【2026年10月7日・NY展望】NYダウ先物は78ドル安——日経平均は3日ぶり反落、仏債の再売りでユーロ急落

2026年10月7日水曜日

マーケット展望

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2026年10月7日NY展望 NYダウ先物は78ドル安、日経平均は3日ぶり反落、仏債の再売りでユーロ急落

【2026年10月7日・NY展望】NYダウ先物は78ドル安——日経平均は3日ぶり反落、仏債の再売りでユーロ急落

📅 2026年10月7日(水)18:29時点|東京市場引け後・NY市場開場前
📌 本日のポイント
①日経平均は648円27銭安の70,035円71銭と3営業日ぶりに反落した。寄り付きは70,582円11銭で、前日までの2日間で2,400円近く上昇した反動からAI・半導体関連に利益確定売りが出た。プライム市場の値下がりは972銘柄で、値上がり526銘柄を大きく上回った
②NY市場は開場前。ダウ先物(CME)は前日清算値比−78ドル(−0.15%)、NASDAQ100のCFDは−0.39%。仏債が再び売られ、DAXは1.00%安と下げている
③ドル円は158円23銭前後。ユーロドルは1.1191ドル(−0.59%)に下落し、一時1.1180ドルまで下げた。米10年債利回りは5.317%に上昇している
④XAUUSDは4,122ドル前後(−1.29%)。朝(11:12)の4,142.80ドルから約21ドル下落した
⑤WTIは89.65ドル(+0.23%)。午前中に90.61ドルまで上昇した後、夕方にかけて伸び悩んでいる
※本記事執筆時点(18:14〜18:29頃)のデータであり、その後変動している可能性があります

📊 主要指標一覧(18:29時点)

指標値前日比時点
日経平均70,035.71円−648.27円(−0.92%)15:30終値
TOPIX4,154.11−29.45(−0.70%)15:30終値
香港ハンセン指数24,130.50−150.06(−0.62%)7日終値
上海総合指数3,842.19国慶節で休場(8日再開)9/30終値
韓国KOSPI2001,073.63−22.20(−2.03%)7日終値
英FTSE10010,504.10−37.59(−0.36%)18:29(取引中)
独DAX25,195.64−253.55(−1.00%)18:29(取引中)
NYダウ(10/6終値)51,521.28ドル+253.38(+0.49%)前営業日終値
S&P500(10/6終値)7,818.93+44.98(+0.58%)前営業日終値
NASDAQ100(10/6終値)31,224.69+148.25(+0.48%)前営業日終値
ドル円158.228+0.152(+0.10%)18:29
XAUUSD4,122.10ドル−53.70(−1.29%)18:29
WTI原油先物89.65ドル+0.21(+0.23%)18:28
米10年債利回り5.3170%+0.049018:29

※欧州株は取引中の値。XAUUSDはCFD(サンデー)の値で、前日比は前営業日基準(nikkei225jp.com表示)。上海総合指数は国慶節(1〜7日)で休場のため9/30の終値。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用

🔁 朝との比較(11:12→18:29、先物・CFD水準)

銘柄朝(11:12)18:29変化
日経225(現物)70,178.6270,035.71(終値)−142.91
CFD日本22570,209.9569,982.05−227.90
NYダウ(CFDサンデーダウ)51,488.4051,443.60−44.80
S&P500(DEX)7,820.607,812.70−7.90
ドル円158.376158.228−0.148
ユーロドル1.12351.1191−0.0044
XAUUSD(CFD)4,142.804,122.10−20.70
WTI原油先物90.2889.65−0.63
米10年債利回り5.30405.3170+0.0130

※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。WTIは朝11:10・夜18:28時点。日経225のみ現物の値(夜は15:30の終値)。「変化」は朝(11:12)から夜(18:29)への差

1️⃣ 日経平均振り返り(本日7日、18:29時点)

指数・先物値現物比時点
日経225(現物)70,035.71(−648.27、−0.92%)―10/07引け
CFD日本22569,982.05−53(−0.08%)18:29
225先物 大取mini70,130.00+94(+0.13%)18:29
225先物 大取ラージ70,130.00+94(+0.13%)18:29
225先物 SGX70,120.00+84(+0.12%)18:19
225先物 CME円建て70,100.00+64(+0.09%)18:18
225先物 CMEドル建て70,120.00+84(+0.12%)18:17

※「現物比」は日経平均の7日終値との差(nikkei225jp.com表示)。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用

振り返り:日経平均は7日、前日比648円27銭(0.92%)安の70,035円71銭と3営業日ぶりに反落した。寄り付きは前日比101円87銭安の70,582円11銭で、序盤につけた高値70,793円29銭から下げ幅を広げ、安値は70,017円19銭と、大引けは安値圏だった。前引けは609円85銭安の70,074円13銭。5日と6日の2日間で2,400円近く上昇していたため、短期的な過熱感を警戒した売りがAI・半導体関連を中心に優勢となった。ただ、7万円に近づくと下げ渋り、企業業績への期待から押し目買いも入った(日経)。

寄与度では、東京エレクトロンが154円の押し下げでトップとなり、アドバンテスト(−121円)、ファーストリテイリング(−66円)、キオクシアHD(−59円)、TDK(−50円)が続いた(株探)。ディスコは6%安となった。プライム市場は値上がり526銘柄、値下がり972銘柄、変わらず53銘柄で、値下がりが大幅に上回った。33業種中、上昇は電気・ガス、ゴム製品、情報・通信、食料品など8業種にとどまり、下落は銀行、非鉄金属、証券・商品が上位だった。売買代金は概算7兆6,713億円、売買高は23億3,090万株。TOPIXは取引時間中に4,201.86まで上昇し、8月14日の最高値(4,197)を上回る場面があったが、その後は下げて、29.45ポイント安の4,154.11と安値引けとなった。

指標では、朝発表の8月の毎月勤労統計で現金給与総額が前年比+3.8%と予想(+3.7%)を上回り、14時の8月の景気動向指数(速報値)は、先行指数が118.0(前回117.6、改定後)、一致指数が118.7(前回120.6)だった。大和証券の坪井裕豪氏は、日経平均が7万円を値固めするには、原油価格が1バレル80ドル台まで落ち着くことが一つの条件だと指摘している(日経)。

アジアは総じて軟調だった。KOSPI200は2.03%安の1,073.63、香港ハンセン指数は0.62%安の24,130.50、台湾加権指数は17時43分時点で0.03%安。みんかぶは、原油高止まりによるインフレ定着懸念や仏政局不安がアジア株の重荷になったと伝えた。夜間は大取ラージが70,130円と現物終値を94円上回っている。意識される水準は、上値が70,793円(7日高値)、71,000円、7/1高値の71,692円、6/22高値の72,831円。下値が70,017円(7日安値)、70,000円、69,813円(6日安値)、69,050円(5日安値)。本日朝の見通しは朝の展望記事を参照。

2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(NY市場開場前、18:29時点)

指数前日終値(10/6)前日比先物・CFD参考
NYダウ51,521.28ドル+253.38(+0.49%)CFD 51,443.60(−114.50、−0.22%、18:29)/CME先物 51,738.00(−78.00、−0.15%、18:17)
S&P5007,818.93+44.98(+0.58%)DEX 7,812.70(指数比−6.23、−0.08%、18:29)
NASDAQ10031,224.69+148.25(+0.48%)CFD 31,127.50(指数比−97.19、−0.31%、18:29)
FANG+指数19,517.14+149.91(+0.77%)CFD 19,494.40(指数比−22.74、−0.12%、18:29)
VIX指数15.01−0.51(−3.29%)15.27(+0.26、+1.73%、18:14)

※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値で、DEXの前日清算値比の表示は現物との比較に適さないため、現物終値との差(指数比)を記載。ダウのCFD・CME先物の括弧内は各銘柄の前日清算値比(nikkei225jp.com表示)

展望:NY市場はまだ開場前。前日(6日)のNYダウは253ドル38セント高の51,521.28ドルと4日続伸し、S&P500は終値で初めて7,800台に乗せて最高値を更新、ナスダック総合も5営業日続伸して2日連続で終値の最高値となった。開場前のダウ先物(CME)は前日清算値比−78ドル(−0.15%)、NASDAQ100のCFDは−0.39%と小幅安で、前日の最高値更新後の一服ムードとなっている。

欧州では、前日に一服した仏国債売りが再燃した。ロンドン序盤にかけて仏10年債利回りは前日の4.703%から4.858%前後へ急上昇し、独仏10年債利回り格差(スプレッド)は127bp近辺から138bpに拡大した(みんかぶ)。DAXは1.00%安の25,195.64、FTSE100は0.36%安で、ユーロストックス50指数は0.86%安で取引を開始した。ドイツの8月鉱工業生産は前月比+2.0%(予想+0.6%)、前年比+2.3%(予想+0.7%)と予想を上回った。フランス中銀総裁は、債券市場の情勢は複雑で、財政赤字をめぐりフランスはリスク圏にあると述べ、ゲオルギエワIMF専務理事も、米国、日本、フランス、イタリアの財政赤字と債務の拡大に注目が集まっているとし、各国政府に遅滞なく行動するよう促した。仏全土に広がる学生デモには約25万6,000人が参加し、逮捕者は6,500人に達している。17日には極左政党による全国的な抗議活動、11月5日には労働組合による全国一斉ストライキが予定されている(みんかぶ)。米10年債利回りは5.317%まで上昇している。

今夜は20時に米MBA住宅ローン申請指数(前回−6.0%)、23時30分に米週間石油在庫統計が発表される。日付が変わった8日午前3時には、9月15〜16日開催分のFOMC議事要旨が公表される。9月会合ではFFレートの誘導目標が3.75〜4.00%に引き上げられ、ドットプロットでは18人中4人が10月・12月の連続利上げを予想していた。議事要旨でこうしたタカ派の議論の温度がどう示されるかが焦点だ。次回のFOMCは10月27〜28日に開かれる。

3️⃣ 為替(ドル円)展望

通貨ペア現在値前日比時刻
ドル円158.228+0.152(+0.10%)18:29
ユーロドル1.1191−0.0066(−0.59%)18:29

展望:ドル円は158円23銭前後で推移している。7日の東京午前に158円51銭付近まで上昇し、三菱UFJ銀行の公表仲値は158.45円だった。東京午後は、158円台半ばからの買いには慎重な動きとなった(みんかぶ)。ロンドン序盤は、仏債が再び売られてユーロ売り主導の展開となり、円買いやドル買いにも波及した。ドル円は一時158円を割り込んで157.85円まで反落したが、その後は158.10円台へ急反発するなど神経質な値動きとなっている。ユーロドルは1.1200ドルを割り込み、ストップロスを巻き込んで一時1.1180ドルまで下落した。ユーロ円は176.55円、ポンド円は208.95円まで下げた。

ドル円は、日米金利差に基づく円売り・ドル買い圧力が根強い一方、158〜159円の水準では政府の円安けん制や為替介入への警戒が高まりやすい。夜は米長期金利の動きと、8日3時のFOMC議事要旨が手掛かりとなる。議事要旨でタカ派の議論が目立てば、米利上げ観測が再び強まり、ドル買いにつながる可能性がある。上値の目安は7日の高値158.51円(200日移動平均線の158.51円と同水準、DZH)、下値の目安は7日安値の157.85円と6日安値の157.77円。ユーロドルは、5日の安値1.1161ドルが下値の目安となる。

4️⃣ 貴金属(XAUUSD)展望

銘柄値前日比時点
XAUUSD(CFDサンデーゴールド)4,122.10−53.70(−1.29%)18:29
(参考)NY金先物4,148.30−38.80(−0.93%)18:28

※NY金先物は限月ものの値であり、XAUUSD(現物連動)と水準差が生じるため、本欄ではXAUUSDを基準に考察する

展望:XAUUSDは4,122ドル前後、前日比−53.70ドル(−1.29%)で推移している。朝(11:12)の4,142.80ドルからは約21ドル下落した。6日のNY金12月限は0.73%高の4,187.10ドルと反発して引けていたが、本日は米10年債利回りが朝の5.304%から5.317%へ上昇し、ユーロ売りを通じたドル高圧力も強まったことで売りが優勢となっている。【当ブログの整理】XAUUSDは実質金利の鏡という見方に立てば、米長期金利の上昇は、利息を生まない金を持つ機会費用を高め、上値を抑える方向に働く。原油が高止まりすればインフレ懸念から利上げ観測が再燃し、実質金利を押し上げる経路でもXAUUSDには逆風となる。

今夜のカギは、8日3時のFOMC議事要旨だ。タカ派の議論が目立てば、10月会合での利上げ観測が再び強まり、米長期金利の上昇とドル高を通じてXAUUSDの重しとなる。上値の目安は4,200ドル、4,230.51ドル(61.8%戻し)、下値の目安は4,110.87ドル(9/28週の安値)、4,000ドル(FXEmpire)。現在値は9/28週の安値に近づいている。

5️⃣ 原油(WTI)展望

銘柄値前日比時点
WTI原油先物89.65ドル+0.21(+0.23%)18:28

※前営業日(6日)のNY原油11月限の清算値は89.44ドル

展望:WTI原油先物は89ドル台後半で、前日比+0.23%で推移している。朝(11:10)は90.28ドルで、午前中は90.61ドルまで上昇した後、89.60ドル台まで調整売りが出て、その後再び90.20ドル台をつけるなど振れの大きい展開だった。ホルムズ海峡での攻撃激化の報道や、フーシ派によるサウジの製油所攻撃の主張が、供給混乱への懸念を支えている。ブレント原油先物は、6日の清算値100.58ドルに対し、7日の欧州時間は101.63ドルまで上昇した(ロイター)。米メキシコ湾で発生した熱帯性低気圧は、ハリケーンに発達する見通しで、米国の原油生産の約15%を占める海上油田に影響する可能性がある(ロイター)。一方で、G7による合計1億バレルの石油備蓄の協調放出や、中東からの供給回復は重荷となり、上値を抑えている(みんかぶ)。

中東では、トランプ大統領が6日、イランとは「穏やかな方法か、そうでない方法か。まもなく分かる」と述べた。イランの9月の原油輸出はゼロになったとロイターが報じている。ホルムズ海峡の供給が回復する一方で、紅海側のリスクが高まる構図だ。大和証券は、日経平均が7万円を値固めするには原油が80ドル台に落ち着くことが条件と指摘している。注目イベント・指標:本日23時30分に米週間石油在庫統計、8日3時にFOMC議事要旨、11/1にOPEC+会合。(詳細は10/6振り返り記事の米・イラン情勢コーナーを参照)

📚 主な出典

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年10月7日18:14〜18:29頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。実際の売買の際は最新の値をご確認ください。
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