【2026年9月30日・NY展望】NYダウ先物は51,300ドル台で小動き——PCE・GDPとマイクロン決算に注目
②NY市場は開場前。ダウ先物は横ばい圏、ナスダック100先物は小幅安。夜は米ADP・PCE・GDP確報に注目、引け後にマイクロンが決算を発表(日本時間では10/1早朝)
③ドル円は156円99銭前後。期末要因の売りで午前に156円38銭まで下げた後、156円台後半〜157円手前で推移。財務省は19時に8/27〜9/28の介入額がゼロだったと公表
④XAUUSDは4,183ドル前後、前日比+0.31%
⑤WTIは90.18ドル、前日比+0.90%。前日は約1カ月ぶり安値
※本記事執筆時点(19:32〜19:45頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
📊 主要指標一覧(19:45時点)
| 指標 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 66,753.72円 | +1,272.45円(+1.94%) | 15:30終値 |
| TOPIX | 4,108.65 | +67.52(+1.67%) | 15:30終値 |
| 香港ハンセン指数 | 24,613.27 | +89.70(+0.37%) | 終値 |
| 上海総合指数 | 3,842.19 | +11.74(+0.31%) | 終値 |
| 韓国KOSPI | 6,838.04 | −32.77(−0.48%) | 終値 |
| 英FTSE100 | 10,657.48 | +20.77(+0.20%) | 19:44(取引中) |
| 独DAX | 25,359.31 | −15.98(−0.06%) | 19:44(取引中) |
| NYダウ(29日終値) | 51,349.92ドル | −131.59(−0.26%) | 前日終値 |
| S&P500(29日終値) | 7,670.84 | −12.85(−0.17%) | 前日終値 |
| NASDAQ100(29日終値) | 30,339.33 | +62.52(+0.21%) | 前日終値 |
| ドル円 | 156.992 | −0.281(−0.18%) | 19:44 |
| XAUUSD | 4,183.90ドル | +12.90(+0.31%) | 19:45 |
| WTI原油先物 | 90.18ドル | +0.80(+0.90%) | 19:43 |
| 米10年債利回り | 5.2240% | −0.0360 | 19:44 |
※欧州株は取引中の値。S&P500・NASDAQ100・NYダウは29日の終値。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用
🔁 朝との比較(10:33→19:45、先物・CFD水準)
| 銘柄 | 朝(10:33) | 19:45 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物) | 66,295.50 | 66,753.72 | +458.22 |
| CFD日本225 | 66,325.35 | 67,098.75 | +773.40 |
| NYダウ(CFDサンデーダウ) | 51,483.70 | 51,394.50 | −89.20 |
| S&P500(DEX) | 7,685.80 | 7,677.70 | −8.10 |
| NASDAQ100(CFD) | 30,370.50 | 30,318.30 | −52.20 |
| ドル円 | 156.883 | 156.992 | +0.109 |
| ユーロドル | 1.1341 | 1.1356 | +0.0015 |
| XAUUSD(CFD) | 4,170.80 | 4,183.90 | +13.10 |
| WTI原油先物 | 89.74 | 90.18 | +0.44 |
| 米10年債利回り | 5.2340 | 5.2240 | −0.0100 |
※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。朝は10:33、夕方は19:45時点
1️⃣ 日経平均振り返り(本日30日、19:45時点)
| 指数・先物 | 値 | 現物比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物) | 66,753.72(+1,272.45、+1.94%) | ― | 09/30引け |
| 225先物 大取mini | 67,265.00 | +511.28(+0.77%) | 19:44 |
| 225先物 大取ラージ | 67,270.00 | +516.28(+0.77%) | 19:43 |
| 225先物 SGX | 67,220.00 | +466.28(+0.70%) | 19:34 |
| 225先物 CME円建て | 67,210.00 | +456.28(+0.68%) | 19:33 |
| 225先物 CMEドル建て | 67,200.00 | +446.28(+0.67%) | 19:32 |
※データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用
振り返り:日経平均は30日、前日比1,272円45銭高(+1.94%)の66,753円72銭と3日ぶりに大幅反発し、8月18日以来の高値で終えた。始値は66,128円59銭、高値は66,946円14銭、安値は66,014円48銭で、一時は6万7000円台に迫った。前日の米市場でSOX指数が1%強上昇した流れを受け、アドバンテストや東エレクなどの半導体関連に朝から買いが先行した。前日まで2日間で800円余り下げた反動もあり、午後は海外勢とみられる先物買いが指数を押し上げ、ソフトバンクグループやファストリも一段高となった。年度上期末を控えた国内機関投資家の持ち高調整売りは、こなしながら上値を試した。TOPIXは67.52ポイント(+1.67%)高の4,108.65。東証プライムの値上がりは1,125銘柄、値下がりは366銘柄で、約73%が上昇した。売買代金は4営業日ぶりに9兆円台に乗り、アドバンテストが首位、キオクシアが2位だった。9月の日経平均は月間で441円(0.66%)上昇し、2カ月連続の上げ。TOPIXは月間では6カ月ぶりの下落となった。大引け後の16時30分には、ニデックが2026年3月期決算を発表した。連結最終損益は5,646億円の赤字(前期は846億円の黒字)で、減損損失は6,321億円と、従来見通し(約2,500億円)を大きく上回った。監査法人は「意見不表明」で、2027年3月期は最終1,000億円の黒字を見込む。株価は30日、3日ぶりに反発していた。明日1日8時50分には日銀短観(第3四半期)が発表される(詳細は本日朝の展望記事を参照)。
2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(NY市場開場前、19:45時点)
| 指数 | 前日終値(29日) | 前日比 | 先物・CFD参考 |
|---|---|---|---|
| NYダウ | 51,349.92ドル | −131.59(−0.26%) | CFD 51,394.50(−17.20、−0.03%、19:44)/CME先物 51,727.00(+25.00、+0.05%、19:32) |
| S&P500 | 7,670.84 | −12.85(−0.17%) | DEX 7,677.70(−7.80、−0.10%、19:44) |
| NASDAQ100 | 30,339.33 | +62.52(+0.21%) | CFD 30,318.30(−52.30、−0.17%、19:44) |
| FANG+指数 | 19,116.28 | +64.89(+0.34%) | CFD 19,125.70(+13.00、+0.07%、19:44) |
| VIX指数 | 16.04 | ― | 16.06(+0.02、+0.12%、19:30) |
※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。CME先物とCFDの水準差は、限月・ロールの影響によるもの
展望:NY市場はまだ開場前。29日のNYダウは131ドル59セント安の51,349.92ドルと続落した。10年債利回りが一時5.29%と2007年以来の高水準に上昇し、金融株と消費関連が売られた一方、SOX指数は1%強上昇した(詳細は9/29振り返り記事を参照)。ダウ先物は横ばい圏、ナスダック100のCFDは小幅安で、方向感に欠ける。ロイターによると、S&P500とナスダックは2四半期連続の上昇に向かうが、ダウは四半期で下落、月間では3月以来の下落となる見通し。夜は21時15分にADP雇用者数(予想7.0万人、前回3.8万人)、21時30分に米PCE価格指数(前年比予想3.7%、コア3.3%)と第2四半期実質GDP(確報値、予想1.5%)、22時45分にシカゴ購買部協会景気指数(予想51.2、前回47.1)が発表される。寄り付き前にはジェイビル(JBL、予想EPS4.08ドル)、ファクトセット(FDS、予想EPS4.35ドル)、コナグラ・ブランズ(CAG)が決算を発表する。米国時間の引け後(日本時間10/1早朝)にはマイクロン(MU)が決算を発表し、会社ガイダンスは売上高500億ドル±10億ドル、EPS31ドル±1ドル、市場予想はEPS約31.5ドル・売上高約510億ドルとなっている。金曜には米雇用統計が控える。
3️⃣ 為替(ドル円)展望
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 156.992 | −0.281(−0.18%) | 19:44 |
| ユーロドル | 1.1356 | +0.0016(+0.14%) | 19:44 |
展望:ドル円は29日のNY市場で157円29銭で取引を終え、30日は朝方に157円40銭台まで買われた。その後は期末要因の実需売りが持ち込まれて午前に156円38銭まで下落し、午後は157円20銭台へ反発したが、ロンドン時間に入って再び上値が重くなり、156円60銭付近まで下げた。米長期債利回りの低下と原油安が、ドル安・円高の両面から圧力となった。現在は156円99銭前後。19時には、財務省が8月27日〜9月28日の外国為替平衡操作の実績を公表し、介入額はゼロだった。ドル指数は東京時間に101.465まで上げた後、ロンドン時間に101.195まで下げた(前日NY終値は101.372)。ユーロドルは29日に1.1312ドルまで下げた後、30日は1.1329〜1.1357ドルで推移している。夜は21時15分のADP、21時30分のPCE価格指数(前年比予想3.7%、コア3.3%)とGDP確報値、22時45分のシカゴPMIが変動要因となる。月末・四半期末の特殊フローにも注意したい。
4️⃣ 貴金属(XAUUSD)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| XAUUSD(CFDサンデーゴールド) | 4,183.90 | +12.90(+0.31%) | 19:45 |
| (参考)NY金先物 | 4,216.26 | +36.56(+0.87%) | 19:44 |
※NY金先物は限月ものの決済値であり、限月交代の影響でXAUUSD(現物連動)と水準差が生じるため、本欄ではXAUUSDを基準に考察する
展望:XAUUSDはCFD基準で4,183ドル前後、前日比+0.31%と小幅に上昇している。29日のNY金(12月限)は4,179.70ドル(+0.27%)と小反発し、30日は時間外取引で4,200ドル台に乗せた。29日にはウィリアムズNY連銀総裁が、年末にかけてもう1度の利上げに言及しつつ、9月の利上げ後に急いで対応する必要はないとの姿勢を示した。29日の発言後、弱い米指標も重なって、10月利上げの織り込みは約70%から約50%へ後退した。みんかぶは、原油安によるインフレ懸念の緩和も支えになったと伝えている。米10年債利回りは5.22%台と、高水準ながら前日から小幅に低下している。TradingKeyによると、9月に入ってからは4,110ドル近辺の7週間ぶりの安値を付けた後も、累計で約6%下落している。XAUUSDは実質金利の鏡という見方に立てば、夜のPCEが焦点になる。PCEが予想を上回れば、利上げ観測と長期金利の上昇を通じてXAUUSDの重しになり、下回れば支えとなる。米イラン協議が進めば、原油安→インフレ懸念の後退→利上げ観測の後退→実質金利の低下という経路でXAUUSDに追い風となり、後退すれば逆に働く。
5️⃣ 原油(WTI)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 90.18ドル | +0.80(+0.90%) | 19:43 |
※前営業日(29日)のNY原油11月限の終値は89.38ドル
展望:WTI原油先物は90ドルを挟んで推移し、19時台は90.18ドルにある。29日のNY原油(11月限)は3.22ドル安の89.38ドルで取引を終え、約1カ月ぶりの安値となった。中東産油国の輸出がイラン戦争開始以降で最高水準に回復したとするケプラーの推計や、サウジの東西パイプラインの復旧が重しだった。29日の取引中には、イランがホルムズ海峡再開の条件として、米国によるイラン港湾の封鎖解除と軍事的圧力の緩和を提示したと伝わり、一時88.80ドルまで下げた。30日は、アクシオスが米イラン協議に目立った進展はないと報じ、アジア時間は89ドル台で揉み合った。戻りは限定的で、供給回復と外交停滞の綱引きが続いている。夜は23時30分に米週間石油在庫統計が発表される(前回は原油が+296.9万バレル、ガソリンが−168.6万バレル)。詳細は9/29振り返り記事の米・イラン情勢コーナーも参照。
📚 主な出典
- 日本経済新聞『東証大引け 日経平均は3日ぶり反発 半導体に買い、9月月間で上昇(2026年9月30日)』
- 共同通信(Yahoo!ニュース配信)『東証反発、終値1272円高 AIや半導体関連銘柄に買い(2026年9月30日)』
- 株探ニュース『日経平均30日大引け=3日ぶり反発、1272円高の6万6753円(2026年9月30日)』
- 株探ニュース『日経平均 大引け|3日ぶり急反発、半導体関連株を中心に買い優勢(2026年9月30日)』
- 財経新聞(フィスコ)『日経平均は大幅反発、半導体・AI関連中心に買い優勢の展開(2026年9月30日)』
- ロイター(Yahoo!ニュース配信)『ニデック、26年3月期に減損6321億円計上 純損益5646億円の赤字(2026年9月30日)』
- 共同通信(Yahoo!ニュース配信)『ニデック、5646億円赤字 監査法人「意見不表明」(2026年9月30日)』
- 株探ニュース(Yahoo!ファイナンス配信)『【決算速報】ニデック、今期最終は黒字浮上へ(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『アジア株 まちまち、台湾株は反発(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『中国株式市場 上海総合指数は0.31%高の3842.19で取引終了(2026年9月30日)』
- 時事通信(Yahoo!ニュース配信)『〔東京外為〕ドル、156円台後半=期末要因の売りで下落(30日正午)(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『ドル円156.90近辺、ユーロドル1.1345近辺=ロンドン為替(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『ドル指数は反落も、流れに変化みられず=ロンドン為替(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『財務省 直近1カ月の為替介入額はゼロ円だった(2026年9月30日)』
- DZHフィナンシャルリサーチ(マイフォレックス配信)『【指標】8月27日-9月28日の介入額ゼロ(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『29日の為替市場の四本値(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『小反発、弱気の米経済指標と原油安で修正高=NY金概況(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『NY金 時間外取引 4224ドル台に上昇(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『NY金時間外 堅調、原油下落でインフレ懸念緩和(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『反落、中東産原油の輸出量は回復傾向=NY原油概況(2026年9月30日)』
- みんかぶFX/為替『NY原油 時間外取引 小反発(2026年9月30日)』
- フィスコ(Investing.com配信)『NY原油:大幅続落で88.86ドル、イランのホルムズ海峡再開条件提示で供給懸念が後退(2026年9月30日)』
- ロイター(Investing.com配信)『US stock futures inch up as yields ease, inflation report looms(2026年9月30日)』
- TradingView(Stocktwits配信)『Why Are Nasdaq Futures Rising Premarket? MU, TSLA, CAPR, VNDA, ASTS, HOOD, BA Stocks In Focus(2026年9月30日)』
- FX Leaders『Forex Signals September 30: Micron (MU), Jabil, FactSet Earnings Preview Wednesday(2026年9月29日)』
- TradingKey『Micron Q4 Earnings Preview: Can Revenue Top $50 Billion, and Will MU Stock Keep Rising?(2026年9月)』
- TradingKey『金価格見通し:米8月PCE発表直前、短期的に金価格は上昇するか下落するか?(2026年9月30日)』
- ぱぶちゃんのファンダメンタルlab『【2026年9月30日・朝展望】日経平均は800円超高の66,200円台で推移——米半導体株高が追い風(2026年9月30日)』
- ぱぶちゃんのファンダメンタルlab『【2026年09月29日・振り返り】日経平均は続落、NY原油は1カ月ぶり安値(2026年9月29日)』
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年9月30日19:32〜19:45頃時点の市況数値を参照)、みんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」は市況の数値と指標予想の確認のみに使用

