【2026年9月18日・朝展望】日経平均は530円高と大幅反発、64,600円台へ——日銀会合を控え思惑先行、NYダウは4営業日ぶり反発の流れ引き継ぐ
②前日17日のNYダウは316ドル14セント高(+0.61%)、S&P500は85.95pt高(+1.14%)、ナスダック100は501.92pt高(+1.73%)とそろって反発。前々日のFOMC後急落の反動に加え、原油安と長期金利の低下が支えとなった
③ドル円は156円18銭台で推移、前日比+0円23銭(+0.15%)とやや円安方向。本日12:30に日銀金融政策決定会合の結果発表、15:30に植田総裁会見を控え、方向感を欠きやすい地合い
④ゴールド(XAUUSD)はCFD基準で4,363.80ドル、前日比+12.10ドル(+0.28%)とやや堅調
⑤WTI原油は101.04ドル(▲0.87ドル、-0.85%)と小幅安
※本記事執筆時点(10:04〜10:06頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
1️⃣ NY市場振り返り(前日17日)
| 指数 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| NYダウ | 51,778.04ドル | +316.14(+0.61%) |
| NASDAQ100 | 29,446.98 | +501.92(+1.73%) |
| S&P500 | 7,637.76 | +85.95(+1.14%) |
| FANG+指数 | 18,777.89 | +311.85(+1.69%) |
| VIX指数 | 15.44 | -2.27 |
振り返り:17日のNYダウは前日比316ドル14セント高(+0.61%)の51,778.04ドルと4営業日ぶりに反発した。前々日のFOMCでの利上げ決定とウォーシュFRB議長のタカ派会見を受けた急落の反動に加え、原油安と米長期金利の低下が投資家心理を支えた。S&P500・ナスダック100はダウより強い上昇となり、ハイテク株主導の反発色が強かった。VIX指数は15.44と大きく低下し、FOMC通過後の警戒感後退を示した(詳細は9/17振り返り記事を参照)。
2️⃣ 日経平均レビュー(本日18日、10:06時点)
| 指数・先物 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物) | 64,666.31 | +530.06(+0.83%) | 10:06 |
| 225先物 大取mini | 64,505 | +305(+0.47%) | 10:06 |
| 225先物 大取ラージ | 64,490 | +290(+0.45%) | 10:06 |
| 225先物 CME円建て | 64,500 | ▲330(-0.51%) | 09:53 |
| 225先物 CMEドル建て | 64,545 | ▲355(-0.55%) | 09:52 |
※前日終値は64,136.25円。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用
本日の展望:日経平均は前日終値64,136円25銭に対し寄り付きから買いが先行し、10:06時点で64,666円31銭(前日比+530円06銭、+0.83%)と大幅反発している。前日17日のNY株高の流れを引き継ぎ、値上がり主導の展開となっている。一方でCME先物(円建て・ドル建て)は現物より下に位置しており、上値の重さも残る。08:30発表の全国消費者物価指数(8月)は総合が前年比+1.9%と前月から横ばい、生鮮食料品を除くコア指数は+1.7%と予想(+1.8%)・前月(+1.8%)をともにわずかに下回った。もっとも1.25%への利上げは市場コンセンサスとしてすでに固まっており、焦点は利上げの有無よりも、声明や植田総裁会見でのその先の引き締めトーンに移っている。12:30の政策金利発表と15:30からの会見結果次第で、方向感が大きく変わる展開もあり得る。
3️⃣ 為替(ドル円)展望
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 156.186 | +0.233(+0.15%) | 10:06 |
| ユーロドル | 1.1481 | +0.0007(+0.06%) | 10:06 |
本日の展望:ドル円は156円18銭台で推移し、前日比+0円23銭(+0.15%)とやや円安方向にある。米10年債利回りは10:05時点で4.9350(前日比▲0.0120)とやや低下しているが、依然として節目の5%近辺で高止まりしており、ドル円の下支えとなっている。本日は12:30に日銀金融政策決定会合の結果発表、15:30に植田総裁会見を控えており、市場予想は1.00%からの1.25%への利上げとなっている。振れ幅は声明や会見でのその先の引き締めトーン次第で大きくなりやすい。
4️⃣ 貴金属(ゴールド XAUUSD)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| XAUUSD(CFDサンデーゴールド) | 4,363.80 | +12.10(+0.28%) | 10:06 |
| (参考)NY金先物 | 4,402.80 | +3.10(+0.07%) | 10:05 |
※NY金先物は限月ものの決済値であり、限月交代の影響でXAUUSD(現物連動)と水準差が生じるため、本欄ではXAUUSDを基準に考察する
本日の展望:ゴールド(XAUUSD)はCFD(サンデーゴールド)基準で4,363.80ドル前後とやや堅調に推移している。米10年債利回りが10:05時点で4.9350(前日比▲0.0120)とやや低下していることが支えとなっている一方、本日12:30の日銀会合結果と15:30の植田総裁会見次第では、円建て・ドル建て双方で振れやすい地合いとなりそうだ。
5️⃣ 原油(WTI)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 101.04ドル | ▲0.87(-0.85%) | 10:04 |
本日の展望:WTI原油先物は前日比0.87ドル安(-0.85%)の101.04ドルと小幅安で推移している。前日の原油安がNY株の支援材料になった流れを引き継ぎ、本日も101ドル近辺でもみ合っている。サウジアラビアの東西パイプライン停止長期化を背景とした供給不安は根強く残っている。
6️⃣ 本日9/18の経済指標
| 時刻(JST) | 国 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 07:45 | 🇳🇿 | 貿易収支(8月) | -13.49億NZドル | ― | -19.49億NZドル(改定-21.18) |
| 08:30 | 🇯🇵 | 消費者物価指数(8月・前年比) | +1.9% | +2.0% | +1.9% |
| 08:30 | 🇯🇵 | 生鮮食料品除くコア・前年比 | +1.7% | +1.8% | +1.8% |
| 12:30 | 🇯🇵 | 日銀政策金利(9月) | 発表待ち | +1.25% | +1.00% |
| 15:00 | 🇩🇪 | 生産者物価指数(8月・前月比/前年比) | 発表待ち | +0.6%/+3.8% | +1.1%/+3.0% |
| 15:00 | 🇬🇧 | 小売売上高(8月・前月比/前年比) | 発表待ち | -0.2%/+1.9% | -0.5%/+1.6% |
| 15:30 | 🇯🇵 | 植田日銀総裁記者会見 | ― | ― | ― |
| 17:00 | 🇪🇺 | 経常収支(7月) | 発表待ち | ― | 351億ユーロ |
| 18:00 | 🇪🇺 | 建設業生産高(7月・前月比/前年比) | 発表待ち | ― | -1.3%/-0.7% |
| 22:15 | 🇺🇸 | 鉱工業生産指数(8月・前月比) | 発表待ち | +0.4% | +0.2% |
| 22:15 | 🇺🇸 | 設備稼働率(8月) | 発表待ち | 76.4% | 76.3% |
| 23:00 | 🇺🇸 | 景気先行指数(8月・前月比) | 発表待ち | -0.2% | +0.2% |
今日の注目点:朝方発表された全国消費者物価指数は総合が前年比+1.9%と前月から横ばい、コアは+1.7%と予想・前月をともにわずかに下回った。もっとも1.25%への利上げは市場コンセンサスとしてすでに固まっており、最大の焦点は利上げの有無よりも、12:30発表の日銀金融政策決定会合の声明と、15:30からの植田総裁記者会見でのその先の引き締めトーンに移っている。発言内容次第で、株式・為替・金・原油いずれの市場にとっても本日最大の変動要因となりそうだ。
📚 主な出典
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年9月18日10:04〜10:06頃時点の市況数値を参照)
- ぱぶちゃんのファンダメンタルlab「【2026年09月17日・振り返り】日経平均は213円高と続伸、6万4000円台を回復」(2026年9月17日)
- みんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」(2026年9月18日発表分の結果・予想・前回)

