【2026年10月22日・朝の展望】日経平均は小高く始まった後に反落、6万4,300円台

2026年10月22日木曜日

マーケット展望

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2026年10月22日朝の展望 日経平均は小高く始まった後に反落、6万4300円台

【2026年10月22日・朝の展望】日経平均は小高く始まった後に反落、6万4,300円台

📅 対象時間帯:2026年10月21日(水)07:00 〜 10月22日(木)07:00 JST ※日経平均・為替・商品・米長期金利の数値は10/22 9:44〜9:45時点
📌 30秒で読む結論
日経平均は前日比9円高で始まった後に売りに押され、9時44分には262円安の6万4,359円まで下げています。TOPIXはプラス圏を保っており、日経平均の下げは指数への影響が大きい一部の値がさ株によるものです。NYでは21日にダウが360ドル高と続伸しましたが、引け後の時間外取引ではテスラが2%超下げ、メタが3%超上げるなど反応が分かれました。ドル円は158円台前半、XAUUSDは4,110ドル台です。WTIは、米国務省のサウジ退避命令報道を受けて98ドル台に戻しています。
①日経平均は9時15分に64,630円(+9円)、9時44分に64,359円(−262円)
②NYは21日にダウが52,856ドル(+360ドル)、NASDAQ100は+1.13%
③ドル円は158円18銭、米10年債利回りは5.110%
④XAUUSDは4,117.30ドル、WTI(12月限)は98.06ドル(+0.91ドル)

📈 今朝の主要相場(米国株は10/21終値/日経平均・為替・商品・米金利は10/22 9:44〜9:45時点)

指標値前日比
日経平均(10/22 9:44)64,359.15円-262.09円(-0.41%)
TOPIX(10/22 9:45)4,050.66+6.93(+0.17%)
NYダウ(10/21終値)52,856.09ドル+360.21ドル(+0.69%)
NASDAQ100(10/21終値)29,822.52+332.24(+1.13%)
S&P500(10/21終値)7,757.17+44.60(+0.58%)
ドル円158円18銭+0.058円(+0.04%)
WTI原油先物(12月限)98.06ドル+0.91ドル(+0.94%)
XAUUSD(CFDサンデー)4,117.30ドル+4.00ドル(+0.10%)
米10年債利回り5.110%-0.01pt

※NYダウ・NASDAQ100・S&P500は10/21の終値です。日経平均・TOPIXは10/22の取引時間中の値です。ドル円・WTI原油先物・XAUUSD(CFDサンデー)・米10年債利回りは市場が通常どおり取引を続けているため、10/22 9:44〜9:45時点の実勢値として記載しています。米10年債利回りの前日比は21日のNY終値(5.12%、DZH)比、WTIの前日比は21日の清算値(97.15ドル)比です。

1|NY振り返り(21日)

21日のNY株式市場で、ダウは360.21ドル高の52,856.09ドルと続伸しました。ナスダック総合は278.04ポイント高(+1.05%)と反発し、S&P500は3日続伸です。スペースXのAI関連事業の急成長で過剰投資への懸念が和らぎ、AMDやエヌビディアなど半導体株が買い戻されました。ダウ採用銘柄ではIBMが4%近く上げ、エヌビディア、ゴールドマン・サックス、キャタピラーも2%超上昇しています。一方、通期売上高見通しが市場予想に届かなかったネットフリックスが大きく下げ、上値を抑えました(共同、DZH)。

引け後に決算を発表した銘柄は、時間外取引で反応が分かれました。売上高と10〜12月期見通しが予想を上回ったメタは3%超上昇し、テスラは2%超下落しています。IBMは3%超上げた後、2%超の下落に転じました(DZH)。テスラの営業利益は前年同期比56%減の7億1,800万ドルでした(共同)。詳細は10/21の振り返り記事を参照。

2|日経のレビュー

21日の日経平均は545円82銭高の6万4,621円24銭と3日ぶりに反発しました。取引時間中には一時1,329円高の6万5,404円まで上げています。21日夜のシカゴ日経平均先物(CME)は6万5,015円で取引を終えていました(DZH)。

22日は前日比9円43銭高の6万4,630円67銭で始まり(9時15分、共同)、一時6万4,866円まで上げた後に売りに押されました。9時44分には6万4,359円15銭(−262円09銭、−0.41%)まで下げています。一方、TOPIXは4,050.66(+0.17%)とプラス圏を保ち、グロース250も+1.12%です。値がさ株の動きに左右される日経平均だけが下げている構図で、市場全体が売られているわけではありません。韓国KOSPI200は−0.44%と小幅に反落しています。

意識される水準は、上値が64,621円(前日終値)、64,866円(本日高値)、65,000円、65,404円(21日高値)。下値が64,331円(本日安値)、64,075円(20日終値)、64,000円、63,807円(20日安値)です。

3|為替(ドル円)展望

前日の振り返り:21日のドル円は小幅に続落し、158.14円(前日比−0.03円)で終えました。米10年債利回りが5.07%台まで下がると、21時過ぎに157.84円まで下げました。その後、前日安値の157.83円が支えとして意識されて下げ止まっています。日本時間22日3時台に「米国務省が湾岸諸国の大使館職員らの退避命令を準備」と伝わると、米長期金利の上昇とともに158.34円付近まで戻しました。ただ、米政府が退避の対象はサウジアラビアだけだと説明すると伸び悩んでいます(DZH)。

今日の注目ポイント:9時44分時点は158円18銭で、朝方は158.06〜158.25円の狭いレンジです。OANDAのオーダーブックでは、158円台半ばと後半に売り注文が、157円台半ばと159円台前半に買い注文が厚く入っています。日銀が29〜30日の会合で物価2%到達を判断し、政策金利は1.25%で据え置く公算との報道(共同、21日)もあり、日銀会合までは円買い材料が出にくい地合いです。上値は158.34円(22日3時台の高値)、158円台半ば〜後半、158.95円(14日高値)が意識されます。下値は157.83〜157.84円(20・21日安値)、157.70円、157.55円(15日安値)が意識されます。

注目イベント・指標:21時30分の米新規失業保険申請件数、23時の米景気先行指数とユーロ圏消費者信頼感。

4|XAUUSD展望

前日の振り返り:21日のXAU(OANDA)は4,141.015ドル(+15.550ドル、+0.38%)で終え、4営業日ぶりに反発しました。日足は下ヒゲのある陽線です。ドル指数の低下と原油安によるインフレ懸念の後退が支えになった一方、米長期金利の上昇が上値を抑えています(OANDA)。日本時間22日4時前後には、米国務省の退避報道で米金利が上がった場面で一時4,106ドル台まで急落しました。その後は6時台に4,143ドル台まで戻しています。

今日の注目ポイント:9時44分時点のXAUUSD(CFDサンデー)は4,117.30ドルで、朝方の高値4,143ドル台から20ドル以上下げています。過去24時間の高値は4,147.00ドル、安値は4,102.50ドルです。米10年債利回りは5.11%と前日のNY終値から小幅に下がっていますが、WTIが98ドル台に戻しています。原油高→インフレ懸念→金利上昇→XAUUSD安の流れが、朝方の上値を抑えた形です。OANDAは、10月2日高値と7日安値の間のレンジが続いているとしています。20日の値幅を上下どちらに抜けるかが焦点です。

下値の目安は4,102〜4,106ドル(22日朝方と4時台の安値)、4,100ドル(心理的節目)、4,066〜4,073ドル(レンジ下限)。上値は4,130ドル、4,141〜4,147ドル(21日終値と過去24時間の高値)、4,199〜4,200ドルが意識されます。

注目イベント・指標:21時30分の米新規失業保険申請件数、米10年債利回りが5.1%台を保つかどうか、中東情勢の続報。

5|原油(WTI)展望

前日の振り返り:21日のWTI12月限は0.67ドル安の97.15ドル(清算値)と続落しました。プーチン大統領がウィトコフ米特使との会談で、11月10日以降に米ロ・ウクライナの3者協議を再開することに原則同意したと伝わったことが売り材料です。世界的なエネルギー供給の減少への不安が後退しました(共同)。米原油在庫は306.0万バレル減と3週連続で減りましたが、相場の支えにはなりませんでした。一方で、ホルムズ海峡での船舶への攻撃は続いており、下げ幅は限られています(OANDA)。

今日の注目ポイント:9時44分時点は98.06ドル(+0.91ドル)です。清算後に「米国務省が湾岸地域の大使館職員らの退避命令を準備」と伝わり、時間外で98ドル台に戻しました。米政府は対象をサウジだけに限定したと説明しましたが、フーシ派のサウジ攻撃が続いていることを改めて意識させる材料になっています。

上値材料は、サウジ情勢の緊迫化と、米イラン協議の膠着です。イランは濃縮核物質の国外搬出を拒み、米国は核能力を「中核」としています。下値材料は、ロシア・ウクライナ協議の進展と、米イラン協議の前進です。上値は98.16ドル(本日高値)、100ドル(節目)、101.79ドル(11月限の最終清算値)。下値は97.15ドル(21日清算値)、96ドル台半ば(21日深夜の安値)、95.25ドル(20日安値)が意識されます。

注目イベント・指標:米イラン仲介協議とサウジ情勢の続報、ロシア・ウクライナ協議の日程調整。

📊 経済指標|10月22日(木)発表分

時刻(JST)国指標
6:45🇳🇿 NZ消費者物価指数(7〜9月期):結果 前期比0.7%(予想0.9%)、前年比3.7%(予想3.8%)
8:50🇯🇵 日本対外・対内証券投資(10/10〜10/16):前回 対外中長期債−3,397億円、対外株式−7,606億円、対内中長期債+1兆801億円、対内株式+3兆5,215億円
21:30🇺🇸 米国新規失業保険申請件数(10/11〜10/17):予想20.1万件(前回19.9万件)、継続受給者数 前回171.0万件
21:30🇨🇦 カナダ鉱工業製品価格(9月):前回 前月比1.3%、原材料価格指数 前回 前月比3.1%
23:00🇪🇺 ユーロ圏消費者信頼感・速報値(10月):予想−17.0(前回−16.5)
23:00🇺🇸 米国景気先行指数(9月):予想 前月比−0.2%(前回−0.1%)

※予想値はみんかぶFX/為替の経済指標カレンダー基準

📚 主な出典

みんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」(指標の予想値・結果の確認)、世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com)は市況の数値確認のみに使用
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年10月22日)のものです。
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