【2026年10月9日・NY展望】NYダウ先物は89ドル高——日経平均は小幅3日続落、XAUUSDは4,200ドル台を試す
②NY開場前は、ダウ先物(CME)が+89ドル(+0.17%)、NASDAQ100のCFDが+0.72%。欧州株は上げ、FTSE100は+0.72%、DAXは+0.97%(17:40、取引中)
③ドル円は158円28銭前後で、今日の高値158.38円は前日高値を上抜けた。米10年債利回りは5.236%
④XAUUSDは4,192.40ドル(+1.58%)。日中の高値は4,209.90ドルで、4,200ドルを上抜ける場面があった
⑤WTI原油先物は90.28ドル(−1.32%)。8日のNY終値91.49ドルからじり安
※本記事執筆時点(17:25〜17:41頃)のデータであり、その後変動している可能性があります
📊 主要指標一覧(17:40時点)
| 指標 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 69,030.92円 | −11.19円(−0.02%) | 15:30終値 |
| TOPIX | 4,104.81 | +13.35(+0.33%) | 15:30終値 |
| 香港ハンセン指数 | 24,211.35 | +425.56(+1.79%) | 9日終値 |
| 英FTSE100 | 10,516.67 | +75.07(+0.72%) | 17:40(取引中) |
| 独DAX | 25,048.04 | +241.07(+0.97%) | 17:40(取引中) |
| NYダウ(10/8終値) | 51,231.64ドル | +51.77(+0.10%) | 前営業日終値 |
| S&P500(10/8終値) | 7,765.36 | −36.41(−0.47%) | 前営業日終値 |
| NASDAQ100(10/8終値) | 30,725.81 | −434.27(−1.39%) | 前営業日終値 |
| ドル円 | 158.284 | +0.420(+0.27%) | 17:40 |
| XAUUSD | 4,192.40ドル | +65.30(+1.58%) | 17:40 |
| WTI原油先物(チャート値) | 90.28ドル | −1.21(−1.32%) | 17:40 |
| 米10年債利回り | 5.2360% | +0.0070 | 17:39 |
※欧州株は取引中の値。XAUUSDはCFD(サンデー)の値で、前日比はnikkei225jp.com表示。WTIは同サイトのチャート値(一覧表示のWTI原油先物は90.42ドル、17:39)。KOSPI200は9日が韓国の祝日(ハングルの日)で休場のため掲載していない。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用
🔁 朝との比較(10:41→17:40、先物・CFD水準)
| 銘柄 | 朝(10:41) | 17:40 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物) | 68,402.23 | 69,030.92(終値) | +628.69 |
| CFD日本225 | 68,445.10 | 69,236.80 | +791.70 |
| NYダウ(CFD) | 51,324.40 | 51,315.90 | −8.50 |
| NASDAQ100(CFD) | 30,809.20 | 31,008.50 | +199.30 |
| ドル円 | 157.808 | 158.284 | +0.476 |
| ユーロドル | 1.1227 | 1.1229 | +0.0002 |
| XAUUSD(CFD) | 4,173.00 | 4,192.40 | +19.40 |
| WTI原油先物 | 90.81 | 90.28 | −0.53 |
| 米10年債利回り | 5.2170 | 5.2360 | +0.0190 |
※WTIは朝が一覧表示の値、夕方がチャート値。日経225のみ現物の値(夕方は15:30の終値)。「変化」は朝から夕方への差
1️⃣ 日経平均振り返り(本日9日、17:41時点)
| 指数・先物 | 値 | 現物比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| 日経225(現物) | 69,030.92(−11.19、−0.02%) | ― | 9日引け |
| CFD日本225 | 69,236.80 | +205(+0.30%) | 17:40 |
| 225先物 大取mini | 69,375 | +344(+0.50%) | 17:40 |
| 225先物 大取ラージ | 69,380 | +349(+0.51%) | 17:40 |
| 225先物 SGX | 69,385 | +354(+0.51%) | 17:30 |
| 225先物 CME円建て | 69,360 | +329(+0.48%) | 17:28 |
| 225先物 CMEドル建て | 69,405 | +374(+0.54%) | 17:28 |
※「現物比」は日経平均の9日終値との差(nikkei225jp.com表示)。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用
振り返り:日経平均は393円61銭安の68,648円で寄り付き、3日続落で始まった。前場は一時68,150円まで下げ、前引けは68,512円(−529円81銭)だった。ロイターによると、英フィナンシャル・タイムズ(FT)が8日、オープンAIの年換算売上高がこれまで示唆されていた水準を約200億ドル下回ると報じ、ソフトバンクグループが大幅安となった。ファーストリテイリングも大幅安で、指数寄与度の大きい銘柄の下げが日経平均を押し下げた。前場はこの2銘柄だけで約470円分の押し下げだった(Fisco)。
後場は海外短期筋の指数買いや、AI・半導体株の買い戻しが入った。通期経常予想を上方修正したローツェがストップ高となり、アドバンテストやレーザーテックも買われた。JTは年初来高値を更新した。日経平均は一時69,143円まで戻し、引けは11円安にとどまった。TOPIXは4,104.81(+0.33%)で、東証プライムの値上がりは1,194銘柄(76%)、値下がりは331銘柄(21%)。25業種が上げ、海運などが上位で、銀行と非鉄金属は下げた。売買代金は7兆8,454億円(ロイター)、売買高は22億9,519万株で、グロース250は+1.49%だった。
ファストリ:終値は71,780円(−3,020円、−4.04%)と大幅安となった。ロイターによると、今期(2027年8月期)の純利益見通し5,600億円(+3.2%)は、IBESがまとめたアナリスト16人の予想平均5,729億円を下回った。IFIS(10/8時点)の集計では、純利益は0.4%わずかに下回る一方、営業利益8,300億円は+1.4%、経常(税引前)利益8,800億円は+1.0%上回る。前期(2026年8月期)の純利益5,425億円は、会社計画を上回っていた。
新発10年物国債利回りは3.010%(−0.070%、15時39分時点、DZH)。政府は本日、食品の消費税率を8%から1%に下げる法案を閣議決定した(2027年4月から2年間、財源は2年間で約10兆円)。8月の家計調査は前年同月比−3.1%(予想−3.6%)だった。
夜間の大取ラージは69,380円と、現物終値を349円上回る。意識される水準は、上値が69,143円(今日の高値)、69,918円(8日高値)、70,000円。下値は69,000円と今日の安値68,150円。東京市場は10日から3連休で、連休中のイラン情勢の動きは、月曜の寄り付きで織り込まれる。
2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(NY市場開場前、17:41時点)
| 指数 | 前日終値(10/8) | 前日比 | 先物・CFD参考 |
|---|---|---|---|
| NYダウ | 51,231.64ドル | +51.77(+0.10%) | CFD 51,315.90(+87.30、+0.17%、17:40)/CME先物 51,582(+89.00、+0.17%、17:29) |
| S&P500 | 7,765.36 | −36.41(−0.47%) | DEX 7,797.00(+23.70、+0.30%、17:40) |
| NASDAQ100 | 30,725.81 | −434.27(−1.39%) | CFD 31,008.50(+221.00、+0.72%、17:40) |
| FANG+指数 | 19,427.50 | −221.47(−1.13%) | CFD 19,587.40(+159.00、+0.82%、17:40) |
| VIX指数 | 15.25 | −0.16(−1.04%) | 17:25 |
※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。先物・CFDの括弧内は前日清算値・前日終値比(nikkei225jp.com表示)
展望:8日のNYダウは、売り先行から長期金利の低下で小反発した(+51.77ドル)。ナスダック総合は−1.25%、SOX指数は3%超安で、オープンAI報道が半導体株の売りを誘った。開場前は、ダウ先物が+89ドル、NASDAQ100のCFDが+0.72%と反発気味で、VIXは15.25に低下している。欧州株はFTSE100が+0.72%、DAXが+0.97%と上げている。香港ハンセン指数も+1.79%の24,211円だった。
今夜は、21時30分にカナダの9月雇用統計(雇用者数の予想0.50万人・前回−4.17万人、失業率の予想6.5%・前回6.4%)、23時に米10月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(予想47.7、前回48.1)が予定されている。12日(月)は米債券市場が休場で、株式市場は開場する。来週は米大手銀行の決算が始まり、14日に米9月CPIが発表される。(日経平均の詳細は朝の展望記事を参照)
3️⃣ 為替(ドル円)展望
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 158.284 | +0.420(+0.27%) | 17:40 |
| ユーロドル | 1.1229 | +0.0020(+0.18%) | 17:40 |
展望:8日のNY終値157円88銭から、今朝は仲値前に157.76円まで下げたあと、クロス円の堅調で158円台を回復した。夕方は欧州勢の参入で上値を試し、158.38円と前日高値158.37円を上抜けた(今日のレンジ157.76〜158.38円、DZH)。ユーロ円(177.87円)、ポンド円(209.74円)、豪ドル円(110.56円)が日中の高値を伸ばし、3連休を前にしたショートカバーも出た。米10年債利回りは5.236%と高止まりしている。
上値の目安は158.38円(今日の高値)と、7日高値158.51円・200日移動平均線158.53円。下値の目安は157.76円(今日の安値)、157.52円(NY時間安値)、157.44〜45円。今夜はカナダ雇用統計とミシガン大消費者信頼感指数。
4️⃣ 貴金属(XAUUSD)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| XAUUSD(CFDサンデーゴールド) | 4,192.40 | +65.30(+1.58%) | 17:40 |
| (参考)NY金先物 | 4,219.30 | +62.30(+1.50%) | 17:39 |
※NY金先物は限月ものの値であり、XAUUSD(現物連動)と水準差が生じるため、本欄ではXAUUSDを基準に考察する
展望:XAUUSDは今日、安値4,124.40ドルから高値4,209.90ドルまで上げた。10時台に4,160ドル付近を上抜けて上昇し、午後に高値をつけて、昨日OANDA Labが「上値の目安」とした4,200ドルを上抜ける場面があった。17時40分時点は4,192ドルで、4,200ドルのすぐ下にある。8日のNY17時時点は4,133.69ドル(+0.54%)だった。米10年債利回りは5.213〜5.244%の狭い範囲で推移している。
上値の目安は4,209.90ドル(今日の高値)、下値の目安は4,124.40ドル(今日の安値)と4,100ドル。今夜は米ミシガン大消費者信頼感指数があり、14日の米9月CPIに向けた動きにも注意したい。
【当ブログの整理】XAUUSDは実質金利の鏡という見方に立てば、米長期金利が5.2%台前半で高止まりする間は上値が重くなりやすく、金利が上がらないかぎりは下値も限られる。14日の米9月CPIで追加利上げ観測が動けば、実質金利を通じて方向感が出やすい。
5️⃣ 原油(WTI)展望
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物(チャート値) | 90.28ドル | −1.21(−1.32%) | 17:40 |
※8日のNY終値(11月限)は91.49ドル。nikkei225jp.comのチャート値で、一覧表示のWTI原油先物は90.42ドル(17:39)
展望:WTIは今日、高値91.40ドルから安値90.08ドルまで、じり安の展開となった。8日のNY時間は、米国のイラン攻撃再開の可能性やタンカー攻撃で急伸したが、トランプ大統領の「選挙前は攻撃しない」との投稿で上げ幅を縮めた(共同)。ブレントは投稿後に103ドル前後へ下げた(CBS)。
米国の攻撃の可能性は、11月3日の中間選挙後に先送りされただけで、否定されたわけではない。イランのアラグチ外相は、米国の回答を「数日以内」に返すと述べている。サウジの空港へのフーシ派の攻撃も続いている。週末は東京市場が閉まるため、ヘッドラインへの反応は月曜以降になる。原油が90ドル台で高止まりすれば、インフレ警戒から長期金利が上がりやすく、株・為替・XAUUSDに波及する。(詳細は10/8振り返り記事の米・イラン情勢コーナーを参照)
📚 主な出典
- 共同通信(OANDA Lab配信)『東証小幅続落、終値11円安(2026年10月9日)』
- 共同通信(OANDA Lab配信)『東京円、158円近辺(2026年10月9日)』
- 共同通信(OANDA Lab配信)『食品消費税1%法案を閣議決定(2026年10月9日)』
- 共同通信(OANDA Lab配信)『NY株反発、51ドル高(2026年10月9日)』
- 共同通信(OANDA Lab配信)『NY原油反発、終値91ドル台(2026年10月9日)』
- DZHフィナンシャルリサーチ(OANDA Lab配信)『東京マーケットダイジェスト・9日 円安・株高安まちまち(2026年10月9日)』
- DZHフィナンシャルリサーチ(OANDA Lab配信)『東京外国為替市場概況・17時 ドル円、強含み(2026年10月9日)』
- DZHフィナンシャルリサーチ(OANDA Lab配信)『日経平均サマリー(9日午前)(2026年10月9日)』
- OANDA Lab『マーケットレポート 金(XAU)見通し(2026年10月9日)』
- ロイター(ニューズウィーク日本版配信)『日経平均は小幅安、AI・半導体に買い戻しも(2026年10月9日)』
- Fisco(ダイヤモンド・ザイ配信)『後場に注目すべき3つのポイント~主力の一角が指数を下押し(2026年10月9日)』
- ロイター『ファストリ、今期純利益5600億円予想 7期連続最高益へ(2026年10月8日)』
- ファーストリテイリング『2026年8月期 決算サマリー(2026年10月8日)』
- CBS News『Iran War Updates(2026年10月8日)』
- ぱぶちゃんのファンダメンタルlab『【2026年10月08日・振り返り】日経平均993円安で7万円割れ、原油は91ドル台に反発(2026年10月9日)』
- ぱぶちゃんのファンダメンタルlab『【2026年10月09日・朝の展望】日経平均は3日続落——SQ通過と3連休前の攻防(2026年10月9日)』
- 楽天証券アプリ(IFISコンセンサス、2026年10月8日時点)は、ファストリの会社予想とコンセンサスの数値確認のみに使用。世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年10月9日17:25〜17:41頃時点の市況数値を参照)、みんかぶFX/為替「経済指標カレンダー」は、市況の数値・指標の予想値、12日の米債券市場休場の確認のみに使用

