【2026年5月26日】経済ニュース振り返り・経済指標・企業決算

2026年5月27日水曜日

金融市場振り返り

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【2026年05月26日】米・イラン停戦合意崩壊リスク急浮上——米軍がイラン船舶攻撃・アラグチ「停戦合意違反」・ECBシュナーベル「合意あっても6月利上げすべき」・S&P500+0.61%で最高値更新・WTI▲4.7%・大谷は対ロッキーズG2で1番DH出場・翌朝G3は先発登板予告

📰 ニュース見出し時系列

🌏 アジアセッション(7:00〜16:00 JST)
時刻(JST)地域見出し媒体
午前🇯🇵 日本日経225が65,102(前日比▲0.09%)で小幅反落——前日の過去最高値65,158から利食い売り先行。TOPIXも3,938(▲0.1%)。前日NYの英米休場明け動向を確認する形で薄商い気味のスタート。TradingEconomics
午後🇯🇵 FXドル円159.20円台で小動き——一目雲上限付近で方向感待ち。英米休場明けのNY再開に向け様子見ムード継続。ドル指数(DXY)は99前後で横ばい。TradersWebFX
午後🌏 中東🔥 米軍が「機雷敷設を試みた」イラン船舶を攻撃——CENTCOM(米中央軍)報道官ホーキンス大佐「イランの船舶は機雷を敷設しようとしており、自衛のため行動した」「停戦中も部隊防衛を継続する」と声明を発表。前日の「交渉順調・合意間近」ムードが一転。WTI原油が一時$94台へ反発する場面も。イスラエルはレバノン南部でヒズボラへの攻撃を継続。NPR / CNN Politics
🌍 ロンドンセッション(16:00〜21:30 JST)——英国Spring Bank Holiday明け・通常取引再開
時刻(JST)地域見出し媒体
14:34🇪🇺 ECB🔥 シュナーベルECB専務理事「米・イランの和平交渉が合意に至ったとしても、ECBは6月に利上げを行うべき」「エネルギーショックを無視することはもはや選択肢にない」——Reuters単独インタビュー。ユーロ圏インフレが年末4%近くまで上昇しうると警告。詳細は要人発言欄参照。Bloomberg / Reuters
17:00〜🌍 欧州株英国Spring Bank Holiday明けのFTSE100が続伸で再開——前日アジアの最高値ラリーを引き継ぎリスクオン継続。DAX・CAC40も底堅い。シュナーベル発言を受け欧州金融株が上昇、ユーロが対ドルで1.16台半ばに強含む。IC Markets
🇺🇸 NYセッション(21:30〜翌7:00 JST)——メモリアルデー明け・NYSE・ナスダック通常取引再開
時刻(JST)地域見出し媒体
20:39🇮🇷 イラン🔥 アラグチ・イラン外相「米国によるイランの艦船への攻撃は停戦合意違反である」「外交の場面で米国は毎回無謀な軍事冒険を選ぶ」——X(旧Twitter)に投稿。停戦の実効性が崩壊の危機に直面。詳細は要人発言欄参照。TradersWebFX / Al Jazeera
NY引け🇺🇸 株式🔥 S&P500+0.61%(7,519.12・最高値更新)、Nasdaq+1.19%(26,656.18・最高値更新)、Russell2000+1.79%——米・イランの軍事衝突にもかかわらず市場は「合意破綻には至らない」と楽観継続。Dow▲0.23%(50,461.68)は小反落。半導体・テック主導の上昇でS&P500は8週連続高。WTI▲4.7%($92.94)、Gold▲0.4%($4,502)。米10年債利回り4.4787%。CNBC / Yahoo Finance / TheStreet
NY引け後🇺🇸 決算Zscaler(ZS)EPS$1.08ビート・売上$850.5Mミス・FCFマージン下方修正→株価▲17.3%。Box(BOX)EPS$0.37ビート・売上$306M(+11% YoY・12四半期ぶり二桁成長)→株価▲4%。AutoZone(AZO)EPS+5.2%ビート・売上ミス→株価▲5%。詳細は決算欄参照。Quiver Quant / Motley Fool
翌6:00前後🇯🇵 市場予告TradersWebFX朝の動画予告「米の停戦協定違反で地政学リスク再燃。ドル高・原油高に警戒」——ドル円159.40円に売り・超えるとストップロス買い積み上がる観測。S&P500先物は高値維持でアジア市場は続伸スタート見込み。TradersWebFX

🎙️ 要人発言|5月26日(時間はJST)

🇯🇵 氷見野日銀副総裁(10:26)

日時(JST)発言内容
5/26 10:26「国債購入減額計画、国際市場動向と機能を点検して考える」「市場認識が維持されるよう、適切な政策運営に努める」「実質金利極めて低い」「経済・物価・金融情勢に応じて政策金利引き上げ」

🇪🇺 シュナーベルECB専務理事(14:34)

日時(JST)発言内容
5/26 14:34「米・イランの和平交渉が合意に至ったとしてもECBは6月に利上げを行うべき」「エネルギーショックを無視することはもはや選択肢にない」「ユーロ圏インフレは年末に向け4%近くまで上昇しうる」

🇮🇷 モジタバ・イラン最高指導者顧問(16:13)

日時(JST)発言内容
5/26 16:13「米国の中東の基地に、もはや安全な避難場所はない」

🇪🇺 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト(19:06)

日時(JST)発言内容
5/26 19:06「6月にインフレ見通しを上方修正する可能性が高い」「不確実性が高まっている」「金利に関して事前にコミットはしない」

🇮🇷 アラグチ・イラン外相(20:39)

日時(JST)発言内容
5/26 20:39「米国によるイランの艦船への攻撃は停戦合意違反である」「外交の場面で米国は毎回無謀な軍事冒険を選ぶ」

🇳🇱 スレイペン・オランダ中銀総裁(22:29)

日時(JST)発言内容
5/26 22:29「ECBはインフレ抑制のためにあらゆる手段を講じる」「ECBは基本シナリオと不利なシナリオの中間に位置」
📌 要人発言読み解き
事実 5/26の最大の転換点は米軍によるイラン船舶攻撃とアラグチ外相の「停戦合意違反」声明。前日まで「交渉順調・合意間近」だったムードが一転し、停戦の実効性に深刻な疑問符がついた。ECBはシュナーベル・レーン・スレイペンの3役員が同日タカ派発言を揃え、6月11日会合での利上げをほぼ既定路線化。氷見野BOJ副総裁も正常化継続の姿勢を改めて確認した。

考察 市場は米・イランの軍事衝突を「停戦破綻ではなく局所的摩擦」と解釈し、S&P500は最高値更新で応じた。CNNの報道が指摘する通り、トランプ政権は「停戦はまだ有効」と主張し続けることで交渉テーブルを維持しようとしているが、これがイランとの交渉レバレッジを失わせるパラドックスに陥っている。ECBの6月利上げはイラン合意の成否に関わらず実施される見込みとなり、欧州金利の本格上昇サイクルが始動した。

リスク 最大のリスクはイランが「停戦合意違反」を理由にイラン戦争に伴うホルムズ海峡封鎖を再強化するシナリオ。これが現実化すればシナリオB(油価再上昇→インフレ高止まり→Fed据え置き長期化→金上値重い)に回帰する。5/28発表のPCE(個人消費支出)価格指数が本週の最重要指標。今週末には5/29東京CPI・雇用統計・鉱工業生産と日本側指標ラッシュも控える。

📊 経済指標|5月26日(火)

5/26は主要市場が英米休場明けの1日目。米国側では消費者信頼感・住宅価格が発表。豪CPI・RBNZは本記事対象時間帯外(5/27 10:30・11:00)のため次回記事にて詳報。

発表(JST)指標結果予想前回
5/26 14:00🇯🇵景気動向指数(確報値)3月 先行114.0114.5114.5
5/26 14:00🇯🇵景気動向指数(確報値)3月 一致116.4116.5116.5
5/26 22:00🇺🇸S&Pケースシラー住宅価格(20都市)3月 前月比+0.1%+0.1%0.0%
5/26 23:00🇺🇸🔥 コンファレンスボード消費者信頼感 5月93.191.993.8(改定)
📌 指標読み解き
事実 本日の最重要指標は米コンファレンスボード消費者信頼感(5月)93.1。予想91.9を上回り、前回93.8(上方改定)から小幅低下にとどまった。イラン情勢への不安はあるもの、メモリアルデー前後の雇用・賃金への期待が底堅さを支えた格好。ミシガン大確報値(44.8)との大幅乖離は続いており、調査対象・調査時期の違いによるものと解釈される。景気動向指数(日本)は先行・一致ともに予想をわずかに下回ったが市場への影響は軽微。

考察 消費者信頼感が予想を上振れしたことは、「経済の底堅さ+Fed利上げ抑制」というゴルディロックスシナリオを支持する内容。S&P500の最高値更新はこの数字が後押しした面もある。本週の本命指標は5/28(木)21:30の米PCE価格指数(4月)。前回コアPCE前年比3.2%から低下すれば、「ホルムズ再開期待+インフレ鎮静化」のダブルポジティブとして6月FOMCでの緩和バイアス復活を先行織り込む展開もありうる。

リスク イラン停戦崩壊→ホルムズ再封鎖→油価急騰という展開になれば、PCEが上振れし「7月利上げ」観測が一気に台頭しかねない。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は「中東不安による持続的インフレ圧力は利上げを促す可能性」と発言しており、Fed内部にもタカ派論が存在する点には注意が必要。なお翌日(5/27 JST)には豪CPI・RBNZ政策金利・ウォーシュFRB議長の市場認識確認発言なども予定されており、次回記事で詳報する。

🏦 FedWatch(フェドウォッチ)|次回6月17日会合の市場織り込み

データ基準:2026年5月26日 07:05:27 CT(CME FedWatchツール) 現行FF金利レンジ:350〜375bp(3.50〜3.75%)

政策金利レンジ現在確率(5/26)1日前(5/25)1週間前(5/19)1ヶ月前(4/24)
325〜350bp(▲25bp 利下げ)0.0%0.0%1.0%5.3%
350〜375bp(現状維持)★現行レンジ99.2%99.0%99.0%93.8%
375〜400bp(+25bp 利上げ)0.8%1.0%0.0%1.0%
📌 FedWatch読み解き
事実 5/26時点(NY市場開場前の早朝データ・メモリアルデー明け初日)で「現状維持」99.2%とほぼ確定的。前日(5/25)の99.0%からわずかに上昇。利上げ確率は1.0%→0.8%へ低下。米・イランの軍事衝突発生にもかかわらず、FedのJune据え置き予想に変化はなかった。

考察 6月FOMCの「現状維持」はほぼ確定。最大の注目は声明文が「緩和バイアス削除」を明示するかどうか。ウォーシュ議長の初FOMC(6/16〜17)に向け、5/28のPCEが「インフレ継続か鎮静化か」の分岐点となる。ECBが6月に利上げを実施する場合、Fed据え置きとの政策乖離がドル安・ユーロ高圧力を生む可能性がある。その場合、実質金利低下→金(ゴールド)上昇というシナリオAへの転換が速まりうる。

リスク イラン停戦崩壊→ホルムズ再封鎖→油価急騰が起きた場合、6月FOMC直前のPCEが上振れし「7月利上げ」観測が台頭する可能性がある。現状0.8%の利上げ確率がPCE後に急上昇するシナリオには注意が必要。

💼 企業決算|5月26日(火)

5/26(火)米国決算——NYSE・ナスダック メモリアルデー明け通常取引再開初日

🚗 AutoZone(AZO)Q3 FY2026(5月期)——引け前発表

項目実績予想評価
EPS(Non-GAAP)$38.07$36.18+5.2% ビート
売上高$4.84B$4.86B▲0.45% ミス
前年比売上成長+8.4% YoY
株価反応▲5%——売上ミスと国際事業(メキシコ・ブラジル)不振が嫌気される

CEO Phil Danieleコメント:「国内DIY・商業販売は力強く成長したが、国際販売は引き続き課題。競合比では市場シェアは拡大継続」

🔒 Zscaler(ZS)Q3 FY2026(4月期)——引け後発表

項目実績予想評価
EPS(Non-GAAP)$1.08$1.04+3.8% ビート
売上高$850.5M$860.5M▲1.2% ミス
Non-GAAPオペレーティングマージン23%(前年比+80bp改善)
FCFマージン(通期ガイダンス)22.8〜23.3%に下方修正(前ガイダンス26.5〜27%)——設備投資(CapEx)高単位増加が原因
株価反応▲17.31%——売上ミス+FCFマージン下方修正のダブルパンチ

CEO Jagtar Chaudhryコメント:「ZscalerはAI時代のサイバーセキュリティプラットフォーム。AnthropicのProject GlasswingやOpenAIのDayBreakとの連携を進行中」

📦 Box(BOX)Q1 FY2027(4月期)——引け後発表

項目実績予想評価
EPS(Non-GAAP)$0.37$0.36+2.8% ビート
売上高$306M$304.1M+0.6% ビート
前年比売上成長+11% YoY(12四半期ぶり二桁成長・定数通貨ベース+10%)
ネット維持率(NRR)105%(前年102%から改善・ガイダンス104%超過)
Non-GAAPオペレーティングマージン27.7%(前年比+240bp改善)
株価反応▲4%——数字はビートも「前回の大幅ビートより期待に届かず」との失望売り。FY27通期売上ガイダンス約$1.28B・28%オペレーティングマージン目標を提示

5/26(火)日本株決算

対象期間内に相場への影響が大きい主要銘柄の決算発表なし。

発表日銘柄内容
5/26 15:30ダイドーグループHD(2590)1Q。経常459百万円(前年比▲)。市場影響は限定的。
5/26 15:30タカショー(7590)1Q。経常161百万円。市場影響は限定的。

※マネックス証券 国内株式決算カレンダーより

5/26(火)その他地域主要決算

銘柄市場概要
Elbit Systems(ESLT)🇮🇱 NASDAQイスラエル防衛大手。中東緊張継続を背景に受注増加傾向。引け前発表。

欧州・アジア主要企業の決算発表はなし。

⚾ 大谷翔平(おおたにしょうへい)|対ロッキーズ第2戦(5/26・現地時間)+G3先発予告

🗓️ G2 ドジャース 5-3 ロッキーズ(ドジャースタジアム)|現地5/26(火)—— JST 5/27(水)11:10 終了

⚠️ 注意:この試合の開始(JST 5/27 11:10)は本記事の対象時間帯(〜5/27 07:00 JST)より後のため、試合は対象時間帯外での終了となります。スコアボードはスポーツナビにて確認済みの確定情報です。
🏆 ドジャース勝利(5-3)——7回裏4点ビッグイニングで逆転。今季18回目の逆転勝利。チーム成績:34勝20敗(NL西部首位)。
チーム123456789
🏔️ ロッキーズ000200100370
🔵 ドジャース00100040x580

🏏 大谷翔平 打者成績(G2・1番DH・打率.272)

打席結果打点補足
3回裏今季12号2塁打(対ゴードン)0先制の布石となる安打
7回裏セカンドゴロ(満塁)打点1(通算30打点に到達)ゴロで3塁走者が生還。本人も進塁し直後のフリーマン適時打で生還
📋 試合ハイライト:3回裏にK.エルナンデスの適時2塁打で先制(1-0)→4回表にカストロ適時打・トーバー犠牲フライで逆転(1-2)→7回表にトーバーのソロ本塁打(E.トーバー2号)でさらに1点差(1-3)→7回裏に大谷内野ゴロで1点・ベッツ犠牲フライで同点・フリーマン適時2塁打で逆転・パヘス適時打で追加点の4点ラリー(5-3)→そのまま終了。勝利投手:K.ハート(1勝0敗)、セーブ:B.トライネン(1S)、敗戦投手:B.ベルナルディノ(2勝3敗)。観客:48,778人、試合時間:2時間40分。

出典:スポーツナビ(Yahoo! Japan Baseball)/ ESPN(2026年5月27日)

📚 主な出典
  • TradersWebFX「26日の主な要人発言(時間は日本時間)」(2026年5月27日 05:10)
  • CME FedWatchツール(2026年5月26日 07:05:27 CT)
  • みんかぶFX 経済指標カレンダー(2026年5月26〜31日)
  • スポーツナビ(Yahoo! Japan Baseball)「2026年5月26日 ロサンゼルス・ドジャースvs.コロラド・ロッキーズ」試合結果
  • NPR「Prospects fade for imminent end to Iran war as attacks restart」(2026年5月26日)
  • CNN Politics「When Iran thumbs its nose at the ceasefire, the Trump administration shrugs」(2026年5月26日)
  • Bloomberg「ECB Should Hike Interest Rates in June, Schnabel Says」(2026年5月26日)
  • Irish Times「Top ECB policymakers lay groundwork for June rate rise」(2026年5月26日)
  • TheStreet「Stock Market Today (May 26, 2026): Russell 2000, Nasdaq jump 1%」
  • Yahoo Finance S&P500終値データ(2026年5月26日)
  • IC Markets「IC Markets Global – Europe Fundamental Forecast 26 May 2026」
  • TradingEconomics「Japan Stock Market Index – May 26, 2026」
  • Quiver Quantitative「ZSCALER ($ZS) Releases Q3 2026 Earnings」(2026年5月26日)
  • Motley Fool「Box (BOX) Q1 2027 Earnings Call Transcript」(2026年5月26日)
  • Yahoo Finance「AutoZone (AZO) Q3 Earnings」(2026年5月26日)
  • 日刊スポーツ「大谷翔平、5試合ぶりの9号は出るか」(2026年5月27日)
  • スポニチアネックス「大谷翔平VS菅野智之 日本投手の投げ合いが実現」(2026年5月27日)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年/ぱぶちゃんのファンダメンタルlabを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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