【2026年10月02日・振り返り】日経平均3日ぶり反落、雇用統計は+2.9万人でNY株続伸〜G7が石油備蓄1億バレル協調放出〜

2026年10月4日日曜日

マーケット振り返り

t f B! P L
2026年10月2日振り返り

【2026年10月02日・振り返り】日経平均3日ぶり反落、雇用統計は+2.9万人でNY株続伸〜G7が石油備蓄1億バレル協調放出〜

📅 対象時間帯:2026年10月2日(金)07:00 〜 10月4日(日)11:30 JST(週末のイラン情勢・ロシアのウクライナ攻撃を含む)
📌 30秒で読む結論
金曜の日経平均は、前日までの2日間で3,500円近く上げた反動と米長期金利高への警戒から3日ぶりに反落した。夜の米9月雇用統計は雇用者数が予想を大きく下回り、10月の追加利上げ観測が後退してNY株は続伸したが、米10年債利回りは発表後に切り返して5.2%台で引けた。G7は石油備蓄1億バレルの協調放出を決めて原油は反落、一方で週末はトランプ氏がイランに「易しい道か難しい道か」と迫り、緊張は続いている。
①日経平均は647円26銭安(-0.94%)の68,309円46銭で3日ぶり反落。NYダウは250.40ドル高、NASDAQ100は+1.00%
②米9月雇用統計はNFP+2.9万人(予想+9.5万人)、失業率4.2%。7・8月は合計▲6.0万人の下方修正
③G7が4か月で最大1億バレルの石油備蓄を協調放出。週末はトランプ氏が対イランで「決断」に言及、フーシ派はリヤドのアラムコ施設への攻撃を主張

📈 市況一覧(10/2終値ベース)

指標終値前日比
日経平均68,309.46円-647.26円(-0.94%)3日ぶり反落
英FTSE10010,461.95+33.68(+0.32%)
独DAX25,231.20+291.85(+1.17%)
仏CAC407,897.19+61.88(+0.79%)
NYダウ51,176.96ドル+250.40(+0.49%)
S&P5007,722.72+56.27(+0.73%)
NASDAQ10030,807.93+306.37(+1.00%)
VIX恐怖指数15.31-1.08(-6.59%)
ドル円157円86銭前後(NY終盤)-0円21銭(-0.13%)
XAUUSD4,143.00ドル(CFDサンデー・前営業日終値)―
WTI原油先物(11月限・清算値)91.11ドル-1.76(-1.90%)
米10年債利回り(NY終盤)5.276%+0.038pt

※米国株はNY終値、WTIは11月限の清算値(NY終盤の電子取引では91.26ドル、-1.61、-1.73%)。欧州3指数は現地終値で、配信元により数ポイントの差が出るため、本稿はArmenpress配信の値に準拠(CAC40の前日比はみんかぶ掲載の前日終値7,835.31との差)。ドル円・米10年債利回りは金曜NY終盤(日本時間10/3 05:59)の実勢値。XAUUSDはCFD(サンデー)の前営業日終値。日曜午前のCFD気配は「週末参考値」に別掲

📰 ニュース見出し時系列

🌏 アジアセッション(10/2 07:00〜17:00頃 JST)
時刻地域見出し
09:00🇯🇵東京市場は売り先行で寄り付く。前日までの2日間で3,500円近く上昇した反動で、利益確定売りが出やすい地合い
前場終盤🇯🇵日経平均は下げ幅が800円を超え、一時68,132円16銭まで下落
15:30🇯🇵🔥 東証大引け。日経平均は前日比647円26銭安(-0.94%)の68,309円46銭で3日ぶり反落、TOPIXは40.98pt安の4,091.00。前日に米10年債利回りが一時5.34%と約24年ぶりの高水準をつけたことも重荷となり、プライム市場では値下がり銘柄が8割を超えた。米軍の中東増派報道による原油高を背景に非鉄金属(+2.99%)・鉱業(+2.03%)・石油石炭(+1.28%)が逆行高となる一方、証券・商品先物(-2.71%)、不動産(-2.52%)、その他金融(-2.21%)が下落。寄与度ではアドバンテストが約220円分押し上げ、ソフトバンクグループや東京エレクトロンなど上位5銘柄が約684円分押し下げた
15:30🇰🇷韓国KOSPI200は1,109.05(+0.41%)で取引を終える
17:00頃🇭🇰香港ハンセン指数は23,972.29(-640.98、-2.60%)と大幅安。中国本土市場は国慶節の連休中
🌍 ロンドン/欧州セッション(10/2 16:00〜翌01:00頃 JST)
時刻地域見出し
16:13🇪🇺欧州株は小高く寄り付く(英FTSE100 +0.2%、独DAX +0.15%)。前日は欧州株が全面安(FTSE100 -1.68%、DAX -1.03%、CAC40 -1.62%)となっていた
17:24頃🇪🇺原油安を好感して欧州株は上げ幅を拡大(FTSE100 +0.61%、DAX +0.98%、CAC40 +0.93%)
23:00頃🌐🔥 G7首脳がオンライン会合で石油備蓄の協調放出を決定。4か月で最大1億バレルを放出し、最初の20日間は軽油(ディーゼル)を集中的に放出する。IEAが調整し、参加国・パートナー国の間でエネルギー製品の貿易を制限しないことも確認した
翌00:30頃🇪🇺欧州株終値。独DAXは25,231.20(+1.17%)、仏CAC40は7,897.19(+0.79%)、英FTSE100は10,461.95(+0.32%)。前日の全面安から揃って反発
🇺🇸 NYセッション(10/2 21:30〜翌07:00頃 JST、以下すべて日本時間)
時刻地域見出し
22:30🇺🇸NY株は続伸して寄り付く
翌02:30頃🛢️原油が下げ幅を縮小。サウジアラビアがフーシ派への攻撃を計画しているとの報道が支えになる
翌03:30頃🛢️WTI11月限は91.11ドル(-1.90%)で清算。G7の備蓄放出決定が重しとなったが、安値からはかなり切り返して引けた
翌05:00頃🇺🇸NY引け。ダウは250.40ドル高(+0.49%)の51,176.96ドルで続伸、S&P500は+0.73%、NASDAQ100は+1.00%。米利上げ観測の後退を背景にハイテク株を中心に幅広く買われ、エヌビディアは5月の最高値を更新、アルファベットとアマゾンも上昇した。テスラも大幅高。ダウ構成銘柄ではシスコシステムズとキャタピラーの上昇も目立った。VIX指数は15.31(-6.59%)に低下
翌06:00頃🇺🇸米10年債利回りはNY時間に一時5.15%台まで低下した後に反転し、午後には5.296%まで上昇。終盤は5.276%(+0.038pt)
🇮🇷🇺🇸 米・イラン情勢(10/2〜4)
日付見出し
10/2朝米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、国防総省が原子力空母セオドア・ルーズベルトを中核とする空母打撃群と強襲揚陸艦「マキン・アイランド」などを中東へ派遣し、米兵を9,000〜1万人増派すると報道。11月末までに到着する見通しで、既に展開中の2隻が残れば空母は3隻態勢になる。トランプ大統領が11月の中間選挙後のイラン攻撃再開を示唆している点も併せて伝えられた
10/3イラン革命防衛隊系のファルス通信が、ホルムズ海峡で石油タンカー2隻が「爆発した」と報道(タンカー側は追跡装置を切っていたと主張)
10/3イランの通貨リヤルが過去最安値を更新。ユーロが初めて300万リヤルを突破し、ドルは市場で270万リヤル前後
10/3イラン最高指導者の上級顧問が、UAEに対し「輸入された安全保障には有効期限がある」と警告
10/3アクシオスが、トランプ政権の安全保障チームがキャンプ・デービッドでイランとイエメン情勢を協議したと報道。サウジアラビアは米国の情報・標的支援を受けてフーシ派への攻勢を準備しているとされる
10/4 06:00頃ホワイトハウスのチャン広報部長が、米国の海上封鎖でイランの原油輸出は「完全に止まった」と主張。ブルームバーグは、イランのインフレ率が90%近くに達する一方、ホルムズ海峡の原油の流れはイランの攻撃が続くなかでも戦前水準に近づいており、米国がさらに空母1隻と約1万人の水兵・海兵隊員を送ると報じた
10/4 07:00頃フーシ派系のアルマシラTVが、サウジアラビアによる首都サヌアへの攻撃を報道(サウジ側の確認はなし)
10/4 08:10頃イラクの国営タンカー会社が、超大型タンカーで200万バレルの原油をホルムズ海峡経由で輸送したと発表。数十年ぶりの規模で、イランの通航承認を得たという
10/4 10:10頃イエメンのフーシ派が、サウジアラビアの首都リヤドのアラムコ施設を弾道ミサイルとドローンで攻撃したと主張。ロイターの目撃者は同施設付近で炎と大きな煙の柱を確認したが、サウジ当局は攻撃を確認していない
10/3〜4トランプ大統領とヘグセス国防長官が、対イランの「決断」や「すべての選択肢」に言及(詳細は要人発言欄)

9/26にトランプ氏がイランの「7日間ロードマップ」を拒否して以降、ブルームバーグは外交協議が膠着していると報じる一方、仲介国は米・イラン双方との調整を続けているとされます。フーシ派とサウジアラビアの応酬も激しくなっており、リヤドのアラムコ施設が標的になったとフーシ派は主張していますが、サウジ当局は確認していません。

【当ブログの整理】サーブ権は今回も米国側にあります。空母3隻態勢への増強、海上封鎖による原油輸出の遮断、そしてトランプ氏の「易しい道か難しい道か」という二択の提示まで、米国は圧力を一段ずつ積み上げており、イランは自分から仕掛けずリターンに回る構図が続いています。フーシ派とサウジアラビアの応酬は、いわば「隣のコート」で激しさを増しており、アラムコ施設が標的になったとされる点は、週明けの原油の上値リスクとして意識しておく必要があります。

🇺🇦🇷🇺 ロシア・ウクライナ(10/2〜3)
日付見出し
10/2ロシア軍がウクライナ第2の都市ハルキウと周辺を無人機と誘導爆弾で攻撃し、地元当局によると5人が死亡、40人超が負傷
10/3ロシア軍がキーウの北橋を攻撃。キーウの橋への攻撃は2本目で、インフラ攻撃は3日連続。ロシア国防省は攻撃を認め、橋は「ウクライナ軍の部隊移動と軍事物資の輸送に使われている」と主張
10/3ウクライナ空軍によると、ロシアは10/2夜から157機のドローンを投入し、うち131機を迎撃。キーウ・インディペンデントによると、同日午後時点でウクライナ全土の死者は8人、負傷者は83人
10/3モルドバのサンドゥ大統領が、夜間のウクライナ攻撃でミサイルとドローン計5機が自国領内で爆発したと発表
10/3ウクライナ軍参謀本部が、ドネツク州のドローン発射拠点やロシア・ベルゴロド州の指揮所などを攻撃したと発表。ロシア西部カルーガ州へのウクライナ側のドローン攻撃で集合住宅が損傷したとも報じられた

AP通信は、侵攻から4年半が過ぎた現在も和平合意の具体的な兆しはないと伝えています。エネルギー施設に加え、橋などの都市インフラを継続的に狙う動きが目立ちます。

🎙️ 要人発言|10月2日〜4日(時間はJST)

日時 / 発言者発言内容
10/2 08:26
ローガン米ダラス連銀総裁
「少なくともあと0.50%以上の利上げが必要」「現在のFRBの政策は抑制的とは言えず、少なくとも緩やかに引き締め的な水準へ持ち込む必要」「長期利回りの上昇は、市場がより高い金利水準を織り込み始めているシグナル」
10:30
トランプ米大統領
米金利は世界で最も低くあるべきだと改めて主張
11:24
城内経済財政相
「金融政策の具体的な決定項目は日銀の管轄であり、政府として言及は控える」「日銀が政策決定に関して政府と密接な意思疎通を維持することを望む」「異次元の金融緩和策を必要とする状況にはない」
17:06
レーン・フィンランド中銀総裁
「エネルギー価格の上昇は、欧州中央銀行(ECB)が想定するインフレの悪化シナリオに近づくことを意味する」「ECBの予測は非常に高い、広範な不確実性を伴う」
17:52
仏大統領府
マクロン大統領がトランプ大統領と、エネルギーや燃料価格を巡って協議したと発表
22:26
ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
「米雇用報告に失望していない」「GDPは依然として4%前後で推移している」「(ディーゼルについて)我々は欧州と協議してきた」
23:04
マクロン仏大統領
「G7は最大1億バレルのディーゼルと原油の備蓄放出を決定」
2日(時刻不明)
トランプ米大統領(SNS)
欧州が「大量に蓄積しているディーゼル燃料」を大量に放出することで合意したとし、「このプロセスは直ちに開始される」
翌02:15
グールズビー米シカゴ連銀総裁
「労働市場は堅調、FRBの責務としてはインフレへの対応がより重要」「インフレ率が2%に戻りつつあることを示す証拠が得られるかどうか、見極める姿勢」「次回会合において、いかなる決定も排除しない」
翌03:57
ブランシュ米司法長官(ブルームバーグ)
「(パウエル前FRB議長に対する)刑事捜査を再開することはない」。FRB監察官の報告書に納得しているとしつつ、パウエル氏の監督は適切ではなかったと指摘。FRBが依頼する独立監査で刑事上の不正の証拠が出れば捜査する可能性も排除しなかった
10/4 06:00頃
トランプ米大統領
「イランは核兵器計画を事実上放棄しつつある」「原油は今は下がっている」
07:30頃
トランプ米大統領
イランについて決断を下す必要があるとし、イランは「易しい道か、難しい道か」の選択に直面すると発言
08:20頃
ヘグセス米国防長官
「イランは決して核兵器を持てない」「大統領は必要なすべての選択肢を手元に置く」。空母セオドア・ルーズベルトを中東へ送るかどうかは明言せず。米国の封鎖は「鉄壁」で、ホルムズ海峡の通航量は戦前水準に近づいていると主張
ブランシュ長官発言の背景:パウエル氏を巡る刑事捜査は1月に表面化し、司法省は4月にいったん捜査を終えていました。今週公表されたFRB監察官の報告書は、24億ドル規模の本部改修について、刑事上の不正を疑う合理的な根拠はないとしつつ、コスト管理の甘さなど管理・監督上の不備を指摘しています。パウエル氏は議長任期が5月に終わった後もFRB理事にとどまっており、今回の発言で、同氏の理事としての去就が今後の焦点になり得ます(本人の去就に関する発言は確認できていません)。

📊 経済指標|10月2日(金)発表分

時刻(JST)国指標結果予想前回
08:30🇯🇵東京都区部CPI・コア(9月・前年比)2.7%2.4%1.8%
08:30🇯🇵完全失業率(8月)2.5%2.4%2.4%
08:30🇯🇵有効求人倍率(8月)1.18倍1.18倍1.18倍
08:50🇯🇵マネタリーベース(9月・前年比)-15.2%―-15.7%
18:00🇪🇺ユーロ圏HICP速報(9月・前月比)0.6%0.4%0.4%
18:00🇪🇺ユーロ圏HICP速報(9月・前年比)3.8%3.5%3.2%
18:00🇪🇺ユーロ圏コアHICP速報(9月・前年比)2.5%2.6%2.4%
21:30🇺🇸非農業部門雇用者数(9月・前月比)+2.9万人+9.5万人+16.2万人(改定+13.3万人)
21:30🇺🇸失業率(9月)4.2%4.1%4.1%
21:30🇺🇸平均時給(9月・前月比)0.1%0.3%0.3%
21:30🇺🇸平均時給(9月・前年比)3.0%3.2%3.1%
23:00🇺🇸製造業新規受注(8月・前月比)0.1%0.2%0.9%(改定0.8%)
23:00🇺🇸耐久財受注・確報値(8月・前月比)-0.1%0.0%0.0%
23:00🇺🇸同・輸送用機器除く(8月・前月比)0.2%0.3%0.3%

※予想・前回値はみんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」に準拠。米雇用者数の予想は配信元により幅がある(ダウ・ジョーンズ集計では+8.4万人)

指標読み解き:米雇用統計は、雇用者数・失業率・賃金の3項目がそろって予想より弱い結果でした。ユーロ圏のHICPは総合が3.8%へ加速した一方、コアは予想を下回っており、物価の加速がエネルギー価格主導であることがはっきり表れています。東京都区部のコアCPIは前月から0.9pt加速しましたが、日本の物価統計は補助金など政策要因で歪みやすいため、基調の判断は慎重に見たいところです。

📎 米9月雇用統計の詳細解説

当ブログの詳細記事
【2026年9月 米雇用統計 結果】NFP+2.9万人で予想を大幅下振れ、失業率4.2%に上昇——7・8月合計▲6.0万人の下方修正で「下方修正バイアス」が再燃
NFPは+2.9万人(予想+9.5万人)、失業率は4.2%、平均時給は前月比+0.1%・前年比+3.0%と、主要3項目がそろって予想を下回りました。7月は+2.1万人から▲1.0万人へ、8月は+16.2万人から+13.3万人へ下方修正され、2か月合計で▲6.0万人です。民間部門は+4.6万人にとどまり、政府部門が▲1.7万人。産業の広がりを示すディフュージョン指数は57.6から49.0へ低下して50を割り込みました。
FRBは9/16のFOMCで25bpの利上げに踏み切り、政策金利は3.75〜4.00%です。今回は利上げ後最初の雇用統計で、10月の追加利上げ観測には逆風となる内容でした。ただ、先行指標のADPは+9.0万人と底堅く、民間だけで見てもNFPはADPの半分程度にとどまっています。詳しくは上記の記事をご覧ください。

📊 CMEのFedWatchツール|10月27〜28日FOMCの織り込み

目標レンジ10/3 09:24:38 CT(日本時間23:24)現在1日前(10/2)1週間前(9/25)1か月前(9/3)
3.50〜3.75%0.0%0.0%0.0%37.1%
3.75〜4.00%(現行・据え置き)77.9%77.9%35.8%49.7%
4.00〜4.25%(25bp利上げ)22.1%22.1%64.2%13.1%

※出所:CMEのFedWatchツール。織り込みは時間とともに変動する

読み解き:CMEのFedWatchツールによると、1週間前の9/25時点では25bpの利上げが64.2%と多数派でしたが、PCEと雇用統計を経て、据え置きが77.9%まで戻りました。雇用統計の発表直後には利上げ確率が14.9%(据え置き85.1%)まで低下する場面もありましたが、その後の米債利回りの切り返しとともに22.1%へ戻しています。「利上げ打ち止め」を織り込み切るところまでは来ておらず、次の焦点は10/14発表の9月CPIです。

💼 企業決算|10月2日発表分

🇯🇵 国内

※10/2は国内12社が発表(マネックス証券集計)。ハイデイ日高と象印マホービンは個別に解説し、中小型株の残り10社は経常利益ベースで一覧化しています。

ハイデイ日高〈7611〉
外食(中華料理チェーン「日高屋」)|2027年2月期 第2四半期(累計)
上振れ着地
経常利益
40.99億円
前年同期比+11.4%
会社計画比
+7.9%
計画38億円/コンセンサス40億円
売上高
340.63億円
前年同期比+10.8%
営業利益
40.67億円
前年同期比+11.0%
通期進捗率
60.3%
通期計画68億円(据え置き)
年間配当予想
56円
4円増額
上期の経常利益は会社計画(38億円)とコンセンサス(40億円)をともに上回りました。日本経済新聞が9/25に報じていた「営業益40億円前後の最高益更新」の観測どおりの着地で、既存店が好調に推移しています。通期計画は据え置きながら進捗率は60.3%と高く、同時に年間配当予想も引き上げました。
象印マホービン〈7965〉
家庭用品・調理家電|2026年11月期 第3四半期(累計)
3Q単独は減益
3Q累計 経常利益
63.48億円
前年同期比+3.95%
3Q単独(6〜8月)
8.55億円
前年同期10.44億円(-18.1%)※本稿試算
通期予想
71億円
前期比-14.5%
通期進捗率
89.41%
前期3Q時点は実績ベース73.6%
4Q必要額(試算)
7.52億円
前期4Qは21.93億円
累計では増益を保っていますが、2Q累計の+8.5%から伸びが鈍り、3Q単独では前年を下回りました(本稿の試算)。一方、通期予想71億円に対する進捗率は89.41%と高水準で、予想を達成するには4Qに7.5億円強あれば足りる計算です。前期4Qの21.9億円と比べると、会社予想はかなり保守的に見えます。
銘柄種別経常利益(前年同期比)通期予想/進捗
ケイティケイ〈3035〉本決算6.48億(+25.83%)予想6億円を上回る(108.00%)
ハンワホームズ〈275A〉2Q-0.27億(赤字)予想0.75億円
ミタチ産業〈3321〉1Q7.78億(+6.87%)27億円/進捗28.81%
エクスモーション〈4394〉3Q1.60億(+17.65%)2.06億円/進捗77.67%
オプトエレクトロニクス〈6664〉3Q-2.12億(赤字)-6.48億円(赤字予想)
福島印刷〈7870〉本決算4.03億(+63.82%)従来予想0.82億円を大幅に上回る
リヒトラブ〈7975〉2Q0.63億(+43.18%)1.2億円/進捗52.50%
和田興産〈8931〉2Q14.25億(-38.18%)30億円/進捗47.50%
瑞光〈6279〉2Q-1.58億(赤字)18.2億円
北恵〈9872〉3Q6.70億(+3.08%)9.1億円/進捗73.63%
🇺🇸 米国

10月2日に決算を発表した米国企業はありませんでした(マネックス証券の米国株決算カレンダー、S&P500採用銘柄中心の約500銘柄で0件)。

🌍 ほか(日米以外)

10月2日〜4日に、日米以外の主要企業による大型決算発表は確認できませんでした。

🧭 週末参考値(10月4日11:38頃)

銘柄・指標値
日経225(CFD)69,587.80円(土曜07:00時点、現物終値比+1,278円)
日経225先物(大取ラージ)69,760円(土曜06:00時点、現物終値比+1,450円)
NYダウ(CFDサンデー)51,180.80ドル(-7.10)
NASDAQ100(CFDサンデー)30,830.50(+38.80)
ドル円(CFDサンデー)157円77銭(-0.025)
WTI原油(CFDサンデー)90.60ドル(-0.05)
XAUUSD(CFDサンデー)4,140.80ドル(-2.20)
米10年債利回り(DEX)5.310%(+0.0074)

※週明け寄り付きの水準を保証するものではありません。先物には現物との価格差(ベーシス)があるため、現物終値との差がそのまま上昇幅になるわけではありません

読み解き:日経平均は金曜に647円下げましたが、夜間の先物は雇用統計後の米株高を受けて現物終値を1,400円超上回る水準まで上昇しています。ただし、先物と現物の間にはもともと価格差があり、日中の大取12月限は約69,200円で引けていました。そこからの上昇幅は約500円強とみるのが実態に近く、週明けはその位置からのスタートが意識されます。

📅 本日の予定

10月4日(日)は、主要な経済指標・イベントの予定はありません(中国は国慶節の連休中)。

📚 主な出典

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点のものです。
ぱぶちゃんのファンダメンタルlab|director-pablo.blogspot.com

ほうもんしゃ

Translate

PVアクセスランキング にほんブログ村
このブログについて
当ブログ「ぱぶちゃんのファンダメンタルlab」では、
世界の株式・為替・商品・金利市場の振り返りや、
マクロ経済の動向や重要経済指標を中立・事実ベースで徹底解析しています。
投資判断を目的としたものではなく、
情報整理と理解を目的とした内容を提供しています。

ニュースや経済指標は数が多く分かりづらいため、
当ブログでは日々のマーケット情報を整理し、 冷静に読み解くことを目的としています。

このブログを検索

人気の投稿

ブログ アーカイブ

カテゴリー

自己紹介

自分の写真
ぱぶちゃん|投資歴6年
ゴールド・マクロ・FXを事実ベースで解説するブログを運営中。
相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。
ナンピンは得意です。
→ X @pablo29god

QooQ