【2026年9月9日・NY展望】本日夜、NY市場は反発なるか——中東情勢・原油高を睨みながら取引再開へ。日経平均は126円安と小幅続落
📅 2026年9月9日(水)19:23時点|東京市場の大引け後、本日夜22:30から再開するNY市場に向けた展望(午前の展望記事も参照)
📌 9/9 NYのポイント
①日経平均は小幅続落、前日比126円55銭安(▲0.19%)の65,142円78銭。前場に一時500円超上昇する場面もあったが、後場に失速し安値圏で引けた②前営業日8日のNY市場はフーシ派のサウジ攻撃を受けた原油高からNYダウが628.18ドル安(-1.18%)と続落(詳細は9/8の振り返り記事を参照)
③ドル円は19:22時点で153円60銭近辺。17時台からはやや値を戻したが、円高基調自体は継続
④ゴールドはNY金先物が4,438.20ドル(-0.02%)とほぼ横ばいに転じた
⑤WTI原油は95.09ドル(+2.21%)とさらに続伸。欧州株は下げ幅を拡大しており、中東情勢の緊迫化への警戒が強まっている ※本記事執筆時点(19:21〜19:24頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
1️⃣ 日経振り返り(本日9/9、大引け確定)
| 項目 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 前日終値(9/8) | 65,269.33 | (基準値) | 09/08 |
| 始値 | 65,087.22 | -182.11 | 09:00 |
| 安値 | 65,017.68 | -251.65 | 後場14時台 |
| 高値 | 65,794.03 | +524.70 | 前場中盤 |
| 大引け | 65,142.78 | -126.55(-0.19%) | 15:30 |
| TOPIX終値 | 4,046.64 | -3.69(-0.09%) | 15:30 |
大引け値・TOPIX終値は日本経済新聞・共同通信・財経新聞(フィスコ)の速報に基づく確定値
振り返りコメント:9日の日経平均は182円11銭安の65,087円22銭と続落してスタート。前日8日の米国株安と中東情勢緊迫化への警戒を受けて売りが先行し、寄り付き直後には65,076円台まで水準を切り下げた。ただ、心理的な節目の65,000円を前に自律反発を狙った買いが入ったほか、朝安していた半導体・AI関連株がプラスに転じたこと、フジクラなど電線株への買いが終日活発だったことも支援材料となり、前場中盤には65,794円03銭まで上値を伸ばした。その後は新規材料難の中で買いが次第に手控えられ、後場に入ると原油高を受けたインフレ再燃懸念や日銀の利上げペース加速観測が重荷となって再びマイナス圏に転落、後場14時台には日中安値の65,017円68銭まで一段安となる場面があった。結局、大引けは前日比126円55銭安(▲0.19%)の65,142円78銭と小幅続落した。TOPIXも3.69pt安(▲0.09%)の4,046.64。東証プライム市場の値上がり銘柄は38.6%にとどまり、値下がり銘柄が59.2%を占めた。値上がり寄与ではソフトバンクグループ、フジクラ、イビデン、TDK、住友電気工業、古河電気工業などが堅調だった一方、値下がり寄与はアドバンテストとファーストリテイリングの2銘柄だけで約382円分を押し下げ、リクルートHD、東京エレクトロンにも売りが広がった。売買代金は9兆2,303億円だった。
2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(前回引けは9/8、本日夜取引再開)
| 指標 | 終値(9/8) | 前日比 | CFD参考値(19:22) |
|---|---|---|---|
| NYダウ | 52,786.07 | ▲628.18(▲1.18%) | 52,593.50(▲0.34%) |
| S&P500 | 7,673.52 | ▲45.08(▲0.58%) | 7,656.80(▲0.57%) |
| NASDAQ 100 | 29,507.70 | ▲36.46(▲0.12%) | 29,394.00(▲0.65%) |
| FANG+ | 18,568.88 | ▲175.26(▲0.94%) | 18,603.10(+0.18%) |
| VIX恐怖指数 | 15.72 | (9/8引け) | 16.08(19:07) |
CFD参考値は現金市場再開前の気配であり、実際の寄り付き値とは異なる場合があります
展望コメント:前回9/8のNY市場はフーシ派のサウジ攻撃を受けた原油高からインフレ再燃懸念が広がり、NYダウは628.18ドル安(-1.18%)と続落。ナスダック・S&P500・FANG+も軟調に終えた(詳細は9/8の振り返り記事を参照)。17時台にかけてはCFD市場の気配がほぼ横ばい〜プラス圏だったが、19時台にかけてはNYダウ・S&P500・NASDAQ100ともにマイナス圏に沈み、下げ幅も拡大している。欧州市場でも英FTSE100が▲0.65%、独DAXが▲1.34%まで下げ幅を広げており、WTI原油の一段の上昇を眺めたインフレ再燃・中東リスクへの警戒が欧米に広がっている様子がうかがえる。VIX恐怖指数も16.08(+2.29%)まで上昇しており、本日夜22:30からの取引再開後は、東京市場で見られたような下げ渋りが続くかどうかが焦点となりそうだ。
3️⃣ 為替(ドル円)展望
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 153.604 | -0.349(-0.23%) | 19:22 |
| CFDドル円 | 153.595 | -0.393(-0.26%) | 19:22 |
| ユーロドル | 1.1627 | +0.0004(+0.04%) | 19:22 |
| 米10年債利回り | 4.8080 | +0.0040(+0.08%) | 19:22 |
展望コメント:ドル円は前日8日に一時152円89銭まで急伸したあと、17時台には153円34銭近辺まで戻していたが、19:22時点では153円60銭近辺までさらに値を戻している。急伸の勢いは一服し、153円台半ばから後半でのもみ合いとなっている。米10年債利回りは4.808%とやや上昇しており、金利面から見ればドル買い材料だが、日銀の早期利上げ観測が根強く円買いの下支えとなっている。今夜のNY市場再開後、中東情勢を巡るリスク回避のドル買いが円買いの勢いをどこまで押し返すかに注目したい。
4️⃣ 貴金属(ゴールド XAUUSD)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,438.20 | -0.80(-0.02%) | 19:21 |
| DEX金(フルタイムゴールド) | 4,395.70 | -3.90(-0.09%) | 19:22 |
| CFD金(サンデーゴールド) | 4,394.40 | +18.70(+0.43%) | 19:22 |
展望コメント:ゴールドは17時台にかけて持ち直していたが、19時台にはNY金先物がほぼ横ばい(-0.02%)に転じるなど、勢いは一服している。WTI原油の一段の上昇や欧州株の下げ幅拡大を眺めた質への逃避と、米長期金利の緩やかな上昇という逆方向の材料が綱引きしている状況で、方向感は定まっていない。今夜のNY市場再開後、地政学リスクと金利動向のどちらが優勢となるかで方向感が定まりそうだ。
5️⃣ 原油(WTI)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 95.09 | +2.06(+2.21%) | 19:21 |
| CFD原油(サンデーオイル) | 93.24 | +1.44(+1.57%) | 19:22 |
展望コメント:WTI原油は17時台の94ドル台から19時台には95ドル台まで一段と値を上げ、上昇率も+2.21%まで拡大している。前日8日のフーシ派によるサウジアラビアの石油関連施設・空軍基地攻撃を受けた供給不安が引き続き相場を支えており(詳細は9/8の振り返り記事を参照)、欧州株の下げ幅拡大にもつながっている。中東情勢を巡る火種は複数並行しており、今夜のNY市場再開後も続報次第では一段の変動が想定される。
📚 主な出典
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年9月9日19:21〜19:24頃時点の市況数値を参照)
- 共同通信「東証終値、126円安」(2026年9月9日)
- 日本経済新聞「日経平均株価終値126円安 原油高警戒、電線株買いは支え」(2026年9月9日)
- 財経新聞(フィスコ)「次第に手控えられる展開に【クロージング】」(2026年9月9日16:28配信)
- 財経新聞「日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続落」(2026年9月9日)
- 株式ちゃんねる「2026年9月9日のマーケット情報」(日経平均・TOPIX始値高値安値の確定値)
- 当ブログ「2026年9月9日午前展望記事」(2026年9月9日公開)
- 当ブログ「【2026年09月08日・振り返り】日経平均3営業日ぶり反落、円152円台後半で7カ月ぶり高値~フーシ派サウジ攻撃で73人負傷、原油急伸でNYダウ続落~」(前営業日終値の公式ソース)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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