【2026年9月7日・午前展望】日経平均は1,477円高の66,499円と大幅反発——週末のホルムズ海峡緊迫化にもかかわらずリスクオン、米国はレイバーデーで休場

2026年9月7日月曜日

マーケット展望

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2026年9月7日午前展望

【2026年9月7日・午前展望】日経平均は1,477円高の66,499円と大幅反発——週末のホルムズ海峡緊迫化にもかかわらずリスクオン、米国はレイバーデーで休場

📅 2026年9月7日(月)10:46時点|東京市場は前引け前(対象期間:9/5(土)07:00〜9/7(月)10:00 JST)
📌 本日のポイント
①日経平均は10:46時点で前週末比1,477円高(+2.27%)の66,499円と大幅反発
②週末にかけて米・イラン情勢がさらに悪化——米軍がイランのタンカーを攻撃、イランも米艦船への攻撃を主張し、ホルムズ海峡沖への制限区域設定を予告(詳細はニュース欄)
③ドル円は156円00銭台。前週末のNFP大幅上振れ後の急伸から一時押し戻されたが持ち直し
④ゴールドは軟化(▲1.01%)、原油は反落(▲1.84%)——金利先高観がゴールドの重荷、原油は利益確定売りの可能性
⑤本日9/7は米国がレイバーデーで休場。NY市場からの新規材料はなく、中東情勢が焦点
※本記事執筆時点(09:56〜10:46頃)のデータであり、その後変動している可能性があります

1️⃣ ニュース見出し時系列(9/5(土)07:00〜9/7(月)10:00 JST)

※米・イラン戦況は当局側が時刻を明確にしないケースが多く、判明している範囲の日付・時間帯(現地時間/日本時間)で記載しています

日付地域見出し
9/5(土)🇮🇷🇺🇸米中央軍(CENTCOM)が、オマーン湾でイランの原油タンカー「Kylo」(別名「ノクセン」)を攻撃したと発表。直近の海上封鎖を巡る応酬のなかで米側がタンカー攻撃に踏み切った。イラン国営メディアはカルグ島付近での爆発音も伝えた
9/5(土)🇺🇸トランプ米大統領が、イランの核関連疑惑施設「ピッケルマウンテン」への攻撃を近く実施する可能性に言及したと報じられる
9/6(日)🇮🇷🇺🇸🔥🔥🔥 イラン革命防衛隊が、米国による海上封鎖を巡り米艦船への新たな攻撃を実施したと主張。これに対し米側は、イランのタンカー3隻(前日のKyloを含む)を攻撃したと発表
9/6(日)🇮🇷イラン国会議長ガリバフ氏が議会演説で「比例的な報復の時代は終わった」と発言し、対米強硬姿勢を鮮明化
9/6(日)🇮🇷イラン最高国家安全保障会議のモフセン・レザイ事務局長が、米海軍の封鎖ラインを起点にホルムズ海峡沖へ制限区域を数日内に設定すると表明。区域に入った船舶はイランの制裁対象リストに追加する方針で、オマーンとの間でホルムズ海峡通航に関する地図についても合意し、近く署名する予定と説明した
9/7(月)🇯🇵東京市場が寄り付き。前週末までの中東情勢の緊迫化にもかかわらず、日経平均は前週末比2%超の大幅高でスタート
読み解き:週末にかけて米・イラン双方の応酬はむしろエスカレートしており、イラン側が「制限区域」の設定や「比例的報復の終わり」に言及するなど、従来の抑制的な報復パターンから一段変化しつつある兆候がうかがえる。それにもかかわらず東京市場の株価は大幅高となっており、地政学リスクよりも金曜の米雇用統計を受けた金利観測・企業業績への期待が優先されている構図がうかがえる。ただし本日は米国がレイバーデーで休場のため、株式市場の反応は限定的な材料をもとにしたテクニカルな動きである可能性がある点には留意したい。

2️⃣ 日経展望(本日9/7、10:46時点)

指数・先物前週末比時点
日経225(現物)66,498.67+1,477.73(+2.27%)10:46
CFD日本22566,314.20+1,237.90(+1.90%)10:09
225先物 大取ラージ66,330.00+1,310.00(+2.01%)10:09
225先物 大取mini66,335.00+1,320.00(+2.03%)10:09
225先物 SGX66,205.00+1,275.00(+1.96%)09:58
225先物 CME円建て65,830.00+1,270.00(+1.97%)09:57
225先物 CMEドル建て65,820.00+1,235.00(+1.91%)09:56
韓国KOSPI2001,085.87+34.35(+3.27%)10:09時点
香港ハンセン25,650.87+437.56(+1.74%)10:09時点

※225先物CME建ての「前週末比」は前営業日の同先物清算値を基準としており、現物の前週末終値とは基準が異なるため単純比較はできません

本日の展望:日経平均は10:46時点で前週末比1,477円73銭高(+2.27%)の66,498円67銭と大幅反発し、高値66,498円77銭、安値65,600円42銭のレンジで推移している。前週末4日の終値65,020円94銭からの切り返しであり、9/4のNFP大幅上振れ後にいったん円高が進んだ反動や、AI・半導体関連株の買い戻しが支援材料とみられる。韓国KOSPI200(+3.27%)、香港ハンセン(+1.74%)ともに大幅高となっており(いずれも10:09時点)、アジア株全体でリスクオンの流れが優勢。中東情勢の緊迫化にもかかわらず株価が大幅高となっている点は、市場が地政学リスクよりも金利・業績要因を優先している可能性を示唆しているが、本日は米国がレイバーデーで休場のため、商いが薄くなりやすい点には注意したい。

3️⃣ 為替(ドル円)展望

通貨ペア現在値前週末比時刻
ドル円156.056-0.206(-0.13%)10:46
CFDドル円155.930-0.329(-0.21%)10:09
ユーロドル1.1617+0.0004(+0.03%)10:09
米10年債利回り4.7760-0.0080(-0.17%)10:08
本日の展望:ドル円は156円00銭台で推移している。前週末4日発表の8月米雇用統計はNFPが前月比+16.2万人と、ロイター集計による市場予想(+5万6000人)を大幅に上回り、発表直後は156円ちょうど近辺から一時156円70銭台まで急伸したが、日銀の9月利上げ観測の高まりを背景とした円買いが優勢となり、NY時間には発表前の水準を割り込んで155円台後半まで押し戻された。その後は156円台前半へ戻しており、朝方の円高一服がうかがえる。本日は米国がレイバーデーで休場のため新規の米指標材料はなく、中東情勢の展開や日銀を巡る思惑を軸にした値動きが続きそうだ。

4️⃣ 貴金属(ゴールド XAUUSD)展望

銘柄前週末比時点
NY金先物4,452.36-24.24(-0.54%)10:07
DEX金(フルタイムゴールド)4,404.30-26.80(-0.60%)10:09
CFD金(サンデーゴールド)4,410.50-44.81(-1.01%)10:46
本日の展望:ゴールドは下げ幅を広げており、サンデーゴールド(CFD)は前日比▲1.01%まで軟化している。前週末発表の8月米雇用統計がNFP+16.2万人と大幅に上振れたことで米利上げ観測が強まり、実質金利の上昇が重荷となっている。さらに、米・イラン情勢の悪化を受けて原油価格が上昇していることも、本来ならインフレ懸念からゴールド買いにつながりそうな局面だが、今回はむしろ「インフレ再燃→追加利上げ観測の強化」という受け止め方が優勢となっており、金利先高観の強まりがゴールドの重荷になっている。地政学リスクの高まりよりも金利要因が優先される展開が続いている。本日は米国がレイバーデーで休場のため商いは薄くなりやすく、材料難のなかでの値動きとなりそうだ。

5️⃣ 原油(WTI)展望

銘柄前週末比時点
WTI原油先物91.77+0.29(+0.32%)10:08
CFD原油(サンデーオイル)90.22-1.69(-1.84%)10:46
本日の展望:WTI原油はサンデーオイル(CFD)ベースで90ドル22セントまで反落しており(▲1.84%)、日曜16時台に付けた90ドル88セント、本日高値の91ドル55セントからは伸び悩んでいる。週末にかけてイランが米艦船への攻撃を主張し、米側もイランのタンカー3隻を攻撃したと発表するなど、ホルムズ海峡周辺の軍事的緊張は一段と高まっており、供給懸念自体は根強く残っている。もっとも足元の値動きは前週末までの上昇分を一部吐き出す形となっており、材料難のなかで利益確定売りが出ている可能性がある。イラン側が海峡沖への制限区域設定を予告していることも、今後の輸送リスクを巡る警戒材料として意識される。本日は米国がレイバーデーで休場のため、材料は中東情勢の展開が中心となりそうだ。

6️⃣ 経済指標予定|9月7日(月)分

時刻(JST)指標
終日🇺🇸レイバーデーのためNYSE・債券市場は休場
14:00🇯🇵景気動向指数(速報値、7月)
15:00🇩🇪鉱工業生産指数(7月)
18:00🇪🇺実質GDP確報値(第2四半期)

※予定はみんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」に準拠

📚 主な出典

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年9月7日09:56〜10:46頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。実際の売買の際は最新の値をご確認ください。
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