【2026年9月29日・NY展望】NYダウ先物は51,400ドル台で小動き——消費者信頼感・JOLTSと米イランの回答に注目

2026年9月29日火曜日

マーケット展望

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2026年9月29日NY展望 NYダウ先物は51,400ドル台で小動き

【2026年9月29日・NY展望】NYダウ先物は51,400ドル台で小動き——消費者信頼感・JOLTSと米イランの回答に注目

📅 2026年9月29日(火)18:16時点|東京市場引け後・NY市場開場前
📌 本日のポイント
①日経平均は396円35銭安の65,481円27銭と続落。一時1,178円安の64,699円まで下げたが、大引けにかけて780円超戻した
②NY市場は開場前。ダウ先物は小幅安、ナスダック100先物は横ばい。夜は米コンファレンスボード消費者信頼感指数とJOLTS求人件数に注目
③ドル円は157円45銭前後で小動き。ユーロドルは1.1338ドルと、年初来安値(1.1325ドル)に接近
④XAUUSDは4,141ドル前後。28日に約3%急落した後、下げ止まりの動き
⑤WTIは92.68ドル。米イランの回答が29日にも出るかが焦点
※本記事執筆時点(18:01〜18:16頃)のデータであり、その後変動している可能性があります

📊 主要指標一覧(18:16時点)

指標値前日比時点
日経平均65,481.27円−396.35円(−0.60%)15:30終値
TOPIX4,041.13−70.87(−1.72%)15:30終値
香港ハンセン指数24,523.57−118.94(−0.48%)終値
上海総合指数3,830.45+6.83(+0.18%)終値
韓国KOSPI6,870.81−18.93(−0.27%)終値
英FTSE10010,718.05+33.17(+0.31%)18:15(取引中)
独DAX25,497.94+90.83(+0.36%)18:14(取引中)
NYダウ(28日終値)51,481.51ドル−347.11(−0.67%)前日終値
S&P500(28日終値)7,683.69−59.72(−0.77%)前日終値
NASDAQ100(28日終値)30,276.81−331.32(−1.08%)前日終値
ドル円157.452+0.080(+0.05%)18:16
XAUUSD4,141.20ドル+1.90(+0.05%)18:16
WTI原油先物92.68ドル+0.08(+0.09%)18:14
米10年債利回り5.2510%+0.006018:16

※欧州株は取引中の値。S&P500・NASDAQ100・NYダウは28日の終値。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用

🔁 朝との比較(9:36→18:16、先物・CFD水準)

銘柄朝(9:36)18:16変化
日経225(現物)65,329.1165,481.27+152.16
CFD日本22565,350.8565,570.15+219.30
NYダウ(CFDサンデーダウ)51,454.5051,429.90−24.60
S&P500(DEX)7,681.207,680.40−0.80
NASDAQ100(CFD)30,275.6030,282.00+6.40
ドル円157.473157.452−0.021
ユーロドル1.13661.1338−0.0028
XAUUSD(CFD)4,125.604,141.20+15.60
WTI原油先物93.0692.68−0.38
米10年債利回り5.23905.2510+0.0120

※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。朝は9:36、夕方は18:16時点

1️⃣ 日経平均振り返り(本日29日、18:16時点)

指数・先物値現物比時点
日経225(現物)65,481.27(−396.35、−0.60%)―09/29引け
225先物 大取mini65,745.00+263.73(+0.40%)18:16
225先物 大取ラージ65,730.00+248.73(+0.38%)18:15
225先物 SGX65,800.00+318.73(+0.49%)18:06
225先物 CME円建て65,800.00+318.73(+0.49%)18:05
225先物 CMEドル建て65,845.00+363.73(+0.56%)18:04

※データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用

振り返り:日経平均は29日、前日比396円35銭安(-0.60%)の65,481円27銭と続落した。前日の米半導体株安と原油高、米長期金利の上昇が嫌気され、寄り付きから幅広く売りが先行した(本日朝の展望記事を参照)。29日は3月期決算企業の中間配当の権利落ち日で、高配当の商社や銀行・保険・証券の金融株が売られ、ソフトバンクグループは傘下のアームの株価急落を受けて日経平均を約168円押し下げた。下げ幅は一時1,178円13銭(安値64,699円49銭)に拡大したが、6万5000円を割った水準で先物の押し目買いが入り、東京エレクトロンやディスコなど一部の半導体関連の買いも支えとなって、大引けにかけて急速に下げ渋った。TOPIXは1.72%安で、33業種中32業種が下落した。売買代金は7兆3,224億円。夜間の先物は65,700〜65,800円台と現物を上回っており、配当落ちで現物だけが押し下げられているためとみられる。30日8時50分には鉱工業生産(速報、8月)と小売業販売額(8月)が発表される。

2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(NY市場開場前、18:16時点)

指数前日終値(28日)前日比先物・CFD参考
NYダウ51,481.51ドル−347.11(−0.67%)CFD 51,429.90(−61.90、−0.12%、18:16)/CME先物 51,782.00(−55.00、−0.11%、18:04)
S&P5007,683.69−59.72(−0.77%)DEX 7,680.40(−18.70、−0.24%、18:16)
NASDAQ総合26,820.38−248.34(−0.92%)―
NASDAQ10030,276.81−331.32(−1.08%)CFD 30,282.00(+10.40、+0.03%、18:16)
FANG+指数19,051.39−282.77(−1.46%)CFD 19,086.00(+32.80、+0.17%、18:16)
VIX指数16.07+1.20(+8.07%)16.04(−0.03、−0.19%、18:01)

※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。CME先物とCFDの水準差は、限月・ロールの影響によるもの

展望:NY市場はまだ開場前。28日のNYダウは347ドル11セント安と反落した。26日のトランプ大統領によるイラン提案の拒否を受けた原油高と、米10年債利回りの5.2%台への上昇が重しとなり、ボーイング、メタ、インテルが下落した(前日の振り返り記事を参照)。先物は小動きで、ダウ先物が小幅安、ナスダック100先物はほぼ横ばい。米国時間29日には、トランプ大統領とジョンソン下院議長がエヌビディアのフアン氏、アンソロピックのアモデイ氏、パランティアのカープ氏らAI企業首脳を招く会合を予定している。夜は22時に米ケースシラー住宅価格(20都市・前年比、予想2.10%)と米住宅価格指数(前月比、予想0.1%)、23時に米コンファレンスボード消費者信頼感指数(予想89.0、前回89.4)とJOLTS求人件数(予想722.0万件、前回727.1万件)が発表される。寄り付き前にはカーニバル(CCL、予想EPS1.42ドル)とカーマックス(KMX、予想EPS0.71ドル)の決算があり、日本時間30日未明にはシカゴ連銀のグールズビー総裁とNY連銀のウィリアムズ総裁の講演も控える。

3️⃣ 為替(ドル円)展望

通貨ペア現在値前日比時刻
ドル円157.452+0.080(+0.05%)18:16
ユーロドル1.1338−0.0031(−0.28%)18:16

展望:ドル円は東京時間を通して157円21銭〜157円58銭のもみ合いだった。片山財務相の「円の過小評価は懸念材料」との発言もあって157円21銭まで下げたが、米10年債利回りの上昇で持ち直し、18時台は157円45銭前後にある。ユーロドルは28日安値の1.1353ドルを割り込み、一時1.1343ドルまで下落した。6月24日につけた年初来安値(1.1325ドル)が視野に入っている。豪中銀は13時30分に0.25%の利上げを決め、政策金利は約15年ぶりの高水準の4.60%となった(予想通り)。夜は22時のケースシラー住宅価格、23時の米コンファレンスボード消費者信頼感指数とJOLTS求人件数に加え、米国の「最終回答」の有無もドル円の変動要因になりうる。

4️⃣ 貴金属(XAUUSD)展望

銘柄値前日比時点
XAUUSD(CFDサンデーゴールド)4,141.20+1.90(+0.05%)18:16
(参考)NY金先物4,171.80+3.40(+0.08%)18:14

※NY金先物は限月ものの決済値であり、限月交代の影響でXAUUSD(現物連動)と水準差が生じるため、本欄ではXAUUSDを基準に考察する

展望:28日のNY金先物(12月限)は約3%急落した。26日のイラン提案拒否を受けた原油高でインフレ懸念が再燃し、10月の追加利上げ観測が強まって、金利のつかない金に売りが膨らんだ。ダラス連銀製造業活動指数の上振れによる米長期金利の上昇とドル買いも重なった。29日のXAUUSDは4,140ドル前後で下げ止まり気味に推移している。米10年債利回りが5.25%台で高止まりするなか、実質金利の高さが上値を抑えている。米イラン協議が前進すれば、原油安→インフレ懸念の後退→利上げ観測の後退→実質金利の低下でXAUUSDの支えとなり、後退すれば逆に働く。夜の米コンファレンスボード消費者信頼感指数とJOLTS求人件数も、利上げ観測と長期金利を通じて影響しうる。

5️⃣ 原油(WTI)展望

銘柄値前日比時点
WTI原油先物92.68ドル+0.08(+0.09%)18:14

※前営業日(28日)のNY原油11月限の終値は92.60ドル

展望:28日のNY原油(11月限)は0.19ドル高の92.60ドルで取引を終えた。トランプ大統領のイラン提案拒否で一時96.53ドルまで急伸したが、サウジの東西パイプラインの輸送量が半分程度回復し、ヤンブー港からの輸出が再開したと伝わって上げ幅を縮めた。29日のアジア時間は92〜93ドル台で推移している。米イラン協議は間接的に動いており、トランプ大統領は28日に仲介者と接触したと認め、アラグチ外相もカタールの仲介で要求を伝え、米側の回答が29日にも出るとの見通しを示した。一方、朝の展望記事で触れた米国の制裁緩和の用意という報道について、トランプ大統領は「何も提案していない」と否定している(アクシオスは報道を維持)。イラン代表団は29日に帰国する予定で、米国が求める核問題での譲歩とイランが優先するホルムズ海峡の再開の間には、なお隔たりがある。テニスの構図で言えば、サーブ権は米国にあり、米国がどのカードを切るかを見極める局面だ(9/28振り返り記事の米・イラン情勢コーナーも参照)。

📚 主な出典

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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