【2026年9月3日・NY展望】今夜のNYSE・NASDAQはISM非製造業・新規失業保険申請に注目——日経平均は4日続落の64,214円、終日方向感定まらず
📅 2026年9月3日(木)16:40時点|東京市場の大引け後、今夜のNY市場に向けた展望(午前の展望記事も参照)
📌 本日のポイント
①日経平均は前日のNY株高を受けて64,724円81銭(+399円17銭)で4日ぶり反発してスタートしたものの、買いは続かず上げ幅を縮小。原油の高止まりによるインフレ懸念や日銀の利上げペース加速観測が上値を抑え、終日64,400円付近でのもみ合いを経て、大引けは前日比111円16銭安(▲0.17%)の64,214円48銭と小幅ながら4日続落した②ドル円は157円台まで円高が進行。8月ADP雇用統計の下振れを受けた米利上げ観測の後退で日米金利差の縮小が意識され、約3週間ぶりの円高水準となった
③ゴールドはNY金先物が4,469.21ドル(+1.24%)と続伸。米長期金利の一段の低下が追い風となっている
④WTI原油は90ドル40セント近辺とやや伸び悩み、前日までの上げ幅の一部を返す動き
⑤今夜9/3のNY市場ではISM非製造業景気指数・新規失業保険申請件数・貿易収支・非農業部門労働生産性確定値などが発表される。前日2日のNY市場はダウが295ドル07セント高と4営業日ぶりにプラスで引けており、その流れを引き継ぐかが焦点(詳細は9/2の振り返り記事を参照)
※本記事執筆時点(16:24〜16:40頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
1️⃣ 日経振り返り(本日9/3、大引け確定)
| 項目 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 前日終値(9/2) | 64,325.64 | (基準値) | 09/02 |
| 始値 | 64,724.81 | +399.17 | 09:00 |
| 前場中の安値(概算) | 64,100円台 | -180円あまり | 前場中盤 |
| 本日安値(確定) | 63,772.80 | -552.84 | 後場 |
| 大引け | 64,214.48 | -111.16(-0.17%) | 15:30 |
前場中の安値は概算(NQN報道ベース)。本日安値(確定)はnikkei225jp.comのチャート表示に基づく公式四本値。日経平均終値・売買代金は財経新聞(フィスコ)調べ
振り返りコメント:前日2日のNY株高(ダウ+295ドル07セント、ナスダック総合+118ポイント)を受け、日経平均は399円17銭高の64,724円81銭で4営業日ぶりに反発してスタート。前日に大きく下げた主力株への買い戻しに加え、米投資会社バークシャー・ハザウェイのグレッグ・アベルCEOが2〜3日にかけて商社株への投資意欲を示したことも投資家心理の追い風となった。しかし買いは続かず、原油価格が高止まりするなかでのインフレ懸念や、日銀の高田創審議委員が2日に札幌で利上げペース加速の必要性に言及したことを受けた金利先高観が重荷となり、前場中盤には前日比180円あまり安の64,100円台まで下げる場面もあった。午後はいったん64,400〜64,700円でもみ合ったあと、14時半前後に公式安値の63,772円80銭まで急落。大引けは前日比111円16銭安(▲0.17%)の64,214円48銭と4日続落した。東証プライムの値上がり銘柄は51.7%、値下がりは44.0%(大引け時点・フィスコ調べ)。業種別(nikkei225jp.com、9/3 15:30時点)では卸売業(+2.46%)・電気・ガス業(+2.44%)・海運業(+2.28%)・石油・石炭製品(+2.06%)などが上昇した一方、鉱業(▼3.26%)・非鉄金属(▼2.05%)・食料品(▼0.70%)などが下落した。
2️⃣ NYSE・NASDAQ展望(前日9/2引け&今夜の見通し)
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| NYダウ | 53,061.95 | +295.07(+0.56%) |
| S&P500 | 7,666.60 | +35.13(+0.46%) |
| NASDAQ 100 | 29,143.33 | +66.11(+0.23%) |
| FANG+ | 18,582.38 | +24.15(+0.13%) |
| VIX恐怖指数(9/2終値) | 15.20 | -1.14(-6.98%) |
展望コメント:2日のNY市場は8月ADP雇用統計の下振れとウィリアムズNY連銀総裁の発言を受けた長期金利上昇一服を好感し、ダウ・S&P500・ナスダック100がそろって4営業日ぶりにプラスで引けた(詳細は9/2の振り返り記事を参照)。夕方時点のCME先物・CFDは、NYダウ先物53,250.00(+10.00、+0.02%、13:45時点)とほぼ横ばいの一方、DEX NASDAQ 100は29,168.00(+147.00、+0.51%、16:39時点)、DEX S&P500は7,672.90(+42.50、+0.56%、16:39時点)とそれぞれ上振れており、ハイテク主導での底堅さが続いている。今夜9/3はISM非製造業景気指数・新規失業保険申請件数・貿易収支が発表されるほか、中国RatingDog PMI、欧州・独・英のサービス業PMI確報値、ユーロ圏PPIも焦点となる。
3️⃣ 為替(ドル円)展望
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 157.095 | -1.592(-1.00%) | 16:39 |
| CFDドル円 | 157.078 | -1.639(-1.03%) | 16:38 |
| ユーロドル | 1.1604 | +0.0017(+0.15%) | 16:39 |
| 米10年債利回り | 4.7690 | -0.0250(-0.52%) | 16:38 |
展望コメント:ドル円は157円台まで一段と円高が進行しており、13時30分すぎには157円54銭近辺と8月10日以来およそ3週間ぶりの高値をつける場面もあった。2日発表の8月ADP雇用統計が市場予想を下回ったことを受けて米利上げ観測が後退し、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢となっている。米10年債利回りも4.77%台まで低下しており、今夜の米経済指標次第では一段の変動も想定される。
4️⃣ 貴金属(ゴールド XAUUSD)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,469.21 | +54.61(+1.24%) | 16:37 |
| DEX金(フルタイムゴールド) | 4,429.10 | +102.60(+2.37%) | 16:39 |
| CFD金(サンデーゴールド) | 4,428.10 | +53.90(+1.23%) | 16:39 |
展望コメント:ゴールドは米長期金利の一段の低下を追い風に続伸している。前日夜の振り返り記事で触れた「金利低下が実質金利の低下を通じて追い風」という構図がそのまま継続しており、ドル円の円高進行とあわせて、米金利低下を軸にした値動きが素直に表れている。DEX金の上げ幅(+2.37%)がNY金先物(+1.24%)に比べて大きい点は基準時点の違いによるものとみられ、単純比較には注意したい。
5️⃣ 原油(WTI)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 90.40 | -0.61(-0.67%) | 16:38 |
| CFD原油(サンデーオイル) | 89.03 | -0.64(-0.72%) | 16:39 |
展望コメント:WTI原油は90ドル40セント近辺とやや伸び悩んでおり、前日までの上げ幅の一部を返す展開となっている。ただし90ドル台前半という水準自体は依然として高値圏にあり、東京市場では原油の高止まりがインフレ懸念・金利先高観として株式相場の重荷になる場面もあった。対イラン情勢の緊迫が続くなか、供給懸念が再燃すれば上値余地も意識される。
📚 主な出典
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年9月3日16:24〜16:40頃時点の市況数値を参照)
- 財経新聞(フィスコ)「日経平均は小幅続落、売り買い交錯でもみ合う展開」(2026年9月3日16:12配信)
- 財経新聞(フィスコ)「日経平均は399円高でスタート」(2026年9月3日09:33配信)
- 日本経済新聞「マーケットニュース」(2026年9月3日、ドル円が約3週間ぶり高値を付けた旨の報道)
- 当ブログ「2026年9月3日午前展望記事」(2026年9月3日公開)
- 当ブログ「【2026年09月02日・振り返り】日経平均1889円安の64,325円、長期金利は一時3.01%で30年ぶり高水準~イラン、中東4カ国の米軍関連施設に報復、NY株は金利上昇一服で4日ぶり反発~」(2026年9月2日公開・前営業日終値の公式ソース)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年9月3日16:24〜16:40頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。実際の売買の際は最新の値をご確認ください。
ぱぶちゃんのファンダメンタルlab|director-pablo.blogspot.com

