【2026年9月2日・午前展望】日経平均は下げ止まらず64,392円まで下値を切り下げ——対イラン攻撃再燃で全面安、10:40時点は前日比▲1,822円
📅 2026年9月2日(水)10:41時点|東京市場は前場中
📌 本日のポイント
①日経平均は寄り付き65,195円43銭から下げ止まらず、10:40時点で64,392円81銭(前日比▲1,822円53銭、▲2.75%)とこれまでの安値圏を更新する動き。225先物各限月も大取ラージ・miniで1,760円前後の下落幅と、現物同様の全面安が続いている②前日1日のNY市場はダウが419ドル02セント安(▲0.79%)の52,766.88ドルと続落。米中央軍によるイラン再攻撃とイラン側の報復発射、長期金利上昇が重荷となった(詳細は9/1の振り返り記事を参照)
③ドル円は160円34銭近辺とやや円安方向で推移。株安が進む一方でドル円自体は底堅い動き
④ゴールドはNY金先物が4,356.61ドル(▲0.91%)とやや軟調。米・イラン情勢のような地政学リスクでも金価格が一様に上がるわけではなく、今回は米長期金利の上昇が上値を抑える形となっている
⑤WTI原油は91.94ドル(+1.91%)とさらに上値を伸ばし、ホルムズ海峡を巡る供給懸念の高まりを映している
※本記事執筆時点(10:16〜10:41頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
1️⃣ NY市場振り返り(9/1引け)
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| NYダウ | 52,766.88 | -419.02(-0.79%) |
| S&P500 | 7,631.47 | -54.67(-0.71%) |
| NAS100 | 29,077.22 | -379.75(-1.29%) |
| FANG+ | 18,558.22 | -180.73(-0.96%) |
| 英国FTSE100 | 10,789.28 | -34.98(-0.32%) |
| 独国DAX | 25,970.11 | -288.00(-1.10%) |
| VIX恐怖指数 | 16.34 | +1.42(+9.52%) |
振り返り:1日のNY市場は、国内で新発10年国債利回りが一時3.000%(1996年9月以来約30年ぶり)に到達したことに加え、米中央軍がイラン革命防衛隊関連の複数拠点を新たに攻撃したと発表し、イラン側もドローン・ミサイルで即応するなど米・イラン間の軍事衝突が再びエスカレートしたことを嫌気し、ダウ・S&P500・ナスダック100がそろって続落した(詳細は9/1の振り返り記事を参照)。原油急伸と長期金利上昇が重荷となった一方、決算ではデル・テクノロジーズがAIサーバー好調で引け後に急伸するなど個別材料も交錯した。VIX恐怖指数は+9.52%と大きく上昇し、リスク回避姿勢の強まりを示している。
2️⃣ 日経レビュー(本日9/2、前場中 10:41時点)
| 指数・先物 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物) | 64,392.81 | -1,822.53(-2.75%) | 10:40 |
| 225先物 大取ラージ | 64,390.00 | -1,760.00(-2.66%) | 10:40 |
| 225先物 大取mini | 64,395.00 | -1,765.00(-2.67%) | 10:40 |
| 225先物 SGX | 64,500.00 | -1,640.00(-2.48%) | 10:30 |
| 225先物 CME円建て | 64,465.00 | -405.00(-0.62%) | 10:28 |
| 225先物 CMEドル建て | 64,535.00 | -345.00(-0.53%) | 10:28 |
| 韓国KOSPI200 | 1,042.43 | -32.87(-3.06%) | 10:41 |
※225先物CME建ての「前日比」は前営業日の同先物清算値を基準としており、現物の前日終値とは基準が異なるため単純比較はできません
本日の展望:日経平均は寄り付き65,195円43銭から下げ止まらず、10:40時点で64,392円81銭(前日比▲1,822円53銭、▲2.75%)とこれまでの安値圏を更新する動き。225先物各限月も大取ラージ・miniで1,760円前後の下落幅と、現物に沿った全面安が続いている。前日夜間に米中央軍によるイラン再攻撃とイラン側の報復(ドローン・ミサイル発射)が伝わったことが直接の背景とみられ、地政学リスクの再燃を東京市場が本格的に織り込みに動いた格好。韓国KOSPI200も同時間帯で▲3.06%とさらに下げ幅を広げており、日本株固有の要因というより中東情勢を起点としたアジア株全体のリスクオフとみられる。
3️⃣ 為替(ドル円)
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 160.341 | +0.184(+0.11%) | 10:40 |
| CFDドル円 | 160.337 | +0.169(+0.11%) | 10:40 |
| ユーロドル | 1.1578 | -0.0013(-0.12%) | 10:40 |
| 米10年債利回り | 4.8160 | +0.0200(+0.42%) | 10:41 |
本日の展望:ドル円は160円34銭近辺とやや円安方向で推移しており、株式市場の大幅なリスクオフにもかかわらず、円買いの動きは限定的となっている。米10年債利回りが4.81%台へと一段と上昇し日米金利差を意識したドル買いが下支えする一方、地政学リスクを受けた円買いとの綱引きとなっているとみられる。株安と円安がともに進む「悪い株安・円安」的な組み合わせにはなお注意が必要な局面。
4️⃣ 貴金属(ゴールド XAUUSD)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,356.61 | -39.79(-0.91%) | 10:39 |
| DEX金(フルタイムゴールド) | 4,310.60 | -135.70(-3.05%) | 10:41 |
| CFD金(サンデーゴールド) | 4,309.00 | -22.90(-0.53%) | 10:40 |
本日の展望:ゴールドは軟調に推移している。米長期金利の一段の上昇が実質金利の上昇を通じて上値を抑えており、地政学リスクの高まりが必ずしも金価格の押し上げにつながるとは限らないことを示す値動きとなっている。DEX金の下げ幅(▲3.05%)がNY金先物(▲0.91%)に比べて大きい点は基準時点の違いによるものとみられ、単純比較には注意したい。
5️⃣ 原油(WTI)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 91.94 | +1.72(+1.91%) | 10:39 |
| CFD原油(サンデーオイル) | 90.71 | +1.20(+1.34%) | 10:40 |
本日の展望:WTI原油は91ドル台後半へとさらに上値を伸ばし、高値圏での推移が続いている。前日夜間の米中央軍による対イラン攻撃とイラン側の報復発射を受け、ホルムズ海峡を巡る供給懸念が一段と強まったことが背景。中東情勢のさらなるエスカレートがあれば追加の上値余地も意識される局面が続く。
📚 主な出典
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年9月2日10:16〜10:41頃時点の市況数値を参照)
- 当ブログ「【2026年09月01日・振り返り】日経平均66,215円で続落も下げ渋り、長期金利は一時3%到達で約30年ぶり水準~米がイラン深部を再攻撃、原油急伸・ウォール街も続落~」(2026年9月1日公開・前営業日終値の公式ソース)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年9月2日10:41頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。実際の売買の際は最新の値をご確認ください。
ぱぶちゃんのファンダメンタルlab|director-pablo.blogspot.com

