【2026年6月3日】経済ニュース振り返り・経済指標・企業決算

2026年6月4日木曜日

金融市場振り返り

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【2026年06月03日〜06月04日】イランがクウェート空港を弾道ミサイル・ドローンで攻撃——米下院が戦争権限決議を215-208で可決・Broadcom AI半導体売上+143%・CRWD株価▲9%

📅 対象時間帯:2026年6月3日(水)07:00 〜 6月4日(木)07:00 JST
📌 水曜日デイリー
📎 関連記事(前日):【2026年06月02日〜06月03日】米JOLTS求人件数4月761万人・予想大幅上回り——AlphabetがAI投資に800億ドル増資

📰 ニュース見出し時系列

📅 2026年6月3日(水)
🌏 アジアセッション(7:00〜16:00 JST)
時刻地域見出し媒体
夜明け〜午前🇮🇷 中東🔥 イランがクウェート国際空港に弾道ミサイル13発・ドローン17機を発射——クウェート軍が発表。空港施設・外交公館が被弾、1人死亡・60人以上が負傷。クウェート航空・ジャジーラ航空は一時運航停止後、安全確認のうえ再開。イランはホルムズ海峡の孤島(島)への米軍攻撃への報復と主張。「停戦合意」下での攻撃激化が改めて浮き彫りに。AP / ABC News / CBC
08:54🇯🇵 日本片山財務相・高市首相が相次いでドル円に牽制発言——ドル円は160円台に接近(詳細は要人発言欄参照)。TradersWebFX
16:08🌐 国際OECD経済見通し発表——米国2026年成長率を2.0%で維持・日本を0.6%(▲0.3ポイント)に下方修正・世界全体を2.8%に引き下げ。中国は4.5%に小幅上方修正。OECD / TradersWebFX
🌍 ロンドンセッション(16:00〜21:30 JST)
時刻地域見出し媒体
17:33🇯🇵 日本🔥 植田BOJ総裁が包括的な政策方針発言——「エネルギー価格上昇が消費者物価を今年度中心に大きく押し上げる」「基調的なインフレは今年度後半から来年度にかけ2%目標と整合的な水準へ」「中東情勢長期化なら景気下振れ・物価上振れリスク」「日本は原油高の2次的波及効果が生じやすい構造にある」「必要な対応が遅れれば、あとで大幅利上げを余儀なくされる恐れ」。BOJの利上げ継続姿勢を明確に表明。詳細は要人発言欄参照。TradersWebFX
19:27🇺🇸 米国トランプ大統領「イランは核兵器を保有しないことに合意した」「いずれかの時点でイランの最高指導者と会談することになる」と発言。一方「ホルムズ海峡に機雷は敷設されていないと思う」とルビオ議会証言(6/2)とも矛盾する発言。TradersWebFX / ABC News
米国現地時間午前🇺🇸 米国🔥 米下院が戦争権限決議を215対208で可決——イランへの軍事行動停止を求める決議。共和党から一部離反。象徴的決議(大統領署名不要の同時決議)として上院に送付。ジョンソン下院議長は「ホルムズの最後のピースに取り組んでいる」と発言。AP / ABC News / Review Journal
米国現地時間午後🇺🇸 🇮🇱 中東米国・イスラエル・レバノンがワシントンでの交渉の末、停戦実施枠組みに合意——ヒズボラの南リタニ地区からの撤退とレバノン軍の排他的管理を柱とする内容。トランプはイスラエルがレバノンとの戦闘を続けることに「不満」を表明(Netanyahu通話を確認)。ABC News / Iran International
湾岸産油国🌍 中東クウェート石油公社が、ホルムズ封鎖長期化に備えサウジアラビア・UAEとのパイプライン迂回ルート建設を協議中——FT報道。オマーン側への石油備蓄施設設置も検討。Financial Times / Iran International
🇺🇸 NYセッション(21:30〜翌7:00 JST)
時刻地域見出し媒体
引け🇺🇸 市場🔥 NY市場まとめ(6/3水曜)——ダウ▲620.72pt(▲1.21%、50,687.07)・S&P500▲0.74%(7,553.68・9日続伸後の初下落)・ナスダック▲0.89%(26,853.98)・ラッセル2000▲1.25%。WTI原油+2.41%(96.02ドル)・ブレント+1.89%(97.81ドル)。原油高・金利上昇がハイテク・通信・金融株を圧迫。CNBC / TheStreet / Yahoo Finance
引け後🇺🇸 企業🔥 Broadcom(AVGO)Q2 FY2026決算——売上高221.9億ドル(前年比+48%、予想222.7億ドルを僅かに下回り)・Non-GAAP EPS 2.44ドル(予想2.40ドル・ビート)。AI半導体売上108億ドル(前年比+143%)。Q3ガイダンス294億ドル(前年比+84%)。時間外でやや下落(AI売上ガイダンス引き上げなし)。詳細は決算欄参照。CNBC / SEC 8-K / StockTitan
引け後🇺🇸 企業🔥 CrowdStrike(CRWD)Q1 FY2027決算——Non-GAAP EPS 1.10ドル(予想1.07-1.09ドル・ビート)・売上高13.86億ドル(予想13.90億ドルをわずかに下回り)・純新規ARR2.56億ドル(前年比+32%・過去最高)。4対1の株式分割を発表。時間外▲9%前後。詳細は決算欄参照。SEC 8-K / Motley Fool / Quiver Quant
引け後🇺🇸 企業Veeva Systems(VEEV)Q1 FY2027決算——売上高8.83億ドル(前年比+16%、予想8.58億ドルを大幅ビート)・全指標で会社ガイダンスを超過。詳細は決算欄参照。PR Newswire / StockTitan
04:05(JST 翌日)🇺🇸 米国ローガン米ダラス連銀総裁「エネルギー分野で過去最大の混乱が起きている」「今年後半に利上げが必要となる可能性がある」「インフレが2%に戻るのに時間がかかりすぎている」と強硬タカ派発言。詳細は要人発言欄参照。TradersWebFX
05:36(JST 翌日)🇺🇸 米国トランプ大統領「イランの停戦合意文書への署名はかなり近づいている」「覚書が署名されればホルムズ海峡は開かれる」と発言。ドル円は160円台に乗せ。TradersWebFX

🎙️ 要人発言|6月3日(時間はJST)

🇯🇵 片山財務相(08:54)/高市首相(16:35)

日時(JST)発言内容
6/3 08:54
片山財務相
「(為替の円安で)必要に応じていつでも適切に対応する」「足もとの為替動向についての具体的水準へのコメントは控える」「日銀総裁とはいろんなものの見方が一致している」「(26年度補正予算案で)マーケットに影響与えることなく実行は可能」
6/3 16:35
高市首相
「為替政策は経済を支えるうえで重要」「為替は必要に応じていつでも対応」「投機を含む実需に基づかない取引が為替相場に大きな影響」

🌐 OECD経済見通し(16:08)

日時(JST)内容
6/3 16:08
OECD
「米国2026年成長率2.0%で維持、27年は1.8%に上方修正(3月:1.7%)」「世界の成長率2026年を2.8%に引き下げ(3月:2.9%)、27年は3.1%に上方修正」「中国2026年を4.5%に上方修正(3月:4.4%)」「日本2026年を0.6%に引き下げ(3月:0.9%)、27年は0.8%に下方修正(3月:0.9%)」

🇯🇵 植田日銀総裁(17:33)——重要政策方針表明

日時(JST)発言内容
6/3 17:33
植田BOJ総裁
「原油価格上昇がエネルギー価格や財価格を中心に押し上げ方向に作用することなどから、消費者物価の前年比伸び率は今年度を中心に大きく高まると予想」「一時的な変動要因を除いた基調的な物価上昇率も徐々に高まり、今年度後半から来年度にかけて物価安定の目標である2%と概ね整合的な水準になる」「中東情勢を巡る混乱が長期化し原油価格が高止まりした場合には、景気が下振れる一方、物価が上振れる可能性がある」「現在のわが国は原油高を起点とする物価上昇の2次的波及効果が基調的な物価の上振れに繋がりやすい状況にある」「必要な対応が遅れあとで大幅な利上げを余儀なくされるような状況になれば、景気のみならず金融市場や金融システムに大きな負荷をかける恐れ」「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくというのが日本銀行の基本的な考え方」

🇺🇸 ウィリアムズNY連銀総裁(23:15)

日時(JST)発言内容
6/3 23:15
ウィリアムズ
NY連銀総裁
「インフレは今後数カ月でピークを迎えると予想」「インフレの上昇リスクが高まっている」「インフレ率は『かなり』上昇している」「経済成長率は約2%、雇用市場は安定している」「エネルギー価格の高騰がコストとインフレを押し上げている」「今のところインフレへの長期的な影響についてはそれほど心配していない」「インフレ率は年末まで上昇する見込み」「政策はまさに適切な位置にあり、金利を上げたり下げたりする必要はない」

🇮🇱 ネタニヤフ・イスラエル首相(23:35)

日時(JST)発言内容
6/3 23:35
ネタニヤフ
イスラエル首相
「イランは常に嘘をつき、常に不正を働く」「核物質を除去する方法が必要だ」「我々はヒズボラを武装解除し、レバノンを非武装化しなければならない」「イスラエルを標的にしている指導者の多くはベイルートにいる」

🇮🇷 アラグチ・イラン外相(6/4 00:41)

日時(JST)発言内容
6/4 00:41
アラグチ
イラン外相
「あらゆる敵対的な行為には、即時かつ決定的に対処する」

🇺🇸 米地区連銀経済報告(ベージュブック)(6/4 03:05) 📖 完全解説記事はこちら

日時(JST)内容
6/4 03:05
ベージュブック
「米経済活動は12地区のうち10地区で僅かから緩やかなペースで拡大。1地区でわずかに減少、1地区では横ばい」「今後6カ月の事業見通しは不確実性の高まりと消費支出の減少の兆候が景況感を圧迫」「雇用は11地区でほとんど変化が見られなかった一方、1地区でわずかな増加」「賃金上昇率は概ね小幅から中程度でインフレ率とほぼ一致」「物価は全体的に中程度から強いペースで上昇し、ほとんどの地区で前回報告よりも高いインフレ率が報告された」「消費者の不安や燃料価格が家計に与える影響への懸念が複数の地区で指摘された」「消費支出は高所得層と低中所得層の間で二極化が加速」  

📖 ベージュブック完全解説記事「中東紛争がアメリカ経済を直撃——エネルギー高騰・消費二極化・製造業の明暗」

🇺🇸 ローガン米ダラス連銀総裁(6/4 05:08)——タカ派緊急発言

日時(JST)発言内容
6/4 05:08
ローガン
ダラス連銀総裁
「エネルギー分野で過去最大の混乱が起きている」「今年後半に利上げが必要となる可能性がある」「金融政策は経済を抑制していない」「インフレが2%に戻るのに時間がかかりすぎている」
📌 要人発言読み解き
事実 本日の要人発言の軸は3本。①植田BOJ総裁の「利上げ継続が基本方針」表明——2次的波及効果への明示的言及と「対応が遅れれば大幅利上げを余儀なくされる」という強い警告は、市場が7月BOJ利上げ確率78%を織り込む背景を説明する。②ウィリアムズNY連銀総裁の「政策は適切、上げ下げ不要」——タカ派ハマック(前日)と比べ据え置きに軸足を置いた内容でFOMCの分散が確認できる。③ローガン・ダラス連銀総裁の「今年後半に利上げが必要かも」——これはFOMC内で最もタカ派的な部類に入る発言で、6/4のドル円160円台突破と連動した。また植田発言と高市・片山の両方が160円接近を意識した内容で、BOJの利上げ観測が「円安阻止の最後の砦」であることが確認できた。

考察 ベージュブックは「10地区で拡大・高インフレ・消費二極化」という典型的なスタグフレーション的景況感を描いた。雇用は横ばい、物価は前回より加速という構図はFedの「何もできない」状況を正確に反映している。トランプ「停戦合意文書署名が近い」発言は市場の期待を高めたが、同日のクウェート攻撃・ルビオとの機雷発言の矛盾を考えると、実際の商業通航再開には相当の時間差が生じる見通しに変わりはない。

リスク ローガン「今年後半の利上げ」発言が翌日6/5(金)NFPの予想上振れと重なれば、利上げ確率がゼロから急上昇するシナリオが現実味を帯びる。BOJも利上げ方向で、Fed利上げとBOJ利上げが同時に浮上した場合、市場は「双方向の金利上昇→グロース株・債券・金への複合的な圧迫」という稀なシナリオに直面しうる。

📊 経済指標|6月3日(水)発表分

夏時間適用中。

時刻(JST)指標結果予想前回
07:45🇳🇿住宅建設許可 4月 前月比+10.9%▲0.8%
10:30🇦🇺🔥 実質GDP 第1四半期 前期比+0.3%+0.8%
10:45🇨🇳Caixin サービス業PMI 5月54.452.6
16:55🇩🇪非製造業PMI(確報値) 5月47.746.446.4
17:00🇪🇺ユーロ圏サービス業PMI(確報値) 5月49.347.947.9
17:30🇬🇧サービス業PMI(確報値) 5月54.553.853.6
18:00🇪🇺ユーロ圏PPI 4月 前月比+0.6%+0.5%+3.4%
21:15🇺🇸🔥 ADP民間雇用者数 5月 前月比+12.2万人+11.0万人+10.5万人
22:45🇺🇸S&P グローバル 非製造業PMI(確報値) 5月50.750.950.9
23:00🇺🇸🔥 ISM非製造業景気指数 5月54.553.853.6
23:00🇺🇸製造業新規受注 4月 前月比+4.8%+4.5%+1.5%
23:30🇺🇸週間EIA原油在庫 前週比▲797.4万バレル▲300.0万バレル▲332.7万バレル
📌 指標読み解き
事実 本日の最重要指標はADP+12.2万人(予想+11.0万人・ビート)とISM非製造業PMI 54.5(予想53.8・ビート)の2本柱。ADP+12.2万人は2025年1月以来で最高の雇用創出数で、しかも「これまでの数年間で最も幅広いセクターへの雇用拡大」とADP主任エコノミストが評価した。ISM非製造業も23カ月連続で拡大域を維持し、新規受注(57.3)・事業活動(57.7)が共に加速。ただし雇用指数は3カ月連続で縮小域(47.9)が続き「採用凍結・空席を埋めない」パターンが継続。価格指数は71.3と2022年8月以来の高水準でディーゼル・ガソリン・中東情勢関連コストが主因。EIA原油在庫は予想を大幅に上回る797万バレル取り崩しで需要底堅さを確認、WTI96ドル台の原油高を後押し。

考察 ADP・ISM双方が予想を上回ったにもかかわらず株式市場が下落したのは「強い指標→インフレ長期化→Fed利上げ」連鎖を市場が意識したからだ。ローガン「後半利上げ」発言と相まって10年債利回りが上昇し、割引率の上昇がハイテク株のバリュエーションを圧迫した。翌6/5(金)のNFP(予想+9.5万人、失業率4.3%)が+12万人超・平均時給+0.4%超となれば利上げシナリオが一気に前倒しされる可能性がある。

リスク ISM価格指数71.3は深刻だ。製造・サービス双方でエネルギー由来のコスト転嫁が加速しており、CPI・PCEへの波及は今後数カ月で顕在化する見通し。原油在庫の大幅取り崩しは需要が予想より強い証拠であり、ホルムズが閉鎖している限りWTIの100ドル台回帰が視野に入ってくる。

🏦 FedWatch(フェドウォッチ)|次回6月17日会合の市場織り込み

データ基準:2026年6月3日 06:25 CT(CME FedWatchツール) 現行FF金利レンジ:350〜375bp(3.50〜3.75%)

政策金利レンジ現在確率(6/3)1日前(6/2)1週間前(5/27)1ヶ月前(5/1)
325〜350bp(▲25bp 利下げ)1.6%1.4%0.4%6.7%
350〜375bp(現状維持)★現行レンジ98.4%98.6%99.6%93.3%
375〜400bp(+25bp 利上げ)0.0%0.0%0.0%0.0%
📌 FedWatch読み解き
事実 6月3日時点で現状維持98.4%・利下げ1.6%・利上げ0.0%。前日(6/2)の98.6%から小幅に現状維持確率が低下し、利下げ確率が1.4%→1.6%にわずかに上昇した。ADP・ISMが強くてもFedWatch上は「6月17日据え置き」が動かなかったことを確認。

考察 FedWatchはあくまで「6月17日会合」の確率であり、「年後半の利上げ」は今後の会合(7月・9月・11月・12月)での話だ。ローガン発言は「今年後半」とだけ述べており、6月会合は対象外。したがってFedWatch上の変化は微小にとどまった。問題は6月17日FOMC声明文・ドットプロットの文言変更だ。「easing bias(緩和バイアス)」が削除され、あるいは2026年内の利下げ回数見通しがゼロになれば、市場へのインパクトは確率変動以上に大きい。

リスク 6/5(金)NFPが強い場合、今後の会合で利上げ確率が急上昇する。翌6/4(木)の新規失業保険申請件数と6/5(金)NFP本番の両者が分岐点となる。現在のウォーシュ新Fed議長体制下での初回ドットプロットが「タカ派」になれば夏場に向けて相場環境が大きく変わりうる。

💼 企業決算|米国株 6月3日(水)発表分

💡 AVGO 🛡 CRWD 💊 VEEV 📋 その他

💡 Broadcom(AVGO)FY2026 Q2(5月3日期)——引け後発表

項目実績予想(LSEG)評価
EPS(Non-GAAP)$2.44$2.40ビート
売上高$221.9億$222.7億前年比+48%・予想僅か下回り
AI半導体売上$108億$107億前年比+143%
FCF$102.6億(売上比46%)
Q3ガイダンス(売上高)$294億(前年比+84%)$285.3億予想大幅ビート
FY2026年間AIガイダンス「1,000億ドル超」を据え置き——引き上げなし。Q3のAI売上は「160億ドルへ3倍増」と示唆。
株価反応時間外▲数%(年間ガイダンス据え置き・売上が僅かにミス)

CEO Hock Tan:「AIガイダンスを1,000億ドル超で据え置く。Q3はAI売上が160億ドルへ3倍増を見込む。カスタムチップ顧客はAnthropic・Google・Meta・OpenAIを含む6社。今後は完全統合AIシステムではなく『チップ単体』提供に回帰する」

🛡 CrowdStrike(CRWD)FY2027 Q1(4月30日期)——引け後発表

項目実績予想評価
EPS(Non-GAAP)$1.10$1.07〜$1.09ビート
売上高$13.86億$13.90億前年比+26%・予想わずか下回り
純新規ARR$2.56億(前年比+32%)会社ガイダンス上限超Q1過去最高
ARR残高$55.1億(前年比+24%)$55.01〜$55.04億加速
FCF$4.68億(売上比34%)過去最高
株式分割4対1の株式分割を発表(基準日6月25日・分割後売買7月2日〜)
FY2027ガイダンス引き上げ純新規ARRガイダンスを中間値で520bps引き上げ(前年比+27.7%成長見込み)。FY27通期売上59.15〜59.59億ドル(前年比+23〜24%)。
株価反応時間外▲8〜9%(売上が予想をわずかに下回ったことを嫌気)

CEO George Kurtz:「Q1はサイバーセキュリティとフロンティアAIが衝突した瞬間、まさにMythosの瞬間だった。CrowdStrikeはAIセキュリティインフラそのものだ」

💊 Veeva Systems(VEEV)FY2027 Q1(4月30日期)——引け後発表

項目実績予想評価
売上高(合計)$8.83億$8.58億前年比+16%・大幅ビート
サブスクリプション売上$7.30億$6.35億(前年)前年比+15%
全指標対ガイダンス全指標でガイダンスを上回る——CFO発言「Q1の結果は幅広い成長と収益性を反映し、全指標でガイダンスを超過した」
主要動向Vault CRMの採用加速・AIエージェント戦略(Veeva AI)を「アプリからAIエージェントへの大転換」と位置付け。CEO Peter Gassner「我々はアプリ会社からアプリ+AIエージェント会社への大転換を進めている」

出典:PR Newswire「Veeva Announces Fiscal 2027 First Quarter Results」(2026年6月3日)

📋 その他 6/3発表(米国)主要銘柄

銘柄概要・ポイント
Medtronic(MDT)
医療機器最大手
寄り前発表。予想EPS 1.55ドル・売上96.2億ドル。手術支援ロボット・糖尿病管理デバイス部門の動向に注目。詳細は同社IR参照。
Macy's(M)
百貨店大手
寄り前発表。予想EPS 0.02ドル・売上46.1億ドル。中低所得者層の消費動向・関税影響を示す指標銘柄として注目。詳細は同社IR参照。
C3.ai(AI)
エンタープライズAI
引け後発表。FY2026 Q4(予備値5/12発表済み:売上5,160万ドル)の確定版。CEO Thomas Siebelが5月に復帰した経緯から事業方針のアップデートに注目。詳細は同社IR参照。
Five Below(FIVE)
ディスカウント小売
引け後発表。予想EPS 1.68ドル・売上12.0億ドル。関税・インフレ環境下での低価格小売の消費者行動を示す指標銘柄。詳細は同社IR参照。

出典:Benzinga決算カレンダー(2026年6月3日)

その他6/3発表予定(米国):PVH(1Q・NYSE)・Petco Health(WOOF・1Q)・Dollar Tree(DLTR)など。出典:マネックス証券決算カレンダー(2026年6月3日)

💼 企業決算|欧州主要企業 6月3日(水)発表分

銘柄(ティッカー)発表決算内容・注目ポイント
インディテックス(ITX)
スペイン・IBEX35
ファストファッション最大手(Zara親会社)
欧州市場FY2027 Q1(2月〜4月期)を発表。エネルギーコスト上昇・中東物流混乱下での欧州消費者の購買動向を測る指標として注目度が高い。Zaraを中心とするブランド群の新興国・アジア展開の進捗も市場が注目するポイント。詳細は同社IR参照。

注:日本株は6月3日(水)に決算発表の重要銘柄なし(6/2のダイサンのみ)。出典:マネックス証券決算カレンダー

📚 主な出典
  • TradersWebFX「3日の主な要人発言(時間は日本時間)(1)(2)」(2026年6月4日 05:10・05:11)
  • CME FedWatchツール(2026年6月3日 06:25 CT)
  • みんかぶFX 経済指標カレンダー(2026年6月3〜9日)
  • ADP Research「ADP National Employment Report May 2026:+122,000 Jobs」(2026年6月3日)
  • ISM「Services PMI at 54.5%:May 2026 ISM Services PMI Report」(2026年6月3日)
  • Broadcom Inc.「Form 8-K:Q2 FY2026 Financial Results」(2026年6月3日)
  • CNBC「Broadcom AVGO earnings report Q2 2026」(2026年6月3日)
  • CrowdStrike「Form 8-K:Q1 FY2027 Financial Results」(2026年6月3日)
  • Motley Fool「CrowdStrike CRWD Q1 2027 Earnings Transcript」(2026年6月3日)
  • Veeva Systems「Fiscal 2027 First Quarter Results Press Release」(2026年6月3日、PR Newswire)
  • ABC News「Iran live updates:House adopts war powers resolution in rebuke to Trump」(2026年6月3日)
  • AP「U.S. House approves war powers resolution to halt military action against Iran」(2026年6月3日)
  • Iran International「Live:Trump pushes Lebanon truce to advance Iran talks」(2026年6月3日)
  • CNBC「Stock market today live updates June 3, 2026」(2026年6月3日)
  • TheStreet「Stock Market Today June 3, 2026:Broadcom, CrowdStrike, Veeva」(2026年6月3日)
  • Financial Times「Kuwait oil executive discusses pipeline bypass routes」(2026年6月3日、Iran International経由)
  • OECD「Economic Outlook June 2026」(2026年6月3日)
  • マネックス証券 決算カレンダー(2026年6月3日)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年/ぱぶちゃんのファンダメンタルlabを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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