【2026年8月5日】XAUUSDチャート分析——ネックライン完全突破、推進波3波の可能性とダブルボトム測定値目標の復活
令和8年熊本地震により、多くの尊い命が失われましたことに深く哀悼の意を表します。また、被災された皆様、そしてご家族・ご関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く皆様が平穏な日常を取り戻せますよう、被災地の復旧・復興を心からお祈りいたします。
目次
① 前回分析(8/4)との差分サマリー
| 項目 | 8/4時点 | 8/5時点(現在) |
|---|---|---|
| 現在値 | 4,061〜4,064 | 4,168付近 |
| 直近の値動き | 4,010〜4,131のレンジ内でブレイク待ち | 旧ネックライン4,103.58・直近高値4,131を明確に上抜け |
| 週足 | O4,076.47 H4,120.44 L3,995.92 C4,046.21 | O4,076.47 H4,161.77 L4,019.01 C4,160.33(大陽線) |
| 分析手法 | エリオット波動は時期尚早、4手法で判断 | ブレイクにより推進波(1-2-3-4-5)としての解釈が復活 |
前回まで「方向感を欠くレンジ相場」としていた構造が、明確なブレイクによって一変しました。ダウ理論的にも高値・安値切り上げが揃い、短期・中期ともに上昇トレンドへの転換が確認できます。技術分析は値動きの事実に基づいて柔軟に見直します。
📊 ネックライン・直近高値を明確に上抜け
② 環境認識(マルチタイム分析・移動平均線配列)
移動平均線配列
H1・H4ともに、価格>SMA5>SMA20>SMA40>SMA100>SMA200という強気のパーフェクトオーダーに近い配列が形成されています。SMA100(赤)は明確に下から上抜けられ、終値ベースでも維持されており、グランビルの法則における「上昇中のMAを勢いよく上抜ける買いシグナル」の典型です。
ダウ理論
高値切り上げ(4,131→4,166圏)、安値切り上げ(3,995.92→4,019.01)の両方が揃い、短期・中期ともに明確な上昇トレンドへの転換が確認できます。
レジスタンス・サポート
| 水準 | 価格 | 性格 |
|---|---|---|
| レジスタンス①(最重要) | 4,177 | 7/22実勢高値、3波確定の分岐点 |
| レジスタンス②(合流ゾーン) | 4,236〜4,247 | エリオット3波目標とダブルボトム測定値目標が合流 |
| サポート①(旧レジスタンス) | 4,103.58 | 旧ネックライン。今後はサポートに転換したか要確認 |
| サポート② | 4,019.01 | 今週安値 |
| サポート③(最終防衛) | 3,960.13 | 推進波1波の起点。ここを下抜けるとカウント無効化 |
③ エリオット波動 ── 推進波3波の可能性
📍 見立ての復活:前回・前々回は「ラベルを貼るには時期尚早」としていましたが、今回のブレイクで推進波(モーティブウェーブ)としての解釈が成立しやすくなりました。ただし、これはあくまで短期〜中期の見立てです。週足・月足という高次足で見れば、2026年1月高値からの大型調整が続いている最中であり、今回の上昇は「長期上昇の再開」ではなく「調整波の中のB波、あるいは調整内部の推進波」に過ぎない可能性も残っています。短期は明確に推進波的だが、長期は依然として調整波の枠内、という二重構造を前提に読み進めてください。
| 波動 | 値幅 | 状態 |
|---|---|---|
| 1波 | 3,960.13 → 4,166.00(実勢高値4,177) | 完成 |
| 2波 | 4,166.00 → 3,995.92(または4,019.01) | 完成、戻り比率72.8〜83.5%とやや深め |
| 3波 | 4,019.01付近 → 進行中(現在4,168) | ★今ここ |
2波の戻り比率は深めですが、1波の起点3,960.13を明確に下回っていないため、推進波ルール上は無効化されていません。この深い2波こそが、これまで「複合修正波」に見えていた正体だった可能性があります。ただし、一般的に健全とされる50〜61.8%戻しを大きく超える深さである点は、ルール上有効とはいえやや警戒を要します。3波としての勢いが本物かどうかは、この先の値動きで見極める必要があります。
3波の目標値(2波安値4,019.01起点、1波値幅216.87を適用):100%エクステンション=4,235.88、161.8%エクステンション=4,369.91。
確認条件:4,177を明確に上抜ければ3波の進行がほぼ確定します。逆に4,177手前で失速・反落し3,960.13を明確に下抜ければ、推進波カウントは無効化され、複合修正波の枠組みに戻します。
📊 推進波イメージ図(実線=実際の値動き、点線=この先の予測)
④ チャートパターン分析(ダブルボトム測定値目標の復活)
ネックライン4,103.58が決定的に破られたことで、当初(7/24時点)算出していたダブルボトムの測定値目標4,247.03が再び視野に入ります。これはエリオット波動の3波100%エクステンション(4,235.88)とほぼ近い水準にあり、複数の手法が同じゾーンを指し示す「合流ポイント」として注目度が高いです。
📊 2つの手法が示す目標の合流
⑤ フィボナッチ水準
1波(3,960.13→4,166.00)基準の下値サポートを確認します。
| 水準 | 価格 | 現状 |
|---|---|---|
| 38.2% | 4,087.36 | 押し目の目安 |
| 50.0% | 4,063.06 | 押し目の目安 |
| 61.8% | 4,038.77 | 深い押し目の目安 |
現在値4,168はこれらを大きく上回って推移しており、押し目待ちの水準として意識できます。
⑥ 時間軸別トレード戦略
🔹 スキャルピング(M5/M15基準)
方向性:上昇トレンドフォローが基本
押し目買い:4,140〜4,150
利確:4,166
損切り:4,128割れ
🔹 デイトレード(H1/H4基準)
前提:4,177を終値ベースで上抜けたことを確認
押し目買い:4,150〜4,166
利確:4,236
損切り:4,128割れ
🔹 スイングトレード(日足・週足基準)
方向性:トレンド転換を示唆する材料が揃ったため、押し目買いスタンスを強化
押し目買い:4,080〜4,110
利確:4,236〜4,247
損切り:4,019.01割れ(直近安値。3,960.13からの切り上げも検討可能)
⑦ シナリオ分岐
| シナリオ | 条件 | 想定展開 |
|---|---|---|
| 3波継続(優先) | 4,177を明確に上抜け | 4,236〜4,247圏を目指す(合流ポイント) |
| 高値圏でのもみ合い | 4,166〜4,177で頭打ち | 3波内部の調整、再度上値を試す |
| 推進波カウント無効化(要警戒) | 3,960.13を明確に下抜け | 複合修正波の枠組みに戻し再検証 |
当面の最重要ウォッチポイントは、①4,177を終値ベースで上抜けるか(3波確定の分岐点)、②4,236〜4,247の合流ゾーンでの反応、の2点です。
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。
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