【2026年08月14日・振り返り】日経平均405円高・4営業日続伸で68,713円/米小売売上高が予想外の減速、トランプ氏「ホルムズ海峡を米領に」発言
📰 ニュース見出し時系列
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 早朝 | 🇷🇺🇯🇵 | ロシア側が、プーチン大統領の択捉島訪問に対する日本の抗議を「無駄話」として拒絶したと伝わる。米国務省は北方領土の主権は日本にあるとの立場を改めて表明 |
| 09:00〜 | 🇯🇵 | 🔥🔥 東京市場は4営業日続伸でスタート。前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、AI・半導体関連銘柄に買いが先行 |
| 午前 | 🇰🇷 | 🔥🔥韓国総合株価指数(KOSPI)が約3週間ぶりに一時7,000ポイント台を回復。7月末安値から3割近く上昇し強気相場入り。7月の輸出物価指数は前年比+49.1%と1998年3月以来の大幅な伸びとなり、半導体・メモリー価格の高騰が牽引 |
| 午前 | 🇯🇵 | 日経平均は69,608円24銭まで上昇し、7月13日以来約1カ月ぶりに取引時間中として69,000円台を回復 |
| 午前 | 🇭🇰 | 香港ハンセン指数は続落。ネット通販大手のJDドットコムは2014年の上場以来初となる4-6月期の減収決算を嫌気され8.9%安。テンセント・ホールディングスも売上高こそ市場予想を上回ったものの、四半期の設備投資が前年同期比176%増と急拡大しAI投資負担への懸念が意識された |
| 午後 | 🇯🇵 | 堅調だったKOSPIが上げ幅を縮めると日経平均も失速。週末を控えた持ち高調整に加え、日銀による9月・10月の追加利上げ観測もくすぶる中で株式の割高感が意識され、後場中盤には68,471円15銭まで伸び悩む場面も |
| 15:30 | 🇯🇵 | 🔥🔥🔥 東証大引け。日経平均は前日比405円21銭高(+0.59%)の68,713円80銭で4営業日続伸。TOPIXは21.16pt高(+0.51%)の4,197.20で連日最高値を更新。値上がり132銘柄・値下がり92銘柄・変わらず1銘柄(日経平均採用銘柄ベース)。東証プライム市場全体では値上がり1,124銘柄・値下がり401銘柄、出来高は24億4,900万株。寄与度上位はアドバンテスト、ソフトバンクグループ、キオクシアホールディングス、ソニーグループ、ネクソン、下位はイビデン、東京エレクトロン、リクルートホールディングス、トレンドマイクロ、中外製薬 |
| 15:30〜 | 🇯🇵 | 🔥🔥決算ラッシュ(387社超が発表)。SOMPOホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、アサヒグループホールディングス、荏原製作所、マブチモーター、アシックスなど多数が発表(詳細は企業決算セクション参照) |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 欧州引け | 🇬🇧🇩🇪 | 欧州株式市場はまちまち。英FTSE100は0.56%安の10,772.67、独DAXは0.12%安の26,299.74、仏CAC40は0.28%安の8,650.56で終える。汎欧州STOXX600は0.04%安。中東情勢を巡る警戒感が上値を抑えた |
| 15:00 | 🇩🇪 | ドイツの7月卸売物価指数は前月比+0.2%・前年比+5.3%といずれも市場予想を上回る強めの結果 |
| 18:00 | 🇪🇺 | ユーロ圏の実質GDP改定値(4-6月期)は前期比+0.4%・前年比+1.0%でいずれも速報値・予想通りに着地 |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 21:30 | 🇺🇸 | 🔥🔥🔥 7月米小売売上高が発表。前月比-0.6%と予想外の減少となり、2025年5月以来の下落率を記録(詳細は経済指標セクション参照) |
| 寄り付き前 | 🇺🇸 | 半導体大手ブロードコム(AVGO)が節目の400ドルを割り込む急落。バンク・オブ・アメリカが、同社がアポロ・グローバル・マネジメントおよびブラックストーンと共同設立したAI関連資金調達プラットフォーム「AI XPV」を巡る資金調達リスクを理由に発行体・社債格付けを引き下げたと伝わったことが売り材料に |
| NY寄り付き | 🇺🇸 | 主要株価指数はまちまちで寄り付き。小売売上高の下振れによる利上げ観測後退を好感する動きと、個人消費減速への警戒感が交錯 |
| 23:00 | 🇺🇸 | 8月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)も市場予想を下回り、1年先のインフレ期待は予想を上回る水準に上昇。これを受け10年債利回りが上昇に転じ、S&P500は午前中にあっさり売りに転じた |
| NY市場後半 | 🇺🇸 | ホルムズ海峡を巡る供給懸念の再燃で原油相場は続伸。原油高と長期金利上昇を眺め、序盤に売られたドルは下げ渋る展開に |
| NY引け | 🇺🇸 | 🔥🔥🔥 主要指数はそろって下落。ダウ工業株30種平均は53,732.41ドル(前日比-107.58、-0.19%)、S&P500は7,785.76(-13.23、-0.17%)、NASDAQ100は30,046.14(-38.36、-0.13%)で取引を終了。低調な経済指標と中東情勢の不透明感が主力株の売りを誘った |
| NY引け | 🇺🇸 | 為替市場では、弱い経済指標を受けてドル円は一時158円60銭まで下落する場面があったが、ホルムズ海峡を巡る供給混乱の継続で原油高・長期金利上昇に連れてドルが買い戻され159円40銭まで反発、159円33銭で引けた。NY金先物は4,432.00ドル(+11.60、+0.26%)と小幅高。WTI原油は82.40ドル(+1.15、+1.42%)と続伸。ビットコインは1,001万7,867円(-12万104円、-1.18%)。VIX指数は14.25(-2.60%)、米10年債利回りは4.695%で終える |
| 02:20 | 🇺🇸 | グールズビー米シカゴ連銀総裁が講演(詳細は要人発言セクション参照) |
| 04:55〜05:10 | 🇺🇸🇮🇷 | 🔥🔥🔥 トランプ米大統領がニューヨーク州での集会演説で「イランを破った後、近いうちにホルムズ海峡を米国の領土と宣言するつもりだ」と発言。「我々が許可しない限り、どの船も通過できない」とも述べ海峡の実効支配を主張。あわせて「イランを経済的に強く攻撃する」「イランの核兵器保有は容認できない」とも言及。イランのガリババディ外務次官はX(旧Twitter)で「ホルムズ海峡を手に入れることはできない。イランは脅しに屈しない」と反発 |
🎙️ 要人発言|8月14日〜15日(時間はJST)
| 日時 / 発言者 | 発言内容 |
|---|---|
| 8/15 02:20 グールズビー米シカゴ連銀総裁 | 「米国のGDPと労働市場は基本的に安定している」「消費の低迷が続けば懸念材料となり得る」「CPIの内容には勇気づけられているが、さらなるデータが必要」 |
| 8/15 04:55 トランプ米大統領 | 「イランを経済的に強く攻撃する」「イランの核兵器保有は容認できない」「イランは大敗を喫している」 |
| 8/15 05:10 トランプ米大統領 | 「イランを破った後、かなり近いうちにホルムズ海峡を米国の領土と宣言するつもりだ」「我々は封鎖を行っている。我々が許可しない限り、どの船も通過できない」 |
📊 経済指標|8月14日(金)発表分
| 時刻(JST) | 国 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15:00 | 🇩🇪 | 卸売物価指数(7月・前月比) | +0.2% | -0.3% | -0.7% |
| 15:00 | 🇩🇪 | 卸売物価指数(7月・前年比) | +5.3% | - | +4.9% |
| 18:00 | 🇪🇺 | 実質GDP改定値(2Q・前期比) | +0.4% | +0.4% | +0.4% |
| 21:30 | 🇨🇦 | 製造業売上高(6月・前月比) | -0.6% | +0.3% | +0.2% |
| 21:30 | 🇨🇦 | 卸売売上高(6月・前月比) | -0.3% | +0.2% | -0.2% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 小売売上高(7月・前月比) | -0.6% | +0.1% | +0.2% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 小売売上高(除自動車・前月比) | -0.3% | +0.2% | -0.2% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 小売売上高(除自動車・ガソリン) | -0.2% | +0.3% | +0.4% |
| 21:30 | 🇺🇸 | コントロールグループ(前月比) | -0.4% | +0.3% | +0.4% |
| 23:00 | 🇺🇸 | ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値・8月) | 51.0 | 54.2 | 55.2 |
🎯 FedWatch(次回9月16日FOMC向け)
| ターゲットレンジ | 確率(現在) | 1日前 | 1週間前 | 1ヶ月前 |
|---|---|---|---|---|
| 350-375bp (現状維持) | 66.9% | 66.1% | 55.6% | 41.9% |
| 375-400bp (利上げ) | 33.1% | 33.9% | 44.4% | 50.0% |
| 400-425bp | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 8.0% |
CME FedWatchツール / 対象:9月16日FOMC(Data as of 2026年8月14日09:14:14 CT、小売売上高・ミシガン大指数発表後の数値)
💼 企業決算|8月14日発表分
🇯🇵 国内企業(387社超発表、主要銘柄)
主力の損害保険事業や資産運用収益の拡大が牽引し、市場予想を大幅に上回る増益となった。
車載・民生用小型モーターの需要回復により大幅増益となり、市場予想を大きく上回った。
半導体製造装置向け部材事業の需要拡大により大幅増益となり、コンセンサスも上回った。
パフォーマンスランニングを中心に海外売上が伸長し、大幅増益となった。
外食事業の客数回復と宅食事業の伸長により大幅増益となり、市場予想を大きく上回った。
半導体関連の製品・サービス需要が牽引し、増益を確保した。
丸亀製麺の既存店は堅調だったが、原材料・人件費の上昇が利益を圧迫し減益。ただし市場予想は上回った。
国内外ともに広告需要は底堅いものの、市場予想には届かなかった。
半導体製造装置向け需要の一服などが響き、四半期赤字に転落した。
| 銘柄 | 経常利益(前期比) | 備考 |
|---|---|---|
| MS&ADインシュアランスグループHD(8725) | 4,409.26億円 | 1Q、前年比データ非開示 |
| アサヒグループホールディングス(2502) | 299.63億円(▲5.79%) | 1Q、コンセンサス253.00億円を超過 |
| アルバック(6728) | 199.08億円(▲30.40%) | 本決算、コンセンサス196.74億円をわずかに超過 |
| ノーリツ鋼機(7744) | 184.76億円(+73.43%) | 2Q、コンセンサス160.00億円を超過 |
| GMOペイメントゲートウェイ(3769) | 290.28億円(+21.26%) | 3Q |
| サンドラッグ(9989) | 118.80億円(▲2.20%) | 1Q、コンセンサス124.50億円に届かず |
| ラクス(3923) | 48.72億円(+33.22%) | 1Q、コンセンサス48.48億円を超過 |
| BuySell Technologies(7685) | 90.22億円(+98.63%) | 2Q、コンセンサス90.35億円とほぼ同水準 |
| 他367社超 | 壽屋、アイコム、クラウドワークス、松屋フーズホールディングス、進学会ホールディングスほか | |
※コンセンサス数値は株式会社アイフィスジャパン提供データに基づく
🇺🇸 米国企業
8月14日は主要企業の決算発表は少なく、静かな一日だった。米国株式決算カレンダーに掲載されたのはCBAKエナジー・テクノロジー、パブメッド、シティアス・ファーマシューティカルズの3社のみで、いずれも小型株にとどまる。決算こそなかったものの、半導体大手のブロードコム(AVGO)がNY市場で節目の400ドルを割り込む急落となった。バンク・オブ・アメリカのアナリストが、同社がアポロ・グローバル・マネジメントおよびブラックストーンと共同で設立したAI関連の資金調達プラットフォーム「AI XPV」を巡る資金調達リスクを理由に、発行体・社債格付けを引き下げたと伝わったことが売り材料となった。
🌍 日米以外の主要企業
中国のハイテク大手2社の決算余波が、この日の香港市場の重荷となった。テンセント・ホールディングス(0700)は12日発表の4-6月期決算で売上高が前年同期比11%増の2,048億元と市場予想をやや上回ったものの、純利益は0.7%増の560億元にとどまりコンセンサス(618億元)に届かず、四半期の設備投資が前年同期比176%増の528億元に急増したことがAI投資の収益化を巡る懸念として意識された。同じくJDドットコム(京東集団)は4-6月期の売上高が2014年の上場以来初めて前年割れとなり、株価は8.9%安と急落。両社の決算を受けた売りが14日の香港ハンセン指数の重荷となった。
📅 8月17日月曜日の主な予定
| 時刻(JST) | 国 | イベント |
|---|---|---|
| 08:50 | 🇯🇵 | 実質GDP1次速報値(4-6月期)・対外対内証券投資(08/08-08/14) |
| 10:30 | 🇨🇳 | 新築住宅販売価格(7月) |
| 11:00 | 🇨🇳 | 小売売上高・鉱工業生産指数(7月) |
| 13:30 | 🇯🇵 | 鉱工業生産(確報値・6月)・第3次産業活動指数(6月) |
| 21:30 | 🇺🇸 | ニューヨーク連銀製造業景気指数(8月) |
| 21:30 | 🇨🇦 | 消費者物価指数(CPI・7月) |
| 23:00 | 🇺🇸 | NAHB住宅市場指数(8月) |
📚 主な出典
- THE GOLD ONLINE(Yahoo!ニュース)「『初配当』実施&1〜6月期営業利益『67.4%増』でストップ高…【8月14日の国内株式市場概況】」(2026年8月14日)
- 財経新聞「日経平均大引け:前日比405.21円高の68713.80円」(2026年8月14日)
- 財経新聞「週末の持ち高調整などで重い展開【クロージング】」(2026年8月14日)
- 共同通信(Yahoo!ニュース)「米小売売上高0.6%減 7月、予想大幅に下回る」(2026年8月14日)
- 株探「弱い米小売売上高で米利上げ期待がさらに後退」(2026年8月14日)
- 財経新聞「【市場反応】米7月小売売上高は予想外のマイナス1年ぶり低水準、ドル売り」(2026年8月14日)
- 日本経済新聞「NYダウ、反落し107ドル安 低調な経済指標や中東の不透明感で」(2026年8月14日)
- Bloomberg「米国株は下落、個人消費に減速の兆し-短期債アウトパフォーム」(2026年8月14日)
- 日本経済新聞「NY商品、原油反発 米イラン交渉の先行き不透明感で 金も小幅反発」(2026年8月14日)
- 財経新聞「8月14日のNY為替概況」(2026年8月15日)
- AFPBB News「トランプ氏、ホルムズ海峡を『近く米領と宣言する』と発言」(2026年8月15日)
- 北國新聞「トランプ氏、港湾封鎖継続 ホルムズ海峡『米領土に』」(2026年8月15日)
- 時事ドットコム「トランプ氏、ホルムズ『米国の領土に』 対イラン、経済圧力強化も」(2026年8月15日)
- みんかぶ FX/為替「アジア株 韓国暴落から2週間で強気相場入り、香港はテック決算嫌気し続落」(2026年8月14日)
- STL.News「Overseas Stock Market Update — August 14, 2026」(2026年8月14日)
- Bloomberg「テンセント、売上高11%増で予想上回る-AI投資支える成長維持」(2026年8月12日)
- TradingKey「【米国株寄り前】小売売上高データの発表を控え、アプライド・マテリアルズが5%超下落、サンディスクは7%超上昇」(2026年8月14日)
- 北海道新聞「プーチン氏の択捉訪問、前日から兆候」(2026年8月14日)
- 時事ドットコム「高市首相『断じて許容できず』 プーチン氏の択捉島訪問」ほか関連ニュース一覧(2026年8月13日〜14日)
- CME Group「FedWatchツール」(Data as of 2026年8月14日09:14 CT)/マネックス証券 国内株式・米国株式決算カレンダー(情報提供:株式会社アイフィスジャパン/ウエルスアドバイザー株式会社)/みんかぶFX 経済指標カレンダー/nikkei225jp.com(世界の株価リアルタイムチャート、市況数値の確認のみに使用)

