【JPXデータ整理2026年4月】海外投資家は日本株を買っているのか?投資主体別売買動向38ヶ月・月別アノマリーを一覧化

2026年5月13日水曜日

株式市場 日経平均株価

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【JPXデータ整理2026年4月】海外投資家は日本株を買っているのか?投資主体別売買動向38ヶ月・月別アノマリーを一覧化

【JPXデータ整理2026年4月】海外投資家は日本株を買っているのか?投資主体別売買動向38ヶ月・月別アノマリーを一覧化 2026年5月更新

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日本株は「誰が買っているのか?」
東証(JPX)が毎週公表する投資部門別売買状況(とうしぶもんべつばいばいじょうきょう)を2023年3月〜2026年4月の38ヶ月分まとめました。
海外投資家・個人・信託銀行(しんたくぎんこう)・投資信託(とうししんたく)など全10主体の動向を一覧で確認できます。
さらに、日経平均の月別アノマリー(長期勝率統計)も整理しています。

🆕 2026年5月更新

2026年4月分の月次データ・週次データを追加。4月は海外が+3兆7,815億円と38ヶ月データで最大規模の買い越し。3月の売り越しから劇的反転。日経平均は始値51,959.47円→終値59,284.70円(高値60,903.95円・安値51,902.84円)、前月末比+16.10%で史上最高値を更新。信託銀行(Trust Banks)は▲1,371億円と大幅売り越しが続くも規模は縮小。個人(Individuals)はほぼニュートラルの+83億円。5月第1週(5/1週)データも掲載。

⏱ 30秒で読む結論

2026年4月の日本株需給は海外主導の急反転。3月に▲3,660億円の売り越しに転じていた海外投資家が+3兆7,815億円と38ヶ月で最大規模の買い越しに転換した。日経平均(Nikkei Average)は始値51,959.47円→高値60,903.95円・安値51,902.84円→終値59,284.70円、前月末比+16.10%と大幅上昇し史上最高値を更新。個人はほぼニュートラル(+83億円)で、海外の一方的な買いが相場を牽引した構図。証券自己(Securities Dealers)は▲3兆2,473億円と大幅売り越し——これは海外買いの裏側にある裁定取引(さいていとりひき)解消・ポジション調整の動きを反映していると見られる。


  1. 事実 2026年4月は海外+3兆7,815億円と38ヶ月データで最大規模の買い越し。日経平均は始値51,959.47円→終値59,284.70円(高値60,903.95円・安値51,902.84円)、前月末比+16.10%上昇し史上最高値を更新。個人はニュートラル(+83億円)、信託銀行は▲1,371億円と売り越し継続。
  2. 考察 海外の大幅買い越しは、4月初旬の安値圏(53,000円台)からの急速なリスクオン転換と見られる。為替介入(4/30)後の円高も背景に、円高メリット株への物色が加わった可能性。
  3. リスク 5月は「Sell in May(セル・イン・メイ)」のアノマリーが重なる弱い月。海外買いの持続性が5月以降の相場の鍵を握る。

1 投資主体別売買動向 月次データ一覧

東証(JPX)が毎週第4営業日に公表する「投資部門別売買状況」の月次集計データです。どの投資主体が日本株を買っているか・売っているかを把握するための基礎資料として整理しました。

📌 データについて:金額単位は百万円(ひゃくまんえん)。「+」が買い越し(かいこし)、「−」が売り越し(うりこし)。集計期間は2023年3月〜2026年4月(38ヶ月)。
出所:日本取引所グループ(JPX)、nikkei225jp.com集計。事業法人・その他法人・生保損保・都銀地銀は参考値。売買金額は現物株式(げんぶつかぶしき)ベース(先物〈さきもの〉を含まない)。
⚠️ 現物と先物の違いに注意:本表の数値は現物株のみの集計です。海外投資家は先物(Futures)も大量に売買しており、現物+先物の合計ベースでは買い越し・売り越しの規模がさらに大きくなります。相場全体への影響を把握するには先物動向との合わせ読みが重要です。
🆕 2026年4月データはnikkei225jp.com集計値。JPX公式月次は5月21日公表予定。
海外
Overseas
証券自己
Securities
個人
Individuals
投資信託
Inv.Trusts
信託銀行
Trust Banks
2026/04 🆕+3,781,467−3,247,312+8,317−214,458−137,052
2026/03−366,055+90,642+1,143,877+82,596−1,377,149
2026/02+2,840,693+2,336,890−1,520,006−889,652−2,524,170
2026/01+2,357,169−1,553,000+108,433−36,261−968,549
2025/12−281,869−505,957+13,335+269,975−207,433
2025/11−341,067+248,675−17,806+127,730−524,013
2025/10+2,201,549−469,301−786,069−641,945−438,943
2025/09−174,637+1,453,088+215,854−455,154−1,655,266
2025/08+66,421+1,852,979−1,139,735−532,964−777,907
2025/07+1,003,783+241,558−1,348,041−347,622−86,144
2025/06+1,472,217−1,352,839−726,829+1,878−568,897
2025/05+1,881,885−780,757−1,027,452−149,730−691,448
2025/04+991,355−899,829−870,517+261,370−73,459
2025/03−889,593+608,121+163,428+113,106−671,664
2025/02−939,711−759,335+1,082,412+73,854−77,687
2025/01+416,679−1,349,690+862,873−112,463−786,854
2024/12−429,465+776,552−1,428,557+319,739+302,192
2024/11−163,585+42,019−422,893−173,248+163,621
2024/10−19,737−432,797−106,075−691+85,500
2024/09−2,539,623+1,120,247−79,390+476,313+139,995
2024/08+38,549−1,194,140−606,754+40,694+588,373
2024/07−1,051,737−717,760+664,026+241,764+2,304
2024/06−345,481−278,336+72,898−43,010−164,065
2024/05+75,473−460,691−168,260−58,911−126,071
2024/04+1,575,677−1,985,210+876,525−26,186−566,035
2024/03−27,655+2,234,111+392,815−555,478−1,999,519
2024/02+972,595+1,621,527−271,178−606,485−1,487,057
2024/01+2,069,333+257,431−937,005−725,768−708,574
2023/12−494,553+218,527−404,181+86,213−139,780
2023/11+71,493+352,977−870,539−27,050+147,287
2023/10+1,022,469−2,006,341+329,466+182,369+49,477
2023/09−2,031,497+2,169,942+1,082,204−334,567−1,065,491
2023/08−427,011+1,013,955−922,438−19,182−295,200
2023/07+423,153−873,708+697,318−43,738−528,522
2023/06+1,570,517+57,796−817,784−232,282−676,365
2023/05+2,230,481+682,150−1,238,300−374,102−1,217,627
海外 証券自己 個人 投資信託 信託銀行 事業法人 その他法人 生保損保 都銀地銀
2026/04 🆕+3,781,467−3,247,312+8,317−214,458−137,052+244,402−99,363−260,622−115,680
2026/03−366,055+90,642+1,143,877+82,596−1,377,149+739,031+404,845−92,520−252,713
2026/02+2,840,693+2,336,890−1,520,006−889,652−2,524,170−1,847,574+327,569−317,816−368,999
2026/01+2,357,169−1,553,000+108,433−36,261−968,549−629,879+738,311−288,708−243,839
2025/12−281,869−505,957+13,335+269,975−207,433−818,941+832,275−230,734−95,240
2025/11−341,067+248,675−17,806+127,730−524,013−811,539+793,735−221,100−166,220
2025/10+2,201,549−469,301−786,069−641,945−438,943−1,460,530+674,461−208,630−162,427
2025/09−174,637+1,453,088+215,854−455,154−1,655,266−454,554+670,409−243,608−85,018
2025/08+66,421+1,852,979−1,139,735−532,964−777,907−1,738,665+598,930−200,668−152,132
2025/07+1,003,783+241,558−1,348,041−347,622−86,144−1,625,599+277,558−358,546−137,018
2025/06+1,472,217−1,352,839−726,829+1,878−568,897−1,116,695+389,866−218,592−107,371
2025/05+1,881,885−780,757−1,027,452−149,730−691,448−1,248,687+221,235−389,486−93,962
2025/04+991,355−899,829−870,517+261,370−73,459−671,426−199,092−87,882−104,171
2025/03−889,593+608,121+163,428+113,106−671,664−187,282+350,710−32,995−88,509
2025/02−939,711−759,335+1,082,412+73,854−77,687+349,223+733,188−131,734−159,414
2025/01+416,679−1,349,690+862,873−112,463−786,854+260,633+602,240−81,092−125,122
2024/12−429,465+776,552−1,428,557+319,739+302,192−1,652,681+224,126−171,218−76,336
2024/11−163,585+42,019−422,893−173,248+163,621−762,349+339,454−232,985−77,504
2024/10−19,737−432,797−106,075−691+85,500−610,833+504,759−94,152−56,759
2024/09−2,539,623+1,120,247−79,390+476,313+139,995−390,055+310,664−228,303−105,195
2024/08+38,549−1,194,140−606,754+40,694+588,373−377,954−228,799−67,592−76,615
2024/07−1,051,737−717,760+664,026+241,764+2,304−198,375+862,401−76,986−32,808
2024/06−345,481−278,336+72,898−43,010−164,065−335,869+408,767−85,005−45,915
2024/05+75,473−460,691−168,260−58,911−126,071−519,144+350,885−124,938−48,621
2024/04+1,575,677−1,985,210+876,525−26,186−566,035−11,080+887,605−78,431−75,070
2024/03−27,655+2,234,111+392,815−555,478−1,999,519−231,859+624,674−89,174−119,684
2024/02+972,595+1,621,527−271,178−606,485−1,487,057−757,903+486,724−51,709−251,763
2024/01+2,069,333+257,431−937,005−725,768−708,574−1,363,078+426,073−38,945−238,221
2023/12−494,553+218,527−404,181+86,213−139,780−686,107+281,927−21,780−64,207
2023/11+71,493+352,977−870,539−27,050+147,287−1,021,941+151,402−36,957−133,832
2023/10+1,022,469−2,006,341+329,466+182,369+49,477−97,313+426,780−38,132−114,590
2023/09−2,031,497+2,169,942+1,082,204−334,567−1,065,491+318,546+763,658+9,142−103,816
2023/08−427,011+1,013,955−922,438−19,182−295,200−859,902−62,536+15,373−2,440
2023/07+423,153−873,708+697,318−43,738−528,522−186,692+884,011−10,535−126,445
2023/06+1,570,517+57,796−817,784−232,282−676,365−1,279,041+461,255−6,594−129,336
2023/05+2,230,481+682,150−1,238,300−374,102−1,217,627−1,445,322+207,023−41,078−89,740

2026年4月 注目トレンド分析

  • 事実 海外投資家(Overseas):+3兆7,815億円と38ヶ月データで最大規模の買い越し。3月の売り越し(▲3,660億円)から劇的に反転。4月初旬の安値圏(53,000円台)を起点に急速なリスクオン(Risk-on)フローが流入した。日経平均は月間+16.10%上昇し史上最高値を更新。
  • 事実 証券自己(Securities Dealers):▲3兆2,473億円と大幅売り越し。海外の大量買いに対する裁定取引(Arbitrage)解消や在庫圧縮が背景と推測される。
  • 事実 個人(Individuals):+83億円とほぼニュートラル。現金(Cash)が▲7,249億円の売り越し、信用(Margin)が+7,332億円の買い越し。逆張りで拾った3月分のポジションを高値圏で一部利食いしつつ、信用で上昇についていった構図。
  • 事実 信託銀行(Trust Banks):▲1,371億円の売り越し。3月(▲1兆3,771億円)と比較すると大幅に縮小。年金リバランス(Rebalancing)売りは一巡しつつある可能性。
  • 事実 事業法人(Corporate Entities):+2,444億円の買い越し。自社株買い(Stock Buyback)が引き続き下支え。
  • 考察 生保損保(Life & Non-life Insurance):▲2,606億円と大幅売り越し。株価上昇局面での利益確定売りが出た可能性。
  • 考察 地政学要因との関係:4月の海外大量買いには、イラン停戦交渉の進展・ホルムズ海峡リスクの後退という地政学的背景が大きく影響した可能性がある。3月に海外が売り越した主因が地政学リスク回避だったとすれば、停戦期待の高まりが4月のリスクオン転換を加速させた構図は整合的。純粋な「新年度の買い」だけでなく、地政学リスクプレミアムの剥落(はくらく)が+3.8兆円という記録的な買い越しを演出したと見るのが自然だ。
▶ セクション結論:
2026年4月は「海外が独走した」月。個人・信託銀行はニュートラル〜売り越しのまま、海外の+3.8兆円が日経平均を史上最高値まで押し上げた。証券自己の▲3.2兆円という大幅売り越しは需給の歪みを示しており、5月以降に海外フローが失速した場合の反動リスクは注意が必要。アノマリー上も5月は「Sell in May(セル・イン・メイ)」で弱い月にあたる。

2 直近週次データ(2026年3月〜5月第1週)

📌 週次データの対象期間・主体構成はJPX公表の「投資部門別売買状況(週間)」に準拠。単位:百万円(ひゃくまんえん)。出所:nikkei225jp.com集計。
※集計上の注意:週次データは集計終了日(金曜日)の日付で表示。JPXの月別集計では集計終了日が属する月に計上される。4/3週(集計期間3/30〜4/3)は4月月計に含まれる。5/1週(集計期間4/28〜5/1)も4月月計に含まれる。
週(集計終了日) 日経225 海外 証券自己 個人 投資信託 信託銀行 事業法人 生保損保
5/1週
(4/28〜5/1)
※4月月計に含む
59,513 +357,635 −905,706 +303,372 +130,368 −55,202 +111,013 −14,578
4/24週 🆕
(4/21〜4/24)
59,716 +784,212 −838,597 +161,761 −104,070 −79,660 +120,654 −11,088
4/17週 🆕
(4/14〜4/17)
58,476 +997,724 −963,305 +330,296 −92,096 −63,038 +70,032 −36,519
4/10週 🆕
(4/7〜4/10)
56,924 +1,641,896 −539,704 −787,112 −148,660 −62,722 +12,242 −53,495
4/3週 🆕
(3/30〜4/3)
※4月月計に含む
53,123 +1,914,989 −1,598,428 −439,610 +142,610 −56,131 −436,961 −21,179
3/27週
(3/24〜3/27)
53,373 −1,509,050 +1,276,717 −14,577 −103,449 −40,805 +317,260 −21,433
3/19週(第3週)
(3/17〜3/19)
53,373 −519,110 +457,557 +338,398 −59,894 −23,510 +123,004 +32
3/13週(第2週)
(3/10〜3/13)
53,820 −490,671 +151,137 +426,723 −270,094 −27,024 +291,698 −24,049
3/6週(第1週)
(3/3〜3/6)
55,621 +237,787 −196,341 +832,943 −1,086,322 −105,243 +444,030 −25,891
💬 ぱぶちゃんのひとこと

4月の週次を追うと、海外の買いが一番強かったのは実は最初の週(4/3週の+1.9兆円)だった。その後4/10週・4/17週・4/24週と週を追うごとに買い規模は縮小している。「最初の一撃が最も強い」パターンだ。

4/3週は日経平均が53,123円の安値圏——3月の地政学リスク・関税ショックで叩き売られた水準だった。そこに海外が猛烈に買い向かい、4月末には59,716円まで約+12%の急上昇。一方で個人は4/10週に▲7,871億円と逆張りで売り越し、上昇についていけなかった構図がよく分かる。3月に個人が+1.1兆円拾って含み益になった途端、今度は売り向かう——「個人は逆張りのプロ」という構図が4月も再現された。

さて5月は「Sell in May(セル・イン・メイ)」のアノマリーが待ち構えている。海外が引き続き買い続けるのか、それとも4月の急騰の利益確定売りが出るのか。週次データの動向をしっかり追っていこう。

3 月別ブルベア判定:日経平均アノマリー長期統計まとめ

1949年の東証再開以降の長期統計(マネックス証券・野村證券調べ)をもとに、月ごとの「上がりやすさ・下がりやすさ」を整理しました。あくまでも過去の経験則(アノマリー)であり、将来の方向性を保証するものではありません。

📌 判定基準:勝率60%以上かつ平均騰落率プラス → ブル(Bull) / 勝率50%未満かつ平均マイナス → ベア(Bear) / その他 → 中立(Neutral)。データ期間:1949年〜2025年10月。
ブル/ベア判定 勝率 平均騰落率 主な要因
1月 ブル 68% + 年明け新規資金・機関投資家買い戻し。全月最高勝率。
2月 中立 50%前後 ± 節分天井(せつぶんてんじょう)。近年必ずしも当たらないとの指摘あり。
3月 ベア 低め 彼岸底(ひがんぞこ)・年度末換金売り。外国人の権利落ち対応。
4月 ブル ✅実績 62% + / 実績+16.10%
(始値51,959→終値59,285)
新年度・機関投資家の新規買い。ハロウィーン効果(Halloween Effect)の起点。2026年は高値60,903.95円と史上最高値を更新。
5月 ←今月 ベア 低め Sell in May(セル・イン・メイ)。ヘッジファンド(Hedge Fund)決算・GW薄商い。
6月 中立 50%前後 ± 方向感が出にくい。株主総会(かぶぬしそうかい)シーズン。
7月 中立 50%前後 ± 決算シーズン序盤。銘柄格差が拡大しやすい。
8月 ベア 低め 夏枯れ相場(なつがれそうば)・お盆薄商い。2024年は日銀ショックで歴史的急落。
9月 ベア 最低水準 −最大 統計上「最弱月」。S&P500でも1928年以降唯一のマイナス平均月。
10月 ブル 62% + ハロウィーン効果(Halloween Effect)の終点。10月末→4月末保有で高リターン。
11月 ブル 高め +4%超 ウィンターラリー(Winter Rally)。過去10年で全月最高の平均騰落率。
12月 ブル 高め + 掉尾の一振(とうびのいっしん)。12/25以降勝率74%。機関投資家の年内株価引き上げ。

有名なアノマリー一覧

名称 関連月 内容
1月効果 1月 年明けの新規資金流入・機関投資家の買い戻し。勝率68%と全月最高。
節分天井・彼岸底 2〜3月 2月上旬高値→3月下旬底。近年は必ずしも当たらないとの指摘もある。
Sell in May(セル・イン・メイ) 5月 ←今月 ヘッジファンド決算・GWでポジション解消売り。4月に史上最高値を更新した分、利食いの規模も大きくなるリスクがある。
夏枯れ相場 8月 お盆・薄商いで急落リスク高。2024年8月は日銀ショックで歴史的急落。
9月アノマリー 9月 統計上「最弱月」。1928年以降のS&P500でも唯一のマイナス平均月。
ハロウィーン効果(Halloween Effect) 10月末〜4月末 10月末に買い・4月末に売るとリターンが高い経験則。2025/10〜2026/04の実績は+16.10%超。
ウィンターラリー(Winter Rally) 11〜12月 過去10年平均で11月は月間騰落率+4%超と全月最高。
掉尾の一振(とうびのいっしん) 12月下旬 年末の含み損解消売り一巡後に機関投資家が株価引き上げ買い。12/25以降の勝率74%。
▶ セクション結論:
強い月は11月・1月・12月・4月・10月。弱い月は9月・8月・3月・5月。6〜7月は方向感が出にくい。
4月はアノマリー通りのブル相場となり、月間+16.10%で史上最高値を更新。ハロウィーン効果(10月末〜4月末)の「買い場」も今月で終点を迎えた。
現在は5月。「Sell in May(セル・イン・メイ)」のアノマリーが意識される局面。4月の史上最高値更新後の高値圏での利食い売りと、米中貿易・イラン情勢の不確実性が重なる。アノマリーを「傾向」として参照しつつ、引き続き海外フローと地政学リスクの両方を注視する姿勢が現実的。
💬 ぱぶちゃんのひとこと:5月の見通し

4月に史上最高値を更新した日経平均。アノマリー的には「ハロウィーン効果の終点」として4月末に売るのが教科書的な答えだったわけだが、実際に+16%もの上昇を見ると「もう少し持ちたい」という気持ちも分かる。

ただし5月は「Sell in May(セル・イン・メイ)」の月。ヘッジファンドの5月決算・GW中の薄商い・米中首脳会議(5/14〜15)の結果次第という材料が重なる。海外が4月に3.8兆円も買った後だけに、利食い売りの弾も大きい。

個人的には「5月の押し目(おしめ)を拾う」のが次の一手だと思っているが、あくまでもアノマリーは傾向に過ぎない。毎週の週次データと海外フローを確認しながら、慎重に見極めていこう。

📚 出典・参考データ

  1. 日本取引所グループ(JPX)「投資部門別売買状況(週間・株式)」
    https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/
  2. nikkei225jp.com「投資主体別 売買動向 日経225比較チャート」(集計・可視化)
    https://nikkei225jp.com/data/shutai.php
  3. 三井住友DSアセットマネジメント「先月のマーケットの振り返り(2026年4月)」
    https://www.smd-am.co.jp/market/lastweek/monthly/2026/month260507gl/
  4. マネックス証券「日経平均 月別勝率データ(1949年〜2025年10月)」吉野貴晶氏
  5. 野村證券投資情報部「ウインターラリーと掉尾の一振のアノマリーは本当か」2024年11月
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん
投資歴6年/ぱぶちゃんのファンダメンタルlabを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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