【2026年8月4日・午前展望】日経平均は方向感定まらず、CME先物は上昇も現物・大取は反落——ドル円157円台で膠着
📅 2026年8月4日(火)東京市場 前場寄り付き直後(09:29時点)
令和8年熊本地震により、多くの尊い命が失われましたことに深く哀悼の意を表します。また、被災された皆様、そしてご家族・ご関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く皆様が平穏な日常を取り戻せますよう、被災地の復旧・復興を心からお祈りいたします。
📌 本日のポイント
①日経平均は前日比93.63円安(‐0.15%)の63,661.27円と小幅安でスタート。225先物(大取mini/ラージ)も0.2%前後の下落で推移する一方、CME先物(円建て・ドル建てとも)はプラス圏を維持しており、指標間で方向感が食い違う膠着した値動きとなっている②ドル円は157.310円(+0.09%)とほぼ横ばい。前日に日米協調介入を経て157円台に定着した水準を維持しており、朝方は積極的な売買が入りにくい展開
③NYダウは前日693ドル高・約1カ月ぶり最高値を更新して引けており、ボーイングのFAA型式証明取得(737MAX7)による8%近い急伸が指数を押し上げた。米国株高の流れは強いが、東京市場は前日の急落分の消化を優先し追随できていない
④原油(WTI)は80.63ドル(+0.36%)、金は4,115.34ドル(+0.61%)とともに小反発。米10年債利回りは4.684%で横ばい
1️⃣ 米国市場振り返り(8/3引け)
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| NYダウ | 53,178.41 | +693.38(+1.32%) |
| S&P500 | 7,600.50 | +110.78(+1.48%) |
| ナスダック100 | 28,776.80 | +502.60(+1.78%) |
| FANG+ | 17,752.15 | +490.80(+2.84%) |
| 英国FTSE100 | 10,857.70 | ▲10.35(▲0.10%) |
| 独国DAX | 26,001.31 | +372.07(+1.45%) |
| VIX恐怖指数 | 15.86 | ▲0.13(▲0.81%) |
本日の展望:トランプ大統領のイラン攻撃見送り・協議入り表明で地政学リスクが後退し、超大型テック株中心に資金が流入。ダウは3日続伸で約1カ月ぶりに最高値を更新した。個別ではボーイングが主力小型機「737MAX7」の米連邦航空局(FAA)型式証明取得を受けて8%近く急伸し、指数の押し上げに大きく寄与した。VIXは15台まで低下し、市場のリスク許容度は総じて高い状態が続いている。
2️⃣ 日経展望(本日8/4、09:29時点)
| 指数・先物 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物) | 63,661.27 | ▲93.63(▲0.15%) | 09:29 |
| CFD日経225 | 63,615.60 | ▲60.50(▲0.10%) | 09:29 |
| 225先物 大取mini | 63,705.00 | ▲125.00(▲0.20%) | 09:29 |
| 225先物 大取ラージ | 63,710.00 | ▲120.00(▲0.19%) | 09:29 |
| 225先物 SGX | 63,645.00 | ▲35.00(▲0.05%) | 09:19 |
| 225先物 CME円建て | 63,690.00 | +300.00(+0.47%) | 09:18 |
| 225先物 CMEドル建て | 63,745.00 | +295.00(+0.46%) | 09:18 |
本日の展望:指標間で方向感が食い違っている点が本日朝の最大の特徴。現物・CFD・大取先物(mini/ラージ)はいずれも小幅安で推移する一方、CME先物は円建て・ドル建てとも0.46〜0.47%高と対照的な値動きとなっている。前日終値63,754.90円を基準にすると、国内勢は前日の607円安・協調介入ショックの消化を優先し様子見姿勢が強いのに対し、海外時間の取引ではNY株の最高値更新を好感した買いが先行した格好。
前日は日米協調介入による円高進行(157円台)が輸出関連株の重荷となり、日経平均は米欧株高(NYダウ+1.5%、独DAXが最高値更新)に唯一取り残される形となった。市場関係者の間では、8月3〜7日の週について「為替介入の効果を見極めながらも底堅い展開」との見方が優勢で、6月下旬から続いたAI・半導体株への売りは一旦ピークを越えたとの声もある。本日はボーイングの型式証明取得を受けた米株高の流れを東京市場が消化できるか、また157円台で膠着しているドル円が追加介入の思惑からどちらに振れるかが焦点となる。なお8/4夜(日本時間8/5未明)にはスペースXがIPO後初の四半期決算を発表する予定で、AI関連のセンチメントに影響を与える可能性がある。
前日は日米協調介入による円高進行(157円台)が輸出関連株の重荷となり、日経平均は米欧株高(NYダウ+1.5%、独DAXが最高値更新)に唯一取り残される形となった。市場関係者の間では、8月3〜7日の週について「為替介入の効果を見極めながらも底堅い展開」との見方が優勢で、6月下旬から続いたAI・半導体株への売りは一旦ピークを越えたとの声もある。本日はボーイングの型式証明取得を受けた米株高の流れを東京市場が消化できるか、また157円台で膠着しているドル円が追加介入の思惑からどちらに振れるかが焦点となる。なお8/4夜(日本時間8/5未明)にはスペースXがIPO後初の四半期決算を発表する予定で、AI関連のセンチメントに影響を与える可能性がある。
3️⃣ 為替(ドル円)
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 157.310 | +0.145(+0.09%) | 09:29 |
| CFDドル円 | 157.316 | +0.148(+0.09%) | 09:29 |
| ユーロドル | 1.1512 | +0.0006(+0.05%) | 09:29 |
| 米10年債利回り | 4.684% | ±0.000 | 09:28 |
本日の展望:前日の日米協調介入公表を経て、ドル円は157円台で下げ止まり横ばい圏での推移が続いている。前日の東京タイムには一時155円台前半まで急落する場面もあったが、その後買い戻され現状は157円台で落ち着いている。方向感に乏しい値動きの背景には、追加介入への警戒感と、米金利・株高を受けたドル買い圧力がせめぎ合っている構図がある。155円が次の防衛ラインとして意識されており、これを割り込むかどうかが目先の焦点。米10年債利回りは4.684%で横ばいとなっており、金利差材料からは目立った方向感は出ていない。
4️⃣ 貴金属(ゴールド)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,115.34 | +24.84(+0.61%) | 09:27 |
| CFD金 | 4,059.70 | +16.20(+0.40%) | 09:29 |
本日の展望:前日のNY市場では利上げ観測の再燃とドル持ち直しを受けて反落したが、東京時間にかけては小幅に切り返している。リスクオン地合いの中でも金が底堅さを維持している背景には、中東情勢の不透明感がなお完全には払拭されていないことがある。ドル円が方向感を欠く中、金も同様にレンジ内での推移が続きやすい。
5️⃣ 原油(WTI)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 80.63 | +0.29(+0.36%) | 09:27 |
| CFD原油 | 79.47 | +0.56(+0.71%) | 09:28 |
本日の展望:前日は米・イラン協議入り期待から原油急落する場面があったが、東京時間にかけては小反発。中東情勢の緊迫は残ったままであり、ホルムズ海峡を巡る協議の行方次第では再び上下に振れやすい地合いが続く。中東情勢の緊迫化により原油価格は下がりにくいとの見方も市場では優勢で、上値・下値どちらの材料も出やすい点に注意したい。
📚 主な出典
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年8月4日09:29時点の市況数値を参照)
- 当ブログ「日経平均607円安の63,754円、日米協調介入は28年ぶり――NYダウは最高値更新、パランティア大幅増収増益、日産2年ぶり黒字転換」(2026年8月3日)
- ロイター「米FAA、ボーイング『737MAX7』を認証 株価上昇」(2026年8月3日)
- FAA(米連邦航空局)公式発表「FAA Statement on Certification of the Boeing 737 MAX-7」(2026年8月3日)
- 日本経済新聞「為替介入の効果見極め、日経平均は底堅い展開か 今週の市場・予定」(2026年8月3日)
- 日本経済新聞「マーケットニュース:市場の分析・最新情報」(2026年8月3日)
- note「日本市場レポート 2026年8月4日」(2026年8月4日)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年8月4日09:29頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。また、本記事は特定の立場や見解を代表するものではなく、事実と考察は本文中で区別しています。
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