【2026年08月06日・振り返り】ホルムズ海峡合意に暗雲、イラン国会議員案が米・イスラエル船排除で複雑化/NYダウ6営業日ぶり反落・464ドル安、日経平均も3日ぶり617円安/任天堂1Q大幅増益、SBGは18%減益もコンセンサス大幅超過、Airbnb通期上方修正
📰 ニュース見出し時系列
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 07:00〜 | 🇯🇵 | ドル円は157円台後半で推移。前日の急落一服も上値重く、日米協調介入への警戒感が引き続き相場を支える |
| 09:00〜 | 🇯🇵 | 🔥🔥 東京市場は前日の急伸(+2,342円)の反動で軟調スタート。日経平均は寄り付きから下げ幅拡大、一時1,300円超安・6万5,000円割れの場面も |
| 午前 | 🇯🇵 | AI・半導体関連株に売りが集中。前日の米ハイテク株安、決算を受けたサンディスク時間外急落、同時間帯の韓国株軟調も重荷に |
| 12:32 | 🇯🇵 | 日経平均、後場寄り付きは前日比823円安の65,477円 |
| 13:18〜13:56 | 🇯🇵 | 日経平均は下げ幅を一段と拡大し、65,565円(-734円)~65,599円(-700円)まで下押し |
| 15:30 | 🇯🇵 | 🔥🔥🔥 東証大引け。日経平均は前日比617円18銭安(-0.93%)の65,683円26銭と3日ぶり反落。一方TOPIXは9.68ポイント高(+0.24%)の4,055.85と対照的にプラス圏で着地。売買高26億7,117万株、売買代金9兆6,880億円。決算で上方修正したにもかかわらず太陽誘電が10%超安となるなど、好決算銘柄でもAI関連には戻り売りが優勢 |
| 15:30〜 | 🇯🇵 | 🔥🔥🔥 決算ラッシュ(323社発表)。ソフトバンクグループ、任天堂、オリックス、富士フイルムHD、東レ、JX金属、NTT、バンダイナムコHD、大和ハウス工業などが発表(詳細は企業決算セクション参照) |
| 15:00 | 🇯🇵 | ドル円157.83円付近で推移 |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 欧州時間 | 🇬🇧 | 🔥 ロンドン株式市場は反落。鉱業・製薬株が重し。金価格上昇一服でFTSE350貴金属株指数が2.20%安、製薬・バイオテク株指数も2.14%安(アストラゼネカ-2.5%、GSK-1.6%)。一方、旅行・娯楽株は+0.35%、イージージェットが9.3%高(投資会社キャッスルレイクの買収案に原則合意) |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| NY市場中 | 🇺🇸 | 金価格が3日続伸し一時2週間ぶり高値、1オンス=4,300ドル台に上昇。弱い米雇用関連指標を受けた利上げ観測後退が背景 |
| NY市場中 | 🇺🇸 | 原油相場は反発。ホルムズ海峡合意を巡る不透明感(下段参照)を受け、前日までの急落から切り返す |
| NY引け | 🇺🇸 | 🔥🔥🔥 NYダウは前日比464.02ドル安(-0.85%)の53,885.10ドルと6営業日ぶりに反落、連日の最高値更新にストップ。寄り付き直後は153ドル高まで買われる場面もあったが、米・イラン戦闘終結交渉の行方を見極めるムードから終日軟化。ナスダック総合は15.087ポイント安(-0.05%)の26,348.352(速報値)とほぼ横ばいで続落、S&P500も0.2%安。ディズニー、マイクロソフト、シェブロンなどが高い一方、前日決算のサンディスク急落を受けた半導体メモリー関連やウエスタンデジタルが下げを主導 |
| NY引け後 | 🇺🇸 | 🔥🔥 Airbnbが2Q決算を発表。売上高約36.1億ドル(前年比+16.5%前後)、EPS1.37ドル(予想1.25ドルを上回る)と3四半期連続だった決算失望の流れを転換、通期売上高見通しを上方修正。時間外で株価は9%超上昇(詳細は企業決算セクション参照) |
| 終日 | 🇮🇷🇺🇸 | 🔥🔥🔥 ホルムズ海峡情勢:イランとオマーンの合意案について、イランがホルムズ海峡の管理権を握る仕組みを目指しているとされる中、ファルス通信・ロイター系の報道によれば、イラン議会委員会が米国・イスラエルなど「敵対的」とみなす船舶のホルムズ海峡通航禁止を盛り込んだ草案を審議中と伝えられ、米国はイラン側の管理権強化案に拒否姿勢とみられる。前日「最終段階」との楽観的な報道から一転、交渉の複雑さが意識される |
| 8/7 05:29 | 🇺🇸 | 🔥🔥 トランプ米大統領「イランが今の状態を長く続けられるとは思わない」「ホルムズ海峡は現時点で一応開いている」「イランとの戦争は早期に終わるだろう」 |
🎙️ 要人発言|8月6日〜7日(時間はJST)
| 日時 / 発言者 | 発言内容 |
|---|---|
| 8/6 09:48 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁 | 「関税はインフレに明確な影響を与えた」「関税がインフレに与える影響は和らぎ始めているとの兆候が見られる」「中東での戦争が終われば、インフレ抑制に役立つはず」「テクノロジー投資がインフレ率上昇の一因となっている」「供給ショックが一時的なインフレ急上昇を引き起こしたと考えている」「長期的なインフレ予想は十分に安定している」「7月の金利据え置きを完全に支持」「インフレ状況が手に負えなくなった場合、FRBは行動を起こす準備をしておくべき」 |
| 8/7 04:09 メキシコ中央銀行(声明) | 「総合インフレ率とコアインフレ率の双方が予測期間を通じて低下すると引き続き予想」「総合インフレ率は2027年第4四半期に目標へ収束と予想」「インフレ軌道のリスクバランスは依然として上方向に傾いている」「政策金利を6.50%に維持することを全会一致で決定」「先行きも現在の水準を維持することが適切と想定」 |
| 8/7 05:29 トランプ米大統領 | 「イランが今の状態を長く続けられるとは思わない」「ホルムズ海峡は現時点で一応開いている」「イランとの戦争は早期に終わるだろう」 |
📊 経済指標|8月6日(木)発表分
| 時刻(JST) | 国 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 🇯🇵 | 対外証券投資-中長期ネット(7/25-7/31) | +4,779億円 | - | -8,114億円→改定-8,101億円 |
| 08:50 | 🇯🇵 | 対内証券投資-中長期ネット(7/25-7/31) | +5,589億円 | - | -15,139億円→改定-15,141億円 |
| 10:30 | 🇦🇺 | 貿易収支(6月) | 19.29億豪ドル | - | -30.18億豪ドル→改定-23.67億豪ドル |
| 15:00 | 🇩🇪 | 製造業新規受注(6月・前月比) | +3.1% | +0.5% | +1.9%→改定+0.3% |
| 17:30 | 🇬🇧 | 建設業PMI(7月) | 44.7 | 40.0 | 38.4 |
| 18:00 | 🇪🇺 | 小売売上高(6月・前月比) | -0.3% | +0.1% | +0.2%→改定+0.4% |
| 18:30 | 🇺🇸 | チャレンジャー人員削減数(7月・前年比) | -46.1% | - | -4.5% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 新規失業保険継続受給者数 | 180.1万件 | 178.5万件 | 178.2万件→改定177.7万件 |
| 21:30 | 🇺🇸 | 非農業部門労働生産性(速報・4-6月期・前期比) | +1.4% | +0.5% | +0.3%→改定+0.8% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 単位労働費用(速報・前期比) | +1.3% | +2.1% | +1.8%→改定+1.3% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 新規失業保険申請件数(週間) | 19.9万件 | 20.2万件 | 19.7万件→改定19.8万件 |
| 23:00 | 🇺🇸 | 卸売在庫確報(6月・前月比) | +0.2% | +0.3% | +0.3% |
| 23:00 | 🇺🇸 | 卸売売上高(6月・前月比) | -3.0% | - | +3.4%→改定+3.5% |
🎯 FedWatch(次回9月16日FOMC向け)
| ターゲットレンジ | 確率(現在) | 1日前 | 1週間前 | 1ヶ月前 |
|---|---|---|---|---|
| 350-375bp (現状維持) | 45.5% | 45.6% | 36.6% | 42.9% |
| 375-400bp (利上げ) | 54.5% | 54.4% | 63.4% | 46.2% |
| 400-425bp | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 10.8% |
Data as of 2026年8月6日05:45:43 CT(日本時間8月6日19時台) / CME FedWatchツール / 対象:9月16日FOMC
💼 企業決算|8月6日発表分
🇯🇵 国内企業(323社発表、主要銘柄)
純利益は前年同期比53.5%増の1,474億円。Switch 2本体販売は382万台(前年同期比-34%)と発売月を含む反動で減少したが、利益率の高いソフト販売が好調で全体の利益率を押し上げた。米最高裁が無効とした関税還付金約3億ドルを売上原価から減額したことも寄与。通期経常計画(4,300億円)への進捗率は47.9%と5年平均26.5%を大幅に上回るハイペース。
出資するオープンAIの評価額は3月末から変動なく、今期の利益には貢献しなかった。人件費などの費用も重荷となり純利益は減益。一方、インテル株の急騰が「ポジティブサプライズ」(後藤芳光CFO)となり、税引前損益はコンセンサスを大幅に上回った。株価は6月2日の上場来高値から3割超下落しており、AI投資の収益化を巡る道筋が引き続き焦点。
主要決算の中では数少ない明確な減益銘柄となり、通期進捗の遅れも意識される内容だった。
| 銘柄 | 経常利益(前期比) | 備考 |
|---|---|---|
| 東レ(3402) | 490.69億円(+73.77%) | コンセンサス325.00億円を超過 |
| JX金属(5016) | 796.44億円(+179.86%) | コンセンサス560.40億円を超過 |
| コスモエネルギーHD(5021) | 1,330.43億円(+3,086.66%) | コンセンサス798.33億円を大幅超過 |
| 三菱マテリアル(5711) | 519.02億円 | コンセンサス165.50億円を3倍超過 |
| レゾナック・ホールディングス(4004) | 727.54億円(+139.20%) | コンセンサス590.00億円を超過 |
| 大和ハウス工業(1925) | 1,230.00億円(+9.88%) | コンセンサス1,029.00億円を超過 |
| バンダイナムコHD(7832) | 744.93億円(+36.29%) | コンセンサス450.94億円を超過 |
| NTT(9432) | 4,214.11億円(+7.57%) | コンセンサス3,703.30億円を超過。事前は5.2%減益予想だったが増益で着地 |
| 小林製薬(4967) | 30.06億円(-58.51%) | コンセンサス38.71億円を下回り減益 |
| 他300社超 | オリックス、レーザーテック、島津製作所、住友不動産、京王電鉄、味の素、コーセーHD、ポーラ・オルビスHD、SUMCO、太陽誘電(決算は好調も株価急落)ほか | |
※コンセンサス数値は株式会社アイフィスジャパン提供データに基づく
🇺🇸 米国企業
会社側は「2026年上半期は近年で最も強い結果」とコメント。3Q売上高見通しを46.9億~47.7億ドル(予想46.1億ドルを超過)に引き上げ、通期売上高・EBITDAマージン見通しも上方修正した。過去3四半期連続で決算後に株価が下落していた流れを転換し、時間外で9%超上昇。
| 銘柄 | 備考 |
|---|---|
| サンディスク(SNDK)/ウエスタンデジタル(WDC) | 前日発表分の弱い7-9月期売上高見通しを受け、半導体メモリー関連中心に売りが継続。ナスダック下落の主因に |
| 他多数 | ConocoPhillips、Zoetis、Parker Hannifin、Ralph Lauren、DraftKings、Cloudflare、Trade Desk 他 |
🌍 日米以外の主要企業
8/6は日米の決算発表が極めて多い一方、欧州など主要企業の大型決算は目立った動きに乏しく、市場の関心は引き続き日米決算とホルムズ海峡情勢に集中した。ロンドン市場ではアストラゼネカ、GSKなど製薬大手が金価格上昇一服を受けた資源・貴金属株安の流れの中で軟調に推移。イージージェットは投資会社キャッスルレイクによる買収案への原則合意を好感し9.3%高となった。
出典:日本経済新聞、株探ニュース、Yahoo!ファイナンス、Bloomberg、ITmedia ビジネスオンライン、Benzinga、StockStory/FinancialContent、TradingKey、TRADERS WEB FX、みんかぶFX、ザイFX!、外為どっとコム、CME FedWatchツール、マネックス証券国内株式・米国株式決算カレンダー(情報提供:株式会社アイフィスジャパン/ウエルスアドバイザー株式会社)、GameBusiness.jp、advertimes(2026年8月6日〜7日取得)
- 日本経済新聞「NYダウ反落、464ドル安 利益確定売りや原油高が重荷」(2026年8月6日)
- 日本経済新聞「日経平均終値617円安、AI復調に投資家慎重 太陽誘電10%超安」(2026年8月6日)
- 日本経済新聞「決算:任天堂の純利益54%増 4〜6月、ソフト好調で利益率改善」(2026年8月6日)
- 日本経済新聞「決算:ソフトバンクG純利益18%減 4〜6月、オープンAI利益貢献せず」(2026年8月6日)
- ITmedia ビジネスオンライン「ソフトバンクG、投資利益1.8兆円を支えた『OpenAIではないあの半導体メーカー』の正体」(2026年8月6日)
- 株探「富士フイルムホールディングス、4-6月期(1Q)税引き前は28%減益で着地」(2026年8月6日)
- Benzinga「Airbnb Shares Rally After Q2 Report Beats Across the Board」(2026年8月6日)
- Yahoo Finance「Stock market today: Nasdaq futures slip, Dow and S&P 500 futures inch up as earnings roll on」(2026年8月6日)
- TRADERS WEB FX「6日の主な要人発言」「【要人発言】米大統領『イランとの戦争は早期に終わるだろう』」/みんかぶFX 経済指標カレンダー/CME FedWatchツール/マネックス証券国内株式・米国株式決算カレンダー(情報提供:株式会社アイフィスジャパン/ウエルスアドバイザー株式会社)(2026年8月6日〜7日取得)

