【2026年9月4日・NY展望】今夜のNYSE・NASDAQは米雇用統計に注目——日経平均はSBG主導で806円高、5日ぶり反発の65,020円
📅 2026年9月4日(金)15:35時点|東京市場の大引け後、今夜のNY市場に向けた展望(午前の展望記事も参照)
📌 本日のポイント
①日経平均は前日比806円46銭高(+1.26%)の65,020円94銭と5日ぶりに反発。ソフトバンクグループが1銘柄で約413円分指数を押し上げるなど、傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス株高を材料にした値がさ株買いが主導した一方、TOPIXは前引け時点でマイナス圏(▲7.56pt)と対照的な動きとなった②前日3日のNY市場はダウが624ドル16セント高(+1.18%)の53,686ドル11セントと続伸。FRBウォラー理事がタカ派姿勢を緩和させたと受け止められ、NYSE FANG+指数は1カ月ぶり高値を更新した
③ドル円は朝方に1ドル155円30銭近辺まで急伸し約1カ月ぶり圏の円高水準を付ける場面があった。日銀の9月利上げがほぼ確実視されていることが背景で、その後は156円台前半までやや戻している
④ゴールドはNY金先物が4,515.44ドル(▲0.54%)とやや軟調。株式市場のリスクオン地合いのなかで上値は重い
⑤WTI原油は91ドル50セント近辺で底堅く推移。今夜9/4のNY市場では米・カナダ両国の8月雇用統計が発表され、市場の関心が集まる(詳細は9/3の振り返り記事を参照)
※本記事執筆時点(15:19〜15:35頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
1️⃣ 日経振り返り(本日9/4、大引け確定)
| 項目 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 前日終値(9/3) | 64,214.48 | (基準値) | 09/03 |
| 始値 | 64,498.94 | +284.46 | 09:00 |
| 前引け | 64,769.74 | +555.26 | 11:30 |
| 本日高値(確定) | 65,182.45 | +967.97 | 午後 |
| 本日安値(確定) | 64,228.47 | +13.99 | 寄り付き直後 |
| 大引け | 65,020.94 | +806.46(+1.26%) | 15:30 |
本日高値・安値(確定)はnikkei225jp.comのチャート表示に基づく公式四本値。日経平均終値・寄与度は財経新聞(フィスコ)調べ
振り返りコメント:4日の日経平均は284円46銭高の64,498円94銭で5日ぶりに反発してスタート。前日までの4日続落で2,200円近く下落していたことから押し目買いや自律反発狙いの買いが入りやすく、値がさのハイテク株中心に買いが先行した。とりわけソフトバンクグループは、傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスが3日の米株式市場で大きく上昇したことを受けて10%強上昇し、1銘柄で日経平均を約413円押し上げた。ファーストリテイリング、キオクシアホールディングス、TDK、太陽誘電、イビデンなども上昇に寄与した。前引けは555円26銭高の64,769円74銭、午後は韓国KOSPIの大幅高も支援材料となり、14時50分時点では上げ幅が949円まで拡大する場面もあった。一方、外国為替市場で円相場が対ドルで上昇し1ドル155円30銭近辺まで円高が進んだことから、東京エレクトロン、豊田通商、三菱商事、三井物産、レーザーテック、ダイキン工業など輸出関連・商社株には売りが出て指数の重荷となった。この結果、日経平均が大幅高となった一方でTOPIXは前引け時点で4,094円48銭(前日比▲7円56銭)とマイナス圏で推移するなど、指数間で明暗が分かれる展開となった。取引開始前に発表された7月の家計調査(2人以上世帯の実質消費支出)は前年同月比▲3.6%と、QUICK集計の市場予想中央値(▲1.3%)を下回った。大引けは前日比806円46銭高(+1.26%)の65,020円94銭で終えた。なお、ソフトバンクグループの「約413円」の押し上げ寄与は12時32分時点(前引け直後)のフィスコ集計であり、大引け時点の確定寄与度とは異なる点に留意されたい。
2️⃣ NYSE・NASDAQ展望(前日9/3引け&今夜の見通し)
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| NYダウ | 53,686.11 | +624.16(+1.18%) |
| S&P500 | 7,747.71 | +81.11(+1.06%) |
| NASDAQ 100 | 29,482.32 | +338.99(+1.16%) |
| FANG+ | 18,934.38 | +352.00(+1.89%) |
| VIX恐怖指数(9/3終値) | 14.32 | -0.88(-5.79%) |
展望コメント:3日のNY市場はFRBウォラー理事がタカ派姿勢を緩和させたと受け止められたことで長期金利上昇が一服し、ダウ・S&P500・ナスダック100がそろって続伸した(詳細は9/3の振り返り記事を参照)。マイクロソフトやアルファベットなどハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)がけん引する形で、大型ハイテク株10銘柄で構成する「NYSE FANG+指数」は1カ月ぶりに最高値を更新した。夕方時点のCFD・DEXは、CFD NYダウが53,689.90(+49.60、+0.09%、15:34時点)とほぼ横ばいの一方、DEX NASDAQ 100は29,577.00(+442.00、+1.52%、15:34時点)、DEX S&P500は7,751.10(+83.90、+1.09%、15:34時点)とそれぞれ上振れており、ハイテク主導の底堅さが続いている。今夜9/4のNY市場では米・カナダ両国の8月雇用統計が最大の焦点。主戦場は米NFP(非農業部門雇用者数)・失業率・平均時給で、カナダ雇用統計は従の位置づけとなる。前日までのADP雇用統計の下振れや新規失業保険申請件数の増加を踏まえると、労働市場の減速度合いが改めて意識される内容になるかが注目される。
3️⃣ 為替(ドル円)展望
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 156.156 | +0.364(+0.23%) | 15:33 |
| CFDドル円 | 156.145 | +0.332(+0.21%) | 15:33 |
| ユーロドル | 1.1629 | +0.0005(+0.05%) | 15:33 |
| 米10年債利回り | 4.7550 | -0.0070(-0.15%) | 15:33 |
展望コメント:ドル円は朝方の東京外国為替市場で9時過ぎに1ドル155円30銭近辺まで急伸し、約1カ月ぶり圏の高値を付ける場面があった。日銀の9月会合での利上げがほぼ確実視されていることが円買いの背景とみられる。その後は156円台前半まで戻しており、朝方の円高一服がうかがえる。今夜発表される米・カナダ雇用統計の結果次第では、日米金利差を巡る思惑から一段の変動も想定される。
4️⃣ 貴金属(ゴールド XAUUSD)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,515.44 | -24.46(-0.54%) | 15:33 |
| DEX金(フルタイムゴールド) | 4,466.70 | +43.70(+0.99%) | 15:34 |
| CFD金(サンデーゴールド) | 4,467.00 | -8.30(-0.19%) | 15:34 |
展望コメント:ゴールドはNY金先物ベースでやや軟調(▲0.54%)となっている。世界的に株式市場がリスクオンの地合いで推移するなか、安全資産としての需要は一服している格好。DEX金とNY金先物とで符号が異なる点は基準時点の違いによるものとみられ、単純比較には注意したい。今夜の米・カナダ雇用統計の結果次第で、長期金利・実質金利を通じた値動きが強まる可能性がある。
5️⃣ 原油(WTI)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 91.50 | +0.20(+0.22%) | 15:32 |
| CFD原油(サンデーオイル) | 89.81 | -0.29(-0.32%) | 15:33 |
展望コメント:WTI原油は91ドル50セント近辺で底堅く推移しており、前日までの約6週間ぶり高値圏を維持している。トランプ氏の警告を無視する形でイランがクウェートの米軍基地を攻撃するなど、ホルムズ海峡を巡る緊張が続いていることが下支え要因。東京市場では朝方に原油の高止まりが商社・資源株の重荷になる場面もあった。今夜の米・カナダ雇用統計を受けたドルの動き次第で、一段の変動も想定される。
📚 主な出典
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年9月4日15:19〜15:35頃時点の市況数値を参照)
- 財経新聞(フィスコ)「日経平均は284円高でスタート、ソフトバンクGや古河電工などが上昇」(2026年9月4日09:54配信)
- 財経新聞(フィスコ)「日経平均は5日ぶり反発、ソフトバンクGが1銘柄で約413円分押し上げ」(2026年9月4日12:32配信)
- 財経新聞(フィスコ)「日経平均は949円高、米雇用統計に関心」(2026年9月4日14:51配信)
- 日本経済新聞「日経平均株価、反発 午前終値は555円高の6万4769円」(2026年9月4日)
- 共同通信「東京株式 4日09時15分」(円急伸、一時155円30銭 日銀利上げ確実視で円買い)(2026年9月4日)
- 当ブログ「2026年9月4日午前展望記事」(2026年9月4日公開)
- 当ブログ「【2026年09月03日・振り返り】日経平均4日続落も64,214円で下げ渋り、長期金利は2.965%に反落~イラン、トランプ氏の警告無視しクウェート米軍基地を攻撃、NY株はISM非製造業堅調で続伸~」(2026年9月4日公開・前営業日終値の公式ソース)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年9月4日15:19〜15:35頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。実際の売買の際は最新の値をご確認ください。
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