【2026年08月20日・振り返り】日経平均890円高、3営業日ぶり反発の66,216円~NYは財務省買い戻し効果一巡、ダウ700円超安で急反落~
📰 ニュース見出し時系列
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 未明〜早朝 | 🇺🇸🇮🇷 | トランプ大統領、対イランで「史上最も破壊的な経済作戦」を宣言(米東部時間19日夜のSNS投稿。ホルムズ海峡再開交渉が続くなか、対イラン取引国への制裁強化を予告する強硬な内容) |
| 09:00 | 🇯🇵 | 東京市場が寄り付き。前日の米国株高(米財務省の国債買い戻し増額発表を好感)を引き継ぎ買いが先行し、日経平均は406円高でスタート |
| 09:00〜 | 🇰🇷 | 韓国市場でSKハイニックスが約40兆ウォン規模の自社株買い・消却計画を発表し株価が急騰(+12.7%)。サムスン電子にも大型株主還元策への期待が波及し+5%超。KOSPI指数は取引時間中にプログラム買いを一時停止する「サイドカー」が発動される場面もあった |
| 12時台 | 🇯🇵 | 財務省が20年利付国債入札を実施。応札倍率は過去12カ月平均(3.66倍)を上回り、市場では「無難な結果」との受け止めが広がった |
| 15:30 | 🇯🇵 | 🔥🔥🔥 東証大引け。日経平均は前日比890円37銭高(+1.36%)の66,216円79銭と3営業日ぶりに反発。TOPIXも47.42pt高(+1.18%)の4,059.73と続伸した。東証プライムの売買高は22億5,115万株、売買代金は8兆6,034億円だった。値上がり182銘柄・値下がり42銘柄・変わらず1銘柄と全面高の展開で、プライム市場の値上がり銘柄比率は約84%に達した。業種別では輸送用機器・電気ガス業・医薬品などが上昇した一方、鉄鋼・銀行業・保険業などが下落した。日経平均の押し上げ役はソフトバンクグループ、ファーストリテイリング(この2銘柄だけで約236円分)、アドバンテスト、キオクシアHD、リクルートHD。押し下げ役は東京エレクトロン、イビデン、フジクラ、京セラ、村田製作所 |
| 16:00 | 🇨🇳 | 上海総合指数が大引け。前日比0.24%高の3,903.72と反発した |
| 17:00 | 🇭🇰 | 香港ハンセン指数が大引け。米長期金利の低下(前日分)を好感して4日続伸し、前日比0.80%高の25,698.49で終えた |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 00:30頃(21日) | 🇬🇧🇩🇪🇫🇷 | 欧州株は現地時間の引け(ロンドン16:30BST/フランクフルト・パリ17:30CEST=日本時間00:30頃)でまちまち。英FTSE100は0.04%高の10,748.16と小幅続伸し、エネルギー・ディフェンシブ株の比率が高いことが下支えとなった。独DAXは0.42%安の25,983.04、仏CAC40は0.57%安の8,453.09とそろって反落。米長期金利の再上昇や、前夜公表されたFOMC議事要旨のタカ派的な内容への警戒がやや重荷となった |
| 時刻 | 地域 | 見出し |
|---|---|---|
| 19時台〜21時台 | 🇺🇸 | 現地寄り前にディア(DE)、アドバンス・オート・パーツ(AAP)、ウォルマート(WMT)が決算を発表(詳細は企業決算セクション参照) |
| 22:30 | 🇺🇸 | NY株式市場が寄り付き。ウォルマートが決算を受けて急落したことが重荷となり、主要指数は反落してスタート。前日発表されていた米連邦政府債務残高の初の40兆ドル突破も投資家心理の重荷となった |
| 22:30〜 | 🇺🇸 | 前日に低下していた米長期金利がこの日は再び上昇に転じ、10年債利回りは4.65%から4.70%まで上昇。ダウの下げ幅は一時500ドルを超える場面もあった。ブレント原油は前日比2.4%高の1バレル93.78ドルまで上昇し、ホルムズ海峡を巡る不透明感がインフレ懸念を再燃させた |
| 21:30 | 🇺🇸 | 新規失業保険申請件数・8月フィラデルフィア連銀景況指数がいずれも市場予想を上回る強い内容となり、長期金利の押し上げ要因となった(詳細は経済指標セクション参照) |
| 05:00頃(21日) | 🇺🇸 | 🔥🔥🔥 NY引け。主要3指数がそろって急反落し、約3週間ぶりの大幅下落となった。S&P500は66.82pt安(-0.9%)の7,641.16と、先週付けた史上最高値更新から数えて5営業日で4度目の下落。ダウ工業株30種平均は703.84ドル安(-1.3%)の52,759.21ドル。ナスダック総合は263.92pt安(-1.0%)の26,067.17で取引を終えた |
| 05:30〜05:50(21日) | 🇺🇸 | VIX恐怖指数は前日比7.5%上昇の16.01まで上昇し、警戒感が強まった。米10年債利回りは終値4.708%。ドル円は159円台前半で推移(前日は財務省発表を機に一時158円割れを試す場面があった)。ユーロドルは1.1677近辺で概ね横ばい。NY金先物は4,575ドル近辺、WTI原油は前日比高で86ドル台前半での推移となった |
🎙️ 要人発言|8月20日〜21日(時間はJST)
| 日時 / 発言者 | 発言内容 |
|---|---|
| 8/20 16:36 スウェーデン中銀(リクスバンク)声明 | 「年内の利上げの可能性は依然として存在する」「夏の予想外に高いインフレが、より大規模かつ持続的な上昇の始まりとなるなら、引き締め方向へ政策を修正する構え」 |
| 8/20 18:30 テデーン・スウェーデン中銀総裁 | 「直近のインフレ結果について多少の懸念を抱いている」「インフレによる差し迫った脅威はない」 |
| 8/20 19:07 独連邦銀行(ブンデスバンク) | 「今四半期の独経済は良くてわずかな成長にとどまる可能性」「ライン川の減水と輸送コストの急拡大が工業生産・輸出の伸びを著しく阻害」 |
| 8/20 21:42 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁 | 「長期金利の上昇は世界的な問題であり、FRBのシグナルを鈍化させる」「FRBの信認が危機に瀕しているとは考えていない」「7月のFRBによる金利据え置きを『非常に強く支持』していた」 |
| 8/21 00:06 ベッセント米財務長官 | 「国債の買い入れ消却(バイバック)は発表した40億ドルを上回る可能性がある」「米国の利回りは、根底にあるファンダメンタルズを反映していない」「財政赤字はかなり高い確率でピークを過ぎた」 |
| 8/21 00:31 ムサレム米セントルイス連銀総裁 | 「FRBの信頼性に疑問の余地はない」「強い成長と投資が債券市場に影響を与えている」「金融政策は現在、中立的または緩和的」 |
📊 経済指標|8月20日(木)発表分
| 時刻(JST) | 国 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 🇯🇵 | 機械受注・前月比(6月、コア) | +9.7% | +7.7% | -12.4% |
| 08:50 | 🇯🇵 | 機械受注・前年比(6月、コア) | +16.9% | +9.8% | -1.9% |
| 08:50 | 🇯🇵 | 通関ベース貿易収支(7月) | -6,345億円 | -6,650億円 | -4,069億円 |
| 10:00 | 🇨🇳 | 中国最優遇貸出金利(1年/5年) | 3.00%/3.50% | 据え置き予想 | 3.00%/3.50% |
| 10:30 | 🇦🇺 | 雇用統計(7月) | 雇用者数-1.58万人/失業率4.5% | +1.2万人/4.4% | +7.63万人/4.4% |
| 15:00 | 🇩🇪 | 生産者物価指数・前月比(7月) | +1.1% | +0.6% | -0.3% |
| 18:00 | 🇪🇺 | 建設業生産高・前月比(6月) | -1.3% | - | +0.4% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 新規失業保険申請件数 | 20.6万件 | 21.0万件 | 20.9万件 |
| 21:30 | 🇺🇸 | フィラデルフィア連銀景況指数(8月) | 47.4 | 25.0 | 41.4 |
| 23:00 | 🇺🇸 | 景気先行指数・前月比(7月) | +0.2% | +0.1% | -0.2% |
※予想・前回値はみんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」に準拠
🎯 FedWatch(次回9月16日FOMC向け)
| ターゲットレンジ | 確率(現在) | 1日前 | 1週間前 | 1ヶ月前 |
|---|---|---|---|---|
| 350-375bp (現状維持) | 63.2% | 66.9% | 66.1% | 35.7% |
| 375-400bp (利上げ) | 36.8% | 33.1% | 33.9% | 55.0% |
CME FedWatchツール / 対象:9月16日FOMC(Data as of 2026年8月20日04:34:21 CT)
💼 企業決算|8月20日発表分(米国企業)
※国内企業は本日該当なし(決算カレンダー確認済み)
建設・林業部門の営業利益が84%増と大幅増益となり、軟調な農業機械部門を相殺した。関税還付1.1億ドルも寄与。経営陣は今期を「農業機械サイクルの底」と位置づけ、受注動向から来年以降の加速を示唆。株価は決算を好感し上昇した。
eコマース売上高が世界で+23%と伸びた一方、米既存店売上高の伸びが市場予想に届かず、消費の実力に対する懸念が広がった。約29億ドルの関税還付が今期の利益を押し上げており、投資家はこの一時要因を除いた「地力」の伸びを見極めたい局面。会社側の説明によれば、調整後営業利益は前年比+17.4%(コンスタント通貨ベース)だったが、このうち約750ベーシスポイント分は関税還付の純効果によるもので、これを除いた実質的な営業利益成長は当初ガイダンス(+7〜10%)の上限水準にとどまったという。通期ガイダンスは引き上げられたが、還付分を値下げ原資に充てる方針が示された3Q見通しの保守性が嫌気され、株価は急落した。
プロ向け(法人)チャネルは低ー中一桁の増収と想定通りだったが、DIY(個人)チャネルが「想定以上に家計の予算圧迫の影響を受けた」(オケリーCEO)と減速。出店計画も従来の40〜45店から30〜35店へ引き下げられ、消費者の値ごろ感志向の広がりを裏付ける内容となった。
営業利益率は前年から6.1ポイント改善し、うち関税還付を除いても2.05ポイントの改善と会社計画(1.3〜1.5ポイント)を上回った。通期EPS見通しも中間値8.69ドルへ引き上げ、値ごろ感志向の高まりを追い風にオフプライス業態の強さを示した。
パン販売数量が前年比-5.8%と減速し、主力ブランド「ネイチャーズ・オウン」を含むBranded Retail部門は数量ベースで-7.6%。値ごろ感を求める消費者の値下げシフトが響き、価格・ミックスによる押し上げでも補いきれなかった。Tastykakeブランドについては戦略的選択肢を検討中とされる。
📅 8月21日金曜日の主な予定
| 時刻(JST) | 国 | イベント |
|---|---|---|
| 08:30 | 🇯🇵 | 全国消費者物価指数(7月) |
| 15:00 | 🇬🇧 | 小売売上高(7月) |
| 16:30 | 🇩🇪 | 製造業・非製造業PMI速報値(8月) |
| 17:00 | 🇪🇺 | 製造業・サービス業PMI速報値(8月) |
| 17:30 | 🇬🇧 | 製造業・サービス業PMI速報値(8月) |
| 22:45 | 🇺🇸 | PMI速報値(8月) |
| 23:00 | 🇪🇺 | 消費者信頼感指数速報値(8月) |
📚 主な出典
- 財務省「20年利付国債(第197回)の入札結果(令和8年8月20日入札)」
- John Deere「Deere Reports Third Quarter Net Income of $1.379 Billion」(2026年8月20日)
- Ross Stores, Inc.「Ross Stores Reports Strong Second Quarter Sales and Earnings Results」(2026年8月20日)
- Flowers Foods, Inc.「Flowers Foods, Inc. Reports Second Quarter 2026 Results」(2026年8月20日)
- THE GOLD ONLINE「日経平均は890.37円高の『66,216.79円』で取引終了…反発の背景にある〈海外株式指数〉【8月20日の国内株式市場概況】」(2026年8月20日)
- 日本経済新聞「日経平均890円高、『売られすぎ』銘柄に買い戻し 円高でも車に食指」(2026年8月20日)
- 株探ニュース「日経平均は3日ぶり反発、ソフトバンクGが1銘柄で約159円分押し上げ」(2026年8月20日)
- 財経新聞「日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅に3日ぶり反発」(2026年8月20日)
- TradingKey「日韓株式市場が取引序盤に反発、KOSPIは3%超上昇、SKハイニックスは8%超急騰」(2026年8月20日)
- The Korea Times「KOSPI surges 5.9% as chipmakers rally on shareholder returns」(2026年8月20日)
- Money Post「【注目トピックス外国株】20日の香港市場概況:ハンセン指数は4日続伸」(2026年8月20日)
- みんかぶFX/為替「NY各市場 2時台 ダウ平均は461ドル安」(2026年8月21日)
- AP News(TV News Check配信)「Dow Drops 704, Nasdaq Sinks 264, S&P 500 Loses 67」(2026年8月20日)
- Al Jazeera「Trump announces 'most crushing economic operation ever' against Iran」(2026年8月19日)
- CNBC「Walmart (WMT) Q2 2027 earnings」(2026年8月20日)
- Chain Store Age「Walmart beats Street on Q2 EPS, revenues; misses on U.S. comp sales」(2026年8月20日)
- Yahoo Finance「Advance Auto Parts Plunges 21% as Revenue Miss Overshadows Earnings Beat」(2026年8月20日)
- Trader's Web FX「20日の主な要人発言(時間は日本時間)」(2026年8月21日)/みんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」2026年8月17日〜23日分(予想/前回値の一次確認に使用)/CME Group「FedWatchツール」(Data as of 2026年8月20日04:34 CT)

