【2026年7月13日】XAUUSDチャート分析——4,137で頭打ち、下降第5波が再下落開始

2026年7月13日月曜日

XAUUSD チャート分析

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【2026年7月13日】XAUUSDチャート分析——4,137で頭打ち、下降第5波が再下落開始

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目次

  1. 前回分析(7/10)との差分サマリー
  2. マルチタイム分析
  3. フィボナッチ水準の現在地
  4. エリオット波動カウント
  5. 本日のSELL ZONE
  6. 本日のBUY ZONE
  7. シナリオ分岐

① 前回分析(7/10)との差分サマリー

項目 7/10時点 7/13時点(現在)
現在値 4,114〜4,116 4,055〜4,057(7/13午前時点、変動あり)
直近の値動き 4,021.99から急反発、4,091を回復 4,137〜4,138で頭打ち、4,091を再び下抜けて反落
4,091(38.2%) 上抜け・回復 再び下抜け、レジスタンス転換を確認
4,137(50%) 次の上値抵抗・攻防の焦点 タッチ後に頭打ち確認。下降継続シナリオが優勢に

前回7/10の記事では「4,021.99から急反発、4,091回復で下降第5波の勢いに陰り」とお伝えしましたが、その後の戻りは内部フィボ50%(4,137)で明確に頭打ちとなり、再び4,091を下抜けて4,055〜4,057まで反落しています。前回焦点としていた「4,137で頭打ちなら下降継続の可能性が高い」というシナリオがそのまま的中した形です。

② マルチタイム分析

月足

6月は531ドル安の大陰線(O=4,538 H=4,546 L=3,941 C=4,007)で確定。7月はO=4,012.17 H=4,202.96 L=3,959.79、現在値4,055付近で推移しており、6月の大陰線に続く形で下値模索が続いています。

週足

2025年高値5,622からの下落トレンドが継続。移動平均線も明確な右肩下がりで、大局の調整局面が続いていることを示しています。

日足・H4

H4足では、6月下旬の安値3,994圏からの反発(下降第4波、高値4,202.96)を経て下降第5波が進行中であることが確認できます。直近では4,055付近まで再下落しており、6月安値3,941圏を試す動きも視野に入ってきました。

H1・M30・M15・M5

H1では7/3にかけて高値4,204圏(4,202.96とほぼ一致)をつけたあと7/8に4,029圏まで下落、7/9には4,154圏まで戻す場面もありましたが、7/10にかけて再び4,056圏へ反落しています。より短期のM15では、9〜10日の高値4,138.68(内部フィボ50%にほぼ一致)で頭打ちとなり、10日夜以降に急落、13日にかけては4,055〜4,057での一進一退となっています。M5でも4,050〜4,070ドルのレンジでもみ合いが続いており、短期的にはエネルギーを溜めている状態です。

📌 ファンダメンタル要因

  • 7/12:コンテナ船「GFS Galaxy」がオマーン・ムサンダム沖で被弾、23人救助・1人行方不明。イランは「ホルムズ海峡を再び閉鎖した」と宣言したが、JMIC(合同海事情報センター)はオマーン側の南側航路が双方向で利用可能と主張し対立が続く
  • 7/12:オマーン外務省がムサンダム県・アルウスタ県への攻撃を受けイラン大使を召喚、正式抗議文を手交。在オマーン米大使館はムサンダム県への退避勧告を発出
  • 7/13朝:国内商品先物市場で原油が反発。イラン革命防衛隊によるホルムズ海峡封鎖宣言への警戒が背景
  • 攻撃対象が従来の原油・LNGタンカーからコンテナ船にも拡大し、海事筋の脅威度評価はSEVERE(深刻)で据え置き
  • 金相場は7/9に4,077ドルまで下落後、7/10は米長期金利低下を受け4,123ドルまで反発、その後7/13にかけて再び4,055付近まで下落するなど、実質金利要因と安全資産需要要因のせめぎ合いが続いている
  • 週内は米6月CPI(7/14)、続いて米6月PPI(7/15)の発表も控える。7/28-29のFOMCを前に、インフレ指標がFedの利上げ観測を左右する展開が意識されている

③ フィボナッチ水準の現在地

大局フィボ(2018年安値1,178→2025年高値5,622、幅4,444ドル)

水準価格備考
23.6%4,574すでに下抜け済み
38.2%3,924下落再開時の主要ターゲット
50.0%3,400ベアシナリオ中期ターゲット
61.8%2,876深押しシナリオの遠方ターゲット

下降第1波の内部フィボ(4,333→3,941、幅391ドル)

水準価格現状
38.2%4,091再び下抜け、レジスタンス転換を確認
50.0%4,1377/9-10に頭打ち確認、下降継続シナリオの根拠に
61.8%4,183未到達。日足終値で上抜けなら転換確度上昇
78.6%4,249未到達
100%4,333未到達(完全戻し水準)
0%(起点)3,941.88下落再開時のターゲット

この表は、下降第1波の安値3,941.88を戻りの起点(0%)、高値4,333を完全戻し(100%)として、反発の到達度を測ったものです。今回の戻りは4,091(38.2%戻し)・4,137(50%戻し)までで止まっており、61.8%(4,183)や78.6%(4,249)には届いていません。反発が浅いところで頭打ちになったことは、下落トレンドの勢いがまだ強いことを示しており、下降第5波は継続中とみるのが妥当な状況です。次の焦点は起点である4,021.99(下降第5波の暫定安値)の再テスト、そしてその下の3,941.88・大局38.2%の3,924です。

フィボナッチ・チャネル

チャネル上限(戻り売り):4,200〜4,270/チャネル中央(現在地付近):4,050〜4,200/チャネル下限(大局ターゲット):3,500〜3,620。現在値4,055〜4,057はチャネル中央の下限付近に位置しています。

④ エリオット波動カウント

大局:A-B-C波動による修正が進行中で、現在はC波(下降波動)の内部にある。

波動値幅状態
下降第1波4,984 → 約4,390完成
修正波(第2波)約4,390 → 約4,546完成
下降第3波4,333 → 3,941.88完成
修正波(第4波)3,941.88 → 4,202.96完成
下降第5波4,202.96 → 4,021.99(暫定)進行中・内部反発が4,137で終了、再下落へ

下降第5波は4,021.99を暫定安値としたあと、内部で4,137〜4,138までの反発(修正的な戻り)を見せましたが、そこで明確に頭打ちとなり再び下落に転じています。前回懸念していた「反発による勢いの鈍化」は、4,137のレジスタンスに阻まれる形で否定されつつあり、下降第5波継続のメインシナリオを維持します。4,021.99を明確に下抜ければ、次のターゲットは3,941.88・3,924です。

⑤ 本日のSELL ZONE

エントリー(第1):4,091〜4,100(38.2%・レジスタンス転換水準への戻り) 利確:4,057→4,022 SL:4,138超え

エントリー(第2):4,130〜4,138(50%・戻り高値圏への再接近時) 利確:4,022 SL:4,183超え

根拠:4,091は7/8タッチ→7/9下抜け→7/10再上抜け→7/13再下抜けと攻防が続いてきた要衝で、直近は明確にレジスタンスとして機能。4,137〜4,138は7/9-10に頭打ちが確認された最重要レジスタンス。

⑥ 本日のBUY ZONE

エントリー(第1):4,022〜4,030(下降第5波の暫定安値圏・反発期待) 利確:4,091 SL:3,990割れ

エントリー(第2):3,942〜3,960(下降第3波安値・大局38.2%手前) 利確:4,091 SL:3,900割れ

根拠:4,021.99付近での二番底形成なら短期反発の可能性。3,942〜3,960は下降第3波安値と大局38.2%(3,924)が近接する強力な支持帯で、中国人民銀行の継続的な金準備買い増しも下値を支える材料。ただし米CPI・PPIの結果やホルムズ海峡情勢の急変次第では、これらの支持帯もあっさり割り込む可能性がある点に注意。

⑦ シナリオ分岐

🎯 優先シナリオ

下降第5波は継続中とみるのが妥当。4,137を上値に上値の重い展開が続く限り、4,021.99の再下抜け→3,941.88→3,924への下落再開が本線。原油高によるインフレ再燃懸念とFedの引き締め長期化観測が続く限り、実質金利上昇=金弱気の構図が優先される。

シナリオ条件想定展開
ベア(優先)4,137を上値に上値の重い展開が継続下降第5波再開、4,021.99→3,941.88→3,924方向へ
ブル転(要警戒)日足終値で4,183超え下降第5波終了、下降第4波延長シナリオへカウント修正

当面のウォッチポイントは、①4,021.99を下抜けるかどうか(下降継続の確認)、②3,941.88・3,924への到達ペース、③米CPI(7/14)・PPI(7/15)発表とFed高官発言、④ホルムズ海峡でのさらなる攻撃・封鎖の実効性です。

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年

ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god

本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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