【2026年9月11日・NY展望】米株先物は切り返し、本日夜のNY市場は反発なるか——日経平均は1カ月ぶり安値64,011円、原油は急伸一服
📅 2026年9月11日(金)18:10時点|東京市場の大引け後、本日夜22:30から再開するNY市場に向けた展望(午前の展望記事も参照)
📌 9/11 NYのポイント
①日経平均は大幅反落、前日比1,259円61銭安(▲1.93%)の64,011円34銭と8月4日以来およそ1カ月ぶりの安値水準。前場に一時2,062円32銭安の63,208円63銭まで下落する場面もあったが、後場に下げ渋った②前営業日10日のNY市場は米8月PPI(前年比+5.4%へ加速、月次は予想通り+0.4%)と原油高を受け、長期金利が前日一時4.95〜4.97%まで上昇したことを嫌気してNYダウ・NASDAQ100・S&P500がいずれも続落(詳細は9/10の振り返り記事を参照)
③ドル円は18:07時点で154円14銭近辺。国内長期金利が節目の3%に接近する場面があったが、方向感の乏しいもみ合いが続く
④ゴールドはNY金先物が4,389.95ドル(-0.39%)とやや軟調
⑤WTI原油は100.22ドル(-2.21%)と、前日の急伸から一服。CFD・DEX市場の米国株価指数は前日比プラス圏まで戻しており、本日夜の取引再開後の戻りが焦点 ※本記事執筆時点(18:06〜18:10頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
1️⃣ 日経振り返り(本日9/11、大引け確定)
| 項目 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 前日終値(9/10) | 65,270.95 | (基準値) | 09/10 |
| 始値 | 64,276.82 | -994.13 | 09:00 |
| 高値 | 64,312.02 | -958.93 | 09:01 |
| 安値 | 63,208.63 | -2,062.32 | 09:20 |
| 大引け | 64,011.34 | -1,259.61(-1.93%) | 15:30 |
| TOPIX終値 | 4,028.30 | -26.28(-0.65%) | 15:30 |
大引け値・TOPIX終値は日本経済新聞・財経新聞(フィスコ)・株式ちゃんねるの速報に基づく確定値
振り返りコメント:11日の日経平均は前日10日のNY市場での株安(米8月PPIが前年比+5.4%へ加速・原油高・長期金利上昇)を受けて売りが先行し、994円13銭安の64,276円82銭で寄り付いた。寄り付き直後に高値64,312円02銭を付けたのを最後に下げ足を強め、前場中盤には節目の64,000円を割り込んで一時前日比2,062円32銭安・63,208円63銭まで下落、8月4日以来およそ1カ月ぶりの安値水準となる場面があった。米8月PPIの上振れを受けて10日にNY長期金利が2023年10月以来の高水準をつけたことに加え、11日には日本の長期金利も節目の3%まで上昇する場面があり、前日のNY市場で目立った半導体株安の流れも重なってアドバンテスト・東京エレクトロン・キオクシアHDなどAI・半導体関連株を中心に売りが膨らんだ。後場に入ると買い戻しが優勢となり下げ渋る展開に転じ、金利上昇の恩恵が見込まれる銀行・保険などの金融株や、円高進行が一服したことによる自動車関連株が指数を下支えした。結局、大引けは前日比1,259円61銭安(▲1.93%)の64,011円34銭。TOPIXも26.28pt安(▲0.65%)の4,028.30で終えた。日経平均採用銘柄の騰落は値上がり95、値下がり128、変わらず2(THE GOLD ONLINE調べ)で、アドバンテスト・ソフトバンクグループ・東京エレクトロン・キオクシアホールディングス・イビデンの5銘柄が下押し寄与上位となった一方、京セラ・コナミグループ・バンダイナムコホールディングス・豊田通商・KDDIが上位寄与となった。財経新聞によれば、アドバンテスト・ソフトバンクグループ・東京エレクトロン・キオクシアホールディングスの4銘柄で日経平均を約979円押し下げたという。東証プライム市場全体では値下がり銘柄が950を超え、全体の6割超を占めた(財経新聞調べ)。
2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(前回引けは9/10、本日夜取引再開)
| 指標 | 終値(9/10) | 前日比 | CFD参考値(18:07〜18:08) |
|---|---|---|---|
| NYダウ | 52,064.10 | ▲316.56(▲0.60%) | 52,357.30(+0.56%) |
| S&P500 | 7,591.70 | ▲44.66(▲0.58%) | 7,633.70(+0.55%) |
| NASDAQ100 | 29,103.51 | ▲318.04(▲1.08%) | 29,281.00(+0.61%) |
| NASDAQ総合 | 26,081.72 | ▲171.62(▲0.66%) | - |
| SOX半導体指数 | 11,614.17 | ▲317.15(▲2.66%) | - |
| NYSE FANG+ | 18,442.55 | ▲146.21(▲0.79%) | - |
| VIX恐怖指数 | 17.84 | (9/10引け) | 17.33(17:52、▲2.86%) |
CFD参考値は現金市場再開前の気配であり、実際の寄り付き値とは異なる場合があります。表中の値は18:07〜18:08の複数スクリーンショットから取得しており、CFDとDEXで数ポイント程度の差があります
展望コメント:前回10日のNY市場は米8月PPI(前年比+5.4%へ加速、月次は予想通り+0.4%)と原油高を受け、長期金利が前日一時4.95〜4.97%まで上昇したことを嫌気し、NYダウ・NASDAQ100・S&P500がいずれも続落(詳細は9/10の振り返り記事を参照)。半導体株比重の大きいSOX指数は▲2.66%と大きく崩れており、これが11日の東京市場でのAI・半導体株売りにも波及した形だ。もっとも、CFD・DEX市場の気配は本稿執筆時点(18時台)でNYダウ・S&P500・NASDAQ100ともに前日比プラス圏まで戻しており、米長期金利が本稿時点4.943%(18:05時点)と前日の高値圏からやや低下していることが支えとなっている。VIX恐怖指数も17.33(17:52時点、▲2.86%)まで低下しており、前日にかけて高まった警戒感はひとまず和らいでいる様子がうかがえる。本日夜22:30からの取引再開後、この戻り基調が続くか、それとも東京市場のような下げが波及するかが焦点となる。
3️⃣ 為替(ドル円)展望
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 154.136 | -0.268(-0.17%) | 18:07 |
| DEXドル円 | 154.070 | - | 18:07 |
| ユーロドル | 1.1600 | -0.0010(-0.09%) | 18:07 |
| 米10年債利回り | 4.943 | -0.001(-0.02%) | 18:05 |
展望コメント:ドル円は本稿執筆時点で154円14銭近辺と、前日10日のNY引け水準からは大きく変わっていない。朝方は日本の長期金利が節目の3%に接近する場面があり、内外金利差縮小を意識した円買いが一時強まったが、その後は米長期金利も4.94%台へ落ち着いたこともあり、154円台前半でのもみ合いに転じている。今晩は米8月CPIの発表を控えており、結果次第で日米金利差を意識した振れ幅の大きい値動きが予想される。
4️⃣ 貴金属(ゴールド XAUUSD)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,389.95 | -17.35(-0.39%) | 18:06 |
| DEX金(フルタイムゴールド) | 4,350.40 | -39.00(-0.90%) | 18:07 |
展望コメント:金相場は本稿執筆時点でNY金先物が4,389.95ドル(-0.39%)とやや軟調な推移。米長期金利の高止まりとドルの底堅さが上値を抑える一方、株安を受けた質への逃避的な買いも入り、下げ幅は限定的にとどまっている。今晩発表の米8月CPIを控え、9月FOMCでの利上げ織り込み度合い次第で方向感が定まりそうだ。
5️⃣ 原油(WTI)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 100.22 | -2.26(-2.21%) | 18:06 |
| DEX原油(フルタイムオイル) | 97.12 | -3.00(-3.09%) | 18:07 |
展望コメント:WTI原油は前日10日に8営業日続伸で1バレル=102.48ドルと約4カ月ぶりの高値を付けたが、本稿執筆時点では100.22ドルまで反落しており、急伸一服の様相となっている。短期間での大幅上昇に対する利益確定売りが出やすい水準まで来ていることに加え、中東情勢を巡る新規の材料が一服していることも背景とみられる。もっとも、フーシ派によるイエメン紅海沿岸モカの制圧などリスク要因は解消しておらず、続報次第では再び上値を試す可能性もある。
📚 主な出典
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年9月11日18:06〜18:08頃時点の市況数値を参照)
- 日本経済新聞「東証大引け 日経平均が大幅反落 1カ月ぶり安値 原油・金利高を懸念」(2026年9月11日)
- 財経新聞(フィスコ)「日経平均大引け:前日比1259.61円安の64011.34円」(2026年9月11日)
- 財経新聞「原油市況や金利上昇を嫌気してリスク回避の動きに【クロージング】」(2026年9月11日)
- THE GOLD ONLINE「9月11日の国内株式市場概況」(2026年9月11日)
- 株式ちゃんねる「2026年9月11日のマーケット情報」(日経平均・TOPIX始値高値安値の確定値)
- 当ブログ「2026年9月11日午前展望記事」(2026年9月11日公開)
- 当ブログ「【2026年09月10日・振り返り】日経平均65,270円、ECBは2.50%へ利上げ」(前営業日終値の公式ソース)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年9月11日18:06〜18:10頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。実際の売買の際は最新の値をご確認ください。
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