【2026年7月14日】XAUUSDチャート分析——トランプ氏「ホルムズ海峡封鎖再開」で急落、3,960.13から急反発

2026年7月14日火曜日

XAUUSD チャート分析

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【2026年7月14日】XAUUSDチャート分析——トランプ氏「ホルムズ海峡封鎖再開」で急落、3,960.13から急反発

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目次

  1. 前回分析(7/13)との差分サマリー
  2. マルチタイム分析
  3. フィボナッチ水準の現在地
  4. エリオット波動カウント
  5. 本日のSELL ZONE
  6. 本日のBUY ZONE
  7. シナリオ分岐

① 前回分析(7/13)との差分サマリー

項目 7/13時点 7/14時点(現在)
現在値 4,055〜4,057 4,016〜4,017(7/14 06:55チャート時点、変動あり)
直近の値動き 4,137で頭打ち、4,091を再下抜け 4,021.99も明確に下抜け、本日安値3,983.09・月間安値3,960.13まで急落後、急反発
4,021.99(暫定安値) 再テストの焦点 明確に下抜け、下降第5波継続を確定的に
ファンダ材料 コンテナ船被弾、ホルムズ再封鎖巡る対立 トランプ大統領が「ホルムズ海峡封鎖再開・全通過貨物に20%課税」を正式表明、米・イラン攻撃応酬が1週間で4回に

前回7/13の記事では「4,137で頭打ちとなり下降第5波継続が優勢」とお伝えしましたが、7/13のトランプ大統領の発言(ホルムズ海峡封鎖再開・全通過貨物への20%課税)を受けて金は日中2%超急落、一時4,000ドルを割り込みました。本日の安値は3,983.09、7月の月間安値は3,960.13に達し、前回記事で示した下降第5波のターゲット(下降第3波安値3,941.88・大局38.2%3,924)にほぼ到達。その後は急反発し、現在4,016〜4,017まで戻しています。

📊 7/13→7/14の値動き

4,091 4,021.99 3,960.13 7/13 4,055〜4,057 7/14 4,016〜4,017

※ 7/13中に一時3,960.13まで急落したのち、現在の水準まで反発しています

② マルチタイム分析

月足

7月はO=4,011.40 H=4,203.00 L=3,960.13 C=4,016.82で進行中。月間安値3,960.13は、下降第3波の安値3,941.88にわずか18ドルの位置まで接近しており、下降第5波が大きなターゲットゾーンにほぼ到達したことを示しています。

週足

現在週はO=4,098.52 H=4,103.09 L=3,983.09 C=4,017.48。2025年高値5,622からの下落トレンドの中で、下ヒゲの長い足を形成しつつあり、短期的な底打ちの兆候も一部見られます。

日足・H4

7/13の日足はO=4,003.73 H=4,019.16 L=3,983.09 C=4,017.21。日中に3,983圏まで急落したあと切り返し、始値近辺で引ける形となりました。H4足では、7/3の高値4,202.96(下降第4波天井)以降、断続的な下落が続いており、直近では急落からの反発で4,016圏まで戻す動きが確認できます。

H1・M30・M15・M5

7/13午後(日本時間)のトランプ発言を受け、H1・M30ともに4,120圏から一気に3,995〜3,983圏まで急落しました。短期足(M15・M5)では、13日深夜〜14日未明にかけて3,985.92近辺で底打ちし、そこから4,016台まで急反発する強いV字型の値動きを形成しています。目先はこの反発が一時的な戻りか、下げ止まりのサインかを見極める局面です。

📊 7/3高値からの実際の値動き

7/3 4,203 7/7 7/8 7/9 7/10 7/11 4,138 7/12 7/13 現在 4,016

📌 ファンダメンタル要因

  • 7/13:トランプ大統領がSNSで「ホルムズ海峡を制圧する」と表明。イラン船籍・関連顧客の出入りのみを阻止する「対イラン封鎖(Blockade Iran)」作戦の再開を発表し、米国が「ホルムズ海峡の守護者」としてすべての通過貨物に20%の手数料を徴収すると主張。イラン側は「海峡を管理するのはイランだ」と猛反発
  • 7/13:米・イラン両国による攻撃の応酬が1週間で4回目に達し、中東の米軍施設が攻撃を受けた
  • この発言を受け原油価格が急騰、インフレ再燃懸念とFedの引き締め長期化観測が強まり、米国債利回りが急上昇。金(8月渡し)は前日比114ドル(2.8%)安の3,998.80ドルまで急落、銀も3.9%安と大きく売られた
  • 日経商品部は「原油が反発、ホルムズ海峡の再封鎖懸念、金は3日続落」と報道
  • その後アジア時間にかけて金は急反発し3,985圏から4,016圏まで回復。地政学リスクの高まりそのものが安全資産需要(金買い)を誘発する側面と、実質金利上昇による金弱気要因がせめぎ合う展開が継続
  • 週内は米CPI(7/14)・PPI(7/15)発表を控え、7/28-29のFOMCを前にインフレ指標への注目度が一段と高まっている

③ フィボナッチ水準の現在地

大局フィボ(2018年安値1,178→2025年高値5,622、幅4,444ドル)

水準価格備考
23.6%4,574すでに下抜け済み
38.2%3,924本日安値3,960.13まで接近、残り約36ドル
50.0%3,400ベアシナリオ中期ターゲット
61.8%2,876深押しシナリオの遠方ターゲット

下降第1波の内部フィボ(4,333→3,941、幅391ドル)

水準価格現状
0%(起点)3,941.88本日安値3,960.13まで接近、わずか18ドル手前
38.2%4,091レジスタンスとして機能継続、明確に下抜けたまま
50.0%4,1377/9-10に頭打ち確認済み、上値抵抗として維持
61.8%4,183未到達
78.6%4,249未到達
100%4,333未到達(完全戻し水準)

本日の安値3,960.13は、下降第1波の起点である3,941.88(0%水準)にわずか18ドルまで接近し、大局フィボ38.2%(3,924)にも約36ドルまで迫りました。前回7/13の記事で示した下落ターゲットにほぼ到達した形で、ここからの急反発は目先の底打ちの可能性と、一時的な戻りにとどまる可能性の両方が考えられる局面です。

📊 実際の値動きとフィボナッチ水準(7/3高値〜現在)

100% 4,333 78.6% 4,249 61.8% 4,183 50.0% 4,137 38.2% 4,091 0% 3,941.88 7/3 7/7 7/8 7/9 7/10 7/11 7/12 7/13安値3,960 7/13終値 現在4,016

フィボナッチ・チャネル

チャネル上限(戻り売り):4,200〜4,270/チャネル中央(現在地付近):4,050〜4,200/チャネル下限(大局ターゲット):3,500〜3,620。現在値4,016〜4,017はチャネル中央の下限を割り込み、チャネル下限に接近する位置にあります。

④ エリオット波動カウント

📍 現在地:大局は下降第5波の内部。その中の(ⅲ)波が本日安値3,960.13まで進み、そこから反発中(現在4,016〜4,017)。

大局:A-B-C波動による修正が進行中で、現在はC波(下降波動)の内部にある。

大局の波動カウント(第1〜5波)

波動値幅状態
下降第1波4,984 → 約4,390完成
修正波(第2波)約4,390 → 約4,546完成
下降第3波4,333 → 3,941.88完成
修正波(第4波)3,941.88 → 4,202.96完成
下降第5波4,202.96 → 進行中進行中(今ここ)↓詳細は下表

下降第5波の内部構成(今どこにいるか)

内部波動値幅状態
(ⅰ)下落4,202.96 → 4,021.99完成
(ⅱ)戻り4,021.99 → 4,137〜4,138完成(頭打ち確認)
(ⅲ)下落4,137〜4,138 → 3,960.13ほぼ完成・現在反発中 ★今ここ

📊 波動イメージ図(模式図・価格スケールは簡略化)

レジスタンス(④天井) 強力サポート(③安値) スタート ⑤ⅰ ⑤ⅱ ⑤ⅲ 現在地 4,984 4,137 4,202.96 4,016 3,941.88

下降第5波は、4,021.99(ⅰ波底)→4,137〜4,138(ⅱ波の戻り高値)→3,960.13(ⅲ波・本日安値)という内部構成をたどってきました。3,960.13は下降第3波の安値3,941.88にほぼ並ぶ水準で、下降第5波としては十分な下落幅を消化したとみることもできます。一方で、V字の急反発は地政学リスクを巡る短期的な思惑の巻き戻しである可能性もあり、ⅲ波がまだ完成しておらず、いったんの戻り(ⅳ波的な動き)を経て3,941.88・3,924方向への延長波が入る余地も残っています。ここからの急反発が本格的な底打ち(下降第5波の完成)につながるか、それとも一時的な戻りにとどまり再度安値を試すかは、次の上値抵抗(4,057・4,091)を上抜けられるかどうかで判断します。

⑤ 本日のSELL ZONE

エントリー(第1):4,057〜4,075(直近の戻り高値圏) 利確:4,000 SL:4,092超え

エントリー(第2):4,091〜4,100(38.2%・レジスタンス転換水準) 利確:3,960 SL:4,138超え

根拠:4,091・4,137は前回・前々回にわたりレジスタンスとして機能してきた要衝。地政学リスクの急変動が続く局面のため、逆行時のSL徹底を推奨。

📊 SELLゾーンと現在地

第2 4,091〜4,100 第1 4,057〜4,075 現在地 4,016 利確 4,000

⑥ 本日のBUY ZONE

エントリー(第1):3,985〜3,995(本日安値圏・反発期待) 利確:4,057 SL:3,955割れ

エントリー(第2):3,942〜3,960(下降第3波安値・大局38.2%手前の最重要支持帯) 利確:4,091 SL:3,900割れ

根拠:本日はまさにこの支持帯で急反発が発生しており、下値の堅さが確認された形。ただしホルムズ情勢は1週間で攻撃応酬4回という極めて不安定な状況が続いており、追加の悪材料次第では支持帯もあっさり割り込む可能性がある点に注意。

📊 BUYゾーンと現在地

利確 4,091 現在地 4,016 第1 3,985〜3,995 第2 3,942〜3,960 SL 3,900

⑦ シナリオ分岐

🎯 優先シナリオ

下降第5波は下降第3波安値付近(3,941.88〜3,960.13)にほぼ到達し、大きな下落幅を消化済み。目先は反発(修正的な戻り)が入りやすい局面だが、ホルムズ海峡情勢が極めて不安定(1週間で攻撃応酬4回)なため、トランプ発言や新たな軍事衝突次第で再度の急落リスクも残る。4,091を明確に上抜けられるかが、下降第5波完成(底打ち)か、まだ下値余地ありかの判断材料になる。

シナリオ条件想定展開
底打ち(反発継続)4,091を明確に上抜け下降第5波の完成を検討、下降トレンドの勢い鈍化
下落継続(優先)4,057〜4,091で頭打ち3,941.88・3,924の再テスト、下抜けなら3,400方向も視野

当面のウォッチポイントは、①4,091を上抜けられるか(反発の本格化を判断)、②3,941.88・3,924を明確に下抜けるか(下落継続を確認)、③米CPI(7/14)・PPI(7/15)発表、④ホルムズ海峡での米・イランの軍事的応酬の推移(20%課税措置への各国の反応も含む)です。

📊 シナリオ分岐イメージ

現在地 4,016 底打ち:4,091上抜け →下降第5波の完成を検討 下落継続(優先):4,057-4,091で頭打ち →3,941.88・3,924を再テスト

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年

ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god

本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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