【2026年07月07日】米国がイランへ空爆再開、ホルムズ海峡でタンカー攻撃の応酬——日経平均1480円安、NATO首脳会議も開幕

2026年7月8日水曜日

金融市場振り返り

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【2026年07月07日】米国がイランへ空爆再開、ホルムズ海峡でタンカー攻撃の応酬——日経平均1480円安、NATO首脳会議も開幕

📅 対象時間帯:2026年7月7日(火)07:00 〜 7月8日(水)07:00 JST
📌 30秒で読む結論
地政学・金利・決算が同時に動いた一日。要点は以下の3つ。
①ホルムズ海峡でイランがタンカー3隻を攻撃、米国はイラン産原油の販売許可を取り消したうえで米中央軍がイランへ空爆を再開、6月の停戦合意は事実上瀬戸際に
②日本の長期金利は2.833%へ続伸し30年ぶり高水準を更新、日経平均は1480円超安の68,256円で大幅反落
③サムスン電子は4-6月期営業利益が19.1倍の過去最高となるも材料出尽くしで株安、NATO首脳会議がアンカラで開幕

📅 本日の主な予定(7月8日水曜日〜)

時刻(JST)イベント
08:50🇯🇵日本 国際収支 5月(経常収支・貿易収支)
11:00🇳🇿NZ NZ中銀政策金利 7月(予想2.50%、現行2.25%)
14:00🇯🇵日本 景気ウォッチャー調査 6月(現状判断・先行き判断)
20:00🇺🇸米国 MBA住宅ローン申請指数(6/27-7/3)
23:00🇺🇸米国 卸売在庫(確報値)5月
23:30🇺🇸米国 週間石油在庫統計(6/27-7/3)
終日🔥🔥 🌍NATO首脳会議2日目(トルコ・アンカラ)——トランプ大統領とゼレンスキー・ウクライナ大統領の会談は9日に予定
9日 03:00🔥🔥 🇺🇸米FOMC議事録(6月分)公表——ウォーシュ議長就任後初のFOMCでの議論内容に注目

※イランでは故ハメネイ師の国葬・追悼行進が継続中(マシュハドでの埋葬は9日予定)。ホルムズ海峡の緊張は続いており、続報に要警戒。

📰 ニュース見出し時系列

📅 2026年7月7日(火)
🌏 アジアセッション(07:00〜16:00 JST)
時刻地域見出し媒体
08:20🇺🇸トランプ大統領、Balogun選手の赤紙撤回を巡りFIFAへ直接審査を要請していたことを認める(既報の続報)NBC News
🇰🇷🔥🔥 サムスン電子の4-6月期速報決算は営業利益19.1倍と過去最高も、材料出尽くしで同社株は大幅安日本経済新聞
10:19🇨🇳潘功勝・中国人民銀行総裁が講演、人民元の国際的利用拡大に言及(詳細は要人発言欄)TradersWeb
午前〜前引け🇯🇵ドル円は東京時間を通じて円売り地合いが継続し162円台前半まで上昇SMBC為替市況
日中🇨🇳中国AI新興のディープシークがAI半導体を独自開発と報道、エヌビディア依存低下を狙うとの観測が半導体株の重荷に日本経済新聞(ロイター報道引用)
後場🇯🇵🔥🔥🔥 日本の長期金利が2.833%へ続伸、30年ぶり高水準を更新——財政悪化・日銀利上げ観測が併存(注:執筆時点では2.84〜2.85%付近までさらに変動しており、上昇基調は継続中)日本経済新聞
大引け(15:00)🇯🇵🔥🔥🔥 日経平均は1480円超安の68,256円で大幅反落、長期金利上昇と半導体株安が重荷に日本経済新聞
🌍 ロンドンセッション(16:00〜21:30 JST)
時刻地域見出し媒体
前日夜(既報)🇩🇪🇺🇸トランプ大統領、サミット前夜にドイツの防衛費水準を「馬鹿げている」と批判、メルツ首相は反論Al Jazeera
16時台🇹🇷🌍🔥🔥 NATO首脳会議がトルコ・アンカラで開幕、トランプ大統領がエルドアン大統領の歓迎を受け到着CNN
18:38🇬🇧英中銀(BOE)が金融安定報告書を公表、AIモデルの高度化がサイバー・オペレーショナルリスクを増大させると警告(詳細は要人発言欄)TradersWeb
会期中🌍NATO加盟国が防衛産業フォーラムで数十億ドル規模の契約を発表、ノースロップ・グラマン製無人機5機の調達や対ドローン能力に5年で400億ドル投資へCNN
欧州引け🇩🇪独DAXは38.58ポイント高の25,817.89で続伸SMBC為替市況
🇺🇸 NYセッション(21:30〜翌07:00 JST、以下すべて日本時間)
時刻地域見出し媒体
21:49🇺🇸ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が発言(詳細は要人発言欄)TradersWeb
22時台🇺🇸トランプ大統領、NY時間序盤に「イランとの関係も良好、イランは決して核兵器を保有できない」と発言——数時間後に情勢が急変することにSMBC為替市況
23時台〜(現地7日日中)🇮🇷🇴🇲🔥🔥🔥 イランがホルムズ海峡でタンカー3隻を攻撃、うち1隻はカタールのLNG船と判明——米当局は「停戦合意の明白な違反」と非難ABC News
継続中🇮🇷故ハメネイ師の国葬・追悼行進はテヘランで継続中。遺体は9日にマシュハドの聖廟へ埋葬される予定——弔意行事のさなかでの攻撃応酬となったABC News
8日 01:00🇩🇰🇬🇱フレデリクセン・デンマーク首相「グリーンランドは売り物ではない」と改めて表明(詳細は要人発言欄)TradersWeb
8日 04:04🇺🇸🇮🇷🔥🔥🔥 米財務省がイラン産原油の販売を認めていたライセンスを取り消し、7月17日までの巻き戻し猶予を設定The Hill
8日 04:29🇮🇷🇶🇦イラン外務省、カタールによる非難(自国LNG船への攻撃)に反論ABC News
8日 大引け(05:00頃)🇺🇸ナスダック総合は1.15%安の25,818.69で反落、半導体株中心に売り優勢——ダウ平均も上げ幅を縮小し軟調推移日本経済新聞
8日 05:12🇮🇷イラン国営テレビ、南部の港湾都市シリクで複数の爆発を報道ABC News
8日 05:21🇺🇸🇮🇷🔥🔥🔥 米中央軍(CENTCOM)、イランへの一連の空爆を開始したと発表——商船攻撃への「重い代償」を科すためと説明ABC News
8日 06:32🇮🇷イラン外務省報道官、米国が停戦合意文書の条項に繰り返し違反したと非難(詳細は要人発言欄)TradersWeb
8日 07:00頃🇺🇸ドル円はNY時間終盤にドル売りが優勢となり162円10銭付近で引け(高値は162円43銭)SMBC為替市況

※イラン関連の時刻はABC Newsライブ更新の相対時刻表記(「◯時間前」)を日本時間に換算した目安であり、正確な発生時刻を保証するものではない。タンカー攻撃そのものの発生時刻は現地報道でも幅があり、確定情報ではない点にご留意されたい。

🎙️ 要人発言|7月7日〜8日(時間はJST)

🇨🇳 潘功勝・中国人民銀行(PBOC)総裁(7/7 10:19)

日時 / 発言者発言内容
7/7 10:19
潘功勝・PBOC総裁
「金融政策は引き続き支援的なスタンスを維持」「人民元の国際的な利用は貿易から金融分野に拡大」

🇯🇵 城内経済財政相(7/7 10:26)

日時 / 発言者発言内容
7/7 10:26
城内経済財政相
「政府が低金利を誘導との報道、そのような事実は全くない」「成長率の範囲内に債務残高の伸びを確実に抑える」「野放図な財政政策をとることはない」

🇬🇧 英中銀(BOE)金融安定報告書(7/7 18:38)

日時 / 発言者発言内容
7/7 18:38
英中銀(BOE)
「リスク資産のバリュエーション、国債市場およびリスクの高いクレジット市場における従来の脆弱性は依然として残っている」「株式市場においてレバレッジが大幅に上昇している」「最先端のAIモデルの能力向上は、サイバー攻撃およびオペレーショナル・リスクを増大させる」「英国の家計・企業は全体として回復力を維持しているが、一部の低所得世帯や中小企業は脆弱な状態にある」

🇺🇸 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁(7/7 21:49)

日時 / 発言者発言内容
7/7 21:49
ウィリアムズNY連銀総裁
「米経済は着実なトレンドのような成長を見せている」「労働市場は安定している」「エネルギー価格の下落は良いニュースであり、さらに和らいでインフレを抑制させるはずだ」「インフレは依然としてかなり高い」「関税がもたらす影響はピークに近い可能性が高い」「金融政策がどうなるかはデータとリスク次第」

🇮🇷 イラン外務省報道官(7/8 06:32)

日時 / 発言者発言内容
7/8 06:32
イラン外務省報道官
「我々は国家の利益と安全保障を守るために必要と判断するあらゆる措置を取る」「米国は停戦合意文書の条項を繰り返し違反した」「米国がイラン産石油に対する制裁の暫定停止を解除したことを強く非難」「合意文書違反の責任は米国にあると非難」

🇩🇰 フレデリクセン・デンマーク首相(7/8 01:00)

日時 / 発言者発言内容
7/8 01:00
フレデリクセン首相
「すべての同盟国に対し、デンマークの主権を尊重することを望む」「グリーンランドは売り物ではない」

出典:TradersWeb「7日の主な要人発言(時間は日本時間)」(2026年7月8日05:20)

📊 経済指標|7月7日(火)発表分

時刻(JST)指標結果予想前回
08:30🇯🇵日本 毎月勤労統計-現金給与総額 5月(前年比)3.2%3.4%3.5%(改定3.6%)
08:30🇯🇵日本 全世帯家計調査 5月(前年比)-0.4%-2.6%-0.5%
14:00🇯🇵日本 景気動向指数(速報値)5月・先行指数116.8116.8116.1
14:00🇯🇵日本 景気動向指数(速報値)5月・一致指数118.5118.5118.1
15:00🇩🇪ドイツ 鉱工業生産指数 5月(前月比)0.9%0.2%0.4%(改定0.2%)
15:00🇩🇪ドイツ 鉱工業生産指数 5月(前年比)0.0%-0.6%-0.5%(改定-0.9%)
21:30🇺🇸米国 貿易収支 5月-776億ドル-787億ドル-559億ドル(改定-546)
21:30🇨🇦カナダ 国際商品貿易 5月42.4億カナダドル24.5億カナダドル27.2(改定34.1)
23:00🇨🇦カナダ Ivey購買部協会指数 6月56.258.2
指標読み解き:日本の毎月勤労統計は現金給与総額が前年比3.2%と市場予想(3.4%)をやや下回り、賃金の伸びに一服感が意識された。一方で家計調査は前年比-0.4%と、予想されていた大幅マイナス(-2.6%)よりも下げ幅が小さく、個人消費の底堅さを示す内容だった。景気動向指数の先行・一致指数はいずれも予想通りで、サプライズは乏しい。海外ではドイツの鉱工業生産が前月比0.9%と予想を大きく上回り、欧州の製造業に持ち直しの兆しがみられた。米国の5月貿易赤字は776億ドルと予想(787億ドル)よりもやや小さく、直後の株式市場ではポジティブに消化されたが、この日の相場を最終的に支配したのは指標そのものよりも、日本の長期金利急伸とホルムズ海峡を巡る地政学リスクの再燃だった点には注意したい。

🎯 FedWatch(7月29日FOMC向け)

ターゲットレンジ確率(Now)1日前(7/6)1週間前(6/30)1ヶ月前(6/5)
350-375bp(現状維持)73.3%74.3%66.9%85.1%
375-400bp(利上げ)26.7%25.7%33.1%12.5%

Data as of 7 Jul 2026 05:49:17 CT / CME FedWatchツール / 対象:7月29日(火)FOMC

FedWatch読み解き:7月利上げ確率は26.7%と、前日の25.7%からわずかに上昇した。1週間前(6/30)の33.1%からは低下しているものの、1ヶ月前(6/5)の12.5%と比べればなお2倍超の水準にあり、市場は利上げの可能性を排除していない。この日はウォラーFRB理事の「政策を巡るリスクは完全に逆転した」「インフレが急速に加速し始めている」との発言に続き、ウィリアムズNY連銀総裁も「関税がもたらす影響はピークに近い可能性が高い」としつつ「インフレは依然としてかなり高い」と述べており、タカ派的なトーンが意識された。もっとも、この日最大の変動要因はホルムズ海峡での攻撃応酬を受けた原油急伸であり、インフレ・金融政策を巡る織り込みは今後の地政学情勢の展開次第で大きく揺れ動く可能性がある。次の焦点は9日(木)に公表される米FOMC議事録(6月分)となる。

💼 企業決算|米国・海外主要企業

サムスン電子 韓国・半導体大手|2026年4-6月期 暫定決算|7/7発表 3四半期連続の過去最高
営業利益
89兆4000億ウォン
前年同期比19.1倍
売上高
171兆ウォン
前年同期比2.3倍
市場予想比
上振れ
予想84兆3951億ウォン

AI向け半導体メモリー需要の急拡大を背景に、売上高・営業利益とも四半期ベースで過去最高を更新した。もっとも「高い期待で下振れが許されない」との事前の警戒感どおり、好決算にもかかわらず材料出尽くし感からの売りに押され同社株は大幅安となり、この流れがアジア市場全体のAI・半導体株安、さらには米国の関連銘柄にも波及した。

韓国では10日にSKハイニックスのナスダックADR上場も予定されており、市場では「半導体スーパーウィーク」として注目が続く。サムスンの決算を受けた材料出尽くし売りは、ロイター報道の中国AI新興ディープシークによる半導体独自開発観測とも重なり、この日のNY市場ではマイクロン・テクノロジーやインテルなど米半導体関連株の下げにも波及、ナスダック総合の1.15%安(詳細はNYセッション欄)の一因となった。アジアの半導体決算・上場ラッシュが米国株のセンチメントを直接揺さぶる構図が改めて意識された形だ。日米以外の主要企業では、本レポート対象時間帯における新規の大型決算発表は確認されなかった。

💼 企業決算|日本株 7月7日(火)発表分

note(5243) 東証グロース・メディアプラットフォーム|26年11月期 2Q(上期)累計|7/7 15:30 通期を61%上方修正・3期連続最高益上乗せ
上期経常利益
5.3億円
前年同期比15倍
通期予想(修正後)
11.3億円
従来7億円から61.4%上方修正
note pro ARR
7.73億円
前年同期比+26.4%

主力の「note」流通総額は64.84億円(同+24.6%)と成長が続いた。直近3ヵ月(2Q単体)の経常利益は前年同期比10倍の2.9億円に急拡大し、売上営業利益率は1.8%→21.9%へ急改善した。

KG情報(2408) 東証スタンダード・HR/生活関連情報|26年12月期 2Q(中間期)|7/7発表 上振れ着地・通期を上方修正&増配
中間期経常利益
2.61億円
前年同期比+52.0%
中間純利益
2.79億円
前年同期比+138.3%
通期経常計画(上方修正)
5.26億円
前期比+14.3%

営業収益14.53億円(+10.6%)、営業利益2.47億円(+49.9%)と本業ベースでも大幅増益。さらに投資有価証券売却益1.37億円を特別利益に計上したことで中間純利益は2.4倍近くに拡大した。通期の経常利益計画は上方修正され、年間配当予想も36円→37円に増額。「アルパコネクト」等HR事業や「家づくり学校」の拠点拡大が増収に寄与した。

サンエー(2659) 東証プライム・沖縄流通|27年2月期 1Q|7/7発表 通期計画を上振れるペース
1Q経常利益
48.91億円
前年同期比+12.7%
通期計画(据え置き)
179.75億円
前期比+1.2%
IFISコンセンサス比
-2.7%

1Qの伸び率(+12.7%)に対し、通期計画は+1.2%増と保守的に据え置かれた。沖縄の観光需要が下期にかけて息切れするとの見方が背景とみられる。

パルグループHD(2726) 東証プライム・アパレル|27年2月期 1Q|7/7発表 増収増益
売上高
613.54億円
前年同期比+4.5%
純利益
54.14億円
前年同期比+3.4%
通期計画
据え置き

衣料事業が好調でSNSマーケティング・ECの強化が奏功した一方、雑貨事業は増収減益となった。純利益の伸び率(+3.4%)は発表前会社計画(経常+8.4%見通し)の勢いをやや下回る着地。

日本プロセス(9651) 東証スタンダード・情報サービス|26年5月期 本決算|7/7発表 中間期は5期連続最高益
上期経常利益(実績)
7.53億円
前年同期比+15.1%
通期経常計画(3月に上方修正済み)
14.80億円
前期比+15.5%

自動車システムや組込システムの伸びが顕著で、全セグメントが増収増益。通期計画は3月末時点で既に15.5%増益へ上方修正済みで、7日の本決算発表はこの計画に沿った着地となった。

ハニーズHD(2792) 東証プライム・アパレル|26年5月期 本決算|7/7発表
3Q累計経常利益(実績)
22.79億円
前年同期比-30.1%
通期計画(据え置き)
56.0億円
前期比-6.5%

冬物商品の不調と円安による仕入原価上昇が響き、3Q累計は大幅減益。7日発表の本決算はこの計画をベースとした着地となる見通しで、最終実績の細部は決算短信でご確認いただきたい。

サーラコーポレーション(2734) 東証プライム・地域総合エネルギー|26年11月期 2Q(上期)|7/7発表 上期は過去最高益・通期を上方修正&増配
上期経常利益
85.22億円
前年同期比+48.7%
上期純利益
55.93億円
前年同期比+38.1%
通期経常(上方修正)
94.0億円
増配も発表

発表前の会社計画は経常15.4%減益見通しだったが、為替予約に係るデリバティブ評価益の計上やエネルギー&メンテナンス両事業の増益が寄与し、大幅な上振れ決算となった。営業・経常・中間純利益とも中間期として過去最高を更新。通期計画・配当予想を同時に上方修正した。

放電精密加工研究所(6469) 東証スタンダード・精密加工|27年2月期 1Q|7/7発表 上期・通期とも上方修正
1Q経常利益
5.32億円
前年同期比+50.8%
純利益
前年同期比+79.0%
通期経常(上方修正)
13.17億円
従来10.8億円→+26.9%増益へ

航空・宇宙関連のスケールメリットが効き大幅増益。発表前会社予想(4.1%増益)を大きく上回る着地となり、通期計画を21.8%上方修正、2期連続の最高益予想をさらに上乗せした。

フェリシモ(3396) 東証スタンダード・通信販売|27年2月期 1Q|7/7発表 経常黒字化
1Q経常損益
1500万円の黒字
前年同期は4100万円の赤字
売上高
70.26億円
前年同期比-1.3%
通期計画
修正なし

売上総利益率は改善したが、物流設備・調達システム更新に伴う減価償却費増で営業損失は前年同期(0.22億円の損失)から0.67億円の損失に拡大。もっとも為替差益等の営業外収益により経常段階では黒字転換となり、発表前の30.1%減益見通しとは対照的な着地となった。

わらべや日洋HD(2918) 東証プライム・食品|27年2月期 1Q|7/7発表 増収減益
売上高
583.54億円
前年同期比+1.5%
経常利益
15.87億円
前年同期比-22.1%
通期計画
修正なし

原材料価格・労働コストの上昇に加え、札幌工場の操業休止影響が重荷となり、営業利益は同26.4%減の16.53億円、経常利益は同22.1%減の15.87億円、純利益は同57.8%減の9.63億円と大幅減益。発表前の会社計画(3.2%増益見通し)とは逆方向の着地となった。通期予想(4月8日公表分)は据え置き。

京進(4735) 東証スタンダード・学習塾|27年2月期 1Q|7/7発表 季節要因で損失計上・通期計画は据え置き
1Q経常損益
3.63億円の損失
前年同期比370百万円悪化
通期経常計画
5.58億円
据え置き

学習塾の夏期・冬期講習への売上偏重という季節要因に加え、従業員の処遇改善に伴う人件費増が重なり1Q単体は損失計上。会社側は「期初計画の想定範囲内」として通期計画(売上高285.05億円、経常利益5.58億円)は据え置いた。なお2025年8月の決算期変更に伴う変則決算のため、単純な前年同期比較はできない点に留意。

セントラル警備保障(9740) 東証プライム・警備|27年2月期 1Q|7/7発表 売上高は1Qとして過去最高・営業増益も特別損失で純利益は減益
売上高
214.96億円
前年同期比+6.4%
経常利益
19.00億円
前年同期比+6.0%
純利益
8.44億円
前年同期比-30.3%

常駐警備でOIMACHI TRACKSの新規稼働やTAKANAWA GATEWAY CITYの通年寄与、工事・機器販売で品川再開発案件が寄与し、売上高は1Qとして過去最高を更新、営業利益・経常利益ともに増益。もっとも特別損失として訴訟関連損失4.0億円を計上したことが響き、純利益は30.3%減益となった。通期計画(売上高780億円、経常利益36億円、純利益23億円)は据え置き。年間配当予想は前期の60円から81円へ増額修正された。

📚 主な出典
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。本記事に含まれる情報は執筆時点のものであり、その正確性・完全性を保証するものではありません。また、本記事は特定の立場や見解を代表するものではなく、事実と考察・リスクは本文中のタグで明示しています。
ぱぶちゃんのファンダメンタルlab|director-pablo.blogspot.com

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