【2026年07月15日】米6月PPIも下振れ、ASMLは通期上方修正・モルガン・スタンレー最高益——イランは5日連続攻撃でブシェール近郊も被弾、日経平均は1008円高

2026年7月16日木曜日

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【2026年07月15日】米6月PPIも下振れ、ASMLは通期上方修正・モルガン・スタンレー最高益——イランは5日連続攻撃でブシェール近郊も被弾、日経平均は1008円高

📅 対象時間帯:2026年7月15日(水)07:00 〜 7月16日(木)07:00 JST
📌 30秒で読む結論
インフレ鈍化の裏付けと好決算ラッシュが相場を支える一方、中東の緊張は一段と深まった一日。要点は以下の3つ。
①米6月PPIは前月比▲0.3%(予想0.0%)、前年比+5.5%(予想+6.2%)と前日のCPIに続き大幅下振れ。コアも前月比+0.2%・前年比+4.7%で予想未達となり、CME FedWatchの7月FOMC据え置き確率は前日の84.5%から88.8%まで上昇した
②決算シーズンが本格化。モルガン・スタンレーは純営業収益213億ドル・EPS3.46ドルでいずれも過去最高を更新、ブラックロックはAUM史上初の15兆ドル突破、ASMLは通期売上高見通しを再び上方修正(430億~450億ユーロ)するなど総じて予想超えが相次いだ
③米中央軍はイランへの攻撃を5日連続で実施し、原発のある港湾都市ブシェール近郊も新たに被弾。イラン革命防衛隊は「米国とその同盟国に利益をもたらす他の輸出ルート」の封鎖も警告し、紅海側バベルマンデブ海峡封鎖の観測も浮上。日経平均は前日比1008円01銭(1.49%)高の6万8751円51銭で続伸し、NYダウも続伸した

📅 本日の主な予定(7月16日木曜日〜)

時刻(JST)イベント
08:50🇯🇵日本 対外・対内証券投資(7/4〜7/10)
15:00🇬🇧英国 月次GDP・鉱工業生産・製造業生産高・貿易収支(5月)
終日🇹🇼TSMCが4-6月期決算を発表——ASMLに続く半導体AI投資動向の試金石
18:00🇪🇺ユーロ圏 貿易収支(5月)
21:15🇨🇦カナダ 住宅着工件数(6月)
21:30🇺🇸米 新規失業保険申請件数、米小売売上高(6月)、フィラデルフィア連銀景況指数——PPI・CPI下振れの裏付けとなるか焦点
23:00🇺🇸米 NAHB住宅市場指数(7月)、企業在庫・中古住宅販売成約指数(5月)

📰 ニュース見出し時系列

🌏 アジアセッション(07:00〜16:00 JST)
時刻地域見出し媒体
寄り付き🇯🇵日経平均は前日の米半導体株高・KOSPI持ち直しを受けて買いが先行し、朝方一時1000円超上昇する場面も株探ニュース
14:00🇳🇱🔥🔥🔥 オランダの半導体製造装置大手ASMLが4-6月期決算を発表し、市場予想を上回る内容に。2026年12月期通期の売上高見通しを再び上方修正(詳細は決算欄)日本経済新聞
大引け(15:00)🇯🇵🔥🔥🔥 日経平均は続伸し、終値は前日比1008円01銭(1.49%)高の6万8751円51銭。ASML決算を好感し半導体関連株が全体をけん引。TOPIXも続伸して終える日本経済新聞
🌍 ロンドンセッション(16:00〜21:30 JST)
時刻地域見出し媒体
欧州時間朝🇬🇧🇩🇪欧州株は英FT指数が0.45%安、独DAX指数が0.80%安と売り優勢で寄り付く。ユーロストックス50先物は横ばい圏株探ニュース
イラン国営メディア報道🇮🇷🇺🇸🔥🔥🔥 国営イラン通信(IRNA)は、国内唯一の民生用原子力発電所がある南部の港湾都市ブシェールに対し、米軍による新たな攻撃が行われたと報道。IAEAは同原発への直接攻撃を「最悪のシナリオ」と警告していたAFPBB News
欧州引け🇬🇧🇩🇪🇫🇷欧州株はまちまちで終える。英FTSE100は前日比0.17%安の1万478.34、独DAXは0.43%高の2万5150.13、仏CAC40は0.79%安の8337.29で終えるザイFX!
欧州時間🌍原油先物は中東の地政学リスクを織り込み3営業日続伸。ブレントは1バレル=84ドル台後半、WTIは79ドル台後半で推移し約1カ月ぶり高値圏CNBC
🇺🇸 NYセッション(21:30〜翌07:00 JST、以下すべて日本時間)
時刻地域見出し媒体
寄り付き前🇺🇸🔥🔥🔥 モルガン・スタンレー、PNC、BNYメロン、ブラックロック、ジョンソン・エンド・ジョンソンが寄り前に4-6月期決算を発表。いずれも市場予想を上回る内容(詳細は決算欄)Investing.com
NY時間中🇺🇸🇮🇷🔥🔥🔥 米中央軍(CENTCOM)、イランに対しさらなる攻撃を開始したと発表。米軍によるイラン攻撃はこれで5日連続。X(旧ツイッター)で「ホルムズ海峡で民間商船への攻撃に用いられてきたイラン軍の軍事能力をさらに低下させることが目的」と説明AFPBB News
NY時間中🇮🇷🔥🔥 イラン革命防衛隊(IRGC)は、米国が「侵略行為」を終了するまでホルムズ海峡の封鎖を継続すると表明し、他の輸出ルートの封鎖も警告。専門家はイエメンのフーシ派を通じた紅海側バベルマンデブ海峡の封鎖の可能性を指摘ロイター
NY引け🇺🇸🔥🔥 NYダウは続伸し、前日比150ドル37セント(0.28%)高の5万2658ドル64セント。PPI下振れを受け早期利上げ観測が一段と後退し金融株中心に買いが優勢だった一方、IBM急落の余波が続いた。ナスダック総合も続伸し、前日比162.219ポイント(0.62%)高の2万6269.227(速報値)日本経済新聞
NY引け🇺🇸ドル・円は162円40銭から161円90銭まで下落して引ける。PPI下振れとウィリアムズNY連銀総裁のハト派発言を受けた長期金利低下でドル売りが優勢だった。ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1483ドルまで上昇財経新聞
NY引け後🇺🇸引け後にユナイテッド航空、ブラックロックに続きキンダー・モルガン、JBハント、シンタスなどが4-6月期決算を発表(詳細は決算欄)CNBC

🎙️ 要人発言|7月15日(時間はJST)

🇺🇸 トランプ大統領(7/15 07:20)

日時 / 発言者発言内容
7/15 07:20
トランプ米大統領
「私がもう十分だと言うまでイラン攻撃は続く」「最終的にはイランのエネルギー関連の標的を攻撃する」「来週、イランの発電所や橋を攻撃する」「イランが交渉の席に着けば攻撃は行わない」「今はイランと交渉したくない」「イラン以外にはホルムズ海峡は開放されている」「イランに対して合意すべきだと伝えた」

補足:本稿の対象時間帯(15日07:00〜)の起点直後の発言のため、要人発言欄でも改めて掲載する。攻撃継続とインフラ標的への言及で威圧を強める一方、交渉入りすれば攻撃を停止する用意があるとも述べており、圧力と対話余地を併存させる従来型のトランプ流交渉スタイルが継続している。

🇺🇸 米中央軍/🇮🇷 イラン革命防衛隊(7/15 11:19〜11:21)

日時 / 発言者発言内容
7/15 11:19
米中央軍
「イランに対する追加攻撃、米東部時間14日午後10時に完了」「ホルムズ海峡付近およびイラン沿岸地域の数十の軍事目標を攻撃」
7/15 11:21
イラン革命防衛隊
「攻撃は米国の『敵対的』行動への報復」「バーレーンにある米第5艦隊司令部、燃料・装備施設を破壊」「『米とその同盟国の利益に資する』他の石油・ガス輸出ルートの封鎖も『敵』は覚悟すべき」

🇦🇹 コッハー・オーストリア中銀総裁(7/15 14:27)

日時 / 発言者発言内容
7/15 14:27
コッハー・オーストリア中銀総裁
「必要になれば利上げの準備はできている」「インフレはベースライン軌道からさほど外れていない」

🇺🇸 ウォーシュFRB議長(7/15 上院銀行委員会証言・議会証言2日目)

日時 / 発言者発言内容
7/15 23:37
ウォーシュFRB議長
「私の見解ではこれら物価データは不完全な統計」。前日の下院証言と同様の事前原稿をもとに、上院での質疑応答では「短期的には、AI投資は雇用にとってプラスになると考えている」とも述べた

🇯🇵 高市首相(7/15 15:00過ぎ)

日時 / 発言者発言内容
7/15 16:00
高市首相
「為替は様々な要因を背景に市場で決まるもの、『高市円安』という話ではない」「国際競争力を強化することが円の信認につながる」

🇨🇦 カナダ銀行(BOC)声明・マックレム総裁(7/15夜〜16日未明)

日時 / 発言者発言内容
7/15 22:48
カナダ銀行声明
「カナダ経済は改善の兆しを見せている」「5月CPI上昇率は3.2%へとさらに上昇したが、これは主に中東情勢に起因するガソリン価格の上昇によるもの」「基調的なインフレ率は2%近辺で推移」「理事会は現在の政策金利水準が引き続き適切であると判断」
7/16 00:08
マックレムBOC総裁
「金利の決定は1回ずつ行っていく」「原油価格の上昇は中央銀行の見通しには織り込まれていない」「原油価格がさらに急騰すれば、追加利上げが必要になる可能性がある」

🇺🇸 ウィリアムズNY連銀総裁・クックFRB理事(7/15夜〜16日未明)

日時 / 発言者発言内容
7/15 22:15
ウィリアムズNY連銀総裁
「インフレはピークに達し、今後数四半期で緩やかに低下していくと予想できる前向きな兆候がある」「CPIの結果は、この数カ月間に期待していた内容と整合的だった」「金利はインフレと共にいずれ低下するだろう」
7/16 02:39
クックFRB理事
「インフレの減速をもう少し待つのが賢明」「ただ、すぐに減速しない場合は行動を起こす用意がある」「昨年夏以降、リスクは労働市場からインフレ高騰へと顕著にシフト」

補足:7/16 03:07に公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)は「米経済活動は12地区のうち11地区で僅かから緩やかなペースで拡大」「物価は9地区が緩やかな上昇、前回と比較して全地区で上昇ペースは横ばいか鈍化」とした。

🇺🇸 トランプ大統領(7/16 04:21)

日時 / 発言者発言内容
7/16 04:21
トランプ米大統領
「金利引き下げを望む」「世界で最も低い金利にすべきだ」「(FRBについて)金利を引き上げるよりも、据え置く方が良い」「年末のインフレ率が今よりも低くなると考えている」

📊 経済指標|7月15日(水)発表分

時刻(JST)指標結果予想前回
08:50🇯🇵日本 機械受注(船電除く民需)5月・前月比-12.4%-4.1%8.7%
10:30🇨🇳中国 新築住宅価格 6月・前月比-0.15%-0.20%
11:00🇨🇳中国 実質GDP 4-6月期・前年比4.3%4.5%5.0%
11:00🇨🇳中国 小売売上高 6月・前年比1.0%-0.1%-0.6%
11:00🇨🇳中国 鉱工業生産指数 6月・前年比5.3%4.6%4.5%
13:30🇯🇵日本 第3次産業活動指数 5月・前月比1.1%0.5%0.8%
18:00🇪🇺ユーロ圏 鉱工業生産指数 5月・前月比-0.2%0.4%0.3%
20:00🇺🇸米 MBA住宅ローン申請指数・前週比-2.7%-2.2%
21:30🇺🇸米 生産者物価指数(PPI)6月・前月比-0.3%0.0%0.6%
21:30🇺🇸米 PPI 6月・前年比5.5%6.2%6.0%
21:30🇺🇸米 コアPPI 6月・前月比0.2%0.3%0.1%
21:30🇺🇸米 コアPPI 6月・前年比4.7%5.1%4.6%
21:30🇺🇸米 NY連銀製造業景気指数 7月15.68.85.7
22:45🇨🇦カナダ 中銀政策金利 7月2.25%2.25%2.25%
23:30🇺🇸米 週間原油在庫・前週比-169.2万バレル-175.0万バレル299.8万バレル
指標読み解き:21:30発表の米6月PPIは前月比▲0.3%と2025年4月以来の下落率となり、予想(横ばい)を大きく下回った。前日発表のCPIが前月比▲0.4%と2020年以来の落ち込みを見せたのに続き、川上の企業間物価も揃って予想未達となったことで、「エネルギー高→インフレ再燃→FRB引き締め」という当ブログでおなじみの連鎖が2日連続で後退した格好だ。当ブログのPPI詳細分析記事もあわせてご参照いただきたい:米6月PPI詳細分析はこちら

中国の4-6月期実質GDPは前年比+4.3%と2022年10-12月期以来の低水準に減速し、政府目標レンジ(4.5~5.0%)を割り込んだ。固定資産投資の落ち込みが内需の重荷となる一方、小売売上高は小幅ながら市場予想を上回るなど強弱まちまちの内容だった。日本の機械受注は大幅な下振れとなったが、内閣府は基調判断を据え置いており、単月のブレとして扱われている。

🎯 FedWatch(7月29日FOMC向け)

ターゲットレンジNow1日前
(7/14)
1週間前
(7/8)
1ヶ月前
(6/15)
325-350bp0.0%0.0%0.0%0.4%
350-375bp
(現状維持)
88.8%84.5%69.0%93.2%
375-400bp
(利上げ)
11.2%15.5%31.0%6.4%

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Data as of 15 Jul 2026 05:53:24 CT / CME FedWatchツール / 対象:7月29日(水)FOMC

FedWatch読み解き:現状維持(350-375bp)の織り込み確率は前日の84.5%から88.8%まで再び上昇し、利上げ(375-400bp)は15.5%から11.2%へ低下した。CPI・PPIの2日連続下振れが素直に反映された形だが、この時点でのデータ取得時刻(CT05:53、日本時間15日19:53頃)はPPI発表(同21:30)よりも前の水準である点には留意したい。もっとも、PPIは川上の企業間物価であるため株式・金利市場の反応はCPIほど大きくなかった(NYダウ・ドル円の反応も限定的)。したがってPPI発表後もFedWatchの織り込みが今回ほど大きく動いたとは考えにくく、次の焦点は16日発表の米小売売上高・新規失業保険申請件数、そしてホルムズ情勢の帰趨に移りそうだ。

💼 企業決算|海外主要企業 7月15日発表分

米決算シーズンが加速。モルガン・スタンレー、PNC、BNYメロン、ブラックロック、ジョンソン・エンド・ジョンソンが寄り前、ユナイテッド航空、キンダー・モルガン、JBハント、シンタス、プログレッシブなどが発表。欧州ではオランダのASMLが決算を発表した。

ASMLホールディング(ASML) 蘭・半導体製造装置大手|4-6月期決算|7/15 14:00発表 通期見通し再上方修正
売上高
93.0億ユーロ
前年比+21%、予想89億ユーロ超過
純利益
29.0億ユーロ
前年比+27%
粗利益率
54%
四半期予想を上回る
株価反応
+2.87%
時間外はさらに+3.51%

2026年12月期通期の売上高見通しの上限を400億ユーロから450億ユーロへ引き上げ(下限も360億→430億ユーロ)、年内2度目の上方修正となった。7-9月期の売上高見通しは110億~120億ユーロとアナリスト予想(102.7億ユーロ)を上回る。AI関連投資の勢いを背景に2026年のLow NA EUVシステム出荷は前年比約25%増の約60台を計画。中国売上比率は2026年に約20%を見込むが、対中規制の先行き不透明感はなお残る。当ブログのASML決算詳細分析もあわせてご参照いただきたい:ASML 2026年Q2決算詳細分析はこちら

モルガン・スタンレー(MS) 米・大手金融|4-6月期決算|7/15寄り前発表 過去最高益
純営業収益
213.0億ドル
前年比+27%、予想比+8.6%
EPS
3.46ドル
予想2.93ドル比+18.1%、過去最高
ROTCE
26.6%
投資銀行部門
24.0億ドル
前年比+58%

株式トレーディング収益は63億ドルと四半期として過去最高を記録。ウェルス・マネジメント部門の預かり資産総額は初めて10兆ドルの大台に到達し「戦略的なマイルストーン」と位置づけられた。15億ドルの自社株買いと15%の増配を発表。ピックCEOは「三地域すべてでの活発な市場と一貫した業務執行が21億ドル超の記録的収益をもたらした」とコメントした。

ブラックロック(BLK) 米・資産運用最大手|4-6月期決算|7/15寄り前発表 AUM初の15兆ドル突破
AUM
15.34兆ドル
過去最高
調整後EPS
13.91ドル
予想12.59ドル比+10.7%
売上高
71億ドル
前年比+31%
株価反応
+6%
寄り前

四半期の純資金流入額は1920億ドルと上半期として過去最高の321億ドルを記録し、ETF・プライベート市場・アクティブ債券が牽引した。調整後営業利益率は45.9%と約5年ぶりの高水準。2026年の自社株買い目標を18億ドルから20億ドルへ引き上げた。フィンクCEOは「市場のファンダメンタルズは新技術に支えられ強固」とコメントした。

PNCファイナンシャル・サービシズ(PNC)/BNYメロン(BNY) 米・銀行大手|4-6月期決算|7/15寄り前発表 いずれも予想超過
PNC EPS
4.81ドル
調整後4.85ドル、予想4.47ドル
PNC純利益
21億ドル
前年比+25%
BNY EPS
2.45ドル
予想2.23ドルを上回る

PNCは四半期配当を18%(0.30ドル)引き上げ1株2.00ドルとし、FirstBank統合による貸出成長13%を確認。デムチャックCEOは「成長戦略の規律ある実行を反映した力強い第2四半期」とコメントした。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 米・ヘルスケア大手|4-6月期決算|7/15寄り前発表 通期予想を上方修正
売上高
253.1億ドル
前年比+6.6%、予想250.5億ドル
調整後EPS
2.90ドル
予想2.85〜2.86ドル
通期売上高目標
1011億ドル
140年の歴史で初の1000億ドル超視野

売上高・利益ともに予想超過で通期ガイダンスも増額したが、後発品競合が進むステララの落ち込みなど個別品目への懸念も燻り、株価反応はまちまちとなった。デュアト会長兼CEOは「140年の歴史で初めて年間売上高1000億ドル超えを視野に入れている」とコメントした。

ユナイテッド航空ホールディングス(UAL) 米・航空大手|4-6月期決算|7/15引け後発表 増収増益もガイダンスは保守的
売上高
177億ドル
予想176億ドル
EPS
予想比+0.14ドル
プレミアム収益+16%、貨物+23%
通期EPS見通し
9.00〜11.00ドル
上方修正
株価反応
-3%
発表直後

燃料費が前年比84%(23億ドル)増加する逆風の中でもイールド12%上昇で吸収し通期EPS見通しの下限を引き上げたが、7-9月期EPS見通し(2.50〜3.50ドル)が市場予想(3.62ドル)を下回ったことが嫌気された。このほかキンダー・モルガン、JBハント、シンタス、プログレッシブ、コナグラ・ブランズ、PNC系地銀のM&Tバンク、ファースト・ホライゾンなども決算を発表し、地銀・資産運用セクターは総じて堅調な内容だった。

💼 企業決算|日本株 7月15日(水)発表分

7月15日は124社が決算を発表した。主なものは以下の通り。

日本国土開発(1887) 東証プライム・建設|本決算|7/15 15:25 3倍超増益
経常利益
65.66億円
前年比
+237.58%
通期予想比進捗率
117.25%
TKP(3479) 東証プライム・貸会議室|1Q|7/15 15:30 大幅コンセンサス超え
経常利益
23.66億円
前年比
+42.62%
コンセンサス
18.00億円
通期予想比進捗率
24.39%
日置電機(6866) 東証プライム・電子計測機器|2Q|7/15 15:30 コンセンサス超え
経常利益
52.83億円
前年比
+61.41%
コンセンサス
48.00億円
通期予想比進捗率
53.69%
コメダホールディングス(3543) 東証プライム・喫茶店チェーン|1Q|7/15 15:30 コンセンサス超え
経常利益
25.90億円
前年比
+13.10%
コンセンサス
24.80億円
通期予想比進捗率
25.49%
サイゼリヤ(7581) 東証プライム・外食|3Q|7/15 15:30 大幅増益
経常利益
136.10億円
前年比
+24.93%
通期予想比進捗率
74.37%
東宝(9602) 東証プライム・映画・エンタメ|1Q|7/15 15:30 コンセンサス未達
経常利益
137.43億円
前年比
-27.40%
コンセンサス
175.37億円
通期予想比進捗率
20.51%
いちご(2337) 東証プライム・不動産|1Q|7/15 15:30 大幅コンセンサス未達
経常利益
14.48億円
前年比
-37.80%
コンセンサス
29.00億円
通期予想比進捗率
9.72%
SHIFT(3697) 東証プライム・ソフトウェア検証|3Q|7/15 15:30 大幅減益
経常利益
73.12億円
前年比
-37.16%

3-5月期(3Q)最終利益は81%減益。今期配当予想を1株4.1円に修正した。

その他の主な決算(経常利益・前年比):ウエストホールディングス(1407)3Q 33.99億円(+114.45%)/リテールパートナーズ(8167)1Q 16.34億円(-21.93%)/パソナグループ(2168)本決算 1.38億円(進捗92.00%)/ベイカレント(6532)1Q 144.71億円(+18.71%、コンセンサス151.26億円にわずかに届かず)/ベクトル(6058)1Q 32.10億円(+89.05%、コンセンサス20.56億円を大幅超過)/マニー(7730)3Q 80.36億円(+33.31%)/出前館(2484)3Q -63.31億円(赤字継続)/北の達人コーポレーション(2930)1Q -0.95億円(赤字転落)。

このほかファーストコーポレーション、東名、日本毛織、タケダ機械、地域新聞社、鉄人化ホールディングス、プラップジャパン、パシフィックネット、日創グループ、バロックジャパンリミテッド、テラスカイ、サーバーワークス、ビザスク、Gunosy、セラク、東京衡機、ノダ、大庄、ANAPホールディングス、ユニシアホールディングス、三機サービス、シンメンテホールディングスなど、7月15日は計124社が決算を発表した。個別の詳細な内容は各社の決算短信でご確認いただきたい。

124社の内訳(コンセンサス・前年比ベースの簡易集計):本稿で個別に取り上げた主要12社のうちコンセンサス超え・大幅増益は7社(日本国土開発、TKP、日置電機、コメダHD、サイゼリヤ、ウエストHD、ベクトルなど)、コンセンサス未達・減益は5社(東宝、いちご、SHIFT、出前館、北の達人など)。124社全体を俯瞰すると、決算短信ベースで前年比増益・黒字転換が過半を占めた一方、東宝・いちごのような大型株の下振れも目立ち、内需消費・不動産関連でコンセンサス未達がやや目立つ一日だった。

出典:マネックス証券 国内株式決算カレンダー・米国株式決算カレンダー(2026年7月15日)

📚 主な出典
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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