【2026年10月9日・NY展望】NYダウ先物は89ドル高——日経平均は小幅3日続落、XAUUSDは4,200ドル台を試す

2026年10月9日金曜日

マーケット展望

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2026年10月9日NY展望 NYダウ先物は89ドル高、日経平均は小幅3日続落、XAUUSDは4,200ドル台を試す

【2026年10月9日・NY展望】NYダウ先物は89ドル高——日経平均は小幅3日続落、XAUUSDは4,200ドル台を試す

📅 2026年10月9日(金)17:41時点|東京市場引け後・欧州取引中・NY市場開場前
📌 本日のポイント
①日経平均は11円19銭安の69,030円92銭と小幅続落(3日続落)。前場は一時68,150円(−1.29%)まで下げたが、後場に買い戻され、TOPIXは+0.33%で引けた
②NY開場前は、ダウ先物(CME)が+89ドル(+0.17%)、NASDAQ100のCFDが+0.72%。欧州株は上げ、FTSE100は+0.72%、DAXは+0.97%(17:40、取引中)
③ドル円は158円28銭前後で、今日の高値158.38円は前日高値を上抜けた。米10年債利回りは5.236%
④XAUUSDは4,192.40ドル(+1.58%)。日中の高値は4,209.90ドルで、4,200ドルを上抜ける場面があった
⑤WTI原油先物は90.28ドル(−1.32%)。8日のNY終値91.49ドルからじり安
※本記事執筆時点(17:25〜17:41頃)のデータであり、その後変動している可能性があります

📊 主要指標一覧(17:40時点)

指標値前日比時点
日経平均69,030.92円−11.19円(−0.02%)15:30終値
TOPIX4,104.81+13.35(+0.33%)15:30終値
香港ハンセン指数24,211.35+425.56(+1.79%)9日終値
英FTSE10010,516.67+75.07(+0.72%)17:40(取引中)
独DAX25,048.04+241.07(+0.97%)17:40(取引中)
NYダウ(10/8終値)51,231.64ドル+51.77(+0.10%)前営業日終値
S&P500(10/8終値)7,765.36−36.41(−0.47%)前営業日終値
NASDAQ100(10/8終値)30,725.81−434.27(−1.39%)前営業日終値
ドル円158.284+0.420(+0.27%)17:40
XAUUSD4,192.40ドル+65.30(+1.58%)17:40
WTI原油先物(チャート値)90.28ドル−1.21(−1.32%)17:40
米10年債利回り5.2360%+0.007017:39

※欧州株は取引中の値。XAUUSDはCFD(サンデー)の値で、前日比はnikkei225jp.com表示。WTIは同サイトのチャート値(一覧表示のWTI原油先物は90.42ドル、17:39)。KOSPI200は9日が韓国の祝日(ハングルの日)で休場のため掲載していない。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用

🔁 朝との比較(10:41→17:40、先物・CFD水準)

銘柄朝(10:41)17:40変化
日経225(現物)68,402.2369,030.92(終値)+628.69
CFD日本22568,445.1069,236.80+791.70
NYダウ(CFD)51,324.4051,315.90−8.50
NASDAQ100(CFD)30,809.2031,008.50+199.30
ドル円157.808158.284+0.476
ユーロドル1.12271.1229+0.0002
XAUUSD(CFD)4,173.004,192.40+19.40
WTI原油先物90.8190.28−0.53
米10年債利回り5.21705.2360+0.0190

※WTIは朝が一覧表示の値、夕方がチャート値。日経225のみ現物の値(夕方は15:30の終値)。「変化」は朝から夕方への差

1️⃣ 日経平均振り返り(本日9日、17:41時点)

指数・先物値現物比時点
日経225(現物)69,030.92(−11.19、−0.02%)―9日引け
CFD日本22569,236.80+205(+0.30%)17:40
225先物 大取mini69,375+344(+0.50%)17:40
225先物 大取ラージ69,380+349(+0.51%)17:40
225先物 SGX69,385+354(+0.51%)17:30
225先物 CME円建て69,360+329(+0.48%)17:28
225先物 CMEドル建て69,405+374(+0.54%)17:28

※「現物比」は日経平均の9日終値との差(nikkei225jp.com表示)。データはnikkei225jp.com「世界の株価リアルタイムチャート」の集計数値を利用

振り返り:日経平均は393円61銭安の68,648円で寄り付き、3日続落で始まった。前場は一時68,150円まで下げ、前引けは68,512円(−529円81銭)だった。ロイターによると、英フィナンシャル・タイムズ(FT)が8日、オープンAIの年換算売上高がこれまで示唆されていた水準を約200億ドル下回ると報じ、ソフトバンクグループが大幅安となった。ファーストリテイリングも大幅安で、指数寄与度の大きい銘柄の下げが日経平均を押し下げた。前場はこの2銘柄だけで約470円分の押し下げだった(Fisco)。

後場は海外短期筋の指数買いや、AI・半導体株の買い戻しが入った。通期経常予想を上方修正したローツェがストップ高となり、アドバンテストやレーザーテックも買われた。JTは年初来高値を更新した。日経平均は一時69,143円まで戻し、引けは11円安にとどまった。TOPIXは4,104.81(+0.33%)で、東証プライムの値上がりは1,194銘柄(76%)、値下がりは331銘柄(21%)。25業種が上げ、海運などが上位で、銀行と非鉄金属は下げた。売買代金は7兆8,454億円(ロイター)、売買高は22億9,519万株で、グロース250は+1.49%だった。

ファストリ:終値は71,780円(−3,020円、−4.04%)と大幅安となった。ロイターによると、今期(2027年8月期)の純利益見通し5,600億円(+3.2%)は、IBESがまとめたアナリスト16人の予想平均5,729億円を下回った。IFIS(10/8時点)の集計では、純利益は0.4%わずかに下回る一方、営業利益8,300億円は+1.4%、経常(税引前)利益8,800億円は+1.0%上回る。前期(2026年8月期)の純利益5,425億円は、会社計画を上回っていた。

新発10年物国債利回りは3.010%(−0.070%、15時39分時点、DZH)。政府は本日、食品の消費税率を8%から1%に下げる法案を閣議決定した(2027年4月から2年間、財源は2年間で約10兆円)。8月の家計調査は前年同月比−3.1%(予想−3.6%)だった。

夜間の大取ラージは69,380円と、現物終値を349円上回る。意識される水準は、上値が69,143円(今日の高値)、69,918円(8日高値)、70,000円。下値は69,000円と今日の安値68,150円。東京市場は10日から3連休で、連休中のイラン情勢の動きは、月曜の寄り付きで織り込まれる。

2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー(NY市場開場前、17:41時点)

指数前日終値(10/8)前日比先物・CFD参考
NYダウ51,231.64ドル+51.77(+0.10%)CFD 51,315.90(+87.30、+0.17%、17:40)/CME先物 51,582(+89.00、+0.17%、17:29)
S&P5007,765.36−36.41(−0.47%)DEX 7,797.00(+23.70、+0.30%、17:40)
NASDAQ10030,725.81−434.27(−1.39%)CFD 31,008.50(+221.00、+0.72%、17:40)
FANG+指数19,427.50−221.47(−1.13%)CFD 19,587.40(+159.00、+0.82%、17:40)
VIX指数15.25−0.16(−1.04%)17:25

※S&P500はCFD行がないためDEX(フルタイム)の値。先物・CFDの括弧内は前日清算値・前日終値比(nikkei225jp.com表示)

展望:8日のNYダウは、売り先行から長期金利の低下で小反発した(+51.77ドル)。ナスダック総合は−1.25%、SOX指数は3%超安で、オープンAI報道が半導体株の売りを誘った。開場前は、ダウ先物が+89ドル、NASDAQ100のCFDが+0.72%と反発気味で、VIXは15.25に低下している。欧州株はFTSE100が+0.72%、DAXが+0.97%と上げている。香港ハンセン指数も+1.79%の24,211円だった。

今夜は、21時30分にカナダの9月雇用統計(雇用者数の予想0.50万人・前回−4.17万人、失業率の予想6.5%・前回6.4%)、23時に米10月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(予想47.7、前回48.1)が予定されている。12日(月)は米債券市場が休場で、株式市場は開場する。来週は米大手銀行の決算が始まり、14日に米9月CPIが発表される。(日経平均の詳細は朝の展望記事を参照)

3️⃣ 為替(ドル円)展望

通貨ペア現在値前日比時刻
ドル円158.284+0.420(+0.27%)17:40
ユーロドル1.1229+0.0020(+0.18%)17:40

展望:8日のNY終値157円88銭から、今朝は仲値前に157.76円まで下げたあと、クロス円の堅調で158円台を回復した。夕方は欧州勢の参入で上値を試し、158.38円と前日高値158.37円を上抜けた(今日のレンジ157.76〜158.38円、DZH)。ユーロ円(177.87円)、ポンド円(209.74円)、豪ドル円(110.56円)が日中の高値を伸ばし、3連休を前にしたショートカバーも出た。米10年債利回りは5.236%と高止まりしている。

上値の目安は158.38円(今日の高値)と、7日高値158.51円・200日移動平均線158.53円。下値の目安は157.76円(今日の安値)、157.52円(NY時間安値)、157.44〜45円。今夜はカナダ雇用統計とミシガン大消費者信頼感指数。

4️⃣ 貴金属(XAUUSD)展望

銘柄値前日比時点
XAUUSD(CFDサンデーゴールド)4,192.40+65.30(+1.58%)17:40
(参考)NY金先物4,219.30+62.30(+1.50%)17:39

※NY金先物は限月ものの値であり、XAUUSD(現物連動)と水準差が生じるため、本欄ではXAUUSDを基準に考察する

展望:XAUUSDは今日、安値4,124.40ドルから高値4,209.90ドルまで上げた。10時台に4,160ドル付近を上抜けて上昇し、午後に高値をつけて、昨日OANDA Labが「上値の目安」とした4,200ドルを上抜ける場面があった。17時40分時点は4,192ドルで、4,200ドルのすぐ下にある。8日のNY17時時点は4,133.69ドル(+0.54%)だった。米10年債利回りは5.213〜5.244%の狭い範囲で推移している。

上値の目安は4,209.90ドル(今日の高値)、下値の目安は4,124.40ドル(今日の安値)と4,100ドル。今夜は米ミシガン大消費者信頼感指数があり、14日の米9月CPIに向けた動きにも注意したい。

【当ブログの整理】XAUUSDは実質金利の鏡という見方に立てば、米長期金利が5.2%台前半で高止まりする間は上値が重くなりやすく、金利が上がらないかぎりは下値も限られる。14日の米9月CPIで追加利上げ観測が動けば、実質金利を通じて方向感が出やすい。

5️⃣ 原油(WTI)展望

銘柄値前日比時点
WTI原油先物(チャート値)90.28ドル−1.21(−1.32%)17:40

※8日のNY終値(11月限)は91.49ドル。nikkei225jp.comのチャート値で、一覧表示のWTI原油先物は90.42ドル(17:39)

展望:WTIは今日、高値91.40ドルから安値90.08ドルまで、じり安の展開となった。8日のNY時間は、米国のイラン攻撃再開の可能性やタンカー攻撃で急伸したが、トランプ大統領の「選挙前は攻撃しない」との投稿で上げ幅を縮めた(共同)。ブレントは投稿後に103ドル前後へ下げた(CBS)。

米国の攻撃の可能性は、11月3日の中間選挙後に先送りされただけで、否定されたわけではない。イランのアラグチ外相は、米国の回答を「数日以内」に返すと述べている。サウジの空港へのフーシ派の攻撃も続いている。週末は東京市場が閉まるため、ヘッドラインへの反応は月曜以降になる。原油が90ドル台で高止まりすれば、インフレ警戒から長期金利が上がりやすく、株・為替・XAUUSDに波及する。(詳細は10/8振り返り記事の米・イラン情勢コーナーを参照)

📚 主な出典

✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年|ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
【免責事項】本記事は特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。市場価格は常に変動しており、本記事の情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。執筆者は金融商品取引業者ではなく、投資助言業の登録も受けていません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。FX・先物・CFD取引はレバレッジにより元本を超える損失が生じる可能性があります。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年10月9日17:25〜17:41頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。実際の売買の際は最新の値をご確認ください。
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