドバーゲンを望んでいる。イランが核を放棄すれば経済的繁栄と世界経済への復帰を提供する」「イスラマバードでは大きな前進があった」——また米側がイランに"20年間のウラン濃縮停止"を提案、イランが拒否(対案は一桁年数)したことが判明
ルビオ国務長官
イスラエル・レバノン協議
「これはプロセスであり、単発の出来事ではない」——1993年以来初の直接外交協議に立会い
マクロン仏大統領 トランプ・ペゼシュキアン双方に電話。「イスラマバード協議の再開を要請。ホルムズの無条件開放とレバノン停戦の包含が必要」
王毅 中国外相 「米の封鎖は世界共通の利益に反する。停戦は極めて脆弱であり維持が急務」
IMF
WEO 4月版
2026年世界成長率を3.1%に下方修正(1月時点3.3%)。世界インフレ見通し4.4%に上昇。イラン戦争・エネルギー価格を主因に「戦争の影の下の世界経済」と位置付け
アラグチ イラン外相
X(旧Twitter)
「合意まで"あと一歩"だったが、米側が最大主義・ゴールポストのずらし・封鎖という対応をとった」と米の態度を批判

📊 経済指標

▍4月14日(火)発表

発表時刻・国 指標 結果 予想 前回
08:01(英) BRC既存店売上高(3月) +3.1% +0.7%
09:30(豪) Westpac消費者信頼感(4月)前月比 ▲12.5% +1.2%
10:30(豪) NAB企業景況感(3月) 6.0 7.0(改定6.0)
11:55(中) 貿易収支(3月)ドル建て 511億ドル 1,080億ドル 910億ドル
13:30(日) 鉱工業生産・確報値(2月)前月比 ▲2.0% ▲2.1% ▲2.1%
15:00(独) 卸売物価指数(3月)前月比 ▲0.1% +2.9%
15:00(独) 卸売物価指数(3月)前年比 +2.7% +0.6%
21:30(米)
★本日メイン
PPI(3月)前月比 +0.5% +1.2% +0.7%(改定+0.5%)
21:30(米) PPI(3月)前年比 +4.0% +3.4%
21:30(米) コアPPI(3月)前月比
食品・エネルギー除く
+0.1% +0.6% +0.5%(改定+0.3%)
21:30(米) コアPPI(3月)前年比 +3.8% +3.9%(改定+3.8%)
📌 PPI 読み解き
ヘッドライン前月比は予想+1.2%を大きく下回る+0.5%。エネルギー(最終需要)が+8.5%急騰し、うちガソリン+15.7%・ディーゼル+42%・ジェット燃料+30.7%がほぼ全体を牽引。その一方でサービスPPIは前月比0.0%——イラン戦争によるエネルギーショックが「第1波(ガソリン直撃)」にとどまり、サービス全般への「第2波」波及が起きていないことを示した。コアPPIも+0.1%と特大の下振れ。市場はこの結果を「Fedが利上げを検討する必要はない」と受け取り、株・債券ともに急騰した。
📄 詳細はこちら(PPI解説記事)

🎯 CME FedWatch(記事作成時点)

次回FOMC:2026年4月29日
現行政策金利:3.50〜3.75%(350〜375bps)

目標レンジ(bps) 現在 1日前
(4/13)
1週前
(4/7)
1ヶ月前
(3/13)
325〜350(▲25bp) 0.0% 0.0% 0.0% 5.8%
350〜375(据え置き)★現行 100.0% 99.0% 97.9% 94.1%
375〜400(+25bp) 0.0% 1.0% 2.1% 0.0%

データ出所:CME FedWatchツール(添付PDFより、2026年4月15日記事作成時点)

🏦 企業決算(1Q2026)

```

JPモルガン・チェース(JPM) 1Q2026決算 ※NYオープン前発表

項目 結果 予想 前年同期比 判定
売上高 505.4億ドル 491.7億ドル +10% ▲ Beat
EPS(希薄化後) 5.94ドル 5.45ドル ▲ Beat
純利益 164.9億ドル +13%

部門別ハイライト

部門結果前年比コメント
固定収益トレーディング(FICC) 70.8億ドル +21% 商品・クレジット・通貨・新興市場が牽引。予想を約3.7億ドル上振れ
引当金(貸倒引当) 25.0億ドル (前年33億ドル) 予想比▲5億ドル。消費者向けを一部取崩し、健全な与信を示す
📈 株価反応
EPS・売上ともに大幅上振れ。FICCがGSとは対照的に好調。株価はオープン後上昇し指数をリード。ダイモンCEOは「不確実な地政学環境」に言及しつつも業績の強さを強調。

シティグループ(C) 1Q2026決算 ※NYオープン前発表

項目 結果 予想 前年同期比 判定
売上高 246.3億ドル 235.5億ドル +14% ▲ Beat
EPS(希薄化後) 3.06ドル 2.65ドル +56% ▲ Beat
純利益 58.0億ドル +42%
ROTCE 13.1%

部門別ハイライト

部門結果前年比コメント
マーケッツ(トレーディング) 72.0億ドル超 +19% 10年ぶりに70億ドル超。株式は約+40%
サービス(TTS等) 61.0億ドル +17% 新規マンデート+40%。クロスボーダー取引が強み
バンキング +15% M&A・引受が回復基調
📈 株価反応
10年ぶりの最高四半期売上高を記録。ROTCE13.1%は中期目標レンジを超過。フレーザーCEO主導の組織簡素化が業績に表れてきた形。市場はポジティブに評価。

※ 前年同期(1Q2025)EPS 1.96ドルからの56%増加は決算通期のハイライト。

ウェルズ・ファーゴ(WFC) 1Q2026決算 ※NYオープン前発表

項目 結果 予想 前年同期比 判定
売上高 214.5億ドル 217.6億ドル +6% ▼ Miss
EPS(希薄化後) 1.60ドル 1.58ドル +15% ▲ Beat
純利益 52.5億ドル +7%
純金利収入(NII) 120.96億ドル +5%
📉 株価反応
EPS は僅かに上振れも、売上高が予想を約3.1億ドル下回り、プレマーケットで▲4.92%下落。NIIは前四半期比▲2%と小幅減。シャーフCEOは「ローン+11%・預金+7%の成長継続」と強調。NII年間ガイダンス(約500億ドル)は据え置き。

※ CIB(法人投資銀行)はバンキング+11%・マーケッツ+19%と好調。ウェルスマネジメントも+14%。費用増(+3%)が利益を若干圧迫。

```

📎 出典・引用

CNN / Bloomberg / Reuters / CNBC / CBS News / TIME / Al Jazeera / 日本経済新聞 / NNA ASIA / IMF(World Economic Outlook April 2026)/ JPMorgan Chase 1Q2026 Earnings Release / Citigroup 1Q2026 Earnings Release / Wells Fargo 1Q2026 Earnings Release(SEC 8-K)/ CME FedWatchツール / IEA / U.S. Central Command(CENTCOM)

✍️ 執筆者

ぱぶちゃん|投資歴6年

ゴールド・マクロ・FXを事実ベースで解説するブログを運営中。
相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。ナンピンは得意です。

X(旧Twitter):@pablo29god

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当ブログ「ぱぶちゃんの金・ゴールドFXマクロ」では、
世界の株式・為替・商品・金利市場の振り返りや、
ゴールド(XAUUSD)を中心に、マクロ経済の動向や重要経済指標を中立・事実ベースで徹底解析しています。
投資判断を目的としたものではなく、
情報整理と理解を目的とした内容を提供しています。

ニュースや経済指標は数が多く分かりづらいため、
当ブログでは日々のマーケット情報を整理し、 冷静に読み解くことを目的としています。

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