【2026年10月22日・振り返り】日経1,713円安・ナスダック2.6%安、AI関連株に売り

2026年10月23日金曜日

マーケット振り返り

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2026年10月22日の振り返り 日経平均は1,713円安、ナスダックは2.6%安

【2026年10月22日・振り返り】日経1,713円安・ナスダック2.6%安、AI関連株に売り

📅 対象時間帯:2026年10月22日(木)07:00 〜 10月23日(金)07:00 JST ※為替・商品の数値は10/23朝時点
📌 30秒で読む結論
前日に決算を出したラム・リサーチが時間外で下落し、22日はAI・半導体関連株に売りが広がりました。日経平均は1,713円安の6万2,907円と安値引けで、NYでは半導体株指数のSOXが6.7%安、ナスダック総合が2.6%安と6月以来の大幅な下げでした。一方、P&Gなどのディフェンシブ株が買われ、ダウは11ドル高と小幅に続伸しています。米10年債利回りは4.95%に低下し、ドル円は156円台、WTIは米国・イスラエルの攻撃計画報道とフーシ派のサウジ攻撃で99ドル台に反発しました。
①日経平均は62,907円(−1,713円)。KOSPI200は−3.71%、ハンセン指数は−3.03%で約3カ月半ぶり安値
②ダウは52,868ドル(+11.89ドル)、NASDAQ100は−2.90%、S&P500は−1.21%。VIXは19.03
③決算の反応はメタ−7.0%、テスラ−3.1%、ラム−11.8%。一方、ロッキード+7.0%、P&G+5.6%、ブラックストーン+8.4%

📈 市況一覧(各市場の10/22終値/為替・商品は10/23朝)

指標値前日比
日経平均62,907.84円−1,713.40円(−2.65%)
TOPIX3,997.50−46.23(−1.14%)
グロース250753.27−13.42(−1.75%)
NYダウ52,867.98ドル+11.89ドル(+0.02%)
NASDAQ10028,958.69−863.83(−2.90%)
S&P5007,663.43−93.74(−1.21%)
ラッセル20002,784.03+3.01(+0.11%)
独DAX25,371.75−273.29(−1.07%)
英FTSE10010,725.03−27.85(−0.26%)
韓国KOSPI200858.02−33.02(−3.71%)
香港ハンセン22,934.68−717.19(−3.03%)
中国FTSE A5012,999.31−249.92(−1.89%)
ドル円(NY終値)156円77銭−1.37円
WTI原油先物(NYMEX・12月限・清算値)99.47ドル+2.32ドル
XAUUSD(CFDサンデー、10/23 7:14)4,027.90ドル−103.60ドル(−2.51%)
米10年債利回り4.95%−0.17pt
VIX恐怖指数19.03+2.35(+14.09%)

※株価指数は各市場の10/22終値です。米10年債利回りはNY終値ベース(DZH)、WTIはNYMEX12月限の清算値です。XAUUSDの前日比は前回記事の掲載値(10/22 7:58の4,131.50ドル)との差です。ドル円・XAUUSDは為替・商品市場が通常どおり取引を続けているため、実勢値として記載しています。

📰 ニュース見出し(時系列)

🌏 アジア
時刻地域見出し
10時台の報道🇺🇸米国・ニューヨークNYT報道(米東部時間10/21夜)。米国とイスラエルが、11月3日の中間選挙後にイランへの攻撃を再開する計画を策定。標的はミサイル・ドローン、核施設、エネルギー関連(製油所を避ける案もあるとされる)。「短期集中」の作戦を想定し、トランプ大統領は未承認(計画の報道であり、実施の決定ではない)
11:44🇯🇵日本・東京東証午前終値は63,917円。前日比で約700円安
15:30🇯🇵日本・東京日経平均は62,907.84円(−1,713.40円)と大幅反落。AI・半導体関連が売られ、63,000円を割って安値引け。売買代金は約7兆500億円。鉱業・保険・サービスが上昇し、非鉄金属・ガラス土石・電気機器が下落。レゾナックHDは11.2%安、UEXは一時ストップ高
15:30🇰🇷韓国・ソウルKOSPI200は858.02(−3.71%)
16:00🇨🇳中国・上海上海総合は3,658.03(−1.48%)と続落し、約1年2カ月ぶり安値。3,700割れ。深セン成分指数は−2.96%
17:00🇭🇰香港ハンセン指数は22,934.68(−3.03%)で、6月30日以来の安値。ハンセンテックは−5.03%。アリババが6%超安、レノボが10%超安。チャイナ・モバイルの7〜9月期決算が予想を下回った
🌍 ロンドン
時刻地域見出し
18:39🇯🇵日本・東京政府がAI関連の規制改革に向けた指針を年内にまとめる
19:13🇯🇵日本・大阪カプコンの「CAPCOM ID」に不正アクセス。メールアドレス約1,177万件が漏えい。パスワードの不正変更は196件。パスワード自体の漏えいは未確認
19:30🇯🇵日本・東京訪日客の免税手続きを、出国時の返金方式に変更
21:18🇯🇵日本・東京GMOインターネットグループの「お名前.comデスクトップクラウド」に不正アクセス。FX自動売買用サーバー最大26,739件に影響。顧客から第三者による不正操作の報告があり、パスワード変更を呼びかけ
21時台の報道🇸🇦サウジアラビア・リヤドサウジ軍がドローン5機を迎撃(ABCニュース、米東部時間8:41→日本時間21:41)
翌0:30🇩🇪ドイツ・フランクフルト/🇬🇧英国・ロンドンDAXは25,371.75(−1.07%)、FTSE100は10,725.03(−0.26%)
🇺🇸 NY
時刻地域見出し
22:30🇺🇸米国・ニューヨークダウは反落して始まる
翌0:05🇬🇧英国・ロンドンバークレイズが2026年中に全従業員の約5%(約5千人)を削減する方針。AIによる業務効率化が理由
翌0:07🇨🇳中国・北京中国の発展改革委が「対外投資管理規則」を公布。施行は12月1日
翌0:08🇺🇸米国・ニューヨークABC報道(米東部時間11:08→日本時間0:08)。イスラエル筋の話として、米イスラエル軍が数週間以内の共同攻撃再開計画を策定。実施は中間選挙後の公算が大きく、決定権は「トランプ氏のみ」
翌5:00🇺🇸米国・ニューヨークダウは52,867.98ドル(+11.89ドル)と3日続伸。ナスダック総合は26,008.86(−2.60%)で6月以来の大幅安。SOXは−6.7%で6月23日以来の下落率。米10年債利回りは4.95%に低下(一時4.9365%、約1カ月ぶり低水準)。メタ−7.0%、テスラ−3.1%、ラム−11.8%、インテル・AMD・サンディスク・マーベルは8%超安。P&G+5.6%、ブラックストーン+8.4%、ロッキード+7.0%
翌6:00🇺🇸米国・ニューヨークNYMEXのWTI12月限(清算値)は99.47ドル(+2.32ドル)と3日ぶり反発
翌6:09🇺🇸米国・ニューヨーク日本製鉄傘下のUSスチールが、ペンシルベニア州のモンバレー製鉄所に約30億ドル(約4,700億円)を投資。2029年後半に稼働予定で、年産能力は約220万トンから約350万トンへ拡大
🇮🇷🇺🇸 米・イラン情勢

米政府は以前から、中間選挙前にイランを攻撃しない立場を示してきました。トランプ大統領は10月8日(現地木曜)にTruth Socialで「中間選挙前の攻撃はしない」と投稿しており、ホワイトハウス高官も10/14のAxios報道(攻撃検討)を「虚偽」と否定しています。今回のNYTとABCの報道は、その前提を崩すものではなく、選挙後(11月3日以降)の再開計画が具体化していることを伝えるものです。ヘグセス国防長官が今週イスラエルでネタニヤフ首相と協議したとされ、NYTは標的をミサイル・ドローン、核施設、エネルギー関連(製油所は避ける案もあるとされる)と報じました。一方、ABCのイスラエル筋は石油化学施設などを挙げつつ、発電所などの民間インフラは計画にないと述べています。いずれも計画の報道であり、実施の決定ではありません。決めるのは「トランプ氏のみ」というのがイスラエル筋の説明で、米国が参加しない場合の単独攻撃も排除しないとの話も出ています。

並行してイラン系のフーシ派がサウジアラビアへの攻撃を続けています。ロイターによると、これを受けて原油は5カ月ぶりの高値に達しました。米国務省は前日、サウジに限って非緊急職員とその家族の退避を命じています。IRGC海軍はペルシャ湾で船舶4隻を攻撃したと主張しました。イラン側は、攻撃が再開されれば標的をデータセンターや海底ケーブルにも広げると警告したと、エルサレム・ポスト紙の報道を引用して伝えられています。

🔍 行間を読む:サーブ権は引き続き米国にあります。トランプ氏は10月1日のTIME取材でも、選挙後の大規模空爆を「あり得る」と述べていました。つまり11月3日までは政治日程が事実上の猶予期間で、その後に向けた準備が進んでいるという構図は、かなり前から変わっていません。今回の新しさは、計画が「数週間以内」「短期集中」と具体的な時間軸で報じられた点です。AI・半導体株が売られた日に原油が上がり、金利が下がった組み合わせは、市場が成長懸念と地政学リスクを同時に値付けしていることを示しています。
💻 PHP脆弱性問題:「修正パッチ」適用をめぐる動き(特別コーナー)
※今回のみの特別コーナーです。PHPの修正パッチをめぐる経緯を、ニュース見出しとは別にまとめています。
経緯
時刻(日本時間)出来事
10/21 13時ごろ国家サイバー統括室がXで注意喚起。PHPのセキュリティチームが公表した重大な2件の脆弱性について、公開サイトでPHPを使っているか確認し、21日23時に公開される修正パッチを可及的速やかに適用できるよう準備を求めた
10/21 22時前後高市首相がXで、「今夜に対応して頂きたい大至急のお願い」として、PHPの重大な脆弱性への対応を呼びかけ
10/21 23:00修正パッチの公開予定時刻(国家サイバー統括室の投稿による)
10/22日本中の企業が徹夜で対応に当たった。パッチ適用までサービスを一時停止する動きが全国に広がった
10/22 13:00高市首相がXで再び投稿。脆弱性対応のためサイトを一時停止している事業者がいることに触れ、状況によっては一時停止も重要だと述べた。自身の公式サイトも事務所が管理者に連絡してアクセスできない状態にして対応し、措置が終わって再開できたと報告。深夜の対応が必要な場合など、注意・警戒情報にすぐ気付けない人もいるとして、サイト管理者・サーバー管理者に国家サイバー統括室(@cyber_forecast)のフォローを呼びかけた

埋め込みが表示されない場合:国家サイバー統括室(10/21)|高市首相(10/21)|高市首相(10/22)

脆弱性の内容
  • CVE-2026-109618とCVE-2026-109619の2件です。IPAによれば、遠隔の第三者による任意コード実行につながるおそれがあり、修正版が案内されています。CVSSはCERT-EUの記載で各9.2です。
  • CERT-EUは即時の修正を推奨しています。難しい場合は、修正と検証が終わるまで公開ネットワークからの隔離を検討するよう案内しています。
  • 欧州の調査機関によると、世界のウェブサイトの69.3%がPHPを使っています。
海外当局・金融の動き
  • 米FBIが注意喚起を出し、米NSAは国内の全組織に即時対応を要請しました。
  • 欧州委員会のサイバー部門は、修正できない場合はネットからの切断を検討すべきだと警告しています。
  • 全銀協は21日、銀行間決済システムへの影響は確認されていないと説明しました。
🔍 読み解き:今回の注目点は、注意喚起、パッチ公開、全社での適用の間の時間差を、政府が首相メッセージで縮めようとしたことです。22日の投稿で首相は、深夜は警戒情報に気付きにくいとして、管理者に統括室アカウントのフォローを呼びかけました。サイトの一時停止も、被害の発生ではなく予防措置として位置づけています。22日の日経平均の下落主因はAI・半導体株売りで、PHP問題が株価に直接影響したという報道は確認できていません。
🗣️ 要人発言
  • 20:13 トルコ中銀(金融政策委員会)声明:政策金利(1週間物レポ金利)を37%から36%へ100bp引き下げ、5会合連続の据え置きを終えた。声明は、最近のインフレ率と先行指標が基調的なインフレの減速を裏付けているとし、国内需要は弱いと評価。一方で、地政学的緊張によるエネルギー価格の高騰はインフレ見通しの上振れリスクだと指摘した。見通しが著しく持続的に悪化すれば引き締めに転じると表明

📊 経済指標(発表結果)

時刻(JST)国指標と結果
8:50🇯🇵 日本対外・対内証券投資(10/10〜10/16):対内株式 −665億円(前回 +3兆5,455億円・改)、対内中長期債 +1兆4,542億円、対外株式 +1,283億円、対外中長期債 −1,616億円
21:30🇺🇸 米国新規失業保険申請件数:19.4万件(予想20.1万件、前回20.0万件・改)
21:30🇺🇸 米国継続受給者数:172.8万人(予想171.0万人、前回170.3万人・改)
21:30🇨🇦 カナダ9月鉱工業製品価格:前月比+2.0%(前回+1.2%・改)、原材料価格指数 +4.8%(前回+3.3%・改)
23:00🇪🇺 ユーロ圏10月消費者信頼感(速報):−17.9(予想−17.0、前回−16.8・改)
23:00🇺🇸 米国9月景気先行指数:前月比0.0%(予想−0.2%、前回−0.1%)

※予想値はみんかぶFX/為替の経済指標カレンダー基準

🔍 指標読み解き:米国の新規失業保険申請は19.4万件と予想を下回り、ロイターによると数十年ぶりの低水準圏にとどまっています。雇用が安定していれば、FRBはインフレ対応に集中できます。市場は年内の追加利上げを引き続き織り込んでおり、来週のFOMCが次の焦点です。ユーロ圏の消費者信頼感は予想より悪化し、仏10年債利回りもこの日、一時5.1%台まで上昇しました。カナダの鉱工業製品価格の上昇は、原油高が川上の物価を押し上げている姿です。日本の週次統計では、前週に3.5兆円超の買い越しだった海外勢の日本株が、小幅な売り越しに転じました。

💼 企業決算

🇯🇵 国内
銘柄発表中間期・四半期 経常利益通期予想に対する進捗率
石塚硝子(5204)2Q13:0025.06億円(−4.82%)78.31%(通期32億円)
光世証券(8617)2Q14:003.13億円(+526.00%)通期予想なし
ブロンコビリー(3091)3Q15:3030.73億円(+44.14%)76.44%(通期40.2億円)
オーミケンシ(3111)1Q15:30−0.17億円−15.45%(通期1.1億円)
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(9478)2Q15:307.62億円(+149.02%)76.20%(通期10億円)
ディスコ(6146)2Q16:001,144.37億円(+44.0%)通期予想なし(4-12月予想を初開示)

※iFIS集計(マネックス証券の決算カレンダー掲載値)。ディスコは決算短信(2026年10月22日)の数値です。

ディスコ(6146|半導体製造装置|2027年3月期 中間期)
予想超え
出荷額
2,845.84億円
前年同期比+37.2%
売上高
2,570.58億円
+32.1%
営業利益
1,166.39億円
+47.9%/利益率45.4%
経常利益
1,144.37億円
+44.0%/利益率44.5%
中間純利益
803.66億円
+43.7%
  • 会社の期初予想を上回りました(7/23公表の中間期予想との比較、筆者計算)。売上高は2,428億円に対し約+5.9%、営業利益は1,049億円に対し約+11.2%、経常利益は1,048億円に対し約+9.2%です。経常利益はコンセンサス(1,123.96億円)も上回りました。
  • 背景は、生成AIの需要拡大を受けたデータセンター向け投資の継続です。先端ロジックやHBM向けの高付加価値装置の出荷が好調で、消耗品の精密加工ツールも高水準でした。為替の影響と高付加価値品の増加で粗利益率が上昇し、人件費・研究開発費などの増加を吸収しました。
  • 営業外では為替差損31.0億円を計上しています。営業利益と経常利益の差はこれが主因です。
  • これまで未開示だった4〜12月期の予想を初めて開示しました。売上高3,895億円(+28.2%)、営業利益1,747億円(+38.4%)、経常利益1,734億円(+37.1%)、純利益1,219億円(+31.6%)、出荷額4,342億円で、10〜12月期の想定為替は1ドル151円です。
  • 4〜12月予想から中間期実績を引くと、10〜12月期(Q3)の想定は、売上高が約1,324億円、営業利益が約581億円、経常利益が約590億円です(筆者計算)。いずれも前年同期比では+21〜26%の増益です。ただし直前の7〜9月期単独(売上高約1,428億円、営業利益約676億円、経常利益約660億円)と比べると、売上高は約−7%、営業利益は約−14%、経常利益は約−11%で、前期比では減益を見込む形です。
  • 会社は、予想の開示を「1四半期先まで」とした理由を、顧客の投資意欲が短期間で激しく変動し、需要予測が困難なためと説明しています。
  • 中間配当は186円で、7月予想の171円から引き上げました(配当性向25%、総額約202億円)。
  • 財務面では、営業CFが1,117億円の収入(前年同期比+181.5%)で、契約負債が約298.7億円増えました。現金及び現金同等物は2,006億円、自己資本比率は76.1%です。
  • 大引け後(16:00)の発表のため、株価反応は載せていません。
🇺🇸 米国

枠線の色:金=予想超え/琥珀=強弱まちまち/赤=予想未達/紺=予想比は未確認。※米国の時間外取引は未確定のため、引け後に発表した銘柄の時間外株価は載せていません。

前日引け後に決算を出した銘柄の22日の反応
  • メタ(META)−7.0%:売上は予想を上回りましたが、ロイターによるとフリーキャッシュフローが10年超ぶりのマイナスでした。同社は無議決権のクラスC株を新設し、既存株主に株式配当(実質的な株式分割)を行うと発表しています。将来の資金調達などに使える枠で、増資の実行ではありません。
  • テスラ(TSLA)−3.1%:フリーキャッシュフローが予想外のプラスで、2026年の設備投資も縮小しましたが、売られました。
  • ラム・リサーチ(LRCX)−11.8%:決算は過去最高水準でしたが、供給制約で出荷の一部が後の四半期にずれ込むと説明しました。需要不足ではなく売上計上時期の問題ですが、この見通しが嫌気されました。S&P500では2番目の下落率です。
ロッキード・マーチン(LMT|航空宇宙・防衛|7〜9月期)
予想超え
売上高
207億ドル
+11%
純利益/1株
18億ドル/7.97ドル
予想は約7.45ドル
受注残
2,920億ドル
過去最高
FCF
30億ドル
 
売上・EPS・FCFの通期見通しを引き上げました。株価は+7.0%でした。
P&G(PG|生活必需品|7〜9月期=FY27 1Q)
予想超え
売上高
233億ドル
+4%
オーガニック売上
+4.0%
全10カテゴリー・全6地域で増加
コアEPS
2.00ドル
+1%
コア粗利益率
−150bp
 
会社は、コスト圧力が今後数四半期で強まるとの見方を示しています。株価は+5.6%でした。
ハネウェル(HON|資本財|7〜9月期)
予想超え
売上高
50億ドル
+1%/オーガニック+7%
調整後EPS
2.27ドル
+34%
セグメント利益率
21.3%
+370bp
調整後EPSは会社見通し(2.05〜2.20ドル)の上限を超えました。通期のオーガニック売上・調整後EPS・FCF見通しを引き上げています。
ユニオン・パシフィック(UNP|鉄道|7〜9月期)
予想超え
EPS
3.49ドル
+16%/調整後3.53ドル
営業比率
59.1%
調整後58.8%
貨物量
+6%
 
燃料高は重荷でした。ノーフォーク・サザン買収は規制当局(STB)の審査段階にあります。株価は+3.6%でした。
ローパー(ROP|ソフトウェア|7〜9月期)
予想超え
売上高
21.7億ドル
+8%/オーガニック+7%
調整後EPS
5.89ドル
+15%
調整後EPSは会社見通し(5.75〜5.80ドル)を超え、通期の調整後EPS見通しを引き上げました。株価は+9.7%でした。
プール(POOL|卸売|7〜9月期)
予想超え
売上高
15億ドル
+4%
EPS
3.40ドル
予想は約3.37ドル
配当
1.30ドル
+4%
株価は+14.4%で、S&P500で最大の上昇でした。
バレロ・エナジー(VLO|石油精製|7〜9月期)
予想超え
調整後EPS
23.90ドル
前年3.66ドル/予想は約21.23ドル(Zacks)
純利益
68億ドル
 
製油所の稼働率はほぼ過去最高水準でした。
ブルーム・エナジー(BE|燃料電池|7〜9月期)
予想超え
売上高
12.36億ドル
+138%
非GAAP EPS
0.94ドル
 
通期売上高見通し
44〜46億ドル
引き上げ
S&P500への採用も発表しました。大引け後の発表です。
ウエスタン・デジタル(WDC|ストレージ|FY27 1Q)
予想超え
売上高
43.8億ドル
+55%
非GAAP EPS
4.64ドル
会社見通し4.00ドル±0.15
粗利益率/FCF
58.1%/13.8億ドル
 
10〜12月期売上見通し
前年比+66〜72%
 
増配(+17%、0.175ドル)も発表しました。大引け後の発表です。
ダウ(DOW|素材|7〜9月期)
予想比未確認
売上高
113億ドル
+13%
営業EPS
0.71ドル
前年−0.19ドル
FCF
11億ドル
 
販売数量は−1%で、アジア太平洋では中東紛争の影響が大きく出ました。
ノーフォーク・サザン(NSC|鉄道|7〜9月期)
予想比未確認
売上高
35億ドル
+14%/過去最高
EPS
3.37ドル
+7%/調整後3.62ドル
営業比率
67.4%
調整後65.4%
燃料サーチャージが増収の8ポイント分を占めました。
コムキャスト(CMCSA|通信・メディア|7〜9月期)
予想比未確認
純利益
34.5億ドル
+3.5%/1株0.97ドル
売上高
293億ドル
−6.1%
ピーコック調整後EBITDA
2.61億ドル
2四半期連続の黒字
ユニバーサルの世界興行収入は50億ドルを超えました。
その他の主な米国決算
  • ブラックストーン(BX):GAAP純利益13億ドル。AI関連債務のスプレッド拡大を投資機会と説明し、株価は+8.4%でした。
  • ニューモント(NEM):帰属金生産130万オンス、FCF19億ドル、四半期配当0.26ドル(大引け後の発表)。
  • ピュルトグループ(PHM):新規受注6,208戸(−6%)、粗利益率24.8%(前年26.2%)、受注残10,298戸(64億ドル)。
ほか、ハンティントン、アメリカン航空、ナスダック、スナップオンなど約19社が発表しました。
🌍 ほか(日米以外)
スポティファイ(スウェーデン・ストックホルム/NYSE上場|音楽配信|7〜9月期)
予想超え
売上高
49.7億ユーロ
+16%
営業利益
6.72億ユーロ
会社見通し6.70億ユーロ超
月間利用者
7.88億人
見通し通り
有料会員
3.06億人
見通し3.05億人超
10〜12月期の利益見通しが市場予想を上回り(ロイター)、株価は+11.1%でした。
チャイナ・モバイル(中国・香港|通信)〈予想未達〉:7〜9月期決算が市場予想を下回り、ハンセン指数の重しになりました。
📅 本日の予定(23日)

8時01分に英国の10月GfK消費者信頼感調査(予想−15.0、前回−13.0)が出ます。8時30分には日本の9月全国CPI(総合の予想は前年比2.1%、前回1.9%。生鮮除くコアの予想は2.1%、前回1.7%)です。15時に英国の9月小売売上高(前月比の予想−0.2%、前回+0.5%)、16時30分から17時30分にかけて独・ユーロ圏・英国の10月PMI速報値(独製造業の予想53.6)が続きます。21時30分にはカナダの8月小売売上高(前月比の予想+1.2%)、22時45分に米国の10月PMI速報値(製造業の予想55.5、サービス業の予想57.9)、23時に米国のミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(予想46.3)が予定されています。

📚 主な出典

マネックス証券「決算カレンダー(国内株式・米国株式)」、みんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」(指標の予想値・結果の確認)、Trader's Web FX、世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com)は数値・日程の確認のみに使用
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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