【2026年5月22-24日】経済ニュース振り返り・経済指標・企業決算

2026年5月25日月曜日

金融市場振り返り

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【2026年05月22日〜25日】ウォーシュFRB議長就任・ウォラー「緩和バイアス削除支持・利上げ排除せず」でタカ派転換鮮明——トランプ「MOU大筋成立・ホルムズ開通」Truth Social投稿・イランは否定と真逆対立・WTI週間▲8%超・S&P500は8週連続高・グリーンカード申請「本国帰国必須」50年ぶり大転換・SpaceX IPO S-1開示・ミシガン大消費者信頼感44.8で過去最低更新・カンヌ・パルムドール「フィヨルド」・大谷は7試合連続ヒット打率.467

📅 対象時間帯:2026年5月22日(金)07:00 〜 5月25日(月)07:00 JST(NYはメモリアルデーで休場)
📌 週末まとめ(金曜アジア〜土日)+5/25 JST早朝まで
📎 前日記事:【2026年05月21日】イラン最高指導者「濃縮ウラン国外移送せず」で原油反騰・株価失速——ILNA速報「草案合意・数時間以内に発表」で乱高下・ウォルマート▲7.6%・フィラデルフィア連銀▲0.4

📰 ニュース見出し時系列

📅 2026年5月22日(金)
🌏 アジアセッション(7:00〜16:00 JST)
時刻地域見出し媒体
08:30🇯🇵 日本🔥 日本CPI(全国・4月)コア+1.4%(前回+1.8%から低下)・コアコア+1.9%——エネルギー補助金の影響で数値は抑制も、コアコアは根強い粘着を示す。USD/JPY発表後0.08%下落・143.90付近。詳細は経済指標欄参照。総務省統計局
🌍 ロンドンセッション(16:00〜21:30 JST)
時刻地域見出し媒体
15:00🇬🇧 英国🔥 英・小売売上高(4月)前月比▲1.3%(予想▲0.6%、前回+0.6%から大幅悪化)——ホルムズ起点のガソリン高と悪天候が直撃。ポンド売りが加速。詳細は経済指標欄参照。みんかぶFX
🇺🇸 NYセッション(21:30〜翌7:00 JST)
時刻地域見出し媒体
22:00🇺🇸 米国🔥 ミシガン大消費者信頼感(5月確報)44.8——速報値48.2から▲3.4ポイント下方修正・過去最低更新。長期インフレ期待も3.9%に急伸(前月3.5%)。詳細は経済指標欄参照。みんかぶFX
23:09🇺🇸 Fed🔥 ウォラーFRB理事(フランクフルト)「緩和バイアス削除を支持」「利下げが利上げより可能性が高いということはもはやない」——ハト派から大転換でマーケットに衝撃。CME利上げ確率が一時43%へ急上昇。詳細は要人発言欄参照。Reuters / Bloomberg
翌01:19🇺🇸 Fed🔥 ウォーシュ新FRB議長就任宣誓(ホワイトハウス・イーストルーム)——クラレンス・トーマス最高裁判事が宣誓執行。「改革志向のFRBを率いる」「独立性と毅然たる決意をもって臨む」——ウォーシュ体制正式始動。詳細は要人発言欄参照。CBS News / CNN
引け🇺🇸 市場NY市場まとめ(5/22金曜)——ダウ+294ポイント(+0.58%)で過去最高終値50,579.70・S&P500+0.37%・7,473.47・ナスダック+0.19%・26,343.97。週間ではS&P500+0.9%(8週連続高)・ダウ+2.1%。クアルコム(QCOM)+12%が牽引。ウォーシュ就任・イラン合意期待が押し上げ要因。30年債利回り2007年以来の高水準5.08%に上昇が上値を抑制。WTI週間▲8%超・$96.60で引け。CNBC / TheStreet
📅 2026年5月23日(土)〜25日(月)早朝
⚠️ 重要:イラン戦争関連の外交進展は市場クローズ中の週末・深夜に集中する傾向があります。今週末もその典型で、5/23〜24に複数の重大ニュースが連続発生しました。市場の反応は5/26(火)NY寄り付きに持ち越しとなります。
🌐 週末・グローバル動向
日時地域見出し媒体
5/22(金)深夜〜5/23早朝🇺🇸 米国トランプ政権・USCIS「グリーンカード申請者は本国に帰国して申請せよ」——50年以上続いた国内調整申請(Adjustment of Status)の慣行を大転換。在米外国人数十万人に影響の恐れ。移民弁護士・支援団体が強く反発。PBS / NPR / Bloomberg
5/23(土)午前🇮🇷🇵🇰 中東パキスタン陸軍参謀長アシム・ムニル元帥がテヘランを訪問——ペゼシュキアン大統領・アラグチ外相と会談。「MOU調整中。重要な進展あり」とパキスタン当局者。ローマでも米イラン第5回協議(約2.5時間)実施、オマーン仲介者「一部進展あるも決定的ではない」。AP / Times of Israel / House of Saud
5/23(土)午後🇺🇸 米国ルビオ国務長官(インド訪問中)「合意に向け若干の前進があった。基本条件は変わらない:濃縮ウランの廃棄・ホルムズ無料通行保証・核兵器取得の永久禁止」「問題は一方か他方で解決される」——詳細は要人発言欄参照。CBS News
5/23(土)夕方🇮🇷 イランイラン外務省報道官バガイ「MOUを最終調整中。3〜4日以内に進展を見るだろう」「核問題は現段階の交渉の焦点ではない」——イランファルス通信は「ホルムズ海峡はイランの管理下に留まる」と報道しトランプ発言と矛盾。IRGCは「過去24時間で35隻が調整のもと通過」と限定開放継続を示す。新華社 / ファルス通信
5/23(土)夜🇮🇱 イスラエルネタニヤフ首相がトランプに電話・緊急安全保障閣僚会議を招集——合意内容(特にレバノン条項でのイスラエル行動制限の懸念)に深刻な不安を表明。リーバーマン元国防相「合意は大惨事。イランは信頼できない」と公開批判。イスラエルメディア「ネタニヤフはイランとの交渉から事実上除外されている」と報道。Times of Israel / Israel Hayom
5/23(土)夜〜深夜🇺🇸 米国トランプ大統領(CBS取材)「交渉担当者は大筋合意(broad principles)に近づいている。提案には一部イラン資産の凍結解除・ホルムズ段階的再開のプロセスが含まれる」——FT報道では「停戦60日延長+核問題の後続交渉フレームワーク」が骨格と報道。CBS News / FT
5/24(日)05:23 JST🇺🇸 米国トランプ大統領(Truth Social)「オーバルオフィスにてサウジ・UAE・カタル・トルコ・エジプト・ヨルダン・バーレーン・パキスタン・ネタニヤフ各首脳と電話会議。イランとの平和MOU大筋成立(largely negotiated)。最終詳細は近日発表。合意の要素としてホルムズ海峡の開通が含まれる」——ホルムズ開通を大統領が初めて一次情報として明言。詳細は【速報記事】米イラン平和MOU大筋成立・ホルムズ海峡開通へ参照。Truth Social(@realDonaldTrump)
5/24(日)午前🇮🇷 イランイランファルス通信「トランプの『大筋成立』の描写を否定」——ペゼシュキアン大統領「核兵器を求めていない、世界に対して保証できる準備がある」と述べ一定の歩み寄りを示す一方、核濃縮ウランの廃棄はイランが拒否していると複数のイラン当局者がロイターに明言。ファルス通信 / Reuters / Fox News
5/24(日)午後🇺🇸 米国トランプ(Truth Social)「交渉は秩序立った建設的な形で進んでいる。担当者に急がないよう伝えた。時間は我々の側にある」「合意まで米海軍ホルムズ封鎖は継続」——前日の楽観発言からトーンを引き締め。共和党強硬派・グラム上院議員「悪夢だ」・ウィッカー上院議員「大失敗」・ポンペオ元国務長官「IRGCに資金を渡すようなものでAmerica Firstでない」と批判噴出。NPR / NBC News / CNBC
5/24(日)🎬 カンヌ第79回カンヌ国際映画祭・パルムドール——ルーマニアのクリスティアン・ムンジウ監督「フィヨルド(Fjord)」が受賞。セバスチャン・スタン+レナーテ・ライニスベ主演のノルウェーを舞台にした文化対立ドラマ。ムンジウの2度目のパルムドール(前回は2007年)。相場への直接影響なし。Variety / OPB
5/22〜24(週末)🚀 市場SpaceX IPO S-1(5/20提出)の分析報道が週末に拡大——時価総額$1.75兆ドルを目指す史上最大規模のIPO。NYSE上場予定6月11日。Q1 2026純損失$42.7億ドル(売上$46.9億ドル)。最大の収益源はスターリンク衛星ブロードバンド(年収益$18.67B)。アンソロピックへのコンピュート提供契約(月間$12.5億ドル)も開示。イーロン・マスクが議決権の大多数を保持。Al Jazeera / TechCrunch / Fortune
5/25(月)早朝🇺🇸 市場NYはメモリアルデーで休場。ドル円は早朝158円台後半で弱含み。週末のイラン合意進展報道を受けた市場反応は5/26(火)NY寄り付きに持ち越し。TradersWebFX

🎙️ 要人発言|5月22日〜25日(時間はJST)

🇯🇵 植田日銀総裁(19:06)

日時(JST)発言内容
5/22 19:06「高市首相との会談は、中東情勢を踏まえて経済・物価・市場情勢について意見交換をした」「今後の金融政策について政府・日銀で十分意思疎通をはかっていくことで一致」「高市首相は物価対策などの取り組みを理解の上、日銀に適切な政策を期待」「(6月の利上げについて)具体的な話はせず」

🇪🇺 ラガルドECB総裁(18:22)

日時(JST)発言内容
5/22 18:22「データに基づき、会合ごとに判断していく」「長期的なインフレ期待は概ね安定している」「ECBは物価の安定に確固たる決意で取り組んでいる」

🇺🇸 ハセット米NEC委員長(21:18)

日時(JST)発言内容
5/22 21:18「原油価格の急騰がコアインフレにつながるリスクがある」「中央銀行は原油価格の急落に細心の注意を払う必要がある」「ウォーシュ氏は金利状況を上手く管理するだろう」「パウエル氏が早く辞任してウォーシュ氏が全権を掌握することを願う」

🇺🇸 ルビオ米国務長官(22:40)

日時(JST)発言内容
5/22 22:40「イランがホルムズ海峡の再開通を拒否した場合、Bプランが必要」「誰もがイランとの合意を歓迎する」「NATOはホルムズ海峡での支援について明確な要請をしなかった」

🇺🇸 ウォラーFRB理事(23:09・23:55)

日時(JST)発言内容
5/22 23:09「インフレは正しい方向に向かっていない」「利下げバイアスの完全な撤廃を支持」「インフレがすぐに収まらなければ、利上げを排除することはできない」「FRBの次の行動として、利下げが利上げよりも可能性が高いということはもはやない」「もしインフレ期待が乖離した場合、特に利上げが必要になる」「現在のポジションは、短期的には金利を据え置くことだ」
5/22 23:55「最近の雇用やインフレデータが金利バイアスに転換をもたらした」「最近のデータから見ると、近い将来の利下げについて話すのはばかげている」「FRBのバランスシートを3000〜5000億ドル削減できる可能性」

🇺🇸 トランプ大統領(5/23 01:07〜5/24)

日時(JST)発言内容
5/23 01:07
(ホワイトハウス集会)
「ウォーシュ氏は最高のFRB議長の一人として歴史に名を残すだろうと期待」「イランは核兵器を取得できない」「イランは取引をしたくてたまらない」「インフレを止めたいが、偉大さを止めたくはない」「株式市場はもっとうまくやれる」「習近平主席に米国は世界で最も偉大な軍事力を持つと伝えた」
5/23(CBS取材)「交渉担当者は大筋合意(largely negotiated)に近づいている」「提案にはホルムズ再開プロセスと一部イラン資産の凍結解除が含まれる」「合意が得られれば、何千人もの命が救われる。急いでもらいたくない、正しくやってほしい」
5/24 05:23 JST
(Truth Social)
「オーバルオフィスにてサウジ・UAE・カタル・パキスタン・トルコ・エジプト・ヨルダン・バーレーン各国首脳と電話会議。イランに関する平和のMOU(覚書)について協議。合意は米国・イラン・関係各国間で大筋成立(largely negotiated)、最終化中。最終詳細は近日中に発表予定。ネタニヤフ首相とも別途電話協議——良好に進んだ。合意の要素としてホルムズ海峡の開通が含まれる」——当ブログ速報記事参照。
5/24(Truth Social)「交渉は秩序立った建設的な形で進んでいる。担当者に急がないよう伝えた。時間は我々の側にある」「合意が成立し認証・署名されるまで米海軍のホルムズ封鎖は継続」「すべてを得られた場合にのみ署名する」「イランは核兵器を持てない。これを理解しなければならない」

🇺🇸 ウォーシュ新FRB議長(翌01:19 就任スピーチ)

日時(JST)発言内容
5/23 01:19「再び公職に戻り、社会に奉仕できることは人生最大の栄誉」「これからの数年間は、かつてないほどの繁栄をもたらすことができる」「独立性と毅然とした決意をもって臨めば、インフレはもっと低く抑えることができる」「改革志向のFRBを率いていく」
📌 要人発言読み解き
事実 今週最大のサプライズはウォラーFRB理事の「タカ派転換」宣言。長年ハト派として知られた同氏がフランクフルトの経済フォーラムで「緩和バイアス削除支持」「利下げが利上げより可能性が高いとはもはや言えない」と述べ、ウォーシュ就任と同日に市場の金利観を根本から塗り替えた。CMEのFedWatchでは12月までの利上げ確率が一時約43%まで上昇。ウォーシュ議長自身は就任スピーチで「独立性」と「改革」を強調しつつ、インフレ抑制に対する強いシグナルを発した。一方イラン交渉はトランプ発言が「大筋合意に近い」(23日)から「すべてを得られた場合にのみ署名」(24日)と揺れ続け、共和党強硬派からも反発が噴出しており最終合意への道筋は不透明。

考察 ウォラーの転換の本質は「エネルギーショック起点のインフレが想定以上に広がりを見せている」という認識の変化だ。4月CPIコア前年比3.8%・エネルギー価格+17.9%という数値が、従来「一時的」と見ていた判断を覆した。ウォーシュ議長体制の最初のFOMC(6月16〜17日)は、4月議事録で確認された「利上げ正当化を支持する過半数」に加え今回のウォラー発言が重なり、「緩和バイアス削除」が議題の中心になる可能性が高い。英小売売上高▲1.3%やミシガン大消費者信頼感の過去最低更新は、イラン戦争に伴うホルムズ海峡封鎖が英国・米国の実体経済に着実に波及していることを示す。日本CPIはコア+1.4%とエネルギー補助金で抑制されているが、コアコア+1.9%の粘着がBOJの判断材料となる。

リスク ウォーシュ議長体制でも「利下げ優先」を期待していたトランプ大統領との摩擦は高まりうる。トランプは就任式後の集会で「金利はすぐに下がるだろう」と発言したが、ウォラーの発言とウォーシュのタカ派的なFOMC投票記録はこれと真逆のシグナルを出している。イラン合意が正式に成立しホルムズ封鎖が解消される場合はシナリオA(油価下落→インフレ緩和→Fed利下げへ転換→金上昇)への道が開くが、現時点では合意の核心(濃縮ウラン廃棄・ホルムズ無料通行保証)で双方の立場が開いたままで、シナリオB(封鎖継続→インフレ高止まり→Fed利上げ→金の上値が重い)が引き続きメインシナリオ。

📊 経済指標|5月22日(金)発表分

夏時間適用中。5/25(月)はNYメモリアルデー休場のため米指標なし。

時刻(JST)指標結果予想前回
07:45🇳🇿小売売上高 1Q 前期比+0.9%+0.6%+0.9%
08:01🇬🇧GfK消費者信頼感 5月▲23▲28▲25
08:30🇯🇵🔥 CPI コア(生鮮食品除く)4月 前年比+1.4%+1.8%
08:30🇯🇵CPI 総合 4月 前年比+1.4%+1.4%
08:30🇯🇵CPI コアコア(生鮮・エネルギー除く)4月 前年比+1.9%
15:00🇩🇪実質GDP(確報) 1Q 前期比+0.3%+0.3%+0.2%
15:00🇬🇧🔥 小売売上高 4月 前月比▲1.3%▲0.6%+0.6%
15:00🇬🇧公共部門ネット負債 4月243億ポンド211億ポンド126億ポンド
17:00🇩🇪Ifo景況感指数 5月84.984.284.5
22:00🇺🇸🔥 ミシガン大消費者信頼感 5月 確報値44.848.2(速報)49.8
📌 指標読み解き
事実 本日の最重要指標は2つ。①日本CPI(総合・コアともに+1.4%、コアコア+1.9%)——エネルギー補助金の影響でコアは前回+1.8%から低下。ただしコアコア+1.9%は根強い粘着を示しBOJの政策判断を複雑にする。②ミシガン大消費者信頼感(確報値44.8)——速報値48.2から▲3.4ポイントの大幅下方修正。前月比▲5ポイントで3ヶ月連続低下・過去最低更新。長期インフレ期待が3.9%(前月3.5%)に跳ね上がり、Fedの利下げ転換を一段と遠ざけた。英小売売上高▲1.3%は予想の2倍以上の悪化で、イラン戦争に伴うホルムズ海峡封鎖がガソリン高→購買力低下というルートで英国実体経済に直撃していることを示す。

考察 ミシガン大の長期インフレ期待3.9%は2024年の2.8〜3.2%の範囲を大きく超え、Fedが最も嫌うシナリオ(インフレ期待の「非固定化」)への扉を叩いている。ウォラー発言と合わせると、6月FOMCで声明文から「further adjustments(利下げ示唆)」の文言が削除される確率は非常に高い。日本CPIは総合・コアともに+1.4%と前回から低下し、エネルギー補助金の効果が数値を抑制している状況が確認された。コアコア+1.9%は根強いが、植田総裁は「6月利上げについて具体的な話はせず」と述べており市場は7月以降を引き続き注視。

リスク 次の重大確認ポイントは5/28のPCE(Fed主要物価指標)と実質GDP改定値(1Q)。PCEがCPIに準じて前年比3.8%超を記録すれば、6月FOMC前にウォーシュ議長体制のタカ派転換が決定的になる。5/27にはNZ中銀政策金利(現行0.9%→利上げ確率あり)・豪CPI(4月)と資源国の物価データも集中するため注意が必要。

🏦 FedWatch(フェドウォッチ)|次回6月17日会合の市場織り込み

データ基準:2026年5月22日(金)CME FedWatchツール / ウォラー発言後の週末時点 現行FF金利レンジ:350〜375bp(3.50〜3.75%)

政策金利レンジ現在確率(5/22〜24)1日前(5/21)1週間前(5/15)1ヶ月前(4/24)
325〜350bp(▲25bp 利下げ)0.0%0.0%1.3%5.3%
350〜375bp(現状維持)★現行レンジ97.3%96.8%98.7%93.8%
375〜400bp(+25bp 利上げ)2.7%3.2%0.0%1.0%
📌 FedWatch読み解き
事実 6月FOMCの「現状維持」確率は依然97%超と高いが、焦点は声明文から「緩和バイアス(easing bias)」が削除されるかどうかに移った。6月はウォーシュ新議長の初FOMCであり、ウォラー発言・ミシガン大長期インフレ期待3.9%・CPI3.8%を受け「wait-and-see + easing bias削除」が有力。12月FOMCまでの利上げ確率は一時43%まで上昇した(Motley Fool調べ)。

考察 ウォーシュ議長の「独立性」発言はトランプの「金利はすぐに下がる」発言と真逆のシグナル。初FOMCで「独立性のテスト」が行われることは間違いなく、声明文がタカ派方向に引き締まるほど、株式市場の調整リスクが高まる。ゴールドにとっては実質金利が高止まりするシナリオB継続を意味し、上値は引き続き重い。

リスク 5/28のPCEがCPIの3.8%に沿った強い数字となれば、週明け以降に「7月利上げ」の可能性が市場で急速に織り込まれる恐れがある。イラン合意が成立してホルムズが解放された場合にのみ、このシナリオは急反転しシナリオA(油価急落→Fed利下げ論復活)に移行する。

💼 企業決算|5/21引け後確報 + 5/21前市場確報

🔥 ロス・ストアーズ(ROST)・ワークデイ(WDAY)・ズーム(ZM)|5/21引け後 確報

銘柄結果市場反応・総括
ROST
ロス・ストアーズ
🔥 大幅上振れ
EPS $2.02(予想$1.68 比+20.2%)
売上高 $6.01B(前年比+21%)
既存店売上+17%(前年度比フラットから急回復)
営業利益率13.4%(計画11.8〜12.1%を大幅超過)
Q2 EPS予想$1.85〜1.93(コンセンサス上回る)
ガソリン高でウォルマートが苦しむ中、オフプライスリテーラーは「節約志向の高まり」で逆風を追い風に転換。「お宝探し型消費」に資金が流入している構図を示す決算。
WDAY
ワークデイ
概ね堅調
売上高 $2.542B(+13.5% YoY、予想$2.567B比わずか未達)
非GAAP EPS $2.66(予想$2.56 比+3.5%上振れ)
時間外+10.8%急騰
AI駆動のHRM・財務管理SaaSが引き続き好調。売上は微妙な未達だがEPSの大幅ビートで市場は買いで反応。新CEOのアニール・ブサリ体制(「Chapter 4」フェーズ)が軌道に。
ZM
ズーム(Zoom Communications)
上振れ
売上高 $1.24B(+5.5% YoY、予想$1.22B比+1.3%超過)
EPS $1.55(予想$1.41 比+9.6%上振れ)
AI機能追加による企業向け高付加価値プランへの移行が奏功。エンタープライズ顧客(年間$100K超)が+9%増。コンタクトセンターとAIエージェント機能が牽引役。

出典:PRNewswire(ROST)/ ChartMill・24/7 Wall St.(WDAY)/ Zacks・investing.com(ZM)(2026年5月21〜22日)

⚾ 大谷翔平(おおたにしょうへい)|対ブリュワーズ3連戦(5/22〜24)完全まとめ

🗓️ G1 ドジャース vs ブリュワーズ(シリーズ第1戦)|現地5/22(金)@ アメリカン・ファミリー・フィールド(ミルウォーキー)

試合結果:ドジャース 1−5 ブリュワーズ(敗戦)

📢 大谷のハイライト:4打席で安打1本(4回にシングル)・3三振。ロガン・ヘンダーソン投手に抑えられ打線が沈黙。犠牲フライ1(打点27)。盗塁刺1(2CS)。チームは1得点に終わりブリュワーズの先発ヘンダーソンが快投。

🏏 大谷翔平 打者成績(5/22 vs ブリュワーズ)

打席安打本塁打打点三振
4打席1(シングル)01(犠飛)3

投手なし(DH専念)。出典:CBS Sports / Baseball-Reference(2026年5月22日)

📚 主な出典
  • TradersWebFX「22日の主な要人発言(時間は日本時間)」(2026年5月23日 05:20)
  • CME FedWatchツール(2026年5月24日 05:42 CT)
  • みんかぶFX 経済指標カレンダー(2026年5月22日)
  • Reuters「Fed's Waller ready to axe 'easing bias,' though not advocating rate hikes yet」(2026年5月22日)
  • Bloomberg「Fed's Waller says next move as likely to be rate hike as cut」(2026年5月22日)
  • CBS News「Kevin Warsh sworn in as new Fed chair」(2026年5月22日)
  • CBS News Live Updates「Iran-US negotiators have agreed to broad principles of agreement」(2026年5月23〜25日)
  • Truth Social @realDonaldTrump(2026年5月24日 05:23 JST)
  • Times of Israel「May 23 Liveblog: Iran deal developments」(2026年5月23〜24日)
  • Israel Hayom「Israel alarmed as Iran deal takes shape」(2026年5月24日)
  • House of Saud「Netanyahu's One Demand That Could Sink the Iran Deal」(2026年5月25日)
  • NPR / PBS「Foreigners in US must apply for green cards abroad」(2026年5月22〜23日)
  • Al Jazeera / TechCrunch / Fortune「SpaceX IPO S-1 filing analysis」(2026年5月20〜23日)
  • Variety / OPB「Cannes 2026 Palme d'Or: Fjord by Cristian Mungiu」(2026年5月24日)
  • CNBC「Oil prices post weekly loss as U.S. and Iran signal progress toward a deal」(2026年5月22日)
  • CNBC「Stock market today: Dow climbs to record high, S&P500 posts eighth straight week of gains」(2026年5月22日)
  • Advisor Perspectives / University of Michigan「Consumer Sentiment Sinks to Record Low 44.8 in May」(2026年5月22日)
  • Trading Economics「Germany Ifo Business Climate Index May 2026」(2026年5月22日)
  • ONS「UK Retail Sales April 2026」(2026年5月22日)
  • PRNewswire「Ross Stores Reports Robust First Quarter Sales and Earnings」(2026年5月21日)
  • ChartMill「Workday Q1 FY2027 Earnings Results」(2026年5月21日)
  • Zacks「Zoom Q1 Earnings Key Metrics」(2026年5月21日)
  • StockTitan / 24/7 Wall St.「Deere Q2 FY2026 Results」(2026年5月21日)
  • CBS Sports / TrueBlueLA / DodgersBeat / ESPN「Dodgers vs Brewers May 22-24, 2026」(2026年5月22〜24日)
  • StatMuse / Baseball-Reference「Shohei Ohtani 2026 Season Stats」(2026年5月25日時点)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年/ぱぶちゃんのファンダメンタルlabを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。本記事に含まれる情報は執筆時点のものであり、その正確性・完全性を保証するものではありません。また、本記事は特定の立場や見解を代表するものではなく、事実と考察・リスクは本文中のタグで明示しています。
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