【2026年09月17日・振り返り】日経平均は213円高と続伸、6万4000円台を回復〜FOMC通過の安心感も日銀会合控え上値重く、NYダウは4営業日ぶり反発〜
📅 対象時間帯:2026年9月17日(木)07:00 〜 9月18日(金)07:00 JST
📌 30秒で読む結論
17日の東京株式市場で日経平均株価は前日比213円25銭高(+0.33%)の64,136.25円と続伸し、6万4000円台を回復した。寄り付きは前日比720円超高い64,643.58円まで買われたが、そこが高値となり終日上値の重い展開に。前日のFOMC通過の安心感から買いが先行したものの、年内追加利上げ観測と18日の日銀会合を控えた手控えムードから伸び悩んだ。海外では、17日のNY株式市場でダウ平均が前日比316.14ドル高(+0.61%)の51,778.04ドルと4営業日ぶりに反発。前日の急落の反動に加え、原油安と長期金利の低下が支えとなった。英中銀(BOE)は政策金利を3.75%に据え置いたが、9人中3人が4.00%への利上げを主張する僅差の決定となった。
①日経平均は続伸、寄り付き720円超高から上値を切り縮め213円高で終了。値上がり銘柄は8割超も、半導体関連は伸び悩み
②NYダウは316.14ドル高(+0.61%)と4日ぶり反発。FOMC後の急落一巡と原油安・金利低下が支援材料に
③英中銀(BOE)は3.75%で据え置き決定も、9人中3人が利上げを主張する際どい結果に。2027年初頭にインフレ率が4%を突破するとの見通しも示す
④S&P500・ナスダック100はダウより強い上昇(+1.14%/+1.73%)となり、日経=バリュー主導、NY=ハイテク主導の対比が鮮明に
📋 目次
📈 市況一覧(9/17現物ベース)
※先物・CFD・DEX銘柄は除き、現物・スポットの終値のみ掲載しています。
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 64,136.25円 | +213.25円(+0.33%) |
| 香港ハンセン指数 | 24,604.29 | -109.49(-0.44%) |
| 中国FTSE A50 | 14,356.98 | -65.60(-0.45%) |
| 韓国KOSPI200 | 1,058.27 | -1.78(-0.17%) |
| 英FTSE100 | 10,816.14 | +127.67(+1.19%) |
| 独DAX | 25,716.71 | +178.96(+0.70%) |
| NYダウ | 51,778.04ドル | +316.14ドル(+0.61%) |
| S&P500 | 7,637.76 | +85.95(+1.14%) |
| ナスダック100 | 29,446.98 | +501.92(+1.73%) |
| FANG+指数 | 18,777.89 | +311.85(+1.69%) |
| VIX指数 | 15.44 | -2.27 |
| ドル円(NY引け前後) | 155円90銭台 | 前日156円36銭からやや円高方向 |
| XAUUSD | 4,344.00ドル前後 | -7.70(-0.18%) |
| WTI原油 | 101.21ドル | +0.15ドル(+0.15%) |
| 米10年債利回り | 4.939% | -0.065pt |
※ドル円・XAUUSDはNY引け前後のアプリ実測値を参考値として掲載(速報値のため後日訂正の可能性あり)
📰 ニュース見出し時系列
🌏 アジアセッション(9/17 09:00〜17:00 JST)
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 09:00 | 🇯🇵 | 東証寄り付き。日経平均は前日比720円58銭高の64,643.58円と大きく上げて始まる。前日のFOMC通過の安心感から幅広い銘柄に買いが先行し、値上がり銘柄は全体の8割超に達した |
| 前場〜後場 | 🇯🇵 | 寄り付き直後が高値となり、その後は上げ幅を縮小する展開に。AI・半導体関連株は朝高後に伸び悩み、東京エレクトロン・アドバンテストなどが上げ幅を縮小し指数の重しとなった。一時マイナス圏に沈む場面も |
| 15:30 | 🇯🇵 | 🔥 東証大引け。日経平均は続伸、前日比213円25銭高(+0.33%)の64,136円25銭で終了し6万4000円台を回復。売買代金は概算7兆1,538億円、売買高19億5,662万株。TOPIXも続伸 |
| 17:00 | 🇭🇰 | 香港ハンセン指数引け。24,604.29(-109.49、-0.44%) |
| 17:00 | 🇨🇳 | 中国FTSE A50引け。14,356.98(-65.60、-0.45%) |
🌍 ロンドン/欧州セッション(9/17 18:00〜翌00:30頃 JST)
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 20:00 | 🇬🇧 | 英中銀(BOE)金融政策委員会が政策金利を3.75%で据え置きを決定。9人中3人が4.00%への利上げを主張する僅差の結果に(詳細は要人発言コーナー参照) |
| 翌00:30 | 🇬🇧 | 英FTSE100種総合株価指数引け。10,816.14(+127.67、+1.19%) |
| 翌00:30 | 🇩🇪 | 独DAX引け。25,716.71(+178.96、+0.70%) |
🇺🇸 NYセッション(9/17 22:30〜翌05:00頃 JST、以下すべて日本時間)
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 22:45頃 | 🇺🇸 | NY株式市場は反発して始まる。ダウ平均は現地時間午前9時45分時点で前日比209.69ドル高の51,671.59ドルを付ける |
| 取引時間中 | 🇺🇸 | 前日のFOMC後急落の反動に加え、原油安と米長期金利の低下が投資家心理を支え、幅広い銘柄に買いが優勢に |
| 翌05:00 | 🇺🇸 | NY引け。ダウ平均は前日比316ドル14セント高(+0.61%)の51,778.04ドルで終了し、4営業日ぶりに反発。S&P500は85.95pt高(+1.14%)の7,637.76、ナスダック100は501.92pt高(+1.73%)の29,446.98、FANG+指数は311.85pt高(+1.69%)の18,777.89。VIX指数は15.44と大きく低下し、FOMC通過後の警戒感後退を示した |
| 翌05:00頃 | 💴 | ドル円は155円台後半〜156円台で推移。米長期金利は4.939%まで低下 |
🇮🇷🇺🇸 米・イラン情勢
| 日付 | 見出し |
|---|---|
| 継続中 | サウジアラビアの東西パイプライン停止は長期化しており、原油価格の下値を支える要因となっている。ホルムズ海峡を巡る米・イラン間の緊張も引き続きくすぶっており、この時間帯において新たな軍事的エスカレーションを示す一次報道は確認されなかったが、供給不安の根本的な解消には至っていない |
🎙️ 要人発言|9月17日(時間はJST)
| 日時 / 発言者 | 発言内容 |
|---|---|
| 13:00 片山財務相 | 「日銀には政府と密接に連携し、適切な金融政策運営を行うことに期待」 |
| 15:55 トルコ中央銀行(TCMB) | 「週次レポ入札の調達額を引き上げる」「銀行間金融市場の借入限度額を更新する」「リラの流動性を支えるため、担保割引率を引き下げる」「流動性逼迫の緩和に重点を置いた措置を行う」 |
| 19:32 レーン・フィンランド中銀総裁 | 「先週のECB理事会での利上げは正当なものだった」「インフレ見通しは多少ばらつきがある」「エネルギー市場は、戦前の正常な状態には戻らない可能性」 |
| 20:02 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 | 「3.75%での据え置きを賛成6反対3で決定」「グリーン委員とピル委員、マン委員が4.00%への利上げを主張し反対」「必要に応じて行動する準備を整えている」「2027年初頭にインフレ率が4%を突破すると予測(従来予測:2026年10-11月に3.2%でピークアウト)」「インフレリスクは明確に上振れ方向へ傾斜」「第3四半期GDP成長率見通しを+0.4%へ引き上げ(7月時点の予測+0.1%)」「資産購入ファシリティ(APF)による市中での英国債売却オークションを2027年4月まで一時停止」「ベイリー総裁は紛争が長期化すれば、政策は引き締めを迫られる可能性を指摘」 |
📊 経済指標|9月17日(木)発表分
| 時刻(JST) | 国 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 07:45 | 🇳🇿 | 実質GDP(第2四半期・前期比) | +0.2% | +0.1% | +0.8%(改定+0.9%) |
| 07:45 | 🇳🇿 | 実質GDP(第2四半期・前年比) | +2.6% | +2.2% | +1.5%(改定+1.7%) |
| 08:50 | 🇯🇵 | 対外証券投資-中長期ネット(09/05-09/11) | 10,829億円 | ― | 1,119億円(改定1,114) |
| 08:50 | 🇯🇵 | 対内証券投資-中長期ネット(09/05-09/11) | 22,362億円 | ― | 4,496億円(改定4,443) |
| 17:00 | 🇿🇦 | BER消費者信頼感指数(第3四半期) | -13 | ― | -19 |
| 18:00 | 🇪🇺 | 消費者物価指数・HICP確報値(8月・前年比) | +3.2% | +3.3% | +3.3% |
| 18:00 | 🇪🇺 | HICPコア確報値(8月・前年比) | +2.4% | +2.4% | +2.4% |
| 20:00 | 🇬🇧 | 英中銀政策金利 | 3.75%(据え置き) | 3.75% | 3.75% |
| 21:30 | 🇺🇸 | フィラデルフィア連銀景況指数(9月) | 37.8 | 28.6 | 47.4 |
| 21:30 | 🇺🇸 | 住宅着工件数(8月) | 127.5万件 | 131.9万件 | 123.9万件(改定130.9) |
| 21:30 | 🇺🇸 | 住宅建築許可件数(8月) | 139.4万件 | 141.2万件 | 143.3万件 |
| 21:30 | 🇺🇸 | 新規失業保険申請件数(09/06-09/12) | 19.6万件 | ― | 20.6万件 |
| 21:30 | 🇨🇦 | 鉱工業製品価格(8月・前月比) | +1.3% | ― | +0.6%(改定+0.3%) |
| 23:00 | 🇺🇸 | 中古住宅販売成約指数(8月・前月比) | +0.3% | -0.1% | -2.3%(改定-2.6%) |
指標読み解き:米フィラデルフィア連銀景況指数は予想を大幅に上回る強い結果となり、地域経済の底堅さを示した。一方、住宅着工件数は前月から減少したが、内訳では集合住宅の落ち込みが主因で、一戸建ては比較的底堅さを見せており、高金利一辺倒では説明しきれない構図となっている。ユーロ圏HICP確報値は速報値通りで着地し、BOEの据え置き判断を後押しする材料となった。ニュージーランドの実質GDPは前期比・前年比ともに予想を上回り、リセッション懸念がやや後退した格好だ。
💼 企業決算|9月17日発表分
🇯🇵 国内
コタ〈4923〉|化粧品・理美容資材|第1四半期実績
経常利益
61百万円
61百万円
通期会社予想
1,931百万円
1,931百万円
進捗率
3.16%
3.16%
第1四半期時点の進捗率は低水準スタートとなったが、同社は例年下期偏重の傾向があり、単純な進捗率だけで通期の達成度を判断しにくい面がある。
ファーマライズホールディングス〈2796〉|調剤薬局|第1四半期実績
経常利益
79百万円
79百万円
前年同期比
-31.30%
-31.30%
進捗率
10.73%
10.73%
前年同期比で大幅な減益となり、通期予想736百万円に対する進捗率も1割程度にとどまった。
🇺🇸 米国
カンディ・テクノロジーズ・グループ〈KNDI〉(NASDAQ)が9月17日09:00(現地時間予定)に決算発表を予定していたが、詳細な決算数値は確認できなかった。
🌍 ほか(日米以外)
9月17日は日米以外の主要企業による大型決算発表は確認されなかった。
📅 本日の予定
| 時刻(JST) | 国 | 予定 |
|---|---|---|
| 07:45 | 🇳🇿 | 貿易収支(8月) |
| 08:30 | 🇯🇵 | 全国消費者物価指数(8月) |
| 12:30 | 🇯🇵 | 日銀金融政策決定会合・結果発表 |
| 15:00 | 🇩🇪 | 生産者物価指数(8月) |
| 15:00 | 🇬🇧 | 小売売上高(8月) |
| 22:15 | 🇺🇸 | 鉱工業生産指数(8月) |
| 23:00 | 🇺🇸 | 景気先行指数(8月) |
本日の注目点:日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え、市場では追加利上げの有無が最大の焦点となっている。FOMCが3年ぶりの利上げを決め、BOEも9人中3人が利上げを主張する際どい僅差で据え置きとなったことで、主要中銀の金融政策の方向性を丁寧に見極める展開が続きそうだ。国内では全国消費者物価指数の発表も控えており、日銀会合の判断材料として注目される。
📚 主な出典
- 株探ニュース「【↑】日経平均 大引け|続伸、半導体失速もバリュー株が買われる」(2026年9月17日)
- ウエルスアドバイザー「日経平均は213円高と続伸、一時下げ転換も取引終了にかけ上げ幅取り戻す」(2026年9月17日)
- 岩井コスモ証券「市況解説」(2026年9月17日)
- 財経新聞「日経平均テクニカル:続伸、5日線回復しパラボリ陽転値接近」(2026年9月17日)
- 共同通信「NY株、反発して始まる」(2026年9月17日)
- OANDA Lab「NYダウの振り返りと見通し:FOMCがタカ派に傾き続落」(2026年9月17日)
- 時事通信「NY株式 17日終値/ダウ4日ぶり反発、316ドル高」(2026年9月18日)
- みんかぶFX/為替「NY各市場 0時台 ダウ平均は233ドル高」(2026年9月18日)
- トレーダーズ・ウェブFX「17日の主な要人発言(時間は日本時間)」(2026年9月18日)
- みんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」
世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com)は市況の数値確認のみに使用
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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