【イラン攻撃】ホルムズ封鎖で原油急騰
ゴールド$5,400超・どこまで上がる?
世界と市場の全反応まとめ【2026年3月】
🔥 最新の情勢
🌍 世界各国の反応
国際社会の反応は「支持」「自制要求」「批判・非難」の3陣営に明確に分かれた。
🇺🇸 アメリカ国内の動向
①イランの核開発能力の完全排除 ②弾道ミサイル戦力の壊滅 ③イラン海軍の無力化 ④体制転換の促進。2003年のイラク侵攻以来最大規模の戦力展開。地上部隊派遣も排除しないと明言した。
大半の米国民がイランの核開発を脅威と認識する一方、全体の70%・無党派層では80%が軍事行動に反対(1月調査)。民主党は「議会承認なき開戦」として強く追及。トランプ政権は政治的に脆弱な立場での戦争に踏み切った形だ。
イランの報復攻撃により米軍人3名が死亡・5名重傷。クウェートでは誤射により米軍最新鋭F-15が墜落。米兵の死亡を受けトランプ大統領はさらなる「報復」を宣言した。
🚀 イランの反撃
今回の衝突開始以降、イランは中東各地へ弾道ミサイル数百発とドローン1,000機超を投入したとの情報がある。アナリストは前回「12日間戦争」では保有兵器を後半まで温存していたと指摘しており、今回はより組織的・持続的な反撃体制を整えていた可能性がある。
🇮🇱 エルサレムへの断続的ミサイル攻撃
🇺🇸 トルコ・インジルリク米空軍基地 / クウェート米軍基地 / サウジ・リヤド米大使館(ドローン2機攻撃・炎上)
🇦🇪 ドバイ国際空港破壊 / パームジュメイラ炎上 / アブダビ仏海軍基地攻撃
🇸🇦 サウジアラムコ・ラスタヌラ製油所がミサイル攻撃で操業停止
🇶🇦 カタール・ラスアッファン世界最大LNG施設が操業停止
イラン革命防衛隊がホルムズ海峡の封鎖を正式に主張。同海峡は世界の海上原油輸送の約25%、LNGの約20%が通過する世界最重要エネルギー回廊だ。攻撃後に通過量が7割減との報道もあり、エネルギー市場への影響は深刻。
📈 マーケットの反応
急落安値 $5,050
値幅 $330の荒い動き
高値 $75.58
30超えで警戒域
3月3日時点
円安継続
→ゴールド支援
📊 原油価格シナリオ(野村総研試算)
| シナリオ | 想定状況 | WTI想定価格 | ゴールドへの影響 |
|---|---|---|---|
| 楽観(短期決着) | 前回(2025年6月)並みで早期終息 | +10ドル程度 | 一時高騰後に調整 |
| ベース(長期化) | ホルムズ海峡の輸送支障が数週間継続 | 87ドル | インフレ再燃→強い上昇継続 |
| 悲観(完全封鎖) | イランが長期間の完全封鎖を実行 | 140ドル | 実質金利急低下→爆発的上昇 |
🥇 ゴールド テクニカル分析
📊 XAUUSD テクニカルサマリー(日足・1時間足)
2/28 攻撃開始 → $5,380まで急騰(地政学プレミアム炸裂)
→ その後「材料出尽くし・利確」で $5,050まで急落(約$330の値幅)
→ 現在 $5,177 まで回復中
📌 日足の構造:
1月ATH $5,595 → 急調整で $4,400台まで下落 → 回復トレンドの途上で今回の攻撃が発生
現在は $5,050〜$5,380 のレンジ内で推移中
📌 主要レジスタンス:$5,257(直近戻り高値)→ $5,380(攻撃後高値)→ $5,500(心理的節目)→ $5,595(ATH)
📌 主要サポート:$5,177(現値)→ $5,100 → $5,050(急落安値・守れるかが鍵)
💡 で、ゴールドどうなんだ? — ぱぶちゃんの視点
- 攻撃開始直後に $5,380まで急騰→$5,050まで急落。$330という異常な値幅が「荒い値動き」の現実を示している。順張りだけでは危険なマーケット。
- 現在$5,177は急落後の回復途上。$5,050のサポートを割らずに$5,257・$5,380を上抜けできるかが当面の焦点。
- 日足では1月ATH $5,595からの大調整を経て回復中の構造。今回の地政学ショックが「回復の加速」になるか「再下落の引き金」になるかは停戦進捗次第。
- ホルムズ封鎖継続 → 原油高→インフレ再燃→実質金利低下 → ファンダ的にはブリッシュ環境継続。ただし地政学プレミアムは「剥落が急」という特性がある。
- 米10年債利回り4.065%と低下継続 → 実質金利低下はゴールドの支援要因。VIX23.57はリスクオフが加速中。VIXが30を超えてくると安全資産フローがさらに強まる。
- ⚠️ 最大の注意点:トランプがTruth Socialで突発的に「停戦合意」を宣言するスタイルは2025年6月の12日戦争で実証済み。その瞬間は地政学プレミアムが一気に剥落して急落するリスクがある。ポジション管理は必須。
📌 まとめ
- 2/28 米・イスラエルがイランを攻撃。ハメネイ師が死亡し暫定評議会体制に移行
- イランはミサイル数百発+ドローン1,000機超で中東各地に大規模反撃
- ホルムズ海峡が事実上封鎖状態。世界の原油・LNG輸送の要衝が機能不全
- 国際社会は英語圏(支持)/ 欧州(自制)/ 中ロ(非難)の3極構造に分断
- トランプ大統領は「4〜5週間の作戦継続」を明言。地上部隊派遣も示唆
- XAUUSD は攻撃後に$5,380まで急騰→$5,050まで急落($330の値幅)。現在$5,177で回復中
- WTIは$63台→$75台へ+12%急騰。封鎖長期化なら野村総研試算で最大$140も
- 米10年債利回りは低下継続(4.065%)→ 実質金利低下はゴールドの強力な上昇燃料
- ⚠️ $5,050サポート維持が必須。$5,380上抜けなら$5,500→$5,595(ATH)が次の目標
- ⚠️ 停戦観測が出た瞬間の地政学プレミアム剥落=急落リスクに要注意
📚 引用・出典
- Bloomberg Japan「米・イスラエルによるイラン攻撃タイムライン」(2026年3月3日)
- Bloomberg Japan「イラン巡る中東の紛争、新たな段階へ―最高指導者ハメネイ師が死亡」(2026年2月28日)
- Bloomberg Japan「中国、イラン積極支援の動きなし」(2026年3月2日)
- Bloomberg Japan「イラン攻撃の影響、トレーダーは短期決着と長期化の両シナリオを意識」(2026年3月3日)
- JETRO ビジネス短信「イスラエルと米国がイランを攻撃、イラン反撃、日本外務省が危険レベル引き上げ」(2026年3月2日)
- 時事通信「イラン報復で交戦泥沼化も 地域に波及懸念」(2026年3月1日)
- 時事通信「米兵死亡で報復宣言 対イラン作戦『4週間必要』」(2026年3月2日)
- Newsweek Japan「イランへの直接攻撃は世界を変えた」(2026年3月2日)
- クーリエ・ジャポン「米国のイラン攻撃に世界の首脳はどう反応したか」(2026年2月28日)
- CNN Japan「深手を負うも、なお攻撃を続けるイラン」(2026年3月1日)
- 野村総合研究所「イラン攻撃で高まる原油価格上昇リスクと日本経済への影響試算」(2026年3月2日)
- NHKニュース「アメリカとイスラエルがイラン攻撃 各国の影響と反応」(2026年3月2日)
- Investing.com XAU/USD リアルタイム価格データ(2026年3月4日取得)
- LiteFinance Gold Price Analysis(2026年3月4日取得)
- FXDailyReport WTI Crude Oil Price Analysis for March 3, 2026
