【2026年8月21日・午前展望】日経225は65,500円台へ反落、前日比-635円安——米株安・長期金利再上昇が重荷、金は続伸
📅 2026年8月21日(金)10:24時点|東京市場は前日終値から反落して推移
2026年熊本地震(令和8年熊本地震)により、多くの尊い命が失われましたことに深く哀悼の意を表します。また、被災された皆様、そしてご家族・ご関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く皆様が平穏な日常を取り戻せますよう、被災地の復旧・復興を心からお祈りいたします。
📌 本日のポイント
①前日8/20のNY市場は米長期金利が再上昇に転じたことなどが重荷となり、ダウ・S&P500・ナスダック(NAS100)がそろって急反落(詳細は前日の振り返り記事を参照)②本日8/21の日経225は789円安でスタートしたのち下げ渋る動きとなり、10:24時点では前日比635円48銭安(-0.96%)の65,581円31銭で推移。前日の890円高から一転して反落
③為替は158円台後半でこう着、金(NY金先物)は続伸し4,580ドル台へ、原油(WTI)は86ドル台後半でやや上げ一服。日米欧の財政・通貨不安を背景に、金・ビットコインへの資金流入が続いているとの指摘も
※本記事執筆時点(10:24頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
1️⃣ 米国市場振り返り(8/20引け)
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| NYダウ | 52,759.21 | -703.84(-1.32%) |
| S&P500 | 7,641.16 | -66.82(-0.87%) |
| NAS100 | 29,213.16 | -212.86(-0.72%) |
| FANG+ | 18,296.38 | -63.70(-0.35%) |
| 英国FTSE100 | 10,748.16 | +4.81(+0.04%) |
| 独国DAX | 25,983.04 | -108.29(-0.42%) |
| 中国FTSE A50 | 14,767.91 | -36.78(-0.25%) |
| VIX恐怖指数 | 16.01 | +1.12(+7.52%) |
本日の展望:前日一時158円割れを試すまで低下していた米長期金利がこの日は再び上昇に転じ、10年債利回りは4.65%から4.70%まで上昇。これが重荷となりNYダウ・S&P500・NAS100はそろって急反落した(詳細は前日の振り返り記事参照)。VIXは16.01(+7.52%)まで上昇し、警戒感が強まっている。ホルムズ海峡を巡る不透明感と米国債務残高の初の40兆ドル突破も相場の重荷となった。
2️⃣ 日経展望(本日8/21、10:24時点)
| 指数・先物 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物・前日終値) | 66,216.79 | (基準値) | 08/20 |
| 日経225(現物・現在値) | 65,581.31 | -635.48(-0.96%) | 10:24 |
| CFD日経225 | 65,563.30 | -601.40(-0.91%) | 10:24 |
| 225先物 大取mini | 65,580.00 | -780.00(-1.18%) | 10:24 |
| 225先物 大取ラージ | 65,590.00 | -770.00(-1.16%) | 10:24 |
| 225先物 SGX | 65,505.00 | -805.00(-1.21%) | 10:14 |
| 225先物 CME円建て | 65,550.00 | -35.00(-0.05%) | 10:13 |
| 225先物 CMEドル建て | 65,560.00 | -35.00(-0.05%) | 10:13 |
※CME建て先物の「前日比」は前営業日の同先物清算値を基準としており、現物の前日終値とは基準が異なるため単純比較はできません
本日の展望:前日8/20に890円37銭高と3営業日ぶりに反発した日経平均だが、本日は寄り付きから789円10銭安の65,427円69銭と大きく反落してスタート。前日のNY株安(米長期金利の再上昇)を受け、主力株を中心に幅広い銘柄に売りが先行した。その後はやや下げ渋る動きとなり、10:24時点では前日比635円48銭安(-0.96%)の65,581円31銭で推移している。一時700円超安の場面もあり、6万5400円台まで下押しする局面もあった。なお、香港ハンセン指数は本日10:24時点で25,807.61(+109.12、+0.42%)とプラス圏で推移しており、アジア株全体が一様に軟調というわけではない。前日の急伸分の一部を吐き出す形となっており、8/19安値(65,133円)を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。
3️⃣ 為替(ドル円)
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 158.981 | -0.043(-0.03%) | 10:24 |
| CFDドル円 | 158.991 | -0.053(-0.03%) | 10:24 |
| ユーロドル | 1.1690 | +0.0014(+0.12%) | 10:24 |
| 米10年債利回り | 4.6990 | +0.0010(+0.02%) | 10:24 |
本日の展望:ドル円は158円台後半でこう着し、前日比ではわずかに軟調。前日NY時間に再上昇した米長期金利は本日の東京時間もほぼ横ばいの4.70%近辺で高止まりしており、金利面からは円安要因となりやすい局面だが、日経平均が大きく反落するリスクオフ地合いのなかで積極的な円売りは限定的となっている。株安と金利高が同時進行するなか、ドル円は方向感に乏しいレンジ推移が続いている。
4️⃣ 貴金属(ゴールド XAUUSD)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,583.79 | +12.39(+0.27%) | 10:23 |
| CFD金(XAUUSD) | 4,529.20 | +7.00(+0.15%) | 10:24 |
本日の展望:ゴールドは本日も続伸し、NY金先物は4,583ドル台まで水準を切り上げている。米長期金利が再上昇するなかでの上昇であり、通常の「金利とゴールドの逆相関」だけでは説明しにくい動き。市場では、日米など先進国の財政・通貨への不安を背景に資金が金やビットコインへ流入している側面があるとの指摘も出ている(ビットコインは本日10:25時点で+7.90%の急伸)。今回の上昇局面を振り返ると、まず8月7日発表の7月米雇用統計が非農業部門雇用者数-2.3万人(市場予想+8万人)と大幅な下振れとなり、5・6月分も合計10万人超下方修正されたことで利上げ観測が後退し、ゴールドの地合いが強まった。そこへ8月19日、米財務省が長期国債の買い戻しオペ規模倍増を発表したことを機に長期金利が急低下し、この日ゴールドは前日比+2.82%の急伸を記録(詳細は8/19の振り返り記事参照)。弱い雇用統計→バイバック発表という2段階の材料が積み重なって現在の水準まで押し上げた形であり、単なる実質金利の裏返しというより、財政リスクプレミアムそのものを織り込む動きとしても注目したい。
5️⃣ 原油(WTI)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 86.63 | -0.20(-0.23%) | 10:24 |
| CFD原油 | 86.47 | -0.22(-0.25%) | 10:24 |
本日の展望:WTIは86ドル台後半でやや上げ一服。前日はトランプ大統領が対イランで「史上最も破壊的な経済作戦」を宣言したことを受けホルムズ海峡を巡る地政学リスクプレミアムが意識され上昇していたが、本日は小幅な調整含みの推移となっている。中東情勢の緊迫が続く限り、下値も限定的とみられ、引き続き強含みの水準を保っている。
📚 主な出典
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年8月21日10:13〜10:25頃時点の市況数値を参照)
- 当ブログ「【2026年08月20日・振り返り】日経平均890円高、3営業日ぶり反発の66,216円~NYは財務省買い戻し効果一巡、ダウ700円超安で急反落~」(2026年8月21日公開・前日終値の公式ソース)
- 日本経済新聞「日経平均株価が反落、米株安と中東不安で売り先行」(2026年8月21日)
- テレビ朝日系(ANN)「日経平均が下落 米金利が再上昇 財政不安で金・ビットコインが急騰」(2026年8月21日)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年8月21日10:24頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。実際の売買の際は最新の値をご確認ください。
ぱぶちゃんのファンダメンタルlab|director-pablo.blogspot.com

