【2026年08月04日・振り返り】NYダウ・S&P500最高値更新/ホルムズ海峡合意「今日か明日」でリスクオン トヨタ最終75.6%増益・BP・アムジェン・サウジアラムコ大幅増益
📅 水曜8月5日にかけての主な予定
| 時刻(JST) | 国 | イベント |
|---|---|---|
| 07:45 | 🇳🇿 | NZ雇用統計(4-6月期) |
| 08:30 | 🇯🇵 | 毎月勤労統計-現金給与総額(6月) |
| 10:45 | 🇨🇳 | RatingDog PMI(7月、コンポジット・サービス業) |
| 16:55〜17:30 | 🇩🇪🇪🇺🇬🇧 | 独・ユーロ圏・英サービス業PMI確報値(7月) |
| 18:00 | 🇪🇺 | 生産者物価指数(PPI、6月) |
| 21:15 | 🇺🇸 | ADP雇用者数(7月) |
| 22:45 | 🇺🇸 | PMI確報値(非製造業・コンポジット、7月) |
| 23:00 | 🇺🇸 | ISM非製造業景気指数(7月) |
| 23:30 | 🇺🇸 | 週間石油在庫統計 |
📰 ニュース見出し時系列
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 07:00〜 | 🇯🇵 | ドル円は前日の急落からの買い戻しで157円台後半まで反発。政府・日銀の追加介入への警戒感が根強く上値は重い展開 |
| 09:00〜 | 🇯🇵 | 🔥🔥 東京市場、前日の米ハイテク株高を好感して寄り付き後にハイテク株買い先行も、円高進行と追加介入警戒からすぐに失速。日経平均は一時800円あまり下落してマイナス圏に沈む場面 |
| 終日 | 🇰🇷 | KOSPI、前日5.12%急落の反動で一時2%超下落する場面もあったが、個人投資家の押し目買いで切り返す展開に |
| 14:00 | 🇯🇵 | 🔥🔥🔥 トヨタ自動車が1Q決算を発表、連結最終利益は前年同期比75.6%増の1兆4,770億円。通期純利益予想を3兆円→3兆2,500億円に上方修正するも市場予想には届かず、円高警戒から株価は軟調(詳細は企業決算セクション参照) |
| 15:30 | 🇯🇵 | 🔥🔥🔥 東証大引け、日経平均は前日比202.63円高(+0.32%)の63,957.53円で3日ぶり反発。TOPIXも1.75ポイント高の3,961.78。寄与度上位は東京エレクトロン、キオクシアHD、フジクラ、イビデン、京セラ。寄与度下位はソフトバンクグループ、アドバンテスト、ファーストリテイリング、TDK、コナミグループ。値上がり94銘柄・値下がり129銘柄 |
| 15:30〜 | 🇯🇵 | 🔥🔥 決算ラッシュ(90社超発表)。三菱重工業、マツダ、住友化学、日本製鉄、ダイキン工業、ソフトバンク、千葉銀行、三井物産、クボタ、ヤマハ発動機など主要企業が発表(詳細は企業決算セクション参照) |
| 16:32 | 🇰🇷 | 🔥🔥 韓国・KOSPI終値6,358.95(前日比+101.5ポイント、+1.62%)で反発。Kosdaqは+5.88%と3日続伸 |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 欧州寄り | 🇪🇺 | 欧州株は企業好決算と米イラン和平合意期待を好感して上昇スタート。独製薬バイエルが2Qで予想外の黒字計上し+2.4%、銅価格上昇でスウェーデンの鉱山会社ボリデンが+5.04%。一方、ザランドは2Q売上が振るわず-13.36% |
| 欧州引け | 🇩🇪🇫🇷🇬🇧 | 🔥 独DAX+0.77%、仏CAC40+0.61%、伊FTSE MIB+1.26%、スペインIBEX35+0.21%、英FTSE100+0.20%とそろって上昇 |
| 欧州時間 | 🇬🇧 | 🔥🔥 BPが2Q決算を発表。基礎的利益が前四半期比78%増の57億ドルに反発。新CEOオニール氏が北海事業売却など事業再編方針を表明(詳細は企業決算セクション参照) |
| 中東時間 | 🇸🇦 | 🔥 サウジアラムコが2Q決算を発表。純利益は前年同期比44%増の326.9億ドル(詳細は企業決算セクション参照) |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 21時台 | 🇺🇸🇮🇷 | 🔥🔥🔥 ベッセント米財務長官がCNBCで「ホルムズ海峡開放を巡るイランとの合意は今日か明日にも成立する可能性がある」と発言、地政学リスク後退でリスクオンが加速 |
| NY市場中 | 🇺🇸🇮🇷 | 米中央軍がイラン攻撃について軍事アナリストに「創造的で型破りな」アイデアをメールで募集していたとCNNが報道。トランプ政権の対イラン手詰まり感を示すとの見方 |
| NY引け | 🇺🇸 | WTI原油は米イラン交渉進展観測で急落、前日比4.57ドル(5.7%)安の1バレル75.77ドルで取引終了。NY金先物(12月物)は原油安・米長期金利低下を受けて反発、前日比62.1ドル(1.5%)高の1トロイオンス4,152.6ドルで終了 |
| NY引け | 🇺🇸 | 🔥🔥🔥 S&P500が前日比1.8%高の7,736と2カ月ぶり最高値を更新。ダウ工業株30種平均は907ドル(1.7%)高の54,085ドルで連日最高値を更新。ナスダック総合は+2.6%の26,584 |
| NY引け後 | 🇺🇸 | 🔥🔥🔥 決算ラッシュ。キャタピラー(四半期売上初の200億ドル超)、AMD(Anthropicと提携発表)、マクドナルド、メルク、ファイザー、アムジェン、アリスタネットワークス、ギリアド・サイエンシズ、ブッキング・ホールディングス、デューク・エナジーなどが発表(詳細は企業決算セクション参照) |
| 8/5 05:30台 | 🇺🇸 | 🔥🔥 SpaceXが上場後初の四半期決算を発表。売上高78.14億ドル(前年比+92%)で市場予想を大幅超過も、設備投資が183.7億ドルと急増したことを嫌気し時間外株価は一時8%超下落(詳細は企業決算セクション参照) |
| 8/5 01:25 | 🇮🇷 | イラン外務省報道官「オマーンとのホルムズ海峡における輸送に関する協議は継続中」「交渉は技術的・政治的レベルで前向きな評価」 |
🎙️ 要人発言|8月4日〜5日(時間はJST)
| 日時 / 発言者 | 発言内容 |
|---|---|
| 8/4 11:29 城内経済財政相 | 「(為替について)物価含め様々な影響が経済に及ぶ」「個々の為替の動きについてはコメント控える」「26年度後半に向けCPI高まり、その後低下する見通しは、政府と日銀は共有している」 |
| 8/4 20:36 ベッセント米財務長官 | 「為替介入について、枠組みを持つことが重要」「片山財務相と良好な協力関係を築いている」「日本は円安を食い止めるための努力を行っている」「安定した円は米国だけでなくアジア地域全体にとって重要」「日銀が何をすべきかについて事前に予測・判断することはしない」「植田日銀総裁が必要な措置を講じるだろうと確信」「介入の効果を持続させるには追加措置が必要になる」「日本が追加措置を行うことを非常に確信している」「キャリートレードが完全に消失することはないと思う」「現在の円の水準は他の問題や通貨切り下げを誘発する可能性」「ユーロは適正価格により近い水準にあるように見受けられる」 |
| 8/4 21時台 ベッセント米財務長官(CNBC) | 「ホルムズ海峡の開放に向けたイランとの合意が今日か明日に成立する可能性がある」「イランの海空軍が壊滅し、ミサイルの大部分が破壊されたため」「通航の自由が確保されればエネルギー価格は落ち着きを取り戻すだろう」 |
| 8/5 01:25 イラン外務省報道官 | 「オマーンとのホルムズ海峡における輸送に関する協議は継続中」「これまでのところ、交渉は技術的および政治的レベルで前向きな評価」 |
📊 経済指標|8月4日(火)発表分
| 時刻(JST) | 国 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 🇯🇵 | マネタリーベース(7月・前年比) | -13.8% | ― | -13.7% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 貿易収支(6月) | -733億ドル | -730億ドル | -776億ドル |
| 21:30 | 🇨🇦 | 国際商品貿易(6月) | 38.6億加ドル | 31.5億加ドル | 42.4億加ドル |
| 23:00 | 🇺🇸 | 製造業新規受注(6月・前月比) | -0.3% | 0.3% | -1.3% |
| 23:00 | 🇺🇸 | 耐久財受注確報値(6月・前月比) | 0.5% | 0.3% | 0.3% |
| 23:00 | 🇺🇸 | 耐久財受注(除輸送機器コア・前月比) | 0.7% | 0.6% | 0.6% |
| 23:00 | 🇺🇸 | JOLTS求人件数(6月) | 735.9万人 | 750.0万人 | 759.4万人 |
🎯 FedWatch(次回9月16日FOMC向け)
| ターゲットレンジ | 確率(現在) | 1日前 | 1週間前 |
|---|---|---|---|
| 350-375bp (現状維持) | 41.6% | 32.8% | 24.0% |
| 375-400bp (利上げ) | 58.4% | 67.2% | 55.8% |
Data as of 2026年8月4日05:24:09 CT(日本時間8月4日19時台) / CME FedWatchツール / 対象:9月16日FOMC
💼 企業決算|8月4日発表分
🇯🇵 国内企業(90社超発表、主要銘柄)
5月時点で1ドル=150円としていた想定為替レートを1ドル=160円に円安方向へ見直し、これだけで営業利益を4,800億円押し上げた。あわせてホルムズ海峡を使わない中東向け代替輸送ルートの構築で地政学リスクの影響を緩和し、北米・欧州のHV需要堅調から世界販売台数見通しを10万台引き上げ970万台とした。なお2026年熊本地震(令和8年熊本地震)の影響は現在精査中としており、今回の予想には未反映。想定為替レートの円安修正にもかかわらず市場予想には届かず、直近の実勢レート(157円台)が想定より円高に振れていることへの警戒感から株価の上値は重い展開となった。売上高営業利益率は9.5%→7.9%に悪化。
通期予想5,300億円に対して1Qで3割超を稼ぎ出す好スタートとなった。
前年同期の落ち込みの反動もあり、9倍超という突出した増益率となった。
増益ながら伸び率は1.6%にとどまり、市場予想にも届かなかった。
| 銘柄 | 経常利益(前期比) | 備考 |
|---|---|---|
| ソフトバンク(9434) | 2,811億円(+3.97%) | コンセンサス2,415億円を超過 |
| 三井物産(8031) | 3,621億円(+54.63%) | コンセンサス3,555億円 |
| クボタ(6326) | 2,477億円(+63.58%) | 通期進捗率59.41% |
| ヤマハ発動機(7272) | 1,594億円(+92.34%) | コンセンサス1,042億円を大幅超過 |
| 東ソー(4042) | 343億円(+143.59%) | コンセンサス291億円 |
| AGC(5201) | 603億円(+78.75%) | コンセンサスとほぼ一致 |
| 千葉銀行(8331) | 418億円(+34.58%) | コンセンサス415億円 |
| タカラトミー(7867) | 56億円(+13.37%) | コンセンサス30億円を大幅超過 |
| 横河電機(6841) | 168億円(+8.13%) | コンセンサス180億円に届かず |
| 日本製鉄(5401) | 1,139億円 | コンセンサス1,177億円に届かず |
| 他80社超 | 三井倉庫HD、九州旅客鉄道、川崎汽船、丸井グループ、東武鉄道、アイカ工業、日清食品HD、日産自動車 他 | |
🇺🇸 米国企業
データセンター向け需要などが牽引し全セグメントで増収。通期売上高見通しを中高一桁台後半成長に上方修正し、株価は10.7%急伸した。※市場予想はBloomberg集計・Zacks集計など集計元により189.5億〜193.1億ドルとややばらつきがある。
MEXT買収を発表したほか、Anthropicとの戦略的パートナーシップ(最大2GWのMI450シリーズGPUをAMD Heliosラックで展開)を発表しAI関連の存在感を強めた。もっとも設備投資が市場予想を大きく上回るペースで膨らみフリーキャッシュフローが圧迫されたことや、決算前に株価が年初来+140%超と急伸していたことを背景に「増収増益でも材料出尽くし」となり、時間外株価は8%超下落した。
売上内訳はConnectivity(Starlink)42.9億ドル(+66%)、AI(xAI・X等)25.6億ドル(+247%)、Space(打上げ)9.6億ドル(+29%)。Starlink契約者数は12百万人と前年から倍増したが、設備投資183.7億ドルのうち158.3億ドルをAI関連が占め急増したことを嫌気し、時間外株価は一時8%超下落した。
Terns Pharmaceuticals買収関連で1株あたり2.31ドルの一時費用を計上し四半期は0.13ドルの赤字(予想0.26ドルの赤字より小幅)。通期売上高見通しは663億〜673億ドルに上方修正した。
非コロナ製品の好調を背景に見通しを引き上げる一方、コロナ関連製品売上見通しは40億ドルに下方修正した。
通期売上高ガイダンスを388億ドルに、調整後EPSガイダンスを22.90ドルに、それぞれ引き上げた。
| 銘柄 | 主要数値 | 備考 |
|---|---|---|
| ブッキング・ホールディングス(BKNG) | 売上73.5億ドル(+8.1%)/調整後EPS2.54ドル | 予想超過、総予約額+9% |
| アリスタネットワークス(ANET) | 売上30.36億ドル(+39.7%)/非GAAP EPS1.02ドル | AIネットワーク需要が牽引 |
| ギリアド・サイエンシズ(GILD) | 売上78億ドル(+10%)/EPS-6.75ドル | 買収関連費用で赤字も基礎事業堅調 |
| デューク・エナジー(DUK) | 調整後EPS1.43ドル(予想1.30ドル超過) | 通期見通し6.55〜6.80ドル据え置き |
| マクドナルド(MCD) | 売上71.0億ドル(+3.7%)/EPS3.32ドル | ほぼ市場予想並み、米既存店伸び鈍化 |
| 他多数 | タイソン・フーズ(市場予想未達)、バーテックス・ファーマシューティカルズ、クロロックス、AES、ワンオーケー、ワールプール、ウィリアムズ・カンパニーズ、コスモス・エナジー 他 | |
🌍 日米以外の主要企業
就任100日を迎えたオニールCEOが「株主価値を毀損しすぎた」と述べ、北海事業の売却プロセス開始、Archaea Energy(米国産RNG)の売却検討、Bay du Nordプロジェクトからの撤退など事業再編方針を発表。配当を4%増配した。
原油・石油製品・化学品価格上昇が寄与。ナセルCEOはホルムズ海峡混乱で世界の原油供給が26億バレル以上失われたと指摘し、在庫補充には最大18カ月かかるとの見通しを示した。
他:独製薬バイエルが2Qで市場予想に反して黒字計上し株価+2.4%。
出典:日本経済新聞、共同通信、時事通信、NHKニュース、CNBC、ロイター、Investing.com、TradingKey、StockStory、Benzinga、Fortune、CNN.co.jp、Newsweek日本版、TIKR.com、GuruFocus、みんかぶFX、外為どっとコム、ザイFX!、株探ニュース、Yahoo!ファイナンス、CME FedWatchツール、マネックス証券決算カレンダー、BigGo Finance(2026年8月4日〜5日)
- 日本経済新聞「日経平均株価、反発 終値は202円高の6万3957円」(2026年8月4日)
- THE GOLD ONLINE「8月4日の国内株式市場概況」(2026年8月4日)
- 日本経済新聞「米S&P500が2カ月ぶり最高値、ダウ907ドル高」(2026年8月4日)
- Korea JoongAng Daily「Seoul shares close higher」(2026年8月4日)
- 日本経済新聞「米財務長官『イラン合意、きょうか明日に』」(2026年8月4日)
- 日本経済新聞「イラン攻撃アイデア募集か アメリカ軍『型破りな方法を』」(2026年8月4日)
- 日本経済新聞「NY商品、原油続落 米イランの交渉進展観測で 金反発」(2026年8月4日)
- BigGo Finance「BP Q2 2026 Earnings Call」(2026年8月4日)
- Egypt Oil & Gas「Aramco Rises 44% in Net Profit for Q2 2026」(2026年8月4日)
- 株探ニュース「トヨタ自動車、今期最終を8%上方修正」(2026年8月4日)
- StockTitan「AMD Reports Second Quarter 2026 Financial Results」(2026年8月4日)
- Quartz「SpaceX Q2 2026 earnings: revenue beats, stock falls after hours」(2026年8月4日)
- みんかぶFX 経済指標カレンダー(2026年8月5日07:35取得)/TRADERS WEB FX「4日の主な要人発言」/CME FedWatchツール/マネックス証券国内株式・米国株式決算カレンダー(情報提供:株式会社アイフィスジャパン/ウエルスアドバイザー株式会社)

