【2026年10月2日・NY展望】NYダウ先物は約300ドル高——原油急落、今夜は米雇用統計に注目

2026年10月2日金曜日

マーケット展望

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2026年10月2日NY展望 NYダウ先物は約300ドル高、原油急落と米雇用統計に注目

【2026年10月2日・NY展望】NYダウ先物は約300ドル高——原油急落、今夜は米雇用統計に注目

📅 2026年10月2日(金)20:14時点|東京市場引け後・NY市場開場前
📌 本日のポイント
①日経平均は647円26銭安の68,309円46銭と3日ぶりに反落。1日までの2日間で3,400円超上昇した反動で利益確定売りが出た。夕方以降は原油が急落するなか、大取miniは69,480円と現物終値を約1,170円上回っている
②NY市場は開場前。ダウ先物(CME)は+295ドル(+0.58%)、ナスダック100のCFDは+0.63%。21時30分に米9月雇用統計が発表される
③ドル円は157円75銭前後。朝は158円15銭付近まで持ち直したが、午後に157円62銭前後へ反落した。米10年債利回りは5.22%台に低下している
④XAUUSDは4,184ドル前後、前日比+0.19%。朝(10:16)から約45ドル上昇した
⑤WTIは89.25ドル、前日比−3.90%。欧州でディーゼル・原油備蓄の放出が協議されたとロイターが伝えた
※本記事執筆時点(20:02〜20:14頃)のデータであり、その後変動している可能性があります

📊 主要指標一覧(20:14時点)

指標値前日比時点
日経平均68,309.46円−647.26円(−0.94%)15:30終値
TOPIX4,091.00−40.98(−0.99%)15:30終値
香港ハンセン指数23,972.29−640.98(−2.60%)終値(国慶節明け)
上海総合指数3,842.19国慶節で休場(8日再開)9/30終値
韓国KOSPI2001,109.05+4.57(+0.41%)終値
英FTSE10010,463.55+35.28(+0.34%)20:14(取引中)
独DAX25,221.63+282.28(+1.13%)20:14(取引中)
NYダウ(10/1終値)50,926.56ドル+20.51(+0.04%)前日終値
S&P500(10/1終値)7,666.45+14.91(+0.19%)前日終値
NASDAQ100(10/1終値)30,501.56+93.06(+0.31%)前日終値
ドル円157.752−0.318(−0.20%)20:14
XAUUSD4,184.80ドル+7.80(+0.19%)20:14
WTI原油先物89.25ドル−3.62(−3.90%)20:11
米10年債利回り5.2230%−0.015020:14

※欧州株は取引中の値。NYダウ・S&P500・NASDAQ100は10/1の終値。上海総合指数は国慶節で休場(8日再開)のため9/30の終値、香港ハンセン指数は国慶節明けの2日の終値。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用

🔁 朝との比較(10:16→20:14、先物・CFD水準)

銘柄朝(10:16)20:14変化
日経225(現物)68,373.8168,309.46(終値)−64.35
CFD日本22568,396.8569,305.85+909.00
NYダウ(CFDサンデーダウ)50,919.3051,220.70+301.40
S&P500(DEX)7,674.307,704.10+29.80
ドル円158.152157.752−0.400
ユーロドル1.12361.1232−0.0004
XAUUSD(CFD)4,140.204,184.80+44.60
WTI原油先物92.8389.25−3.58
米10年債利回り5.26205.2230−0.0390

※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。WTIは朝10:14・夜20:11時点。日経225のみ現物の値(夜は15:30の終値)。「変化」は朝(10:16)から夜(20:14)への差

1️⃣ 日経平均振り返り(本日2日、20:14時点)

指数・先物値現物比時点
日経225(現物)68,309.46(−647.26、−0.94%)―10/02引け
225先物 大取mini69,480.00+1,170.54(+1.71%)20:14
225先物 大取ラージ69,470.00+1,160.54(+1.70%)20:14
225先物 SGX69,470.00+1,160.54(+1.70%)20:03
225先物 CME円建て69,485.00+1,175.54(+1.72%)20:03
225先物 CMEドル建て69,525.00+1,215.54(+1.78%)20:02

※データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用

振り返り:日経平均は2日、前日比647円26銭安(−0.94%)の68,309円46銭で取引を終え、3日ぶりに反落した。寄り付きは643円安の68,313円で、前引けは630円安の68,326円、後場は68,300円前後で一進一退だった。1日までの2日間で3,400円あまり上昇した反動で、自動車や小売りなどの割安(バリュー)株に戻り待ちや利益確定の売りが出た。米イランの対立が長期化するとの懸念から原油先物が高値圏で推移したことも重荷となり、下げ幅は一時800円を超えた(日本経済新聞)。米雇用統計を前にした様子見姿勢も強かった。TOPIXは40.98ポイント(−0.99%)安の4,091.00。東証プライムの値上がりは215、値下がりは1,306で、値下がりが8割を超えた。売買代金は概算8兆2,978億円。業種別では非鉄金属・鉱業・石油石炭製品・海運の4業種だけが上昇し、証券・商品先物、不動産、その他金融が下落率の上位だった。指数への寄与では、ソフトバンクグループが約316円押し下げ、アドバンテストが約220円押し上げた(株探)。国慶節明けの香港ハンセン指数は2.60%安で引けた。

夕方以降は原油先物が急落するなかで日経平均先物が上昇し、大取miniは20時台に69,480円と、現物終値を約1,170円上回っている。朝の東京都区部CPI(コア+2.7%)など国内指標の詳細は10/2朝展望記事を参照。

2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(NY市場開場前、20:14時点)

指数前日終値(10/1)前日比先物・CFD参考
NYダウ50,926.56ドル+20.51(+0.04%)CFD 51,220.70(+301.80、+0.59%、20:14)/CME先物 51,536.00(+295.00、+0.58%、20:02)
S&P5007,666.45+14.91(+0.19%)DEX 7,704.10(+26.80、+0.35%、20:14)
NASDAQ10030,501.56+93.06(+0.31%)CFD 30,686.80(+191.80、+0.63%、20:14)
FANG+指数19,104.77−17.10(−0.09%)CFD 19,210.70(+112.30、+0.59%、20:14)
VIX指数16.39+0.05(+0.31%)15.97(−0.42、−2.56%、19:59)

※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。CME先物とCFDの水準差は、限月・ロールの影響によるもの。先物・CFDの括弧内の増減は、各銘柄の前日清算値比(nikkei225jp.com表示)で、現物の前日終値との差ではない

展望:NY市場はまだ開場前。1日のNYダウは20ドル51セント高の50,926.56ドルと4営業日ぶりに小幅反発した。10年債利回りは一時5.34%と2002年以来の水準に上昇した後に低下し、5.24%で引けた(詳細は10/1振り返り記事を参照)。ダウ先物(CME)は+295ドル(+0.58%)、ナスダック100のCFDは+0.63%と、開場前の時点では買いが優勢だ。同じ時間帯に原油が急落し、米10年債利回りは5.22%台まで低下している。欧州では、ユーロ圏の9月消費者物価指数(HICP・速報値)が前年比+3.8%と予想(+3.5%)、前回(+3.2%)を上回り、2023年9月以来3年ぶりの伸び率となった(日本経済新聞)。前月比は+0.6%(予想+0.4%)だった。一方、エネルギーなどを除くコアは+2.5%と予想(+2.6%)を下回った(前回+2.4%)。独DAXは1.13%高、英FTSE100は0.34%高と、取引中は堅調だ。

今夜の最大の焦点は21時30分の米9月雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比+9.5万人(前回+16.2万人)、失業率は4.1%(前回4.1%)、平均時給は前月比+0.3%(前回+0.3%)・前年比+3.2%(前回+3.1%)が予想されている。外為どっとコムは、雇用者数に加えて賃金の伸びを示す平均時給に注目しており、雇用と賃金がともに強ければ、インフレ警戒からFRBの利上げ観測が強まる可能性があると指摘している。CME FedWatchでは、2日10時台時点で10月28日FOMCの25bp利上げ確率は24.9%(据え置き75.1%)だった。23時には8月の製造業新規受注(前月比予想−0.1%、前回+0.9%)と耐久財受注(確報値)も発表される。

3️⃣ 為替(ドル円)展望

通貨ペア現在値前日比時刻
ドル円157.752−0.318(−0.20%)20:14
ユーロドル1.1232−0.0010(−0.09%)20:14

展望:ドル円は157円75銭前後で推移している。朝は東京都区部CPIの上振れで一時157円79銭まで下げた後、仲値にかけて158円15銭付近まで持ち直した。その後は米雇用統計を前に持ち高調整が入ったとみられ、午後には157円62銭前後へ反落した(外為どっとコム)。外為どっとコムの17時時点の注文情報では、上側の157円90銭に売り、下側の157円30銭に買いが観測されている。個人投資家はイベントを前に離れた水準に注文を置かず、短期売買が中心という。米10年債利回りは5.22%台に低下しているが、ドル円は157円台後半で小動きだ。ユーロドルは1.12ドル台前半で推移している。

外為どっとコムは、欧米時間のドル円の予想レンジを156円60銭〜158円50銭としている。FRBの10月利上げ観測が後退しつつあるなかで、雇用統計が予想を下回ればドル売りが強まる可能性があり、その場合は157円台を維持できるかが焦点になるとみている。逆に雇用者数や平均時給が上振れれば、米長期金利の再上昇とともに158円台後半を試す展開もありうる。

4️⃣ 貴金属(XAUUSD)展望

銘柄値前日比時点
XAUUSD(CFDサンデーゴールド)4,184.80+7.80(+0.19%)20:14
(参考)NY金先物4,215.42+13.12(+0.31%)20:12

※NY金先物は限月ものの値であり、XAUUSD(現物連動)と水準差が生じるため、本欄ではXAUUSDを基準に考察する

展望:XAUUSDは4,184ドル前後、前日比+0.19%で推移している。朝(10:16時点)の4,140ドルから約45ドル持ち直した。アジア時間は米10年債利回りの上昇で軟調だったが、欧州時間に原油が急落し、米10年債利回りが5.26%台から5.22%台に低下するなかで買い戻された。XAUUSDは実質金利の鏡という見方に立てば、原油安→インフレ懸念の後退→利上げ観測の後退→実質金利の低下という経路は支えとなる。今夜の雇用統計で雇用者数や平均時給が上振れれば、利上げ観測と長期金利の上昇を通じてXAUUSDの重しとなり、下振れれば支えとなる。週末には米イラン情勢と、4日のOPECプラスの会合も控えており、原油の動きを通じた金利の変化にも注意したい。

5️⃣ 原油(WTI)展望

銘柄値前日比時点
WTI原油先物89.25ドル−3.62(−3.90%)20:11

※前営業日(1日)のNY原油11月限の終値は92.87ドル

展望:WTI原油先物は89ドル台まで下げ、前日比−3.90%と急反落している。1日のNY原油(11月限)は米空母の追加派遣報道で92.87ドルまで上昇したが、2日の欧州時間に売りが膨らんだ。ロイターは、EU加盟国が2日の電話会議で、欧州がディーゼル燃料5,000万バレル、国際エネルギー機関(IEA)加盟国が原油5,000万バレルを放出するというフランス案を協議したと報じた。米国が欧州にディーゼル備蓄の放出を求めていることへの対応で、合意には米国がディーゼル輸出を一方的に禁止しないとの約束を含めるべきだとの意見も出たという。G7首脳が2日午後に電話会議を開く可能性もある。ザ・ナショナルによると、北海ブレントはUAE時間13時11分(日本時間18時11分)時点で2.89%安の99.35ドルと、100ドルを割り込んだ。

一方で、エミレーツNBDのエコノミストは、ホルムズ海峡の通航に関する安心材料や、イランの核査察をめぐる進展の可能性が原油の重しになったとしつつ、米軍の追加派遣でリスクプレミアムは残っていると指摘している。ケプラーの暫定データでは、サウジアラビアがホルムズ海峡経由で送った原油は9月に日量290万バレルと、8月の約100万バレルから大きく増えた(ザ・ナショナル)。週末の4日にはOPECプラスの会合が予定されており、11月の生産目標は据え置かれる見通しだ(ザ・ナショナル)。中国の製油所は10月の燃料輸出を停止しているとロイターが伝えている。米イラン情勢は10/1振り返り記事も参照。

📚 主な出典

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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