【2026年7月29日】XAUUSDチャート分析——安値4,010.08から下げ渋り、(3)波完了・(4)波進行の可能性
目次
- 前回分析との差分サマリー
- 環境認識(マルチタイム分析・移動平均線配列)
- エリオット波動 ── (3)波完了・(4)波進行の可能性
- チャートパターン分析(時間足別)
- フィボナッチ水準
- 時間軸別トレード戦略(スキャルピング/デイ/スイング)
- 当面の重要水準一覧
- シナリオ分岐
① 前回分析との差分サマリー
| 項目 | 前回時点 | 現在時点 |
|---|---|---|
| 現在値 | 4,022付近 | 4,026〜4,027 |
| 直近の値動き | 安値4,010.08から反発中 | 4,010.08〜4,038圏でのレンジ推移、下げ渋り継続 |
| H4 | O4,021.47 H4,038.06 L4,010.08 C4,022.56 | O4,021.47 H4,038.06 L4,010.08 C4,026.82(変わらぬレンジ内) |
| 波動の見立て | (3)波進行中、まだ完了と断定できず | (3)波は暫定的に完了の可能性、(4)波進行を検討 |
フィボ78.6%(4,004.19)には到達せず、(3)波の下値目標100%(3,988.09)にも届かないまま下げ渋りに転じています。技術分析は値動きの事実に基づいて柔軟に見直します。
📊 安値4,010.08からの下げ渋り
② 環境認識(マルチタイム分析・移動平均線配列)
マルチタイム分析
| 時間足 | 状況 |
|---|---|
| 月足 | 7月足O4,011.40 H4,203.00 L3,959.45 C4,027.34(進行中) |
| 週足 | O4,095.63 H4,116.28 L4,010.08 C4,027.38 |
| 日足 | O4,028.79 H4,038.06 L4,010.08 C4,026.81 |
| H4 | O4,021.47 H4,038.06 L4,010.08 C4,026.82。SMA100(赤)は4,067付近まで低下、乖離縮小 |
| H1 | O4,023.75 H4,027.83 L4,020.51 C4,027.08 |
| M30 | O4,023.81 H4,027.83 L4,023.31 C4,026.37 |
| M15 | O4,027.03 H4,027.83 L4,023.42 C4,026.16 |
移動平均線配列
短期足(M15〜M30)ではSMA5・SMA20とも下向きだが、4,023〜4,027の狭いレンジで方向感が乏しく、下げ渋りのシグナルとも取れます。中期(H1・H4)ではSMA100(赤、H4で約4,067)との距離が現在値4,026台から見て約40ポイントまで縮小しているものの、依然として同線を下回る状態が継続しています。長期のSMA200(黄)は緩やかな上向きを維持しています。
レジスタンス・サポート
| 水準 | 価格 | 性格 |
|---|---|---|
| レジスタンス①(重要) | 4,103.58 | 旧ネックライン。完全にレジスタンス化 |
| レジスタンス②(4波戻り高値目安) | 4,038〜4,056 | (3)波値幅の23.6%〜38.2%戻し |
| サポート①(現在攻防) | 4,010.08 | 7/29安値 |
| サポート②(未到達) | 4,004.19 | フィボ78.6% |
| サポート③(最終防衛) | 3,960.13 | ダブルボトム左肩の安値 |
📊 4,010〜4,038レンジでの推移
③ エリオット波動 ── (3)波完了・(4)波進行の可能性
📍 現在地:(3)波の下値目標(3,988.09)に届かないまま4,010.08で下げ渋っており、現在の戻りは(4)波の可能性が高まっています。(4)波の目安は4,038〜4,056です。
(1)波(4,166.00→4,023.09)、(2)波(4,023.09→4,131)に続き、(3)波(4,131→4,010.08)は暫定的に完了した可能性があります。(3)波目標100%=3,988.09にはまだ届いておらず、161.8%=3,899.80はさらに遠い水準です。現在の4,026〜4,027への戻りが(4)波である可能性が高まっています。
(4)波は通常、(3)波の値幅(4,131→4,010.08=120.92)の23.6%〜38.2%戻しが目安となるため、その水準は4,038〜4,056程度です。この水準を明確に上抜けなければ(4)波の範囲内、上抜ければ(3)波完了・(4)波進行という見立てがより強まります。なお(4)波が1波レンジに重複しないというルール上、4,023.09を上抜けても問題はありません。4,010.08を再度下抜けた場合は(5)波下落が始動し、3,988方向を目指す展開を想定します。
| 波動 | 値幅 | 状態 |
|---|---|---|
| (1)波 | 4,166.00 → 4,023.09 | 完成 |
| (2)波 | 4,023.09 → 4,131 | 完成 |
| (3)波 | 4,131 → 4,010.08 | 暫定完了の可能性 |
| (4)波 | 4,010.08 → 進行中(現在4,026〜4,027) | ★今ここ(目安4,038〜4,056) |
| (5)波 | 未確定 | 4,010.08割れで始動、3,988方向へ |
📊 波動イメージ図(実線=実際の値動き、点線=この先の予測)
④ チャートパターン分析(時間足別)
大局(月足・週足)
大型調整局面が継続しており、週足は高値切り下げの構造を維持しています。
中期(日足・H4)
旧ネックライン4,103.58は完全にレジスタンス化したまま。ダブルボトムの左肩3,960.13まではまだ50ポイント以上の余裕があり、直近の下げ渋りが本格的な反発につながるかが焦点です。
短期(H1・M30・M15)
4,010〜4,038の狭いレンジでの推移が続いており、明確な方向感は出ていません。(4)波の戻り高値候補である4,038〜4,056への到達有無が次の焦点です。
⑤ フィボナッチ水準
A波(3,960.13→4,166.00、値幅205.87)基準のフィボナッチ水準を確認します。なお、このA波は月足・週足で見ればより大きな上昇波動の内部波(下位次数の波)にあたるため、ここでのフィボナッチは短期〜中期の値動きを測る目安であり、長期の波動構造そのものを規定するものではない点にご留意ください。
| 水準 | 価格 | 現状 |
|---|---|---|
| 61.8% | 4,038.77 | 通過済み |
| 78.6% | 4,004.19 | 未到達 |
| 100%(最終防衛ライン) | 3,960.13 | 未到達 |
⑥ 時間軸別トレード戦略(スキャルピング/デイ/スイング)
(4)波の範囲内かどうかを見極めながら、レンジの上下限を意識した戦略とします。
🔹 スキャルピング(M5/M15基準)
方向性:レンジ4,020〜4,038内でのもみ合い想定
売りエントリー:4,034〜4,038 利確:4,020 損切り:4,042超え
買いエントリー(逆張り):4,018〜4,022 利確:4,034 損切り:4,014割れ
🔹 デイトレード(H1/H4基準)
戻り売りシナリオ:(4)波の戻り高値候補4,038〜4,056での戻り売り 利確①:4,010 利確②:3,988 損切り:4,063超え
下落継続シナリオ:4,010.08を明確に下抜けた場合は(5)波下落として3,988方向を狙う
🔹 スイングトレード(日足・週足基準)
方向性:3,960.13を割らない限り、ダブルボトムの立て直しに期待する押し目買いの選択肢を残す
押し目買い:3,970〜4,000 利確:4,103〜4,166
損切り:3,960.13割れ(パターン完全崩壊・最終防衛ライン)
当面の重要水準一覧
| 水準 | 性格 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 4,056〜4,063 | (4)波上限候補+短期レジスタンス | 明確上抜けで買い方優勢への転換を検討 |
| 4,038付近 | 第1戻り売りゾーン | 戻り売りの主戦場候補 |
| 4,010.08 | 最重要サポート | 明確割れで(5)波下落開始 |
| 4,004〜3,988 | 次の下値目標帯 | (5)波進行時のターゲット |
| 3,960前後 | 最終防衛ライン | ここを割るとダブルボトム崩壊 |
⑦ シナリオ分岐
🎯 優先シナリオ
4,010.08〜4,056のレンジ内推移が続く限り、(4)波の範囲内として次の方向感待ちとします。上下いずれかを明確に抜けた時点で、(5)波下落あるいは(3)波完了・(4)波深化のいずれかを確定させます。
| シナリオ | 条件 | 想定展開 |
|---|---|---|
| (4)波継続・レンジ推移(優先) | 4,010.08〜4,056のレンジ内推移 | (4)波の範囲内、次の方向感待ち |
| (4)波完了・(5)波下落 | 4,010.08を明確に下抜け | 3,988〜3,899を目指す |
| (4)波深化・カウント再考 | 4,056を明確に上抜け | (3)波完了の確度が高まり、(4)波の戻り余地拡大を検討 |
📊 シナリオ分岐イメージ
当面のウォッチポイントは、①4,038〜4,056の戻り高値目安を上抜けるか、②4,010.08を再度下抜けて(5)波が始動するか、③3,960.13への接近度合い、の3点です。
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。
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