【2026年7月27日】日経平均、320円高で反発——米イラン攻撃「保留」を好感も半導体には売り、原油は83ドル台へ急落
📅 2026年7月27日(月)東京市場引け後(15:33時点)
📎 本日朝の展望はこちら→「米、対イラン攻撃を一時『保留』も週末にフーシ派がサウジアラムコ攻撃——ドル円163円台後半、原油は乱高下しつつ地政学リスク根強く」
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📌 本日のポイント
①日経平均は320円高の64,931円と反発。米国の対イラン攻撃「保留」を受けた原油安が投資家心理を支え、寄り付き直後には600円超上昇する場面もあったが、前週末の米半導体株安を引き継いだAI・半導体関連への売りが上値を抑え、終日方向感に乏しい展開に②NY市場はまだ取引開始前。CFD・先物はダウ・S&P500・FANG+など総じてプラス圏で推移しており、リスクオン基調が続くかが今夜の焦点
③為替・商品では、原油が中東の緊張緩和期待から大幅安(83ドル台)となる一方、金は反発。ドル円は163円台後半で小動きが続いている
1️⃣ 日経振り返り
| 指数・銘柄 | 値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経225 | 64,931.19 | +320.04(+0.50%) |
| TOPIX(終値) | 4,066.07 | +54.76(+1.37%) |
| JPX400(終値) | 36,652.58 | +437.67(+1.21%) |
| グロース250(終値) | 694.92 | +8.80(+1.28%) |
| 225先物 大取mini/ラージ(15:33時点) | 65,130.00 | +570.00(+0.88%) |
| 225先物 CME円建て(15:21時点) | 65,015.00 | +620.00(+0.96%) |
※日経225の高値65,220.69円・安値64,123.40円(いずれも本日中の水準)。
27日の東京市場は前週末(24日)の1,811円安からの反発でスタート。米国が対イランへの大規模攻撃を見送り、イラン側も報復攻撃を止めると表明したと伝わったことで中東情勢の落ち着きが期待され、原油相場の下落を好感した買いが優勢となった。寄り付き直後には前週末比600円超高(一時65,220円台)まで上げ幅を広げる場面もあった。
もっとも、前週末の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.25%安と大きく下落した流れを引き継ぎ、指数寄与度の大きいアドバンテスト・信越化学・キオクシアホールディングスなど値がさ半導体株には売りが出て上値を抑えた。前引けは152円86銭高の64,764円01銭とやや上げ幅を縮小。後場に入ってからは横ばい圏でのもみ合いが続いたが、資生堂・ベイカレント・ネクソン・SHIFT・エプソンなど内需・サービス系の一角に押し目買いが入り、終盤にかけて再び上げ幅を広げる形で320円高の64,931円で取引を終えた。値上がり銘柄は8割前後を占め、AI・半導体関連の重さを他業種の買いが補う「資金循環」的な相場となった。なお、今週はFOMC(7/28-29)・日銀会合(7/30-31)を控える「中銀ウイーク」であり、投資家は様子見姿勢も強めている。
もっとも、前週末の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.25%安と大きく下落した流れを引き継ぎ、指数寄与度の大きいアドバンテスト・信越化学・キオクシアホールディングスなど値がさ半導体株には売りが出て上値を抑えた。前引けは152円86銭高の64,764円01銭とやや上げ幅を縮小。後場に入ってからは横ばい圏でのもみ合いが続いたが、資生堂・ベイカレント・ネクソン・SHIFT・エプソンなど内需・サービス系の一角に押し目買いが入り、終盤にかけて再び上げ幅を広げる形で320円高の64,931円で取引を終えた。値上がり銘柄は8割前後を占め、AI・半導体関連の重さを他業種の買いが補う「資金循環」的な相場となった。なお、今週はFOMC(7/28-29)・日銀会合(7/30-31)を控える「中銀ウイーク」であり、投資家は様子見姿勢も強めている。
2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー
| 指標 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(7/24引け) | 51,947.25 | +235.60(+0.46%) | 7/24引け |
| CFD NYダウ | 52,362.50 | +481.00(+0.93%) | 15:32 |
| ナスダック100(7/24引け) | 28,128.34 | -326.47(-1.15%) | 7/24引け |
| CFD ナスダック100 | 28,548.60 | +420.00(+1.49%) | 15:32 |
| S&P500(7/24引け) | 7,411.98 | +3.68(+0.05%) | 7/24引け |
| CFD S&P500 | 7,480.60 | +69.11(+0.93%) | 15:33 |
| FANG+(7/24引け) | 16,824.50 | -123.99(-0.73%) | 7/24引け |
| CFD FANG+ | 17,055.50 | +230.30(+1.37%) | 15:33 |
※CFD・先物値はJST時間帯の時間外気配であり、実際のNY現地取引開始後の値動きとは異なる場合がある。
前週末(7/24)のNY市場はダウ平均が前日比235.60ドル高の51,947.25ドルと3日ぶり反発した一方、ナスダック100は326.47ポイント(1.15%)安と続落。新築住宅販売件数の良好な結果やパキスタン仲介による対イラン協議再開への期待が原油安・投資家心理の改善につながりダウを支えた一方、インテル・マイクロン・AMDなど半導体株が軒並み下落し、ナスダックの重荷となった。
15時台のCFD・先物はダウ(+0.93%)、S&P500(+0.93%)、ナスダック100(+1.49%)、FANG+(+1.37%)とそろって明確なプラス圏で推移しており、対イラン攻撃「保留」を受けたリスクオン基調が意識されている。今夜のNY市場は、FOMC(7/28-29)を今週に控える中での様子見ムードと、中東情勢の続報がどちらを上回るかが焦点。米10年債利回りは4.63%前後まで低下しており、原油安を受けたインフレ懸念の後退がうかがえる。
15時台のCFD・先物はダウ(+0.93%)、S&P500(+0.93%)、ナスダック100(+1.49%)、FANG+(+1.37%)とそろって明確なプラス圏で推移しており、対イラン攻撃「保留」を受けたリスクオン基調が意識されている。今夜のNY市場は、FOMC(7/28-29)を今週に控える中での様子見ムードと、中東情勢の続報がどちらを上回るかが焦点。米10年債利回りは4.63%前後まで低下しており、原油安を受けたインフレ懸念の後退がうかがえる。
3️⃣ 為替(ドル円)
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 163.580 | -0.271(-0.17%) | 15:33 |
| ユーロドル | 1.1410 | +0.0040(+0.35%) | 15:33 |
| 米10年債利回り | 4.6260% | -0.0530(-1.13%) | 15:32 |
ドル円は本日15時台に163円58銭前後まで軟化しており、前週末NY市場の163円87銭からはやや上値の重い展開となっている。米国の対イラン攻撃「保留」を受けた地政学リスクの後退がドル買い材料の一角を剥落させた形で、東京市場では終日163円50銭前後での小動きが続いた。政府・日銀による円買い介入への警戒感は依然として高く、164円接近が上値の抑制材料となっている。
米10年債利回りは4.63%前後まで低下しており、原油安に伴うインフレ再燃観測の後退が金利面からもドルの重荷となっている。今週はFOMC(7/28-29)・日銀会合(7/30-31)を控え、思惑が交錯する神経質な展開が続く見通し。
米10年債利回りは4.63%前後まで低下しており、原油安に伴うインフレ再燃観測の後退が金利面からもドルの重荷となっている。今週はFOMC(7/28-29)・日銀会合(7/30-31)を控え、思惑が交錯する神経質な展開が続く見通し。
4️⃣ 貴金属(ゴールド)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,098.00 | +27.20(+0.67%) | 15:31 |
| CFD金 | 4,094.70 | +39.30(+0.97%) | 15:33 |
金は本日15時台に4,098.00ドル(+27.20、+0.67%)と反発し、心理的節目の4,100ドル手前まで値を戻している。金は安全資産というより実質金利の鏡であり、原油安→インフレ懸念後退という経路では下押し材料となりやすい一方、米10年債利回りの低下(4.63%前後)が実質金利面から金の支えとなり、綱引きの結果としてやや上振れた格好である。中東情勢は「攻撃保留」の一方でフーシ派によるサウジアラムコ攻撃など不安定要素も残っており、方向感の出にくい神経質な展開が続きそうだ。
5️⃣ 原油(WTI)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 83.88 | -5.43(-6.08%) | 15:31 |
| CFD原油 | 82.79 | -7.04(-7.83%) | 15:32 |
WTIは本日15時台に83.88ドル(-5.43、-6.08%)と大幅下落し、前週末24日の89.31ドルからさらに一段安となっている。米国が対イランへの大規模攻撃を見送り、イラン側も報復攻撃を止めると表明したと伝わったことで戦争プレミアムの巻き戻しが強く出た格好である。
もっとも、週末にはフーシ派によるサウジアラムコ攻撃も伝わっており、バブ・エル・マンデブ海峡を巡る緊張は根強く残る。ホルムズ海峡側の外交進展とバブ・エル・マンデブ海峡側の緊張悪化という非対称な展開が続いており、どちらか一方の材料だけで方向感を決めつけるのは早計だろう。今後の中東情勢のヘッドライン次第では、急な巻き返しにも警戒したい。
もっとも、週末にはフーシ派によるサウジアラムコ攻撃も伝わっており、バブ・エル・マンデブ海峡を巡る緊張は根強く残る。ホルムズ海峡側の外交進展とバブ・エル・マンデブ海峡側の緊張悪化という非対称な展開が続いており、どちらか一方の材料だけで方向感を決めつけるのは早計だろう。今後の中東情勢のヘッドライン次第では、急な巻き返しにも警戒したい。
📚 主な出典
- 当ブログ「米、対イラン攻撃を一時『保留』も週末にフーシ派がサウジアラムコ攻撃——ドル円163円台後半、原油は乱高下しつつ地政学リスク根強く」
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年7月27日15:33時点の市況数値を参照)
- 日本経済新聞「東証前引け 日経平均は反発 中東の緊張緩和で、AI半導体には売り」(2026年7月27日)
- 日本経済新聞「日経平均午前152円高、半導体決算の期待高まらず 原油安が下支え」(2026年7月27日)
- ニューズウィーク日本版「日経平均は反発で寄り付く、原油下落が支え 一巡後は伸び悩む」(ロイター)(2026年7月27日)
- ニューズウィーク日本版「午前の日経平均は小反発、半導体株安で伸び悩み TOPIXしっかり」(ロイター)(2026年7月27日)
- 財経新聞「日経平均は反発も上げ幅縮小、半導体売り継続で65000円割れ」(2026年7月27日)
- nikkei225jp.com(リアルタイム225先物・世界の株価チャート、2026年7月27日15:33時点)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年7月27日15:33頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。また、本記事は特定の立場や見解を代表するものではなく、事実と考察は本文中で区別しています。NY市場はまだ開始前であり、実際の値動きは今後の続報でお伝えします。
ぱぶちゃんのファンダメンタルlab|director-pablo.blogspot.com

