【2026年08月27日・振り返り】日経平均反落も66,131円と6万6千円台維持~NYダウ・S&P500・ナスダック総合はそろって反発、エヌビディアが決算受け8.7%急伸~
①日経平均は反落も66,000円台は維持、TOPIXは続伸/②NY3指数そろって反発、エヌビディア8.7%高が半導体株を牽引/③ジャクソンホール会議開幕、日銀田村審議委員の「異例出席」に市場が思惑
📰 ニュース見出し時系列
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 09:00 | 🇯🇵 | 東京市場が寄り付き。前日引け後のエヌビディア好決算を好感し半導体・AI関連中心に買いが先行、日経平均は寄り付き直後66,954円69銭まで上値を伸ばした |
| 前場中盤 | 🇯🇵 | 利益確定売りが優勢となり、日経平均は65,782円59銭までマイナス圏に転落する場面があった |
| 10:53 | 🇯🇵 | キオクシアホールディングス株が大幅反発。岩手県への新製造棟建設が報じられた |
| 13時台 | 🇯🇵 | キオクシアの太田裕雄社長と米サンディスクのゲックラーCEOが首相官邸を訪問し、高市早苗首相に6年間で5兆円規模の半導体投資を表明。岩手県北上市の工場に新製造棟(K3棟、投資額約1.8兆円)を建設し2029年度中の稼働を目指すほか、三重県の工場も増強する |
| 15:30 | 🇯🇵 | 🔥🔥🔥 東証大引け。日経平均は前日比130円18銭安(▲0.20%)の66,131円98銭と3営業日ぶりに反落。高値66,954円69銭(09:06)、安値65,782円59銭(10:13)。TOPIXは6.20pt高(+0.15%)の4,111.02改め4,117.22と続伸。東証プライム市場の売買代金は概算7兆8,700億円(財経新聞/フィスコ調べ)、売買高は19億6,156万株。日経平均構成銘柄は値上がり106・値下がり116・変わらず3。押し上げ上位はキオクシアHD、東京エレクトロン、フジクラ、イビデン、ソフトバンクグループなど、押し下げはアドバンテスト単独で約263円、ファーストリテイリングと合わせた2銘柄で計約309円分となり、反落はほぼアドバンテスト主導だった |
| 16:00頃 | 🇰🇷🇨🇳 | 韓国・中国株はそろって上昇 |
| 16:00頃 | 🇭🇰 | 香港ハンセン指数は反落 |
| 17:03 | 🇯🇵 | 日銀は26日、植田総裁がジャクソンホール会議を欠席しタカ派として知られる田村直樹審議委員が代理出席すると発表済みだったが、27日の日経報道で「正副総裁の参加が通例のため異例」との論調が広がり、市場で改めて意識された |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 27日 | 🌐 | 経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が米ワイオミング州で開幕(27〜29日の日程) |
| 深夜 | 🇪🇺 | 欧州株はエヌビディアの好決算を受けてハイテク株中心に上昇。Stoxx欧州テック指数は+1.8%と他セクターを大きく上回った |
| 深夜 | 🇷🇺🇺🇦 | ブルームバーグが、ロシアが和平協議の行き詰まりを受けてウクライナへの攻撃激化を準備していると報道。ロシア大統領府のペスコフ報道官は「軍事的エスカレーションの必要はない」と反論した |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 22:30 | 🇺🇸 | NY株式市場が寄り付き、エヌビディアの好決算を好感し反発 |
| 寄り付き直後 | 🇺🇸 | ダウ平均は一時前日比190ドル超高の水準まで上昇する場面があった |
| 寄り前 | 🇺🇸 | ベストバイ・ダラーゼネラル・ダラーツリーが決算を発表 |
| 深夜 | 🇺🇸 | エヌビディア株が前日比8.7%急伸。データセンター事業の勢いを背景にブロードコムが4.5%高、SKハイニックスが2%高、インテルが4%高となるなど半導体株全般に買いが波及した |
| 深夜 | 🌐 | ビットコインが上昇基調を継続し、高値約8万800ドルまで上伸。終値は8万ドル前後で推移した |
| 深夜 | 🇺🇸 | 🔥🔥🔥 NY引け。ダウ工業株30種平均は前日比105ドル56セント高(+0.20%)の53,569.44ドルと反発。S&P500は+0.72%の7,730.99、ナスダック総合は+1.57%の26,541.35。S&P500・ナスダック総合・半導体セクターにとって、いずれも日次騰落率ベースで8月4日以来の好パフォーマンスとなった |
| 引け後 | 🇺🇸 | マーベル・テクノロジー、オートデスク、ウルタビューティ、ワークデイが決算を発表(詳細は企業決算セクション参照) |
🎙️ 要人発言|8月27日(時間はJST)
| 日時 / 発言者 | 発言内容 |
|---|---|
| 8/27 10:38 氷見野日銀副総裁 | 「金融政策は為替相場のコントロールを目的とするものではないが、為替相場の動向は我が国の経済・物価情勢に影響を及ぼす重要な要因の一つ」「原油価格上昇が下押し要因となるものの、中東情勢が経済の大幅な下振れにつながるリスクは低下している」「年度後半には消費者物価の前年比が2%を上回る水準が続くようになると見込まれる」「経済・物価・金融情勢に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」 |
| 8/27 14:35 氷見野日銀副総裁(続) | 「(利上げについて)展望リポート記載の考えが我々の判断基準」「特定の会合で何をするか申し上げるのは適当とは思わない」「毎回の決定会合でしっかり議論していきたい」 |
| 8/27 20:50 ECB理事会議事要旨(7月22〜23日分) | 「物価は新たな衝撃の影響を受けやすい」「将来的な利上げの可能性は排除できない」「ユーロ圏経済は予想以上に底堅かった」「総需要が過度に強まる可能性は低い見込み」 |
| 8/27 21:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁 | 「短期的な最大の懸念はインフレが制御下にないこと」「現在の採用が少なく解雇も少ない雇用市場は異常」「3%の金利と2%のインフレは、私たちが向かうべき緩和的な目標」「関税と戦争関連の価格上昇が連邦準備制度にとって課題」 |
| 8/28 02:38 トランプ米大統領 | 「カナダは貿易で最も扱いにくい相手だ」「カナダは長年にわたり貿易で米国を食い物にしてきた」「毎日、数百万バレルの石油がホルムズ海峡を通って運ばれている」 |
📊 経済指標|8月27日(木)発表分
| 時刻(JST) | 国 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 🇯🇵 | 対外証券投資-中長期ネット(週次) | -19,784億円 | ― | 11,351億円(改定11,373) |
| 08:50 | 🇯🇵 | 対内証券投資-株式ネット | -7,641億円 | ― | 6,212億円(改定6,224) |
| 15:00 | 🇩🇪 | GfK消費者信頼感(9月) | -26.6 | -29.4 | -29.6(改定-29.4) |
| 17:00 | 🇪🇺 | マネーサプライM3(7月・前年比) | 3.4% | 3.5% | 3.3% |
| 18:30 | 🇿🇦 | 生産者物価指数(PPI・7月・前年比) | 5.7% | 6.0% | 7.5% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 新規失業保険申請件数 | 20.3万件 | 20.9万件 | 20.6万件(改定20.7) |
| 21:30 | 🇨🇦 | 経常収支(Q2) | 88.4億加ドル | 38.0億加ドル | -71.8億加ドル(改定-83.1) |
| 21:30 | 🇺🇸 | 卸売在庫速報値(7月・前月比) | 1.3% | 0.2% | 0.2%(改定0.3) |
※予想・前回値はみんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」等に準拠
💼 企業決算|8月27日発表分
通期調整後EPSガイダンスを6.70〜6.90ドルへ上方修正(従来6.30〜6.60ドル)。決算内容自体は好調も、年初来で大きく買われていたこともあり利益確定売りが優勢となった。
通期EPSガイダンスを7.80〜8.00ドルへ上方修正(従来予想7.39ドルを大幅超過)。営業利益は+29.2%の7.692億ドル、粗利益率は127bp改善の32.6%と全項目で市場予想を上回った。
通期調整後EPSガイダンスは7.70〜8.05ドルへ上方修正されたが、第3四半期のEPS見通しが市場予想を大きく下回ったことが嫌気され株価は下落した。
通常取引ではソフトウェア株全般の堅調を背景に大幅高となったが、決算内容発表後の時間外取引では利益確定売りに押された。
通期売上高見通しを上方修正し、グーグルとのカスタムシリコン契約拡大(株式ワラント付き)も発表したが、粗利益率のガイダンスがトレンド水準を下回ったことが警戒され株価は上げ幅を縮めた。
通期の売上高成長率見通しも6.7〜7.2%へ引き上げ(従来6〜7%)。フレグランス・プレステージビューティー・スキンケアなど全カテゴリーで幅広い成長がみられた。
AIエージェント関連の新規ACVは前年比200%超の伸びとなり5,000件超の顧客が利用するなど成長ドライバーは順調だったが、株価は決算後に下落した。
エッティンガー暫定CEOは「通期の調整後利益見通しを引き上げ、レンジを縮小した」とコメントし年間の増益に自信を示したが、売上高が予想に届かずGAAPベースの利益も低水準にとどまったことが嫌気され、株価は売られた。
本日はこのほか、カンディ・テクノロジーズ・グループ(KNDI)、アファーム・ホールディングス(AFRM)、ライフバンテージ(LFVN)、ページャーデューティー(PD)の計4社が決算を発表した。なお、日米以外の主要企業の大型決算発表は確認されなかった。
📅 8月28日金曜日の主な予定
| 時刻(JST) | 国 | 予定 |
|---|---|---|
| 08:30 | 🇯🇵 | 東京都区部消費者物価指数(8月) |
| 08:30 | 🇯🇵 | 雇用統計(7月・完全失業率/有効求人倍率) |
| 15:00 | 🇩🇪 | 輸入物価指数(7月) |
| 16:55 | 🇩🇪 | 雇用統計(8月) |
| 18:00 | 🇪🇺 | 景況感指数・消費者信頼感確報値(8月) |
| 21:30 | 🇨🇦 | 実質GDP(Q2・6月) |
| 22:45 | 🇺🇸 | シカゴ購買部協会景気指数(8月) |
| 23:00 | 🇺🇸 | ミシガン大学消費者信頼感確報値(8月) |
| 23:00 | 🌐 | ウォーシュFRB議長、ジャクソンホール会議で就任後初の基調講演 |
📚 主な出典
- Ulta Beauty, Inc.「Announces Second Quarter Fiscal 2026 Results」(2026年8月27日)
- Workday, Inc.「Announces Fiscal 2027 Second Quarter Financial Results」(2026年8月27日)
- Marvell Technology, Inc.「Reports Second Quarter of Fiscal Year 2027 Financial Results」(2026年8月27日)
- Hormel Foods Corporation「Reports Third Quarter Fiscal 2026 Results」(2026年8月27日)
- Dollar Tree, Inc.「Second Quarter Fiscal 2026 Results」(SEC EDGAR、2026年8月27日)
- キオクシア株式会社「北上工場 新製造棟(K3棟)の建設について」(2026年8月27日)
- 財経新聞(フィスコ)「日経平均は反落、売り買い交錯する展開」(2026年8月27日)
- 財経新聞(フィスコ)「日経平均寄与度ランキング(大引け)」(2026年8月27日)
- THE GOLD ONLINE(Yahoo!ニュース)「【8月27日の国内株式市場概況】」(2026年8月27日)
- 日本経済新聞「キオクシア、6年間で国内半導体投資5兆円 岩手の新棟は29年度に稼働」(2026年8月27日)
- 日本経済新聞「日銀、ジャクソンホールに異例の審議委員出席 『タカ派』に市場臆測」(2026年8月27日)
- 日本経済新聞「ジャクソンホール会議が開幕、FRBの針路占う」(2026年8月28日)
- みんかぶFX/為替「日銀副総裁から明確なシグナル出ず 市場はジャクソンホール田村氏を警戒」(2026年8月27日)
- CNBC「Stock market news for Aug. 27, 2026」(2026年8月27日)
- Yahoo Finance「Best Buy shares fall despite Q2 earnings and revenue beat」(2026年8月27日)
- Proactive Investors「Dollar General shares jump as Q2 profit, sales top estimates」(2026年8月27日)
- Investing.com(Yahoo Finance Canada経由)「Dollar Tree stock falls despite earnings beat」(2026年8月27日)
- Seeking Alpha「Autodesk dips after Q2 earnings show 16% revenue gain」(2026年8月27日)
- 24/7 Wall St.「Live: Will Marvell Crush Q2 Earnings Tonight」(2026年8月27日)
- Investing.com(Yahoo Finance経由)「Ulta Beauty beats estimates as sales rise, shares gain」(2026年8月27日)
- Seeking Alpha「Workday declines after Q2 earnings; board authorizes $4B buyback plan」(2026年8月27日)
- Ukrainska Pravda(Bloomberg引用)「Russia preparing to intensify strikes on Kyiv」(2026年8月26日)
- 外為どっとコム マネ育チャンネル(DZHフィナンシャルリサーチ提供)「NY株見通し」(2026年8月27日)

