【2026年7月20日】XAUUSDチャート分析——3,960.13を死守しダブルボトム形成、ネックライン4,103.58奪回なるか
目次
- 前回分析(7/17)との差分サマリー
- 環境認識(トレンド・チャネル・レジサポ・移動平均線)
- エリオット波動カウント
- チャートパターン分析(ダブルボトム)
- フィボナッチ水準とエントリー根拠
- 本日のSELL ZONE/BUY ZONE
- シナリオ分岐
① 前回分析(7/17)との差分サマリー
| 項目 | 7/17時点 | 7/20時点(現在) |
|---|---|---|
| 現在値 | 3,981〜3,982 | 4,008付近(20日08:20台) |
| 直近の値動き | 起点3,960.13に接近する深押し(安値3,968.92) | 3,960.13を明確に下抜けず反発。4,008まで回復し戻り基調 |
| 波動の見立て | 修正B波が起点付近まで深押し中(トレンド継続リスク警戒) | 起点割れ回避により見立てを刷新。A-B-C修正のC波、または推進波1-2-3の2案で再構築 |
| チャート形状 | (未言及) | 3,960.13と3,968.92の二番底=ダブルボトムが視認できる形に |
前回7/17の記事では「修正B波が起点3,960.13に接近する深押し」として下方向への警戒を強めていましたが、結果的に起点を明確に下抜けることなく反発し、週明けにかけて4,008付近まで回復しました。この事実を踏まえ、波動カウントを含めた技術分析全体をゼロベースで見直します。
📊 7/17→7/20の値動き
② 環境認識(トレンド・チャネル・レジサポ・移動平均線)
トレンド認識
月足・週足では、2025年12月高値5,613圏を起点とする下降トレンドが継続中です。日足でも3月以降、高値切り下げ・安値切り下げの下降チャネルが崩れておらず、大局は依然として下降トレンドの範囲内にあります。一方で直近は、7/13安値3,960.13と7/17安値3,968.92による二番底(ダブルボトム)が形成されつつあり、ネックライン4,103.58を上抜けられるかが短期的な分岐点です。
移動平均線配列
| 時間足 | 状況 |
|---|---|
| 日足・H4・H1(上位足) | 長期MA(黄)・中期MA(赤)とも現在値4,008の上に位置し下向き傾斜を維持。弱気配列が継続 |
| M30・M15(中間足) | 短期MA(水色)が中期線に接近・交錯し始め、方向感が拮抗 |
| M5(下位足) | 価格が短期MAとほぼ一致する水準まで戻り、短期的な上昇モメンタムが出現 |
上位足の弱気配列と下位足の強気転換が綱引きしている状態です。ネックライン4,103.58を明確に上抜ければ、上位足のMA配列にも変化が波及する可能性があります。
フィボナッチ・チャネル(大局)
チャネル上限(戻り売りゾーン):4,150〜4,200/チャネル中央:4,000〜4,150/チャネル下限(大局ターゲット):3,500〜3,620。現在値4,008はチャネル中央のやや下寄りに位置しています。
レジスタンス・サポート
| 水準 | 価格 | 性格 |
|---|---|---|
| レジスタンス①(最重要) | 4,103.58 | ダブルボトムのネックライン。上抜けでパターン完成 |
| レジスタンス② | 4,057〜4,072 | 直近戻り高値帯・H4/H1中期MA付近 |
| サポート①(最重要) | 3,960.13 | ダブルボトム左肩の安値。下抜けでパターン無効化 |
| サポート② | 3,968.92 | 右肩の安値。直近の攻防ライン |
📊 大局の下降チャネルと現在地
③ エリオット波動カウント
📍 現在地:3,960.13を明確に下抜けずに反発したため、起点を維持したまま波動カウントを刷新。A-B-C修正のC波(上昇)進行中、または推進波1-2-3進行中の2案で並走管理します。
案①:A-B-C修正波(C波進行中)
| 波動 | 値幅 | 状態 |
|---|---|---|
| A波(上昇) | 3,960.13 → 4,103.58 | 完成 |
| B波(下降) | 4,103.58 → 3,968.92 | 完成(起点割れ回避) |
| C波(上昇) | 3,968.92 → 進行中(現在4,008) | ★今ここ |
案②:推進波1-2-3進行中
| 波動 | 値幅 | 状態 |
|---|---|---|
| 1波(上昇) | 3,960.13 → 4,103.58 | 完成 |
| 2波(下降) | 4,103.58 → 3,968.92(1波の約94%戻し) | 完成 |
| 3波(上昇) | 3,968.92 → 進行中(現在4,008) | ★今ここ |
※2波の戻りが1波の約94%と教科書的な範囲(50〜78.6%程度)を超えており、推進波としてはやや異例な形です。ルール違反ではないものの、A-B-C修正波(案①)の方が形状としては自然と評価しています。
判定ライン
両案とも、4,103.58を明確に上抜けるか(上昇継続の確認)、3,960.13を明確に下抜けるか(トレンド継続への回帰)が最初の分岐点となる点で一致しています。案①なら4,103.58超えでC波完成・トレンド見直し、案②なら4,103.58超えで3波延長という違いはありますが、いずれも上昇方向を支持する材料になります。
📊 波動イメージ図(模式図・価格スケールは簡略化)
④ チャートパターン分析(ダブルボトム)
エリオット波動とは別に、純粋なチャート形状(プライスアクション)でも同じ示唆が出ています。M15・M30を中心に、7/13安値3,960.13と7/17安値3,968.92がほぼ同水準(差はわずか8.8ドル)で二番底を形成しており、中間の高値4,103.58がネックラインとなる、教科書的なダブルボトムの形です。
| 要素 | 価格 | 日時 |
|---|---|---|
| 安値①(左ボトム) | 3,960.13 | 7/13 |
| ネックライン(中間高値) | 4,103.58 | 7/14 |
| 安値②(右ボトム) | 3,968.92 | 7/17 |
| 測定値目標 | 4,247.03 | ネックライン上抜け後 |
測定値の根拠:ネックライン4,103.58+パターンの高さ(4,103.58-3,960.13=143.45)=4,247.03。無効化条件:3,960.13を明確に下抜けるとパターン自体が崩れ、単なる下降トレンドの継続に切り替わります。現在値4,008はまだネックラインに届いておらず、右ボトムからの戻り初期段階にあります。
📊 ダブルボトム形状イメージ
⑤ フィボナッチ水準とエントリー根拠
A波・1波(3,960.13→4,103.58、値幅143.45)を基準に、現在の上昇(C波/3波)の進捗と目標をフィボナッチで測定します。
A波内部リトレースメントに対する現在地
| 水準 | 価格 | 現状 |
|---|---|---|
| 0%(起点) | 3,960.13 | − |
| 23.6% | 3,994.00 | 通過済み |
| 38.2% | 4,014.91 | 現在値4,008はこの直下 |
| 50.0% | 4,031.86 | 未到達 |
| 61.8% | 4,048.75 | 未到達 |
| 78.6% | 4,072.92 | 未到達 |
| 100%(A波高値=ネックライン) | 4,103.58 | 未到達 |
B波安値からのC波(3波)投影ターゲット
| 投影率 | 価格 |
|---|---|
| 61.8% | 4,057.54 |
| 100% | 4,112.37 |
| 127.2% | 4,151.42 |
| 161.8% | 4,201.06 |
フィボナッチ・チャネル
チャネル上限(戻り売り):4,150〜4,200/チャネル中央:4,000〜4,150/チャネル下限(大局ターゲット):3,500〜3,620。現在値4,008はチャネル中央のやや下寄りで推移しています。
📊 実際の値動きとフィボナッチ水準(B波安値〜現在)
⑥ 本日のSELL ZONE/BUY ZONE
SELL ZONE
エントリー(第1):4,057〜4,072(フィボ61.8〜78.6%・直近戻り高値帯) 利確:4,008 SL:4,090超え
エントリー(第2):4,090〜4,103(ネックライン手前) 利確:4,032 SL:4,110超え(ネックライン明確上抜け)
根拠:上位足では依然弱気配列が継続しており、ネックライン未達の段階では戻り売りが機能しやすい。ネックライン4,103.58を明確に上抜けた場合はSELLシナリオ自体を撤回すること。
BUY ZONE
エントリー(第1):3,990〜4,008(現在値圏・ダブルボトム右肩からの戻り基調) 利確:4,057〜4,103 SL:3,965割れ
エントリー(第2):3,960〜3,969(ダブルボトムのネックライン安値圏・最終防衛ライン) 利確:4,103 SL:3,940割れ(パターン完全崩壊)
根拠:ダブルボトムのパターン形状が崩れていない限り、押し目は買いが優勢。ただし3,960.13を明確に下抜けた場合は、そのままトレンド継続に切り替わるため、SLの徹底が特に重要。
⑦ シナリオ分岐
🎯 優先シナリオ
3,960.13を死守して形成されつつあるダブルボトムを優先視。ネックライン4,103.58を明確に上抜ければ、測定値目標4,247.03が視野に入る。ただし大局(月足・週足)の下降トレンド自体はまだ崩れていないため、上抜け失敗時の反落リスクも同時に管理する。
| シナリオ | 条件 | 想定展開 |
|---|---|---|
| ダブルボトム完成(優先) | 4,103.58を日足終値で明確に上抜け | 測定値目標4,247.03を試す |
| レンジ継続 | 3,970〜4,100で往来 | 方向感を欠く展開が継続 |
| パターン崩壊(要警戒) | 3,960.13を明確に下抜け | 3,941.88・3,924方向へ下落トレンド継続 |
📊 シナリオ分岐イメージ
当面のウォッチポイントは、①4,103.58(ネックライン)を明確に上抜けられるか、②3,960.13の最終防衛ラインを維持できるか、③上位足の弱気MA配列に変化が出るか、の3点です。
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。
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