【2026年10月19日・NY展望】NASDAQ100が1%超高——原油は反落、ドル円は158円台

2026年10月20日火曜日

マーケット展望

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2026年10月19日NY展望 NASDAQ100が1%超高、原油は反落、ドル円は158円台

【2026年10月19日・NY展望】NASDAQ100が1%超高——原油は反落、ドル円は158円台

📅 2026年10月19日(月)23:59時点|東京市場は大引け・欧州取引中・NY市場は取引中(開場は22:30)
📌 本日のポイント
①日経平均は407円59銭安の64,916.70円と反落。一時1,492円安まで下げた後、後場は先物主導で下げ渋り、TOPIXは小幅続伸で終えた
②NYはハイテク株に買い戻しが入り、NASDAQ100が+1.58%、S&P500が+0.63%と反発。ダウは−0.04%とほぼ横ばい
③欧州株は大幅安。フランスの週末の暴動を受けて仏株が売られ、独DAXは−1.63%、英FTSE100は−1.35%
④ドル円は158.427円と、朝の157.879円から55銭の円安・ドル高。米10年債利回りは5.129%に上昇している
⑤WTIは97.76ドル(−1.26ドル)と、トランプ政権のロシア制裁見送りで反落。XAUUSDは4,145.50ドル(−14.70ドル)と、米金利の上昇で夕方の高値から40ドル超下げ、前日比マイナスに転じた
※本記事執筆時点(23:44〜23:59頃)のデータであり、その後変動している可能性があります

📊 主要指標一覧(23:44〜23:59)

指標値前日比時点
日経平均64,916.70円−407.59(−0.62%)19日終値
TOPIX4,067.48+1.48(+0.04%)19日終値
グロース250766.91−12.27(−1.57%)19日終値
香港ハンセン指数24,186.83+124.11(+0.52%)16日終値(19日は休場)
中国FTSE A5013,501.70−4.86(−0.04%)19日終値
韓国KOSPI200891.30+13.14(+1.50%)19日終値
英FTSE10010,734.48−147.42(−1.35%)23:59(取引中)
独DAX25,204.61−418.00(−1.63%)23:59(取引中)
NYダウ51,979.86ドル−22.55(−0.04%)23:59(取引中)
S&P5007,707.93+48.49(+0.63%)23:59(取引中)
NASDAQ10029,647.11+459.56(+1.58%)23:59(取引中)
VIX指数17.89−2.10(−10.50%)23:44
ドル円158.427+0.428(+0.27%)23:59
XAUUSD4,145.50ドル−14.70(−0.35%)23:59
WTI原油先物97.76ドル−1.26(−1.27%)23:58
米10年債利回り5.1290%+0.0290(+0.57%)23:58(参考)

※XAUUSDはCFD(サンデー)の値。WTIは12月限の表示とみられ、前日比は12月限の16日清算値比。米10年債利回りの前日比はnikkei225jp.comの基準値との差(参考値)。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用

朝(10:08〜10:11頃)との比較
指標朝(10:08〜10:11頃)夜(23:58〜23:59頃)差
日経平均64,416.4464,916.70(19日終値)+500.26
TOPIX4,037.044,067.48(19日終値)+30.44
KOSPI200870.47891.30(19日終値)+20.83
225先物 大取mini64,54064,820+280
CFD日本22564,335.8564,705.60+369.75
ドル円157.879158.427+0.548
XAUUSD4,171.004,145.50−25.50
WTI原油先物97.8197.76−0.05
米10年債利回り5.0710%5.1290%+0.0580

1️⃣ 日経平均振り返り(本日19日)

本日の振り返り:日経平均は19日、前週末比407円59銭(0.62%)安の64,916.70円で大引けし、反落した。前週末の米市場でSOX指数が急落した流れを受け、寄り付きは504円73銭安の64,819.56円。AI・半導体株を中心に売りが膨らみ、下げ幅は一時1,500円近くに達して64,000円を割り込んだ(株探)。安値は63,831.78円。前週末の米市場ではコアウィーブが再び売られ、AI関連の債務への不安が再燃したことも、半導体・AI関連株の重荷になった(フィスコ)。朝の動きは朝の展望記事を参照。

売り一巡後は日経225先物への買いを支えに下げ渋り、後場は一部のAI関連株にも押し目買いが入った。大引け前には一時65,000円台を回復したが、戻り切れなかった(フィスコ)。高値は65,067.80円。東京エレクトロンとファーストリテイリングの2銘柄で日経平均を約281円押し下げている。業種別では鉱業、海運、石油・石炭が上昇率の上位で、原油高を背景に資源株が買われた(フィスコ、ウエルスアドバイザー)。

TOPIXは後場に小幅高へ転じ、+1.48の4,067.48と小幅続伸で終えた(神戸経済ニュース)。日経平均構成銘柄の値上がりは111、値下がりは108と拮抗し、指数による強弱の違いが目立った。プライム市場の売買代金は6兆7,835億円と、株探は「低調」としている。

13時30分発表の8月第3次産業活動指数は前月比−0.1%(予想−0.5%、前回0.4%から0.2%に改定)と、予想ほど落ち込まなかった。中国の7〜9月期GDPは前年比4.5%(予想4.5%)、前期比1.2%(予想1.0%)。9月の鉱工業生産は前年比5.5%(予想5.4%)、小売売上高は前年比1.1%(予想0.5%)だった。

先物・CFD値終値との差時点
CFD日本22564,705.60−211(−0.33%)23:59
225先物 大取mini64,820−96(−0.15%)23:59
225先物 大取ラージ64,810−106(−0.16%)23:59
225先物 SGX64,900−16(−0.03%)23:48
225先物 CME円建て64,845−71(−0.11%)23:48
225先物 CMEドル建て64,880−36(−0.06%)23:49
TOPIX先物 大取4,060.50−6(−0.17%)23:59

※「終値との差」はnikkei225jp.comの指数比表示

夜間の先物は日経平均の終値を100〜200円ほど下回っている。NYではハイテク株が反発しているものの、明日20日は小幅安で始まる水準だ。

2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(NY市場取引中)

指数16日終値23:59時点前日比
NYダウ52,002.41ドル51,979.86ドル−22.55(−0.04%)
S&P5007,659.447,707.93+48.49(+0.63%)
NASDAQ10029,187.5529,647.11+459.56(+1.58%)
ラッセル20002,721.372,730.66+9.29(+0.34%)
VIX指数19.9917.89(23:44)−2.10(−10.50%)

展望:16日のNYは、AI関連企業の債務への懸念で半導体株が売られ、NASDAQ100が−2.50%と大きく下げた。週間ではナスダック総合が4.48%安だった。詳細は10/16振り返り記事を参照。

今夜は開場からハイテク株に買い戻しが入り、23時59分時点でNASDAQ100が+1.58%、S&P500が+0.63%と上げ幅を広げている。一方、ダウは−0.04%とほぼ横ばいで、先週の流れの逆になっている。VIX指数は17.89と10%超下げた。開場前の時点でも、NASDAQ100先物は+1.10%、S&P500先物は+0.39%、ダウ先物は−0.30%だった(Benzinga)。原油安も支えになっている。

ベッセント財務長官は、9月のインフレの上振れは「エネルギーショック」によるもので、イランとの紛争を抜ければ物価は落ち着くとの見方を示した。エルエリアン氏は、先週はCPI・PPI・輸入物価が予想を上回ったにもかかわらず国債利回りが下がり、10月利上げの織り込みが2割を下回ったと指摘している。コアウィーブについては、信用スプレッドが1,200ベーシスポイントまで拡大したことに触れ、テック・バブルの「炭鉱のカナリア」なのか、単なる売られ過ぎなのかで議論が分かれているとした(Benzinga)。

今週は決算が相次ぎ、21日(水)にはメタとテスラが発表する。ほかにもネットフリックス、GM、ラムリサーチ、IBM、P&Gなどが予定している。23時発表の米10月NAHB住宅市場指数(予想31、前回32)の結果は、本稿執筆時点で確認できていない。引け後にはスティール・ダイナミクスの決算がある。焦点は、ハイテク株の反発が終盤まで続き、10営業日ぶりの半導体株の上昇につながるかだ。

3️⃣ 為替(ドル円)展望

通貨ペア現在値前日比時刻
ドル円158.427+0.428(+0.27%)23:59
ユーロドル1.1217−0.0022(−0.20%)23:59

展望:16日のドル円は158.02円で引けた(DZH)。19日は朝に157.701円まで下げたものの、昼以降はじりじりと上げ、23時59分時点は158.427円と、今日の高値圏にある。米10年債利回りが朝の5.07%台から5.12%台まで上がり、ドル買いが進んだ。ドル指数も0.15%高となっている(Benzinga)。21時30分のカナダ9月CPIは前月比0.1%(予想0.3%)、前年比3.1%(予想3.2%)と、いずれも予想を下回った。

ユーロドルは1.1217と下げている。フランスでは週末、生活費の高騰や学校の環境悪化に抗議するデモが暴動に発展し、マクロン大統領は日曜のテレビ演説で暴力を非難した(AP)。ヌニェス内相によると約2,400人が逮捕された(Euronews)。仏株が大きく下げ、ユーロの重荷になっている。

ドル円は、16日に上値を抑えた一目均衡表の雲の上限158.44円に迫っている。その上は200日移動平均線の158.57円が意識される。下値は158円ちょうど、今日の安値157.701円。米金利の上昇が続くかが手がかりになる。

4️⃣ 貴金属(XAUUSD)展望

銘柄値前日比時点
XAUUSD(CFDサンデーゴールド)4,145.50−14.70(−0.35%)23:59

展望:朝のXAUUSDは4,150ドル台から切り返し、16時台に今日の高値4,192.90ドルをつけた。その後は米10年債利回りの上昇に合わせて下げ、23時59分時点は4,145.50ドル(−14.70ドル)と、朝の安値4,148.90ドルを下回って前日比マイナスに転じた。

当ブログでは「XAUUSDは安全資産ではなく実質金利の鏡」と考えている。今日も、夕方から米10年債利回りが5.07%台から5.12%台に上がるのに合わせて、高値から40ドル超下げた。原油が下げてインフレ懸念が和らぐ材料はあるものの、今夜は米金利の上昇とドル高の方が効いている。

10/19のXAUUSDチャート分析記事では、約4,200ドルの天井と切り上がる安値でできた「上昇三角形」を焦点にしている。今日の高値4,192.90ドルも4,200ドルに届かなかった。23時59分時点では、記事で切り上がる安値とした4,147〜4,155ドルを下回っている。次の下値の目安は、割れると安値の切り上げが崩れる4,130ドル前後、その下はレンジの下限4,066〜4,073ドル。上値は4,163〜4,168ドル、4,199〜4,200ドルが目安になる。

5️⃣ 原油(WTI)展望

銘柄値前日比時点
WTI原油先物97.76ドル−1.26(−1.27%)23:58

展望:16日のWTI11月限は101.41ドルと7日続伸していた。週明けは、トランプ政権がロシア制裁・関税の発動を見送り、ロシア産エネルギーの供給が増えるとの見方から反落した。APは欧州時間に2%前後の下落と伝えている。WTIは朝から下げ、16〜17時台に96.74ドルの安値をつけた後、19時台に98ドル台後半まで戻した。この戻りの直接の材料は、本稿執筆時点で確認できていない。NY時間に入って97.2ドル台まで下げた後、23時58分時点は97.76ドル(−1.26ドル)と下げ幅を縮めている。

一方、供給の不安は消えていない。ロイターが伝えたVortexaのデータでは、イランの海上原油輸出は9月に日量平均23万バレルからゼロになり、10月5日時点でもゼロのままだ(Benzinga)。ホルムズ周辺の攻撃は開戦以来の週間最多となっている。ルビオ国務長官は制裁見送りの影響を60日かけて分析するとしており、供給増の期待がどこまで続くかは不透明だ。

明日20日は11月限の取引最終日で、21日には米週間石油在庫統計がある。97ドル台を保てるか、16〜17時台の安値96.74ドルを割り込むかが目先の焦点だ。

📚 主な出典

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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