【2026年07月10日】本日の展望——日経平均は続伸、寄付後一時1400円超高の6万9000円台、原油は反落・金は切り返し

2026年7月10日金曜日

マーケット展望

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【2026年07月10日】本日の展望——日経平均は続伸、寄付後一時1400円超高の6万9000円台、原油は反落・金は切り返し

📅 対象:2026年7月10日(金)東京時間
📎 前日の振り返りはこちら:【2026年07月09日】米軍170カ所超を再空爆、イランは湾岸4基地に反撃——日経平均は4日ぶり反発924円高
📌 本日のポイント
①日経平均は続伸で寄り付き、その後も上げ幅を拡大。寄付後一時1400円超高(10時00分に69,184.55円、+1,440.70円)となる場面もあり、10時12分時点でも68,999.56円(+1,255.71円/+1.85%)と高水準を維持している。前日の米ハイテク株・半導体株高(ナスダック+336高、SOX高)を好感した買いが継続。ただし米中央軍は10日未明(日本時間)、8日夜のヘリ撃墜への報復として開始した170カ所超への空爆を完了したと発表しており、地政学リスクの根はなお残る
②WTI原油は9日NY市場で前日比1.44ドル安(-2.0%)の72.08ドルと3日ぶり反落。米イランの軍事衝突再開が限定的との見方から売りが優勢に。10日朝の東京時間は72ドル前後で小動き
③NY金は9日、前日比58.4ドル高(+1.4%)の4140.8ドルと3日ぶり反発。米長期金利低下を眺めた買いが入った一方、10日朝はやや伸び悩み。ドル円は9日NY市場で162.38円と5営業日ぶり反落(円高)、10日朝も161円台後半まで一段の円高が進行している
📊 主要指標(10日10時台・日本時間時点)
指標現値前日比時刻(JST)
日経平均68,999.56円+1,255.71円(+1.85%)10:12
ドル円161.897円-0.471円(-0.29%)10:12
XAUUSD(CFD金)4,124.00ドル-0.60ドル(-0.01%)10:12
WTI原油先物72.02ドル-0.06ドル(-0.08%)10:10

※先物・CFD値を含む速報値。時々刻々変動するため、実際の売買にあたっては最新の気配値をご確認いただきたい。

🇯🇵 日本株

前日の振り返り

9日の日経平均は4日ぶり反発し、前日比924円80銭高の6万7743円85銭で引けた。前日の米半導体株高を引き継ぎAI・半導体関連に買いが先行し、一時1600円超高で6万8000円台を回復する場面もあった。引け後にはファーストリテイリング、セブン&アイHD、ローツェなどが好決算・上方修正を発表している。詳細は前日の振り返り記事をご参照いただきたい。

本日の注目ポイント

10日の日経平均は前日比782円87銭高の6万8526円72銭と続伸して寄り付き、その後も上げ幅を拡大。寄付後一時1400円超高となる場面があり、10時00分には同1,440円70銭高の6万9184円55銭を付けた。10時12分時点でも6万8999円56銭(+1255円71銭、+1.85%)と高値圏を維持している。前日引け後に好決算・上方修正を発表したファーストリテイリングは、決算を織り込み済みとみた利益確定売りから1%超安で推移しており、好材料が出尽くした銘柄の値動きには留意したい。セクター別では非鉄金属・化学・精密機器が堅調な一方、海運・鉱業・小売は軟調。個別ではアドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアホールディングスが上昇し、ソフトバンクグループも堅調に推移している。

注目イベント・指標

8時50分発表の6月輸入物価指数は前年比+29.7%と大幅な伸びとなっており、原油高・円安を映した数字として意識されそうだ。本日は良品計画、安川電機、イオンなど77社が決算発表を予定している。米中央軍による対イラン空爆(170カ所超)は10日未明に完了したと発表されており、イラン側の反応や続報の有無が本日以降の相場の最大の焦点になりそうだ。

💴 為替(ドル円中心)

前日の振り返り

9日のドル円はNY市場で5営業日ぶりに反落し、終値は162円38銭(前営業日NY終値162円59銭から21銭のドル安)だった。米6月中古住宅販売件数が予想を下回ったほか、対イラン軍事衝突の再開が限定的との見方から米長期金利が低下し、ドル売りを誘った。

本日の注目ポイント

10日10時台のドル円は161円台後半(10時12分時点で161円90銭)まで一段の円高・ドル安が進行している。米長期金利の低下に加え、対イラン空爆が10日未明に完了と伝わったことで地政学リスクへの警戒がいったん後退したことが背景とみられる。心理的節目の163円接近時に意識されていた本邦当局の為替介入警戒感も、足元ではやや後退した形だ。

注目イベント・指標

8時50分発表の6月輸入物価指数(+29.7%)を除けば本日は目立った国内指標が少なく、イラン情勢の続報とNY市場の長期金利動向が引き続き最大の材料になりそうだ。

🥇 貴金属(金・銀)

前日の振り返り

NY金は9日、前日比58.4ドル高(+1.4%)の4140.8ドルと3日ぶりに反発した。米長期金利の低下を眺め、金利の付かない資産である金の投資妙味が増すとみた買いが入った。

本日の注目ポイント

10日10時台のXAUUSD(CFD金)は4,124.00ドル(-0.60ドル、-0.01%)とほぼ横ばいで推移し、前日の反発分を消化する形で上値が重くなっている。対イラン空爆完了の一報を受けて地政学リスクへの警戒がいったん後退したことが、金の戻りを抑える一因になっているとみられる。もっとも今回の空爆完了はイラン側の反応を確認できていない段階であり、イランが反撃に踏み切れば安全資産としての金買いが再燃するリスクも残る。

注目イベント・指標

イラン情勢の続報、米長期金利・ドル指数の動向に加え、本日は目立った米重要指標が少なく、地政学要因による思惑的な値動きが続きやすい点に留意したい。

🛢️ 原油(WTI中心)

前日の振り返り

WTI原油は9日のNY市場で前日比1.44ドル安(-2.0%)の72.08ドルと3日ぶりに反落した。米国とイランの軍事衝突再開が限定的なものになるとの見方から売りが優勢となった。

本日の注目ポイント

10日10時台のWTI原油先物は72.02ドル(-0.06ドル、-0.08%)とほぼ横ばいで推移している。米中央軍は10日未明、8日夜のヘリ撃墜への報復として実施していた170カ所超への空爆を完了したと発表しており、当面の攻撃は一巡した形だ。もっとも今回の空爆完了はイラン側の反応を確認できていない段階であり、イランが反撃に踏み切れば供給懸念が再燃するリスクも残る。

注目イベント・指標

イラン側の反撃・声明の有無、ホルムズ海峡の航行状況、週明けのOPECプラス関連報道に注目したい。

📚 主な出典
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
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