【2026年8月31日・午前展望】日経平均は1,144円安の65,275円と急落——ウォーシュ議長講演後の米金利上昇・半導体株安に加え、米・イランの軍事応酬も重荷に

2026年8月31日月曜日

マーケット展望

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2026年8月31日午前展望

【2026年8月31日・午前展望】日経平均は1,144円安の65,275円と急落——ウォーシュ議長講演後の米金利上昇・半導体株安に加え、米・イランの軍事応酬も重荷に

📅 2026年8月31日(月)10:32時点|東京市場は前引け前
📌 本日のポイント
①本日8/31の日経225は大幅安で始まり、10:32時点で前日比1,144円19銭安(-1.72%)の65,275円45銭。前週末28日のウォーシュFRB議長講演を受けた米長期金利上昇でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3%超下落し、その流れを引き継いだAI・半導体株中心の売りが主因
②これに加え、週末8/30(米国時間)に米軍がイラン・ララク島のロケット発射台を1カ月ぶりに直接攻撃(日本時間8/31 05:20頃に報道)。イラン革命防衛隊はヨルダンの米軍基地2カ所(キング・フセイン空軍基地、アルアズラク空軍基地)へ弾道ミサイル・無人機で報復した(日本時間8/31 08:10頃に報道)ことも、リスク回避をさらに強める材料となった
③韓国KOSPI200(-2.17%)、香港ハンセン(-0.50%)などアジア株全般にもリスクオフが波及している
④ドル円は159円80銭台で推移。金曜のNY高値160円20銭からやや反落し、米10年債利回りも4.71%台へと小幅に低下
⑤原油(WTI)は米・イランの軍事応酬を受け急伸、84.97ドル(+1.88%)。一方ゴールドは逆行し4,496.70ドル(-0.73%)と下落——地政学リスクよりも金利先高観・ドル高が優勢という値動きになっている
※本記事執筆時点(10:20〜10:32頃)のデータであり、その後変動している可能性があります

1️⃣ NY市場振り返り(8/28引け)

指標終値前日比
NYダウ53,559.99-9.45(-0.02%)
S&P5007,711.76-19.23(-0.25%)
NAS10029,433.43-208.13(-0.70%)
FANG+18,820.94+134.17(+0.72%)
英国FTSE10010,824.26+31.72(+0.29%)
独国DAX26,569.99+202.75(+0.77%)
VIX恐怖指数14.43-0.08(-0.55%)
振り返り:ウォーシュFRB議長のジャクソンホール講演を受けて9月利上げ観測が強まったものの、NY主要指数はほぼ横ばいで着地した(詳細は8/28の振り返り記事を参照)。指数は横ばいでも中身は選別的で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は前日比412.51ポイント安(-3.47%)の11,469.66と大きく下げており、FANG+の底堅さとは対照的な値動きとなった。週末に入り、NYダウ先物(CME)は53,437.00(-147.00、-0.27%、10:20時点)とイラン関連の報道を受けやや軟化して推移している。

2️⃣ 日経レビュー(本日8/31、10:32時点)

指数・先物前日比時点
日経225(現物)65,275.45-1,144.19(-1.72%)10:32
CFD日本22565,250.43-1,136.50(-1.71%)10:32
225先物 大取mini65,257.50-1,170.00(-1.76%)10:32
225先物 SGX65,180.00-1,355.00(-2.04%)10:21
225先物 CME円建て65,245.65-530.00(-0.81%)10:20
225先物 CMEドル建て65,239.35-540.00(-0.82%)10:20
韓国KOSPI2001,042.54-23.16(-2.17%)10:32
香港ハンセン25,456.53-128.26(-0.50%)10:31

※225先物CME建ての「前日比」は前営業日の同先物清算値を基準としており、現物の前日終値とは基準が異なるため単純比較はできません
※現物の前日終値は市況データ提供元(nikkei225jp.com)の参照値ベースで算出しており、若干の丸め差により当ブログの金曜終値公式値(66,405.56円)とは一致しない場合があります

本日の展望:前週末28日のジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演を受けて9月利上げ観測が強まり、米長期金利が上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3%超下落し、東京市場でもAI・半導体関連株中心に売りが先行して日経平均は大幅安で始まった。これに加え、週末に米軍がイランを1カ月ぶりに直接攻撃し、イラン側がヨルダンの米軍基地へ報復するなど中東情勢が急速に緊迫化したことも、リスク回避をさらに強める材料となっている。米中央軍(CENTCOM)によると、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡へ機雷を搭載したロケットの発射準備を進めていたことを受け、米軍は米国時間8/30(日本時間8/31 05:20頃報道)にイラン領ララク島の発射台2基を空爆。これに対しイラン革命防衛隊は日本時間8/31 08:10頃、ヨルダンのキング・フセイン空軍基地とアルアズラク空軍基地に弾道ミサイル・無人機で報復し、「甚大な被害」を与えたと発表した(イラン側の発表であり、米側による独自の確認は本記事執筆時点で確認できていない)。日経平均は一時1,144円超下落する場面もあり、韓国・香港などアジア株全般にもリスクオフが波及している。

3️⃣ 為替(ドル円)

通貨ペア現在値前日比時刻
ドル円159.814-0.238(-0.15%)10:32
CFDドル円159.841-0.249(-0.16%)10:31
ユーロドル1.1592+0.0009(+0.08%)10:32
米10年債利回り4.7100-0.0120(-0.25%)10:30
本日の展望:ドル円は159円80銭台で推移し、金曜のNY市場でつけた高値160円20銭からはやや反落している。中東情勢の緊迫化を受けたリスク回避の円買いと、金曜のウォーシュ議長講演を受けたドル買い観測との綱引きとなっている。米10年債利回りも4.71%台へと小幅に低下している。

4️⃣ 貴金属(ゴールド XAUUSD)

銘柄前日比時点
NY金先物4,496.70-33.20(-0.73%)10:31
DEX金(フルタイムゴールド)4,446.90-21.70(-0.49%)10:32
CFD金(サンデーゴールド)4,448.00-9.30(-0.21%)10:32
本日の展望:中東情勢の緊迫化にもかかわらず、ゴールドは金曜の急落(COMEX9月限が前日比-3.38%)からさらに軟化している。地政学リスクの高まりよりも、ウォーシュ議長講演後の9月利上げ観測・ドル高が上値を抑えている構図が続いている。

5️⃣ 原油(WTI)

銘柄前日比時点
WTI原油先物84.97+1.57(+1.88%)10:31
CFD原油(サンデーオイル)84.35+1.58(+1.91%)10:31
本日の展望:週末の米・イラン間の軍事応酬(米軍のイラン領内攻撃とイラン側のヨルダン米軍基地への報復)を受け、原油は金曜の水準(83ドル台)から大きく切り返している。北海ブレントも一時90ドルを上回るなど、ホルムズ海峡を巡る供給懸念が改めて相場に織り込まれている。

📚 主な出典

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
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