【2026年7月30日】FOMC後の株安一服も方向感なし——ドル円163円台前半でもみ合い、WTIは急伸一服で84ドル台、金は反発
📅 2026年7月30日(木)東京市場 寄り付き前(08:15時点)
📌 本日のポイント
①29日のNY市場はFOMCの反対票3名によるタカ派的な据え置きとウォーシュ議長会見を受け急落。ダウは1,153ドル安(▲2.18%)、S&P500は▲1.52%、NAS100は▲2.06%、FANG+も▲1.69%と主要指数が総崩れ。VIX恐怖指数は20.66(+13.45%)まで急上昇し、米10年債利回りは4.675%まで上昇した②日経225先物は方向感が交錯。CME円建て・ドル建ておよびCFDはプラス圏で推移する一方、大取mini・ラージ・SGXは前営業日比で下落しており、KOSPI急落・半導体不安の余韻とビッグテック決算(マイクロソフト好決算 vs メタ減益)の綱引きが続いている
③ドル円は163円30〜40銭台で小動き。FOMCのタカ派的な内容で本来ドル買い材料となるはずが、リスクオフの円買いと綱引きとなり方向感が出ていない。WTIは前日の急伸(イラン・米軍衝突を受け+6.6%)が一服し84〜85ドル近辺で高止まり、金はFOMC通過後の買い戻しからトランプ大統領のイラン報復発言を受けて上げ幅を縮小している
1️⃣ 米国市場振り返り(7/29引け)
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| NYダウ | 51,594.14 | ▲1,153.18(▲2.18%) |
| S&P500 | 7,316.15 | ▲112.63(▲1.52%) |
| ナスダック100 | 27,192.31 | ▲570.82(▲2.06%) |
| FANG+ | 16,493.36 | ▲283.34(▲1.69%) |
| VIX恐怖指数 | 20.66 | +2.45(+13.45%) |
| 米10年債利回り | 4.6750% | +0.0550 |
FOMCは3名が反対票を投じる異例の分裂を経てFF金利を3.50〜3.75%に据え置き。ウォーシュ議長会見後に株安が加速し、ダウは2.18%安と急落した。前夜にはイランが米軍への奇襲ミサイル攻撃で休戦を崩し、原油急反発も相場の重荷となった。引け後にはメタが減益ショックで急落する一方、マイクロソフトは増収増益・Azure好調で対照的な反応となっている(詳細は前日記事参照)。
2️⃣ 日経展望(本日7/30、08:15時点)
| 指数・先物 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経225(7/29終値) | 61,434.19 | ▲930.73(▲1.49%) | 07/29 |
| CFD日経225 | 61,499.80 | +107.20(+0.17%) | 08:15 |
| 225先物 大取mini | 61,000.00 | ▲1,445.00(▲2.31%) | 06:00 |
| 225先物 大取ラージ | 61,040.00 | ▲1,410.00(▲2.26%) | 06:00 |
| 225先物 SGX | 61,020.00 | ▲1,410.00(▲2.26%) | 06:00 |
| 225先物 CME円建て | 61,570.00 | +250.00(+0.41%) | 08:04 |
| 225先物 CMEドル建て | 61,610.00 | +265.00(+0.43%) | 08:04 |
先物間で方向感が割れる展開となっている。CME建て・CFDはプラス圏を維持している一方、大取mini・ラージ・SGXは前営業日比マイナス圏。前日のKOSPI急落・半導体不安の余韻が重荷となる一方、マイクロソフトの好決算が下支え要因となっており、綱引きの中で寄り付き前の値動きは方向感を欠いている。29日終値時点で4日続落となった日経平均が、本日切り返せるかが焦点となる。
3️⃣ 為替(ドル円)
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 163.369 | ▲0.018(▲0.01%) | 08:15 |
| CFDドル円 | 163.371 | ▲0.039(▲0.02%) | 08:15 |
| ユーロドル | 1.1470 | +0.0004(+0.04%) | 08:15 |
| 米10年債利回り | 4.6750% | +0.0550 | 08:14 |
ドル円は163円30〜40銭近辺での小動きにとどまっている。FOMCのタカ派的な据え置き・長期金利上昇は本来ドル買い材料だが、前日の株安・KOSPI急落を受けたリスクオフの円買いと綱引きとなり、方向感が出ていない。164円接近では引き続き政府・日銀の円買い介入への警戒感が上値を抑える材料となりそうだ。
4️⃣ 貴金属(ゴールド)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,090.60 | +54.30(+1.35%) | 08:13 |
| CFD金 | 4,091.90 | ▲15.20(▲0.37%) | 08:15 |
金は、FOMC通過前は据え置き観測から買い控えが優勢で上値の重い展開だったが、FOMCが実際に金利据え置きを決定したことを受けて買い戻しが入り、一時反発した。しかしその後のトランプ大統領によるイランへの報復発言(「叩きのめす」等)を受けて上げ幅を縮小し、4,090ドル台まで押し戻される形となった。地政学リスクと金融政策の綱引きの中、方向感を欠く値動きが続いている。
5️⃣ 原油(WTI)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 84.65 | +0.19(+0.22%) | 08:14 |
| CFD原油 | 83.71 | +0.10(+0.12%) | 08:14 |
前日にイランの奇襲攻撃を受け一時90ドル近辺まで急伸したWTIは、84〜85ドル近辺で高止まりし急伸一服となっている。ホルムズ海峡・紅海の輸送混乱が引き続き意識される中、さらなる情勢悪化があれば再び上値を試す展開も想定される。
📚 主な出典
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年7月30日08:15時点の市況数値を参照)
- 当ブログ「FOMC、3名反対で金利据え置きもNY株急落——イラン奇襲攻撃で原油急反発」(2026年7月29日)
- nikkei225jp.com(リアルタイム225先物・世界の株価チャート、2026年7月30日08:15時点)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年7月30日08:15頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。また、本記事は特定の立場や見解を代表するものではなく、事実と考察は本文中で区別しています。
ぱぶちゃんのファンダメンタルlab|director-pablo.blogspot.com

