【2026年7月14日】マーケット展望——日経平均は一時500円超安から切り返し、原油はさらに上乗せで79ドル台

2026年7月14日火曜日

マーケット展望

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【2026年7月14日】マーケット展望——日経平均は一時500円超安から切り返し、原油はさらに上乗せで79ドル台

📅 2026年7月14日(火)寄付後(10:09時点)/東京市場
📎 前日の振り返りはこちら→「米・イラン協議決裂でホルムズ海峡封鎖再開表明——原油急伸と韓国株急落のダブルパンチで日経平均1315円安」
📌 30秒で読む結論
日経平均は前日の1315円安を引き継ぎ239円安で寄り付き、一時500円超安まで下げ幅を広げたが、10時台には切り返して前日比プラス圏まで戻すV字展開。原油はさらに上乗せする形で79ドル台に乗せ、金は米長期金利上昇を受けて軟調に推移している。
①日本株:日経平均は67,405.25円(+162.52円、+0.24%)——寄り付きの67,002.94円(-239.79円)から一時500円超安まで下げた後に切り返す
②為替:ドル円は162.34円前後で小動き(-0.05%)——前日までのドル全面高が一服
③金:NY金先物は4,000.47ドル(-5.23ドル、-0.13%)とやや軟調——米10年債利回りの上昇(4.618%)が重荷
④原油:WTIは79.53ドル(+1.39ドル、+1.78%)まで続伸——前日の急伸に続き上乗せする展開

1️⃣ 日本株

銘柄・指数現在値前日比時刻
日経225(現物)67,405.25+162.52(+0.24%)10:09
225先物 大取mini67,515.00+245.00(+0.37%)10:09
225先物 SGX67,485.00+165.00(+0.25%)09:58
225先物 CME円建て67,475.00+100.00(+0.15%)09:58
日本225レバレッジ(1570)73,140.00+410.00(+0.56%)10:09
日本ダブルインバース(1357)2,741.00▲15.00(-0.54%)10:09
日経平均は前日の1315円安を引き継ぎ239円79銭安の6万7002円94銭で寄り付いた後、米ハイテク株安と原油急伸を嫌気して一時500円超安まで下げ幅を拡大。ただし10時台にかけて急速に切り返し、10:09時点では前日比プラスの67,405円まで戻すV字展開となっている。寄与度上位はソフトバンクグループ(寄与+60.34)、リクルートホールディングス(+38.72)、アドバンテスト(+30.17)、KDDI(+18.91)などが牽引し、業種別では情報・通信業(寄与合計+96.71)とサービス業(+61.90)が指数を押し上げた。一方でファーストリテイリング(寄与-123.09)が単独で指数を押し下げた最大要因となったほか、フジクラ(-60.14)を筆頭とする非鉄金属、ファナック・安川電機など機械セクターが重荷となり、小売業(寄与合計-102.73)が業種別では最大の下押し役だった。レバレッジ型(1570、+0.56%)とインバース型(1357、-0.54%)の値動きも現物の切り返しと整合的で、方向感を欠く神経質な展開がうかがえる。なお本日は上野厚生労働相が「GPIF基本ポートフォリオは今後必要があれば見直す」とBloombergに伝えられており、週末来続くGPIF関連の思惑は本日も相場材料として残りそうだ。

2️⃣ 為替(ドル円)

通貨ペア現在値前日比時刻
ドル円162.338▲0.083(-0.05%)10:09
ユーロドル1.1387+0.0007(+0.06%)10:09
米10年債利回り4.618%+0.008(+0.17%)10:08
ドル円は162.34円前後で小動きとなっており、前日にかけて進んだドル全面高は一服している。株式市場が寄り付きの下落から切り返す一方で為替は方向感に乏しく、この後の米CPI(21:30発表)を控えたポジション調整的な値動きとみられる。米10年債利回りは4.618%とじりじり水準を切り上げており、日米金利差が円売り材料として意識されやすい地合いは継続している。

3️⃣ 貴金属(金・銀/XAUUSD・CFD)

銘柄現在値前日比時刻
NY金先物4,000.47▲5.23(-0.13%)10:07
CFD金(XAUUSD相当)3,993.80▲7.80(-0.19%)10:08

※銀(シルバー)の現在値データは今回の取得範囲に含まれていないため、金(XAUUSD)中心の記述としています。

金は4,000ドルの節目付近でわずかに軟調。株安・原油高というリスクオフの組み合わせにもかかわらず上値が重いのは、前日に続き米長期金利の上昇(4.618%)が実質金利面から重荷になっているためとみられる。「金は安全資産ではなく実質金利で動く」という当ブログのフレームワーク通り、原油高由来のインフレ懸念よりも名目金利の上昇スピードが優ると金には逆風となりやすい構図が続いている。

4️⃣ 原油(WTI先物)

銘柄現在値前日比時刻
WTI原油先物79.53+1.39(+1.78%)10:06
CFD原油78.99+1.51(+1.95%)10:08
WTIは前日終値78.14ドルからさらに上乗せする形で79.53ドルまで続伸。トランプ大統領が表明した対イラン海上封鎖(米中央軍公式発表ベースでJST15日05時発効予定)を控え、供給懸念による思惑買いが継続している。VIX恐怖指数は17.16(前日比+14.17%)と急上昇しており、前日の日経平均急落・原油急伸を経て市場全体の警戒度も明確に高まっている点は付記しておきたい。ホルムズ海峡を巡る「封鎖が実際に発効するか、土壇場での外交決着があるか」という分岐点は本日も持ち越しとなる。

🎯 本日の焦点

  • ①21:30の米CPI(6月分)——原油急伸を受けたインフレ再燃の有無を占う最重要指標。ウォーシュFRB議長の議会証言もあわせて要警戒
  • ②米中央軍によるイラン港湾封鎖——CENTCOM公式発表ベースで米東部時間14日16時、JST換算で15日(水)05時に発効予定。実際に発効するかどうかが原油・金・ドル円すべての方向性を左右する
  • ③GPIF関連の思惑——上野厚労相の発言など、週末来断続的に材料視されている国内資産投資強化を巡る思惑の続報に注目
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年7月14日10:09頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。また、本記事は特定の立場や見解を代表するものではなく、事実と考察は本文中で区別しています。
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