【2026年08月25日・振り返り】日経平均328円高の65,856円と3日ぶり反発~NYはダウ・NASDAQ100上昇も消費者信頼感指数は下振れ~

2026年8月26日水曜日

マーケット振り返り

t f B! P L
2026年8月25日振り返り

【2026年08月25日・振り返り】日経平均328円高の65,856円と3日ぶり反発~NYはダウ・NASDAQ100そろって上昇も消費者信頼感指数は下振れ、インテュイットは好決算も来期計画嫌気で急落~

📅 対象時間帯:2026年8月25日(火)07:00 〜 8月26日(水)07:00 JST
📌 30秒で読む結論
25日の東京市場は前日の米半導体株安とKOSPI急落を受けて朝方900円超売られたが、後場にかけて韓国株の下げ渋りを支えに切り返し、日経平均は3営業日ぶりに328円高の65,856円で終えた。夜のNY市場は原油安・長期金利低下を追い風にダウ・NASDAQ100がそろって上昇した一方、コンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を下回った。引け後に決算を発表したインテュイットとZoomは増収増益となったが、インテュイットは2027会計年度計画が市場予想を下回ったことを嫌気して時間外で急落した。
①日経平均は3営業日ぶり反発、TOPIXは4営業日続伸/②NY株はダウ・NASDAQ100が上昇も消費者信頼感指数は下振れ、原油は大幅反落/③引け後決算はインテュイット・Zoom・nCinoが増収増益もインテュイットは来期計画を嫌気され急落

📰 ニュース見出し時系列

🌏 アジアセッション(07:00〜17:35 JST)
時刻地域見出し
09:00🇯🇵東京市場が寄り付き。前日の米半導体株指数(SOX)2.7%安を受け、半導体関連株中心に売りが先行。一時前日比900円超安の場面があった
09:00頃🇰🇷韓国KOSPIも大幅安で寄り付き(前日比161.03pt安の6,535.93)、一時6,408.82(-4.30%)まで下落した
後場🇯🇵🇰🇷KOSPIが下げ幅を縮小し前場終値からプラス転換、台湾加権指数も午後プラス転換となったことを支えに、東京株にも押し目買いが入った
15:30🇯🇵🔥🔥🔥 東証大引け。日経平均は前日比328円34銭高(+0.50%)の65,856円43銭と3営業日ぶりに反発。TOPIXは20.38pt高(+0.50%)の4,093.67と4営業日続伸した。東証プライムの売買高は19億118万株、売買代金は約7兆99億円と4月21日以来およそ4カ月ぶりの低水準にとどまった。値上がり846銘柄・値下がり647銘柄・変わらず63銘柄。押し上げはソフトバンクグループ、イビデン、フジクラ、東京エレクトロン、KDDIなど、押し下げはファーストリテイリング、アドバンテスト、本田技研工業、信越化学工業、トヨタ自動車などとなった
15:30🇰🇷韓国KOSPI大引け。下落スタートから後場に切り返し、前日比45.78pt高(+0.68%)の6,742.74で終了。外国人投資家は3営業日連続の売り越しとなったが、個人・機関投資家の買いが指数を押し上げた
16:00頃🇭🇰香港ハンセン指数はほぼ横ばいの25,511.10(-6.23、-0.02%)で終了した
16:00頃🇨🇳中国本土株・A50指数もほぼ横ばいで終了。週後半に控えるエヌビディア決算・ジャクソンホール会議を前に様子見ムードが続いた
17:32🇵🇰🇮🇷パキスタンのイラン訪問について「実り多いものとなった」とイラン準国営通信ISNAが大統領府報道官の発言として報じた
🌍 ロンドン/欧州セッション(16:00〜翌01:00頃 JST)
時刻地域見出し
深夜🇩🇪🇬🇧欧州株は独指標の上振れを好感する展開。独DAXは159.54高(+0.61%)の26,266.14、英FTSE100は31.84高(+0.29%)の10,886.16で終了した
🇺🇸 NYセッション(22:30〜翌07:00頃 JST、以下すべて日本時間)
時刻地域見出し
22:30🇺🇸NY株式市場が寄り付き
深夜🇺🇸🔥🔥🔥 NY引け。ダウ工業株30種平均は前日比160.24ドル高(+0.30%)の53,577.40ドルと続伸。NASDAQ100も186.05pt高(+0.64%)の29,209.23、S&P500も24.42pt高(+0.32%)の7,677.28とそろって上昇した。週後半に控えるエヌビディア決算を前に、売られていた半導体株にも買い戻しが入った
深夜🇺🇸NY原油(WTI10月限)は前日比3.90ドル安(-4.59%)の1バレル81.11ドルと大幅反落。前週末までの中東緊迫化を受けた上昇分への利益確定売りに加え、米原油在庫の大幅増加が重荷となった
深夜🇺🇸引け後にSelectQuote(前場発表)、インテュイット、Zoom Communications、Box、nCinoが決算を発表した(詳細は企業決算セクション参照)

🎙️ 要人発言|8月25日(時間はJST)

日時 / 発言者発言内容
8/25 10:34
豪準備銀行(RBA)理事会議事要旨(8/10-11分)
「GDP成長率は2026年にかけて減速し、2027年と2028年にかけて徐々に回復すると予想」「総合インフレ率と基調インフレ率は短期的に高止まりすると予測」「トリム平均インフレ率は2027年半ばまで3%を上回り、その後2027年後半には約2.5%に達すると予測」「委員らはインフレ見通しへの上振れリスクに引き続き注意を払いつつ、今回の会合では政策金利目標を据え置くことが適切であると判断」
8/25 昼頃
Ifoヴォルラーベ氏
「景気低迷にもかかわらず、第3四半期GDPは再び成長する可能性がある」
8/25 昼頃
ミネアポリス連銀総裁
「カナダとの貿易摩擦がインフレを加速させる可能性がある」
8/25 23:21
コリンズ米ボストン連銀総裁
「インフレ率は依然として高すぎる」「労働市場は完全雇用の状態にある」「調査では、高物価への懸念が広範に見られる」「追加関税が限定的であることやホルムズ海峡の再開に向けた進展を踏まえると、ディスインフレが最も可能性の高いシナリオと考えられる」「持続的なディスインフレの兆候が見られない限り、近いうちに利下げを行うことが適切である」
8/25 23:37
トランプ米大統領
「米海軍から、ホルムズ海峡からすべての機雷が除去、または破壊されたとの通告を受けた」「イランには、新たな機雷を設置するあらゆる船舶やボートが、直ちに、かつ体系的に破壊されることを通知した」
要人発言の読み解き:豪RBAは政策金利据え置きの判断を示しつつインフレ見通しの上振れリスクへの注意は継続する姿勢を示した。米国ではコリンズ・ボストン連銀総裁がインフレの高止まりを指摘する一方、関税影響の限定化とホルムズ海峡情勢の落ち着きを根拠にディスインフレ進行を見込む発言をし、利下げに前向きな姿勢を示した。トランプ大統領のホルムズ海峡機雷除去発言は、前日までの中東緊迫化を巡る懸念をやや後退させる材料となった。なお前日発生した米・カナダ通商交渉決裂を受けた対加関税50%発動(自動車・部品・鉄鋼、2027年1月〜)と、カーニー加首相による9月8日からの報復関税表明の影響は、25日も終日カナダドル安の形で相場に残った。

📊 経済指標|8月25日(火)発表分

時刻(JST)指標結果予想前回
14:00🇯🇵景気先行指数(確報値)116.5116.4116.4
14:00🇯🇵景気一致指数(確報値)118.5118.2118.2
15:00🇩🇪実質GDP改定値・前期比(Q2)0.3%0.2%0.2%
15:00🇩🇪実質GDP改定値・前年比(Q2)1.0%0.9%0.9%
17:00🇩🇪Ifo景況感指数88.887.186.6(改定86.7)
21:00🇺🇸住宅建築許可件数(確報値)143.3万件144.3万件144.3万件
22:00🇺🇸住宅価格指数・前期比(Q2)0.4%0.5%(改定0.6%)
22:00🇺🇸住宅価格指数・前月比(6月)0.0%0.2%0.3%
22:00🇺🇸S&Pケースシラー住宅価格(20都市)前年比2.10%1.80%1.63%(改定1.65%)
23:00🇺🇸リッチモンド連銀製造業指数475
23:00🇺🇸新築住宅販売件数60.7万件62.0万件62.8万件(改定67.8万件)
23:00🇺🇸コンファレンスボード消費者信頼感指数89.490.390.2(90.8から改定)

※予想・前回値はみんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」等に準拠

指標読み解き:独GDP改定値・Ifo景況感指数はともに予想を上回る上振れとなり、欧州の景況感の底堅さを示した。一方、米国では新築住宅販売件数が前月比10%超の大幅減、コンファレンスボード消費者信頼感指数も市場予想を下回るなど、住宅・消費関連の指標がやや軟調な結果となった。翌26日発表のPCEデフレーターと実質GDP改定値、週末のジャクソンホール会議を控え、米指標の解釈には引き続き注意が必要となる。

💼 企業決算|8月25日発表分

インテュイット(INTU) Nasdaq・フィンテック(TurboTax/QuickBooks/Credit Karma)|2026会計年度第4四半期・通期 増収増益もガイダンス嫌気で急落
売上高(Q4)
44.0億ドル
予想42.8億ドル(+14%増収)
調整後EPS(Q4)
4.03ドル
予想3.54ドル
2027年度EPS計画
22.88〜23.12ドル
市場予想を下回る
株価反応
通常-3.37%/時間外-8.69%
326.39ドル

四半期決算自体は増収増益で市場予想を上回ったが、有料顧客数の伸び鈍化と2027会計年度の非GAAP EPS成長率計画(+23〜24%)が市場予想に届かなかったことを嫌気し、時間外で急落した。四半期配当は15%増の1.38ドルに引き上げ。

Zoom Communications(ZM) Nasdaq・Web会議/AI協働プラットフォーム|2027会計年度第2四半期 増収増益
売上高
12.8億ドル
予想12.7億ドル(+4.9%増収)
調整後EPS
1.55ドル
予想1.48ドル
エンタープライズ売上高
+7.8%
3年で最高の伸び
2027年度通期計画
売上50.85〜50.95億ドル
非GAAP EPS 6.08〜6.12ドル

売上高・EPSともに市場予想を上回った。AI機能の有料利用者数拡大やエンタープライズ部門の成長加速が寄与し、通期計画も小幅ながら引き上げられた。

Box(BOX) NYSE・クラウドコンテンツ管理|2027会計年度第2四半期 EPS一致・売上は上回るも通期計画下方修正
調整後EPS
0.40ドル
予想0.40ドルと一致
売上高
予想上回る
市場予想307.4百万ドル基準
Q3 EPS計画
約0.39ドル
予想0.39ドルと一致
2027年度通期EPS計画
約1.54ドルに下方修正
従来1.56ドル・予想1.58ドル

四半期のEPSは予想と一致、売上高は予想を上回ったが、通期の調整後EPS計画を従来から引き下げたことでオプション市場は決算後に7%超の株価変動を織り込んでいた。

nCino(NCNO) Nasdaq・銀行業務向けクラウドソフトウェア|2027会計年度第2四半期 増収増益
売上高
1.61億ドル
予想1.589億ドル(+8.2%増収)
GAAP EPS
0.05ドル
予想0.03ドル
調整後営業利益率
25.4%
前年同期は-6.2%
通期売上高計画
6.455億ドルに上方修正
従来6.44億ドル

売上高・EPSともに市場予想を上回り、営業利益率も大きく改善した。AI関連機能の採用拡大を背景に大口顧客の契約拡大が続いているとしている。

その他の決算(簡易メモ)

SelectQuote(SLQT・NYSE、前場発表):2026会計年度第4四半期売上高は3.22億ドルと予想3.45億ドルを下回り、調整後EPSも-0.19ドルと予想(-0.15ドル)を下回る未達。株価は前日比-34.65%と急落した。
Kandi Technologies(KNDI・Nasdaq):決算発表が予定されていたが、詳細な結果は確認できなかった。
タカショー(7590・東証グロース):2027年1月期第2四半期の経常利益は463百万円(前期比+32.66%)となり、通期会社予想520百万円に対する進捗率は89.04%と、上期時点で高水準の進捗となった。

本日、日米以外の主要企業の大型決算発表は確認されませんでした。

📅 8月26日水曜日の主な予定

時刻(JST)予定
08:50🇯🇵企業向けサービス価格指数(7月)
09:30🇦🇺Westpac先行指数(7月)
10:30🇦🇺消費者物価指数(7月)
20:00🇺🇸MBA住宅ローン申請指数
21:30🇺🇸個人所得・個人消費支出、PCE価格指数(7月)
21:30🇺🇸耐久財受注(速報値、7月)
21:30🇺🇸実質GDP改定値(第2四半期)
23:30🇺🇸週間石油在庫統計
今週後半の主なイベント:エヌビディア決算(8月26日引け後、日本時間27日朝発表見込み)/PCEデフレーター・実質GDP改定値(8月26日)/ジャクソンホール会議(8月27〜29日、ウォーシュFRB議長にとって就任後初の講演)。対イラン制裁と対カナダ関税を巡る動向も引き続き相場材料として要警戒。

📚 主な出典

▼一次ソース(公的機関・企業公式発表)
▼報道・二次メディア
みんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」、日経225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」(数値参照のみ)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点のものです。
ぱぶちゃんのファンダメンタルlab|director-pablo.blogspot.com

ほうもんしゃ

Translate

PVアクセスランキング にほんブログ村
このブログについて
当ブログ「ぱぶちゃんのファンダメンタルlab」では、
世界の株式・為替・商品・金利市場の振り返りや、
マクロ経済の動向や重要経済指標を中立・事実ベースで徹底解析しています。
投資判断を目的としたものではなく、
情報整理と理解を目的とした内容を提供しています。

ニュースや経済指標は数が多く分かりづらいため、
当ブログでは日々のマーケット情報を整理し、 冷静に読み解くことを目的としています。

このブログを検索

人気の投稿

ブログ アーカイブ

カテゴリー

自己紹介

自分の写真
ぱぶちゃん|投資歴6年
ゴールド・マクロ・FXを事実ベースで解説するブログを運営中。
相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。
ナンピンは得意です。
X @pablo29god

QooQ