【2026年5月21日】NVDA決算速報:売上$81.6B・EPS $1.87でトリプルビート——Q2ガイダンス$91Bが市場を驚かせた

2026年5月21日木曜日

$NVDA NVIDIA エヌビディア決算

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エヌビディア(NVDA)FY2027 Q1決算を発表。売上高・EPSともにコンセンサスを上回り、Q2ガイダンスは$91.0Bと市場予想を大幅に超える過去最高水準を示した。

tag-fact 2026年5月20日(米国時間)発表 / BLS一次資料:NVIDIA Newsroom

エヌビディア(NASDAQ: NVDA)は2026年5月20日(米国時間)、2027年度第1四半期(FY2027 Q1、2026年4月26日終了)の決算を発表した。売上高は$81.6B(前年同期比+85%)と過去最高を更新し、非GAAPベースのEPS $1.87もウォール街コンセンサスを上回った。Q2ガイダンス$91.0Bは市場予想を大きく超え、AIインフラ需要の加速が続いていることを示している。

📊 コンセンサス vs 実績

指標 コンセンサス予想 実績 サプライズ
売上高 $78.8B $81.6B ▲+$2.8B(+3.6%)
EPS(非GAAP) $1.77 $1.87 ▲+$0.10(+5.6%)
データセンター売上高 $73.0B $75.2B ▲+$2.2B(+3.0%)
粗利率(非GAAP) 〜75% 75.0% インライン
Q2売上高ガイダンス 〜$86.6B $91.0B(±2%) ▲+$4.4B(+5.1%)

※コンセンサス出典:Motley Fool / CoinDCX / 24/7 Wall St.(事前集計値)。サプライズ幅は筆者算出。

📋 Q1 FY2027 決算ハイライト

指標 Q1 FY2027 Q4 FY2026 Q1 FY2026 前年比
売上高 $81.6B $68.1B $44.1B +85%
データセンター $75.2B $62.3B $39.1B +92%
エッジコンピューティング $6.4B $5.8B $5.0B +29%
GAAP粗利率 74.9% 75.0% 60.5% +14.4pt
GAAP純利益 $58.3B $43.0B $18.8B +211%
GAAP EPS(希薄化後) $2.39 $1.76 $0.76 +214%
非GAAP EPS $1.87 $1.59 $0.78 +140%
営業CF $50.3B $36.2B $27.4B +84%
フリーCF $48.6B $34.9B $26.1B +86%

🔭 Q2 FY2027 ガイダンス

売上高予想 $91.0B ± 2%
GAAP粗利率 74.9%(±50bp)
非GAAP粗利率 75.0%(±50bp)
GAAP営業費用 約$8.5B
非GAAP営業費用 約$8.3B
⚠️ 注記:Q2ガイダンスには中国向けデータセンターコンピュート売上をゼロと仮定している。対中輸出規制(H20等)の影響を保守的に反映した数値。

🖥️ データセンター部門の詳細

Q1のデータセンター売上高$75.2Bは、前年同期比+92%・前四半期比+21%と圧倒的な成長を記録した。内訳ではコンピュート部門が$60.4B(前年比+77%)、ネットワーキング部門が$14.8B(前年比+199%)と、後者の伸びが特に顕著だった。InfiniBandおよびNVLinkを中心とした相互接続需要の爆発的拡大を示している。

NVIDIAは今四半期から報告セグメントを刷新し、従来の「Gaming / Data Center / Professional Visualization / Automotive」から「データセンター(Hyperscale + ACIE)」と「エッジコンピューティング」の2区分に再編した。Hyperscaleは大手クラウド・巨大消費者インターネット企業、ACIEはAI特化データセンター・産業・企業向けを指す。

💰 株主還元:過去最高水準

Q1 株主還元総額(過去最高)
約$20.0B
自社株買い+配当
追加自社株買い枠承認
$80.0B
5月18日取締役会承認・期限なし
配当増額(大幅増配)
$0.01 → $0.25
6月26日支払(6月4日基準日)

💬 ジェンスン・フアンCEO コメント

「AIファクトリーの建設——人類史上最大規模のインフラ拡張——は前例のない速度で加速している。エージェント型AIが到来し、生産的な作業をこなし、実際の価値を生み出し、企業や産業全体で急速に拡大している。NVIDIAはあらゆるクラウドで稼働し、あらゆるフロンティアおよびオープンソースモデルを支え、AIが生産されるあらゆる場所——ハイパースケールデータセンターからエッジまで——でスケールする唯一のプラットフォームとして、この変革の中心に独自の立場で位置している。」

— Jensen Huang, Founder & CEO, NVIDIA(原文:英語)/筆者訳

🔍 筆者注目ポイント

① ネットワーキング売上+199%の意味

データセンター内のコンピュートだけでなく、GPU間通信(NVLink / InfiniBand)の需要が爆発している。単なる「GPU売れた」ではなく、AIクラスターの規模拡大そのものが起きていることを示す数字だ。 tag-opinion

② Q2ガイダンス$91Bの「中国ゼロ」前提

中国向け売上をゼロと仮定した上での$91Bである。対中輸出規制による上振れリスクがあると同時に、規制強化による下振れリスクも内包する。ガイダンス達成のハードルは純粋なAI需要の強さだけで判断できる状態になった。 tag-risk

③ GAAP純利益$58.3Bの内訳に注意

GAAP純利益は非GAAP($45.5B)を大きく上回っているが、これはエクイティ証券の含み益($15.9B)が「その他収益」に計上されたため。事業キャッシュフローの実力値は非GAAPベース(フリーCF $48.6B)で見るべき点に留意。 tag-fact

⏱ 30秒結論

売上・EPS・ガイダンスの三拍子がそろった文句なしの決算。Q2の$91Bガイダンスは市場予想(〜$86.6B)を+5%上回り、「そろそろ成長鈍化」という懐疑論を一蹴した。


3行サマリー
  • 売上$81.6B・EPS $1.87ともにコンセンサスをクリア(売上+3.6%、EPS+5.6%)
  • データセンターが+92%の$75.2B、特にネットワーキング+199%が驚き
  • Q2ガイダンス$91B+配当25倍増配で株主還元も過去最高水準
📌 参照元
NVIDIA Newsroom — FY2027 Q1 Press Release(2026年5月20日)
・コンセンサス出典:Motley Fool / CoinDCX / 24/7 Wall St.(事前集計値)

⚠️ 免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。
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