【2026年8月3日】XAUUSDチャート分析——SMA100・ネックライン再アタック、上下フラットな分岐点
令和8年熊本地震により、多くの尊い命が失われましたことに深く哀悼の意を表します。また、被災された皆様、そしてご家族・ご関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く皆様が平穏な日常を取り戻せますよう、被災地の復旧・復興を心からお祈りいたします。
目次
① 前回分析(7/30)との差分サマリー
| 項目 | 7/30時点 | 8/3時点(現在) |
|---|---|---|
| 現在値 | 4,043〜4,044 | 4,066〜4,069 |
| 直近の値動き | 4,010.08〜4,131の広いレンジ内で複合修正波が進行中 | 週末にかけて週足新安値3,995.92まで一段安、その後急反発 |
| 週足(確定) | ― | O4,087.92 H4,120.44 L3,995.92 C4,046.21 |
| 月足(確定・7月分) | ― | O4,012.17 H4,202.96 L3,959.55 C4,046.21 |
| 波動の見立て | 複合修正波、内部構造は未確定 | 同じ枠組みを維持。新安値からの強い反発は、下落継続よりもう一段の調整である可能性を示唆 |
週末の値動きで週足安値3,995.92という新安値が生まれましたが、そこから1営業日足らずで4,066台まで戻すという強い反発が起きました。ただし週足の終値ベースでは、まだ前週の水準を明確に上回る形にはなっておらず、構造そのものが変わったとまでは言えません。今回の反発は、下落トレンドの単純延長というより、複合修正波内でのもう一段の調整(あるいは二段構えのジグザグ)である可能性を示しています。技術分析は方向を決め打ちせず、事実に基づいて両論を並記します。
📊 週足新安値3,995.92からの急反発
② 環境認識(マルチタイム分析・移動平均線配列)
マルチタイム分析
| 時間足 | 状況 |
|---|---|
| 月足(確定) | O4,012.17 H4,202.96 L3,959.55 C4,046.21(7月分) |
| 週足(確定) | O4,087.92 H4,120.44 L3,995.92 C4,046.21 |
| 日足 | O4,076.47 H4,083.80 L4,047.31 C4,066.18 |
| H4 | O4,063.87 H4,066.58 L4,054.08 C4,065.96。SMA100(赤、約4,057〜4,065)と現在値の差はわずか数ポイントまで縮小 |
| H1 | O4,063.87 H4,066.58 L4,054.08 C4,065.90 |
| M30 | O4,060.33 H4,068.22 L4,055.08 C4,068.07 |
| M15 | O4,063.41 H4,068.66 L4,058.83 C4,068.63 |
| M5 | O4,065.07 H4,068.90 L4,064.58 C4,068.76 |
移動平均線配列
短期足(M5〜M30)ではSMA5がSMA20を上抜けて強気転換していますが、週足新安値からのV字反発が急すぎるため、短期的な過熱感や利確売りが出やすい局面でもあります。中期(H1・H4)ではSMA100(赤、約4,057〜4,065)と現在値4,066〜4,069の差がわずか数ポイントまで縮小し、終値ベースでの上抜けに近づいています。長期のSMA200(黄)は緩やかな上向きを維持しています。上抜けに成功すれば短期〜中期は強気優勢、失敗して反落すれば弱気優勢に傾く、まさに分岐点にあります。
レジスタンス・サポート
| 水準 | 価格 | 性格 |
|---|---|---|
| レジスタンス①(重要) | 4,103.58 | 旧ネックライン。再アタック中 |
| レジスタンス②(内部高値) | 4,131 | 上抜ければ上値再拡大シナリオへ |
| サポート①(直近安値) | 4,010.08 | 7/29安値 |
| サポート②(週足新安値) | 3,995.92 | 再下抜けで下落継続シナリオへ |
| サポート③(最終防衛) | 3,960.13 | ダブルボトム左肩の安値 |
📊 SMA100・ネックラインへの接近
③ エリオット波動 ── 複合修正波、上下フラットな分岐
📍 フラットな現在地:週足安値3,995.92は前回c波安値4,010.08を下回る新安値ですが、そこからの反発が強く、上下どちらのシナリオも同じ重みで想定します。
前回導入した複合修正波の枠組み(内部構造は未確定)を継続します。
| 波動 | 値幅 | 状態 |
|---|---|---|
| a波 | 4,166.00 → 4,023.09 | 完成 |
| b波 | 4,023.09 → 4,131 | 完成 |
| c波 | 4,131 → 4,010.08(7/29安値) | 完成 |
| その後 | 3,995.92まで一段深押し→急反発、現在4,066〜4,069 | ★今ここ、上下フラット |
週足安値3,995.92は、c波安値4,010.08をわずかに下回る新安値です。ただし反発が非常に強いため、判断はどちらか一方に決め打ちせず、以下の二つのシナリオを同じ重みで想定します。
| シナリオ | 条件 | 展開 |
|---|---|---|
| 上方シナリオ | SMA100・ネックライン4,103.58を終値で上抜け、さらに4,131超え | 上値再拡大、4,166再アタックを検討 |
| 下方シナリオ | 3,995.92を再度明確に下抜け | 下落継続シナリオに回帰、3,960.13を試す |
現時点ではどちらの確度が高いとも言えず、次の値動きを見て判断するフラットな立場を取ります。
📊 上下フラットな分岐イメージ(実線=実際の値動き、点線=この先の分岐)
④ チャートパターン分析(時間足別)
大局(月足・週足)
大型調整局面は継続しており、確定した月足・週足の数値からも大きな構造変化はありません。
中期(日足・H4)
旧ネックライン4,103.58への再アタックが視野に入っています。SMA100との位置関係が上抜け・失敗の分岐点です。
短期(H1・M30・M15)
週足新安値からのV字反発が急速に進行中です。方向感は強いものの、まだどちらに転ぶか見極めが必要な段階です。
⑤ フィボナッチ水準
A波(3,960.13→4,166.00、値幅205.87)基準のフィボナッチ水準を確認します。なお、このA波は月足・週足で見ればより大きな上昇波動の内部波(下位次数の波)にあたるため、ここでのフィボナッチは短期〜中期の値動きを測る目安にとどまります。いずれかの水準を上抜け・下抜けたとしても、それだけで月足・週足の大局構造(大型調整局面)が変わるわけではない点に重ねてご留意ください。
| 水準 | 価格 | 現状 |
|---|---|---|
| 61.8% | 4,038.77 | 上回って推移 |
| 78.6% | 4,004.19 | 週末安値3,995.92は一時下抜けたがすぐ回復 |
| 100%(最終防衛ライン) | 3,960.13 | 依然として遠い |
⑥ 時間軸別トレード戦略(フラット目線)
上下どちらかに決め打ちせず、ブレイク方向についていく戦略を基本とします。
🔹 スキャルピング(M5/M15基準)
方向性:急騰・急落が続く不安定な局面のため、明確なブレイク確認後のエントリーを推奨。特に週足新安値からの急反発直後は過熱感による利確売りが出やすく、4,075〜4,085ゾーンは戻り売りが意識されやすい水準
戻り売り:4,075〜4,085 利確:4,065 損切り:4,090超え
押し目買い:4,055〜4,060 利確:4,075 損切り:4,050割れ
🔹 デイトレード(H1/H4基準)
上抜けシナリオ:SMA100(4,065付近)・ネックライン4,103.58を終値で上抜けたら押し目買いに切替、4,131を目標
失敗シナリオ:上抜けに失敗して反落したら戻り売りに切替、4,010〜3,995方向を狙う
🔹 スイングトレード(日足・週足基準)
方向性:3,960.13死守が前提の押し目買い候補は3,995〜4,020
損切り:3,960.13割れ(最終防衛ライン)で統一
⑦ シナリオ分岐(フラット)
⚖️ 現在地(優先度なし)
上方・下方どちらのシナリオも同じ重みで想定します。SMA100・ネックライン4,103.58の終値ベース上抜け有無が、当面最大の分岐点です。
| シナリオ | 条件 | 想定展開 |
|---|---|---|
| 上値再拡大 | 4,103.58・4,131を明確に上抜け | 4,166再アタック |
| レンジ継続 | 3,995.92〜4,131のレンジ内推移 | 複合修正波の進行、方向感待ち |
| 下落継続 | 3,995.92を明確に再下抜け | 3,960.13の最終防衛ラインを試す |
どのシナリオも現時点では優劣をつけず、①SMA100・ネックライン4,103.58の終値ベース上抜け有無、②4,131超えの有無、③3,995.92の維持有無、の3点で判断していきます。
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。
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