【2026年10月1日・NY展望】NYダウ先物は51,000ドル前後で小動き——ISM製造業と明日の雇用統計に注目
②NY市場は開場前。ダウ先物は小動き、ナスダック100のCFDは+0.44%。夜は新規失業保険申請件数とISM製造業景気指数、引け後にナイキ決算
③ドル円は158円08銭前後。日銀の連続利上げ観測が後退し、午後に158円40銭まで上昇(9月25日以来の高値)
④XAUUSDは4,174ドル前後、前日比+0.54%
⑤WTIは92.19ドル、前日比+1.96%。米イランの協議は停滞が続く
※本記事執筆時点(20:21〜20:37頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
📊 主要指標一覧(20:37時点)
| 指標 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 68,956.72円 | +2,203.00円(+3.30%) | 15:30終値 |
| TOPIX | 4,131.98 | +23.33(+0.57%) | 15:30終値 |
| 香港ハンセン指数 | 24,613.27 | 国慶節で休場 | 9/30終値 |
| 上海総合指数 | 3,842.19 | 国慶節で休場 | 9/30終値 |
| 韓国KOSPI | 6,971.35 | +133.31(+1.95%) | 終値 |
| 英FTSE100 | 10,494.55 | −111.45(−1.05%) | 20:37(取引中) |
| 独DAX | 25,157.77 | −41.42(−0.16%) | 20:36(取引中) |
| NYダウ(9/30終値) | 50,906.05ドル | −443.87(−0.86%) | 前日終値 |
| S&P500(9/30終値) | 7,651.54 | −19.30(−0.25%) | 前日終値 |
| NASDAQ100(9/30終値) | 30,408.50 | +69.17(+0.23%) | 前日終値 |
| ドル円 | 158.077 | +0.683(+0.43%) | 20:37 |
| XAUUSD | 4,174.00ドル | +22.30(+0.54%) | 20:36 |
| WTI原油先物 | 92.19ドル | +1.77(+1.96%) | 20:35 |
| 米10年債利回り | 5.2980% | −0.0130 | 20:36 |
※欧州株は取引中の値。S&P500・NASDAQ100・NYダウは9/30の終値。香港・上海は国慶節で休場のため9/30の終値。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用
🔁 朝との比較(7:24→20:37、先物・CFD水準)
| 銘柄 | 朝(7:24) | 20:37 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物) | 66,753.72 | 68,956.72 | +2,203.00 |
| CFD日本225 | 67,024.90 | 68,456.25 | +1,431.35 |
| NYダウ(CFDサンデーダウ) | 51,026.60 | 50,986.50 | −40.10 |
| S&P500(DEX) | 7,673.30 | 7,675.90 | +2.60 |
| NASDAQ100(CFD) | 30,472.10 | 30,584.00 | +111.90 |
| ドル円 | 157.395 | 158.077 | +0.682 |
| ユーロドル | 1.1332 | 1.1290 | −0.0042 |
| XAUUSD(CFD) | 4,157.00 | 4,174.00 | +17.00 |
| WTI原油先物 | 90.17 | 92.19 | +2.02 |
| 米10年債利回り | 5.2860 | 5.2980 | +0.0120 |
※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。朝は7:24、夕方は20:37時点(日経225のみ現物の値)
1️⃣ 日経平均振り返り(本日1日、20:37時点)
| 指数・先物 | 値 | 現物比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物) | 68,956.72(+2,203.00、+3.30%) | ― | 10/01引け |
| 225先物 大取mini | 68,620.00 | −336.72(−0.49%) | 20:37 |
| 225先物 大取ラージ | 68,610.00 | −346.72(−0.50%) | 20:36 |
| 225先物 SGX | 68,505.00 | −451.72(−0.66%) | 20:26 |
| 225先物 CME円建て | 68,525.00 | −431.72(−0.63%) | 20:25 |
| 225先物 CMEドル建て | 68,555.00 | −401.72(−0.58%) | 20:25 |
※データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用
振り返り:日経平均は1日、前日比2,203円00銭高(+3.30%)の68,956円72銭と大幅に続伸し、終値ベースで6万8000円台に乗せたのは8月17日以来、約1カ月半ぶりとなった。始値は67,106円52銭、安値は寄り付き直後の67,081円66銭、高値は68,995円30銭。前引けは68,355円81銭(+1,602円09銭)で、午後も高値圏を保った。前日の米ナスダック高に加え、米マイクロンの決算と業績見通しが好感された。台湾加権指数が1週間ぶりに最高値を更新したことも追い風となった。値上がり寄与はアドバンテスト(+9.78%)と東エレク(+6.47%)の2銘柄で、指数を1,000円超押し上げた(日本経済新聞)。終値ベースの寄与度は、nikkei225jp.comの集計でアドバンテストが約723円、東エレクが約387円。日本経済新聞は「半導体への局所買い」と伝えている。TOPIXは23.33ポイント(+0.57%)高の4,131.98にとどまった。東証プライムの値上がりは750、値下がりは747と拮抗し、売買代金は概算8兆7,228億円。電気機器・精密機器・非鉄金属が上昇し、石油石炭・銀行・保険が下落した。ニデックは前日の決算(最終赤字5,646億円、監査法人は意見不表明)を受け、10.83%安となった。韓国のKOSPIは1.95%高の6,971.35で引けた。
取引開始前に発表された9月の日銀短観は、大企業製造業の業況判断DIが+24(予想+25、前回+22)と6四半期連続で改善した。大企業非製造業は+35(予想+36、前回+37)で5期ぶりに悪化し、先行きは製造業が+21、非製造業が+30だった。大取miniは20時台に68,620円と、現物終値を約337円下回っている。明日2日は8時30分に東京都区部CPIと雇用統計、夜に米雇用統計が控える。9/30の動きは9/30振り返り記事を参照。
2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(NY市場開場前、20:37時点)
| 指数 | 前日終値(9/30) | 前日比 | 先物・CFD参考 |
|---|---|---|---|
| NYダウ | 50,906.05ドル | −443.87(−0.86%) | CFD 50,986.50(+21.40、+0.04%、20:37)/CME先物 51,257.00(−21.00、−0.04%、20:24) |
| S&P500 | 7,651.54 | −19.30(−0.25%) | DEX 7,675.90(現物比+24、+0.32%、20:37) |
| NASDAQ100 | 30,408.50 | +69.17(+0.23%) | CFD 30,584.00(+134.30、+0.44%、20:36) |
| FANG+指数 | 19,121.87 | +5.59(+0.03%) | CFD 19,209.60(+73.40、+0.38%、20:37) |
| VIX指数 | 16.34 | ― | 16.49(+0.15、+0.92%、20:21) |
※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。CME先物とCFDの水準差は、限月・ロールの影響によるもの
展望:NY市場はまだ開場前。30日のNYダウは443ドル87セント安の50,906.05ドルと3日続落した。PCE価格指数は予想を下回ったが、原油高を受けて米10年債利回りが一時5.30%と2007年6月以来の水準に上昇し、景気敏感株やヘルスケア株が売られた。ナスダック100は+0.23%と小幅に上昇している(詳細は9/30振り返り記事を参照)。ダウ先物は小動きで、ナスダック100のCFDは+0.44%と強含み。米10年債利回りは5.29%台にある。
決算では、アクセンチュア(ACN)が寄り付き前に2026年度第4四半期(6〜8月)を発表した。売上高は187億ドル(予想180.5億ドル)で予想を上回り、2027年度のGAAPベース1株利益見通しは14.39〜14.81ドル。Investing.comは、寄り付き前の取引で約7%上昇していると伝えている。30日の引け後に決算を発表したマイクロンは、時間外取引で小幅に上昇している。
夜は21時30分に新規失業保険申請件数(予想20.0万件、前回19.7万件)、22時45分に製造業PMI確報値(予想57.0)、23時にISM製造業景気指数(予想55.0、前回54.6)と建設支出が発表される。FRB高官では、バーキン・コリンズ・シュミッド各連銀総裁のパネル討論、クックFRB理事とウィリアムズNY連銀総裁のパネル討論、ローガン・ダラス連銀総裁の講演が予定されている。引け後にはナイキ(NKE、予想EPS 0.44ドル)が決算を発表する。明日2日の夜には米雇用統計(非農業部門雇用者数の予想+9.5万人、失業率4.1%)が控える。
3️⃣ 為替(ドル円)展望
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 158.077 | +0.683(+0.43%) | 20:37 |
| ユーロドル | 1.1290 | −0.0037(−0.33%) | 20:37 |
展望:ドル円は30日のNY市場で157円41銭で取引を終え、1日は朝から買いが先行した。日銀の金融政策決定会合の「主な意見」と日銀短観を受けて、連続利上げ観測が後退したことで円売りが優勢となった。15時台には158円40銭まで上昇し、9月25日以来の高値を付けている(200日移動平均線は158.49円付近)。夕方も158円台前半で推移し、現在は158円08銭前後にある。ユーロドルは東京時間の1.13ドル台前半から、欧州時間にかけて1.12ドル台後半へ下げた。米10年債利回りは5.29%台と高止まりしている。
夜は新規失業保険申請件数、製造業PMI確報値、ISM製造業景気指数が材料になる。外為どっとコムは、ISMが予想(55.0)以上に強い結果となれば、ドル円は159円を視野に入れた展開になるとみている。財務省は30日、8月27日〜9月28日の為替介入額がゼロだったと公表している。明日2日は米雇用統計が控える。
4️⃣ 貴金属(XAUUSD)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| XAUUSD(CFDサンデーゴールド) | 4,174.00 | +22.30(+0.54%) | 20:36 |
| (参考)NY金先物 | 4,202.55 | +15.85(+0.38%) | 20:35 |
※NY金先物は限月ものの決済値であり、限月交代の影響でXAUUSD(現物連動)と水準差が生じるため、本欄ではXAUUSDを基準に考察する
展望:XAUUSDは4,174ドル前後、前日比+0.54%と上昇している。30日のNY金(12月限)は4,186.70ドル(+0.17%)で引けた。PCE価格指数が予想を下回ったものの、ドル高や米債利回りの上昇で上げ一服となった。1日の朝は4,172ドル台と軟調だったが、午後は原油安によるインフレ懸念の緩和を背景に、NY金先物が4,213ドル台まで上昇した。夕方以降は原油が反発し、NY金先物は4,200ドル前後で推移している。
外為どっとコムは、PCEが弱くてもXAUUSDは4,200ドル台に定着できていないと指摘し、節目として4,110〜4,120ドル(9月28日安値付近)と4,240ドル(75日移動平均線)を挙げている。XAUUSDは実質金利の鏡という見方に立てば、焦点は米長期金利と夜のISM製造業景気指数になる。ISMが強ければ利上げ観測と長期金利の上昇を通じてXAUUSDの重しとなり、弱ければ支えとなる。米イラン協議が進めば、原油安→インフレ懸念の後退→利上げ観測の後退→実質金利の低下という経路でXAUUSDに追い風となり、停滞が続けば逆に働く。明日2日には米雇用統計が控える。
5️⃣ 原油(WTI)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 92.19ドル | +1.77(+1.96%) | 20:35 |
※前営業日(30日)のNY原油11月限の終値は90.42ドル
展望:WTI原油先物は92ドル台に乗せ、前日比+1.96%と続伸している。30日のNY原油(11月限)は1.04ドル高の90.42ドルで反発した。米国とイランの協議が停滞しているとの見方が支えとなった。1日の東京時間は、時間外取引で88ドル台後半まで弱含む場面があったが持ち直し、16時台に90.95ドル、欧州時間に92ドル台へと上げた。欧州株は原油高と債券利回りの上昇で大きく下げ、17時44分時点で英FTSE100は−1.90%、独DAXは−1.19%だった(その後、20時台には下げ幅を縮小している)。
イランは30日、米側の回答を受け取ったと明らかにしたが、内容は非公表のままだ。ザ・ナショナルは1日、ルビオ米国務長官がイランの国連代表団に退去を命じたとアクシオスが報じたと伝えている(イラン側は予定どおりの出発だったと否定)。また、29日にはホルムズ海峡で3隻のタンカーが飛翔体の攻撃を受けたと、海上情報会社のマリスクが伝えている。29日の89.38ドル(約1カ月ぶりの安値)から、2営業日で約2.8ドル戻した形だ。今夜は原油固有の指標がなく、イラン情勢の続報とドル・米金利の動きが材料になる。9/30の米・イラン情勢は9/30振り返り記事も参照。
📚 主な出典
- 日本経済新聞『東証大引け 日経平均は続伸 1カ月半ぶり6万8000円回復 半導体関連けん引(2026年10月1日)』
- 日本経済新聞『日経平均終値2203円高 マイクロン好業績で「半導体局所買い」(2026年10月1日)』
- 日本経済新聞『ニデック株価が急落 監査法人「意見不表明」(1日の株式市場)(2026年10月1日)』
- 日本経済新聞『大企業製造業の景況感、6四半期連続改善 日銀9月短観(2026年10月1日)』
- 日本経済新聞『NYダウ続落443ドル安 消費関連に売り、ウォルマート3%安(2026年9月30日)』
- 共同通信(Yahoo!ニュース配信)『東証続伸、終値は2203円高 ハイテク銘柄中心に買い注文(2026年10月1日)』
- 共同通信(Yahoo!ニュース配信)『大企業の景況感、6期連続改善 9月短観、先行きは悪化(2026年10月1日)』
- 神戸経済ニュース『日経平均が大幅続伸、終値は2203円高の6万8956円(2026年10月1日)』
- マネックス証券『(まとめ)半導体銘柄に資金回帰が見られた日経平均は2,203円高の68,956円で大幅高(2026年10月1日)』
- フィスコ(Investing.com配信)『日経平均は352円高でスタート、アドバンテストや三井金属などが上昇(2026年10月1日)』
- フィスコ(Investing.com配信)『日経平均は大幅続伸、アドバンテが約576円分押し上げ(2026年10月1日)』
- OANDA証券『【日銀短観】9月調査の大企業製造業はプラス24(2026年10月1日)』
- Businesskorea『[마감 시황] 마이크론 훈풍에 장중 대반전…코스피, 6,970선 전격 탈환(2026年10月1日)』
- OANDA証券『東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小じっかり(2026年10月1日)』
- ザイFX!『東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高(2026年10月1日)』
- フィスコ(財経新聞配信)『東京為替:ドル・円は小高い、クロス円も追随(2026年10月1日)』
- 外為どっとコム『【ドル/円、今夜の見通し】ドル/円、日銀連続利上げ観測後退し158円台回復(2026年10月1日)』
- みんかぶFX/為替『財務省 直近1カ月の為替介入額はゼロ円だった(2026年9月30日)』
- 外為どっとコム『金(ゴールド)週間見通し|物価鈍化でも金は低迷、4,240ドル回復の条件は(2026年10月1日)』
- みんかぶFX/為替『続伸、予想以下の米PCE価格指数も上げ一服=NY金概況(2026年10月1日)』
- みんかぶFX/為替『東京金 やや軟調(2026年10月1日)』
- みんかぶFX/為替『NY金時間外 堅調、原油安でインフレ懸念緩和(2026年10月1日)』
- みんかぶFX/為替『NY金 時間外取引 4214ドル付近と小高く推移(2026年10月1日)』
- みんかぶFX/為替『反発、米国とイランの協議は停滞か=NY原油概況(2026年10月1日)』
- みんかぶFX/為替『NY原油 時間外取引 91ドル付近へ反発(2026年10月1日)』
- みんかぶFX/為替『欧州株 大幅安、原油高・債券利回り上昇 欧州エネルギー供給に不透明感(2026年10月1日)』
- The National『US ‘kicks out’ Iran’s UN delegation as peace talks stall(2026年10月1日)』
- Accenture(SEC提出)『Accenture Reports Fourth-Quarter and Full-Year Fiscal 2026 Results(2026年10月1日)』
- Investing.com『Accenture shares jump on earnings beat and upbeat guidance(2026年10月1日)』
- 株探ニュース『マイクロン、決算受け時間外で上昇 AIデータセンター向けの旺盛な需要=米国株個別(2026年10月1日)』
- 株探ニュース『来週の米主要企業決算 マイクロン、アクセンチュア、ナイキ(2026年9月26日)』
- SBI証券『1分でチェック!今週の米国株式(2026年9月28日週)』
- ぱぶちゃんのファンダメンタルlab『【2026年09月30日・振り返り】日経平均は3日ぶり反発、米長期金利5.3%でダウ続落(2026年9月30日)』
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年10月1日20:21〜20:37頃時点の市況数値と日経平均の寄与度ランキングを参照)、みんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」は市況の数値と指標予想の確認のみに使用

