【2026年7月24日】日経平均、1811円安で大幅反落——米AI過剰投資懸念とKOSPI安が連鎖、値がさ半導体に売り集中
📅 2026年7月24日(金)東京市場引け後(15:32時点)
📎 今朝の展望はこちら→「NYダウ507ドル安・ナスダック2.15%安と続落、日経平均は一時1700円超安と急落——『AI過剰投資』懸念とキャッシュバーン警戒が世界株を圧迫」
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📌 本日のポイント
①日経平均は1,811円安と大幅反落し64,611円。半導体の値がさ株中心に売りが膨らみ、下げ幅は一時2,000円を超えた②背景は前日NY市場での「AI過剰投資・キャッシュバーン」警戒の波及。もっとも夜間のCFD・先物はNYダウが小幅プラス転換するなど落ち着きも見え始めている
③為替・商品は総じて小動き。ドル円は164円目前で足踏み、金・原油はいずれも前日の大きな値動きからやや調整
1️⃣ 日経振り返り
| 指数・銘柄 | 値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経225(終値) | 64,611.15 | -1,811.45(-2.73%) |
| TOPIX(終値) | 4,011.31 | -42.57(-1.05%) |
| 225先物mini(15:32時点) | 64,580.00 | -1,760.00(-2.65%) |
※TOPIXは前引け(41.09ポイント安の4,012.79)にかけて一時、節目の4,000を下回る場面があった。
日経225 寄与度ランキング(大引け時点)
| 寄与度下位 | 寄与度 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|
| アドバンテスト | -447.72 | 28,945 | ▼6.02% |
| ソフトバンクグループ | -336.29 | 5,500 | ▼7.06% |
| 東京エレクトロン | -330.86 | 62,660 | ▼4.99% |
| キオクシアホールディング | -137.74 | 56,010 | ▼9.49% |
| ファーストリテイリング | -69.99 | 76,220 | ▼1.13% |
| ディスコ | -57.12 | 60,890 | ▼12.27% |
| ファナック | -52.63 | 6,624 | ▼4.53% |
| 寄与度上位 | 寄与度 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|
| KDDI | +20.92 | 2,922.5 | ▲1.81% |
| 中外製薬 | +20.52 | 7,416 | ▲2.83% |
| ベイカレント | +9.79 | 6,522 | ▲4.69% |
| 大塚ホールディングス | +8.05 | 11,155 | ▲2.2% |
| セコム | +8.05 | 6,802 | ▲1.8% |
| 東京海上ホールディングス | +7.94 | 8,116 | ▲1.99% |
24日の東京市場は前日のNY株安を受けて大幅反落した。寄り付きは前日比838円35銭安の65,584円25銭となり、アルファベット・テスラの決算を受けて再燃した米ハイテク株の「AI過剰投資」懸念の流れを引き継ぐ形で、指数寄与度の大きい値がさ半導体株に売りが膨らんだ。前場中盤には節目の65,000円を割り込み、半導体比率の高い韓国KOSPIの軟調な値動きも投資家心理を冷やし、下げ幅は一時2,000円を超え、11時時点では前日比2,033円37銭(3.06%)安の64,389円23銭まで下落する場面もあった。前引けは1,853円85銭(2.79%)安の64,568円75銭、大引けは1,811円45銭(2.73%)安の64,611円15銭と、終盤にかけてはやや下げ渋る展開となった。
寄与度下位ではアドバンテスト(▼6.02%)、ソフトバンクグループ(▼7.06%)、東京エレクトロン(▼4.99%)、キオクシアホールディングス(▼9.49%)など半導体関連の値がさ株が軒並み大きく指数を押し下げた。前日引け後に決算発表したディスコも、4-6月期経常利益自体はコンセンサスをやや下回る程度だったものの、続けて開示した7-9月期の経常利益見通しがコンセンサスを大きく下回ったことが嫌気され12.27%の大幅安となり、寄与度下位に顔を出した。一方、KDDI・中外製薬・ベイカレント・大塚ホールディングス・セコム・東京海上ホールディングスなど通信・医薬品・内需ディフェンシブ系には資金が向かい、相対的な底堅さを見せた。節目の65,000円を下回る水準では個人投資家などによる押し目買いも観測され、チャート上の75日移動平均線(64,300円台)が下値支持線として意識された。なお、この日発表された6月全国CPI(コア指数)は前年比+1.6%と、市場予想(+1.7%)をやや下回った。
寄与度下位ではアドバンテスト(▼6.02%)、ソフトバンクグループ(▼7.06%)、東京エレクトロン(▼4.99%)、キオクシアホールディングス(▼9.49%)など半導体関連の値がさ株が軒並み大きく指数を押し下げた。前日引け後に決算発表したディスコも、4-6月期経常利益自体はコンセンサスをやや下回る程度だったものの、続けて開示した7-9月期の経常利益見通しがコンセンサスを大きく下回ったことが嫌気され12.27%の大幅安となり、寄与度下位に顔を出した。一方、KDDI・中外製薬・ベイカレント・大塚ホールディングス・セコム・東京海上ホールディングスなど通信・医薬品・内需ディフェンシブ系には資金が向かい、相対的な底堅さを見せた。節目の65,000円を下回る水準では個人投資家などによる押し目買いも観測され、チャート上の75日移動平均線(64,300円台)が下値支持線として意識された。なお、この日発表された6月全国CPI(コア指数)は前年比+1.6%と、市場予想(+1.7%)をやや下回った。
2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー
| 指標 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(7/23引け) | 51,711.65 | -506.93(-0.97%) | 7/23引け |
| CFD NYダウ | 51,753.10 | +30.30(+0.06%) | 15:31 |
| NYダウ先物CME | 51,952.00 | +58.00(+0.11%) | 15:20 |
| ナスダック100(7/23引け) | 28,454.81 | -543.29(-1.87%) | 7/23引け |
| CFD ナスダック100 | 28,381.20 | -192.10(-0.67%) | 15:31 |
| S&P500(7/23引け) | 7,408.30 | -90.66(-1.21%) | 7/23引け |
| CFD S&P500 | 7,405.68 | +1.43(+0.02%) | 15:32 |
| FANG+(7/23引け) | 16,948.49 | -329.33(-1.91%) | 7/23引け |
| CFD FANG+ | 16,870.00 | -73.60(-0.43%) | 15:32 |
※CFD・先物値はJST時間帯の時間外気配であり、実際のNY現地取引開始後の値動きとは異なる場合がある。
前日(7/23)のNY市場はダウ平均が前日比506.93ドル安の51,711.65ドル、ナスダック総合が553.21ポイント(2.15%)安の25,137.69と続落。2カ月半ぶりの安値水準まで売り込まれた。前日引け後に決算発表したアルファベットが2026年設備投資見通しを1,950億〜2,050億ドルのレンジへ引き上げたことを受け、「キャッシュバーン(現金燃焼)」と呼ばれる巨大テック企業の現金流出への不安が強まり、半導体・メモリー関連株が軒並み売られた。テスラも規制クレジット収入の急減による利益率圧縮が嫌気され急落した一方、寄り付き前に決算発表したロッキード・マーチンやRTXなど好決算銘柄は10%前後急伸するなど明暗が分かれた。恐怖指数VIXは前日比12.38%急伸の18.70、米10年債利回りは4.70%台まで上昇した。
15時台のCFD・先物はやや落ち着いた値動き。CFD NYダウ(+0.06%)やNYダウ先物CME(+0.11%)、CFD S&P500(+0.02%)はプラス圏に浮上している一方、CFD ナスダック100(-0.67%)やCFD FANG+(-0.43%)はなお軟調で、AI関連への警戒感が根強く残っていることがうかがえる。今夜のNY市場は、日本時間22:45発表の米7月PMI速報値が焦点。労働市場の底堅さとインフレ再燃懸念のバランスをどう織り込むかが試されるほか、対イラン情勢を巡るヘッドラインにも引き続き警戒が必要となる。
15時台のCFD・先物はやや落ち着いた値動き。CFD NYダウ(+0.06%)やNYダウ先物CME(+0.11%)、CFD S&P500(+0.02%)はプラス圏に浮上している一方、CFD ナスダック100(-0.67%)やCFD FANG+(-0.43%)はなお軟調で、AI関連への警戒感が根強く残っていることがうかがえる。今夜のNY市場は、日本時間22:45発表の米7月PMI速報値が焦点。労働市場の底堅さとインフレ再燃懸念のバランスをどう織り込むかが試されるほか、対イラン情勢を巡るヘッドラインにも引き続き警戒が必要となる。
3️⃣ 為替(ドル円)
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 163.798 | -0.048(-0.03%) | 15:32 |
| ユーロドル | 1.1385 | +0.0009(+0.08%) | 15:32 |
| 米10年債利回り | 4.7040% | +0.0010(+0.02%) | 15:31 |
ドル円は本日15時台も163円80銭前後で小動きが続いている。前日NY市場でつけた163円99銭(1986年12月以来約39年半ぶり高値圏)からはやや落ち着いているものの、164円が目前に迫る水準を維持しており、午前9時頃と比べてもほぼ同水準で推移した。政府・日銀による円買い介入への警戒感が上値の抑制材料となっている一方、原油の高止まりによる日米金利差意識のドル買い需要は根強く、方向感の定まらない値動きとなっている。米10年債利回りは4.70%台で高止まりしており、原油高に伴うインフレ再燃観測が金利面からもドル買いを支えている。
今夜は日本時間22:45発表の米7月PMI速報値の内容次第で、再び164円トライの動きが意識される。フーシ派による紅海での攻撃拡大や、トランプ大統領による対イラン強硬発言の続報など地政学ヘッドラインにも引き続き注意が必要だ。
今夜は日本時間22:45発表の米7月PMI速報値の内容次第で、再び164円トライの動きが意識される。フーシ派による紅海での攻撃拡大や、トランプ大統領による対イラン強硬発言の続報など地政学ヘッドラインにも引き続き注意が必要だ。
4️⃣ 貴金属(ゴールド)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物(7/23引け) | 4,050.20 | -101.70(-2.4%) | 7/23引け |
| NY金先物(現在値) | 4,036.95 | -13.25(-0.33%) | 15:31 |
金は前日(7/23)のNY市場で、米長期金利の上昇(一時4.71%)を受けて金利の付かない資産としての投資妙味が低下し、前日比約100ドル超(約2.4%)安の4,050ドル台と3営業日ぶりに反落した。本日15時台も4,036.95ドル(-13.25、-0.33%)とやや軟調な地合いを引き継いでいる。株安・地政学リスクによる逃避買いと、金利上昇・ドル高による重荷とがせめぎ合う展開が続いており、方向感に乏しい。中東情勢の一段の緊迫化が新たな逃避買いを誘うかが焦点となる。
5️⃣ 原油(WTI)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物(9月物・7/23引け) | 92.19 | +5.36(+6.2%) | 7/23引け |
| WTI原油先物(現在値) | 91.26 | -0.93(-1.01%) | 15:31 |
WTIは前日(7/23)のNYMEXで前日比5.36ドル(6.2%)高の92.19ドルと大幅続伸し、一時93.50ドルまで上昇する場面もあった。フーシ派によるサウジタンカー攻撃で紅海にも供給不安の戦線が拡大したことが買い材料となった。本日15時台は91.26ドル(-0.93、-1.01%)とやや上げ幅を縮小して推移している。
トランプ大統領が「大規模なイラン攻撃を検討している」と発言したことも意識されるなか、ホルムズ海峡・紅海双方での供給途絶リスクが引き続き相場を支える構図に変わりはない。週末にかけて米国の対イラン方針が一段と明確化するかが次の焦点となる。
トランプ大統領が「大規模なイラン攻撃を検討している」と発言したことも意識されるなか、ホルムズ海峡・紅海双方での供給途絶リスクが引き続き相場を支える構図に変わりはない。週末にかけて米国の対イラン方針が一段と明確化するかが次の焦点となる。
📚 主な出典
- 当ブログ「NYダウ507ドル安・ナスダック2.15%安と続落、日経平均は一時1700円超安と急落——『AI過剰投資』懸念とキャッシュバーン警戒が世界株を圧迫」
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年7月24日15:32時点の市況数値を参照)
- 日本経済新聞「東証前引け 日経平均反落、1853円安 米株安や韓国株安が重荷」(2026年7月24日)
- 財経新聞「日経平均は大幅反落、東エレクが1銘柄で約448円分押し下げ」(2026年7月24日)
- 株探「15時の日経平均は1945円安の6万4476円、アドテストが423.58円押し下げ」(2026年7月24日)
- 財経新聞「後場の日経平均は1985円安でスタート、キオクシアHDや太陽誘電などが下落」(2026年7月24日)
- nikkei225jp.com(リアルタイム225先物・世界の株価チャート、2026年7月24日15:32時点)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年7月24日15:32頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。また、本記事は特定の立場や見解を代表するものではなく、事実と考察は本文中で区別しています。NY市場はまだ開始前であり、実際の値動きは今後の続報でお伝えします。
ぱぶちゃんのファンダメンタルlab|director-pablo.blogspot.com

